スッキリきれいな収納でフードロス削減も省エネも叶う!プロが教える収納レッスン

プロが教える冷蔵庫収納レッスンのメインビジュアルです。 プロが教える冷蔵庫収納レッスンのメインビジュアルです。

「冷蔵庫の中がいつもぐちゃぐちゃ」「いつ買ったのかわからない調味料が奥から出てきた」など冷蔵庫の収納で悩んでいませんか?何がどこにあるのか、ひとめでわかって、取り出しやすくしまいやすい、そんなスッキリきれいな冷蔵庫収納のコツを、冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに教えていただきます。

教えてくれたのは…料理研究家 島本 美由紀 先生

料理研究家 島本 美由紀さん

料理研究家 島本 美由紀 先生

料理研究家。料理だけにとどまらず、ラク家事アドバイザー、食品ロス削減アドバイザー、冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーと多彩な肩書を持つ。食品の冷凍保存についても知見が深く、手軽で便利な冷凍アイデアを多く発信している。雑誌、書籍、テレビを中心に幅広く活躍し、公式YouTube「島本美由紀のラク家事ちゃんねる」では、家事がラクになるアイデアを配信中。著書多数。

Lesson 1
こうすればうまくいく。冷蔵庫整理のコツ

冷蔵庫の保存場所ごとに収納のポイントをご紹介します。

※真ん中が冷凍室の冷蔵庫の例です。

冷蔵庫の部位ごとの収納のポイント 冷蔵庫の部位ごとの収納のポイント

冷蔵室の収納は、食品の指定席を決めて使いやすく

使用頻度や使用シーンを考えて食品をゾーニングするのがおすすめです。
びっしり詰め込まず「7割収納」にしておくと、冷気がうまく循環します。

冷蔵室の棚には毎日食べるものを

もっとも使いやすく、「ゴールデンゾーン」である冷蔵室3~4段目の棚は、お惣菜やヨーグルトなど毎日食べるものを入れるのに最適。お鍋もそのまま入るので便利です。

使う頻度や用途に応じて指定席を決める

たまにしか使わない食品は上段へ。お弁当や朝食に使う食品はサッと取り出せるように、トレーにまとめて2段目へ。食材の使用頻度や用途に合わせて収納することで、使い勝手がグンと良くなります。

冷蔵室の棚

中が見える保存を基本に

レジ袋や包装したまま冷蔵室へ入れると出し忘れてしまうことも。冷蔵庫収納の基本は、袋から出し、パックや包装をできるだけ外して、中身がわかるようにすること。さらに使い忘れが多くなりがちな最上段は、何が入っているか把握できる量を入れましょう。

ドアポケットの収納は、奥行きを活かして取り出しやすく

使う用途やボトルの高さで分類しておくとサッと取り出せて便利です。ドアポケットの奥行きと棚の高さを上手に活かして収納しましょう。
例えばフレンチドアのドアポケットの場合なら、右のドアポケットにはいつも使う調味料や缶入り飲料を入れるようにしておくと、必要な時に右扉だけ開けて使うといったこともできます。

冷蔵室のドアポケット

パーシャル/チルド切替室の収納は、食材にあった温度でおいしく保存

解凍いらずですぐに調理ができるパーシャルは手間も時間も短縮できます。肉や魚は買ってきたトレーのまま保存すると霜がついてうま味を逃がしてしまうので、空気にふれないようラップで包むか、別の容器に移してラップで密閉して保存しましょう。

パーシャル/チルド切替室

冷凍室の収納は、立てて収納を使い分け、きっちり詰めて冷凍効率アップ

市販の冷凍食品やホームフリージング食品など形状がバラバラなものを上段、下段のサイズに合わせて収納しましょう。

冷凍室はなるべく隙間なく詰めるのがコツ

冷蔵室と違い、きっちりと詰める方が冷凍効率が上がります。

上の段:平置きで、見やすく冷凍保存

上の段:ごはんやアイスなどよく使う食品を見やすく収納

使いかけの冷凍食品やホームフリージングの食品、カップアイスなどは上の段に。
肉や魚はラップに包んでから冷凍用保存袋に入れて。野菜はカットしてから冷凍用保存袋に入れると凍ったまま使えて重宝します。ごはんは1膳分ずつラップで包みましょう。

下の段:ゾーニングと立て収納でスッキリ

下の段:ゾーニングと立て収納でスッキリ

大容量なので箱ごと収納することが可能。
ホームフリージングや市販の冷凍食品は、ゾーニングして立てて保存するとストックがひとめでわかります。
パンは1枚ずつラップに包んで2~3枚まとめて冷凍用保存袋に入れると、必要な分だけ取り出せて便利です。
散らかりやすい保冷剤は袋にまとめて入れるとよいでしょう。

野菜室の収納は、野菜だけじゃなく、冷温保存でマルチに活用

上段にはきのこやトマト、フルーツなど日持ちのしないものや、つぶれやすいものを。下段の奥のスペースには葉物野菜を収納。手前のスペースには2Lペットボトルを縦置きに。お米は米びつに入れて。

野菜室

Lesson 2
整理された冷蔵庫の3つのメリット

きれいに整理された冷蔵庫は、見た目がいいだけではなく、調理の時短、フードロス削減、省エネなどいいことがいっぱいです。島本先生にかしこい冷蔵庫の収納術を教えていただきました。

1. すっきりきれいに収納しやすくなる!

