

冷蔵庫の収納に使える100均の便利グッズや上手な収納方法について解説
ライター:UP LIFE編集部
2020年3月13日 家事・くらし
整理整頓された冷蔵庫は、食材が取り出しやすくなり料理がスムーズになるだけでなく、家族での家事シェアもしやすくなります。そこで今回は、100均グッズなどを使って簡単にできる、冷蔵庫の上手な収納方法についてご紹介します。
冷蔵庫の収納の重要性とは?

生活に欠かせない冷蔵庫は、日々きちんと整理をしておかないと、すぐにごちゃごちゃになってしまう場所です。特に自炊をする方や家族がいる方なら、冷蔵庫をきれいに収納すると、さまざまなメリットがあります。まずは冷蔵庫の収納の重要性(メリット)についてご紹介します。
使い勝手がよくなる
冷蔵庫が整理されていると、どこに何があるかすぐにわかるので無駄な開け閉めがなくなり、食材を探す手間が省けます。そのため、食事作りも効率よく行えます。また家庭ではどこに何が入っているのか共有しやすいため、食事作りや買い物などの家事シェアがしやすくなります。
電気代が安くなる
冷蔵庫にごちゃごちゃと食材を詰め込むと、冷気の循環が悪くなり必要以上に稼働してしまいます。また、整理整頓ができていない冷蔵庫は扉を長時間開けて食材を探す必要があり、冷蔵庫内の冷気が逃げ出し、電気の無駄にもつながります。
冷蔵庫内をきれいに整頓できれば、無駄な電力消費が防げ、結果的に電気代の節約になるのです。
食材ロスが減る
ごちゃごちゃと詰め込まれた冷蔵庫では、賞味期限切れの食材があったり、すでにあるものを二度買いしたりということが起きやすくなります。そのような食品ロスも、冷蔵庫を整頓することで減らすことができます。
清潔な状態を保てる
整理できていない冷蔵庫では、調味料などの液だれや野菜のカスが落ちていても気づきにくいものです。きれいですっきりとした冷蔵庫であれば、汚れにもすぐに気づき簡単に掃除ができるため、清潔な状態が保てます。
冷蔵庫の収納ポイントは便利グッズと入れ方

収納において重要なのは食材ごとに決められた場所を作ることです。その際に重宝するのが、かごやトレーなどの便利グッズです。例えば、飲み物はかご、ヨーグルトやジャムなどはトレーを使うとすっきりときれいに収納できます。使う際は、誰でも何がどこにあるかわかるように、トレーやかごにラベルをつけておくといいでしょう。
100均で買える!冷蔵庫の収納に使える便利グッズ

冷蔵庫の整理整頓に欠かせないかごやトレーなどのアイテムは100均で揃えることができます。ここからは特におすすめの100均で人気の便利グッズをご紹介します。
深さのあるかご
こまごまとした調味料、缶ビールなどは、100均の深さのあるかごを使って収納しましょう。特に、商品パッケージが隠せてすっきりとした印象になる、白や半透明のものは種類が多いので、自宅の冷蔵庫のサイズに合わせて選ぶといいでしょう。また、簡単に取り出せるように、取っ手や引き出し用の穴のあるものを購入しましょう。
トレー
100均にはさまざまな種類、大きさのトレーがあり、どれも冷蔵庫収納におすすめです。例えば、奥行きのあるものや浅めのプラスチックトレーは、ヨーグルトやジャム、栄養ドリンクなどを収納するのに便利です。また、トレーを使って「朝ごはんセット」や「おやつ」など、用途ごとに取り出しやすくまとめておくのもいいでしょう。さらにステンレストレーは、食材を効率よく冷やしてくれるので、パーシャルやチルド室で肉や魚を保存するのにおすすめです。また、冷凍室に置いておけば、冷凍したい食材が早く冷えるというメリットがあります。
透明な保存容器

作り置きおかずや常備菜などの保存には、食べ忘れを防ぐために残量確認もできる透明な保存容器などを活用しましょう。購入する際は同じシリーズのもので揃えると、大きさが違っても重ねられ、見た目もすっきりします。
ほかにも、100均には缶や瓶がぴったり収まる収納ケースやチューブ調味料をドアポケットに掛けられるアイテム、おしゃれなドレッシングボトルなど、冷蔵庫専用の収納アイテムがたくさんあります。お店によってもさまざまな種類があるため、ぜひ自宅の冷蔵庫に合ったものを選びましょう。
冷蔵庫の収納が上手にできる入れ方のポイント

冷蔵庫の収納は使い勝手のいい入れ方をすることで、きれいな状態をキープすることができます。ここからは冷蔵室、冷凍室、野菜室それぞれのものの入れ方のポイントについてご紹介します。
冷蔵室は場所を決めて収納する
冷蔵室は場所によって置くものを分けるのがコツです。上段はものの出し入れがしにくいため、頻繁に取り出さないものや賞味期限が長い粉ものなどの食材を置きましょう。中段と下段は、ものが取り出しやすい場所なので、よく使う食材や賞味期限が短い食材、飲み物などを収納すると使い勝手がいいです。また、ドアポケットは開閉による振動があるため、振動によって炭酸が抜ける可能性のあるビールや炭酸飲料、割れやすい瓶類は避け、ケチャップやソース、チューブ状の調味料などを収納するといいでしょう。
冷凍室はひと目でわかるように収納する
冷蔵庫の中でも散らかりやすい冷凍室は、重ねて収納するよりも立てて収納するときれいに収まります。仕事に家事に忙しい毎日の食事作りに便利な「自家製冷食」。下味つけした肉や魚などのストックや、食材が安い時にまとめ買いして、メニュー毎に食材を切ってファスナー付き密閉袋に入れてストックしておくと、料理する時に食材を切る準備をしなくてもいいのでとても重宝します。
その際、ファスナー付き密閉袋を使うなら、100均の仕切り板やブックスタンド、深めのかごなどを使うと立てやすく、さらに冷凍食品、肉、魚、野菜など、カテゴライズしやすくなります。
また、冷凍室のものをすべて透明な保存容器に入れて側面を上にして入れるのも、きれいに整理整頓ができておすすめです。どちらにしろ、上から見てひと目でわかるようにすると、使い勝手がよく、出し入れの時間も短くてすむため、節電にもつながります。
野菜室は紙袋などを使って立てて収納する

野菜室は深さがあり、大根やきゅうりなどは立てて保存した方が日持ちするため、ペットボトルや牛乳パックを使いやすい大きさに切ったり、クラフトバッグ(紙袋)や深めのかごを使ったりするといいでしょう。その中でも特におすすめなのは、100均でも購入できるクラフトバッグです。サイズもたくさんあり、汚れたら簡単に取りかえられるので、衛生面でもおすすめです。また、紙でできているクラフトバッグは、野菜の冷やしすぎも防げます。
冷蔵庫は100均グッズなどを使えば、あまりお金をかけずとも簡単に整理整頓ができます。きれいで取り出しやすい冷蔵庫になれば、使い勝手がいいだけではなく、節約にもつながるので、ぜひ試してみてください。
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2020年3月13日 家事・くらし
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