「家事をやろう」という気分になれないとき、モチベーションをどうアップする？

いちばんの悩みは「やる気が出ない」こと

30～40代夫婦に、家事の実態をたずねた「ライフスタイル調査」。家事に関する悩みを深く掘り下げてたずねたところ、「そもそも家事をやろうという気分になれない」という声が多く聞かれました。

家事に関する悩みについて、半数近くの共働き妻（子あり・なし）があげたのは「家事をやろうという気分になれない （気分が乗らない）」（47.9％）ということ。また「家事の時間を減らしたい」（39.5％）と思う一方で「家事をする時間がなかなか取れない」（28.4％）というジレンマもあるようです。
共働き夫（子あり・なし）のもっとも多い悩みは「家事をする時間がなかなか取れない」（33.9％）こと。いざやろうとしても「気分が乗らない」（23.4％）と感じることもあるようです。

共働き夫と妻で、大きな差が見られたのは「家事は自分がやらないといけないと思ってしまう」ということ。
妻の28.1%に対して、夫はわずか4.1%でした。

共働き夫・妻いずれも1位は「仕事で疲れているとき」。

家事をやらないといけない、でも疲れてやる気が起きない…。そんなとき、みなさんはどのようにモチベーションを上げるのでしょうか。

家事のやる気を高めるきっかけやルーティンがあると答えた人のなかで、最も多かったのは「音楽をかけながら家事を行う」。共働き妻（子あり・なし）の47.1％、共働き夫（子あり・なし）の37.5%が回答しています。

他には「休憩してしまう前に『さぁ、やるぞ！』と気持ちを奮い立たせる」（妻40.8％、夫27.7％）、「テレビをつけながら家事を行う」（妻24.9％、夫31.2％）。
音楽やテレビを味方に、気合を入れて”家事モード”に切り替えているようです。

共働き夫婦（子あり・なし）の61.0％が「そう思う」と回答しています（妻：68.5%、夫：56.0％）。

家事へのモチベーションを上げるきっかけとしての「音楽」に期待が高いようです。

【30・40代夫婦のライフスタイル調査】

調査対象：関東（1都6県）・関西（2府4県）・愛知県・福岡県・宮城県・広島県に在住の30～49歳既婚男女計3,022人
調査期間：2018年9月21日（金）～26日（水）
調査手法：インターネット調査

2019年11月12日　家事・くらし