「買ってきたらとりあえず入れる」のはやめましょう。食品をそれぞれ決めた場所に収納しておくと、探す時間が減り、見やすくなります。

1. すっきりきれいに収納しやすくなる!

2. ダブり買いやフードロスをなくせる!

食品がひとめで見やすくなると、使い忘れやダブリ買いが減り、フードロス削減にもつながります。詰め込みすぎないのもポイントです。

2. ダブり買いやフードロスをなくせる!

3. 探しやすくて時短、省エネにも!

食品が取り出しやすくなると、冷蔵庫の扉を開けている時間が減ります。庫内温度の上昇を防ぐことができ省エネにつながります。

3. 探しやすくて時短になる!

Lesson 3
こんな収納はNGです

「とりあえず詰め込んじゃう」と、使い忘れ、ダブリ買い、調理時の効率ダウンなど残念ことがいっぱいです。NG収納例を実際に見てみましょう。

NG例

NG例

  1. 袋のまま隙間に押し込むと、中身がわからなくなりますよ!
  2. 冷蔵室奥の中央にある冷気の吹き出し口を食品がふさいでいませんか?
  3. 大きさも高さも違うものが雑然と入っていませんか?
  4. せっかくのドアポケットの奥行きを活かせていません!
  5. 買ってきたものを手前に入れていくと、古いものが奥へと追いやられて食べ忘れの原因に!
こんな入れ方をしていないかチェック

パナソニック冷蔵庫ならではのポイント

奥まで見やすい「ワンダフルオープン」

パナソニックの冷蔵庫は上から下までスッキリ収納、冷凍室と野菜室がワンダフルオープンで100%全開に。庫内の奥まで見渡せ、欲しいものをサッと取り出せます。

*冷蔵庫本体からのケース引き出し度合い。

奥まで見やすい「ワンダフルオープン」
パナソニックは、おいしい2つの冷凍 おいしく冷凍しておいしさそのまま保存

おいしい2つの冷凍で
おいしく冷凍しておいしさそのまま保存

パナソニックの冷蔵庫なら、「はやうま冷凍」で急速冷凍して食品や手づくりの料理の味わいもそのまま凍結*1
さらに「うまもり保存」で、冷凍食品やホームフリージングの食品もおいしさが長持ちします*2

最上段まで手が届きやすい。
ドアポケットも低めで使いやすく、大容量

食品を収納しやすいように、冷蔵室の各棚の高さがしっかりとられています。しかも、手の届きにくい最上段は日本人の背丈を考慮し、デッドスペースが少なく手が届きやすい構造になっているので、食品の出し入れもラクラク。
ドアポケットが低めの位置にあることでラクな姿勢で取り出しやすく、しかも左右にたっぷり収納できます。

パナソニックなら、最上段まで手が届きやすい。ドアポケットも低めで使いやすく、大容量

*1 当社調べ。運転状況や食品の種類・状態や量によって、効果が異なります。
*2 当社調べ。うまもりカバー内に効果があります。保存状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。

まとめ
これさえ押さえれば今日からあなたも収納上手!

これまでにご説明してきたポイントをまとめました。冷蔵庫収納で悩んだときに、ぜひ確認してみてください!

  • 食品ごとに指定席は決まっていますか?
  • 冷蔵室は7割収納になっていますか?
  • レジ袋や包装をしたまま入れていませんか?
  • 冷凍室は平らに収納、立てて収納を使い分けていますか?
  • 野菜室は冷暗所の代わりとして、米びつや醤油ボトルなどの収納スペースとして活用していますか?
料理研究家 島本美由紀先生写真です。

パナソニックなら
調理はもちろん買い物や節電まで
くらしに役立つ機能が満載!

パナソニックの冷蔵庫は、出し入れしやすく大容量。欲しいものがすぐに見つかり取り出しやすく、まとめ買いしてもたっぷり入って整理しやすいのが特長です。
さらに、鮮度を保ったり、効率よく冷蔵庫を使うための機能も充実しています。

パナソニックなら調理はもちろん買い物や節電までくらしに役立つ機能が満載!

WXタイプ

大容量&省エネの表面の加工にこだわったラグジュアリーモデル

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使いやすく大容量の木目調がナチュラルな空間になじむプレミアムデザインモデル

CVタイプ

AIが野菜を自動認識し、使い切りレシピを提案する冷蔵庫AIカメラ搭載モデル

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野菜室が真ん中で使いやすく、フラットスチールドアの空間になじむナチュラルデザイン

さらにワンポイント!
迷いやすい食品の適切な保存方法がわかる「食品別収納辞典」

「冷蔵庫に入れた方がいいの?」「これは常温保存?」など、保存方法に迷う食品はありませんか?
迷いやすい食品の適切な保存方法を紹介します。

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