【カーペット掃除】最適な掃除機の選び方!3つのポイント
カーペット向き掃除機の選び方についての監修:浦野 清美(うらの きよみ)
ライター:UP LIFE編集部
2023年10月26日
家事・くらし
カーペットや絨毯、ラグなどは、ゴミや髪の毛などが奥に入りやすいので、フローリングよりも掃除に時間がかかるのではないでしょうか。この記事では、カーペット掃除が楽になる、掃除機の選び方についてご紹介します。
カーペット向き掃除機の選び方!3つのポイント
カーペットや絨毯、ラグなどの掃除に適した掃除機を選ぶ際、掃除機の「ヘッド部分」「集じん方法」「本体の形状とコードの有無」の3つのポイントを確認することが大切です。
1.ヘッド部分
カーペットの奥や繊維のすき間に潜んだゴミやホコリ、髪の毛などを取り除くためには、パワフルなヘッドが欠かせません。
ヘッドに小型モーターが搭載されたヘッドなら、ブラシを回転させながらカーペットの奥に入り込んだゴミをかき出せるので便利です。
また、強力モーターを搭載した自走式ヘッドの場合、毛足の長いカーペットでもからみにくく、ブラシの回転力で前進するので力を入れずに楽に掃除機を動かすことができます。
ほかにも、髪の毛やペットの毛などがからみにくい仕様かどうか等、お手入れのしやすさについても、確認するとよいでしょう。
2.集じん方法
集じん方法は紙パック式とサイクロン式の2つがあり、ゴミすてのカンタンさやお手入れの頻度が異なりますので、確認しておきましょう。
【紙パック式】
集めたゴミを紙パックごとすてられるので、カンタンで衛生的。ただし、紙パックは消耗品のため維持費用がかかります。また、定期的に交換しないと吸引力が弱まり、嫌な臭いの原因にもなるので、忘れずに取り替えることが必要です。
【サイクロン式】
直接ダストボックスにゴミを溜めるので、紙パック不要で維持費用がかかりません。また、ダストボックス内のゴミが見えるため、ゴミすてのタイミングが分かりやすいです。吸引力が持続しやすいのも特徴です。
ただし、こまめにダストボックスのゴミをすてる必要があり、ゴミをすてる際にはカーペットのゴミやホコリが舞い散らないように注意が必要です。フィルターがある場合は、定期的なお手入れも発生します。サイクロン式の場合は、フィルターやダストボックスは水で丸洗いできるものを選ぶと、清潔が保ちやすく、お手入れも楽になります。
3.本体の形状とコードの有無
カーペットの掃除をするなら、キャニスター掃除機かスティック掃除機がおすすめです。
【キャニスター掃除機】
吸引力が維持しやすく、ダストボックスの容量が大きいので、カーペットを広範囲に敷いている場合に向いています。ただし、本体部分を床に置いて動くため、スティック掃除機に比べると小回りが利きにくい部分があります。
自走式タイプで動作が軽く、本体が軽量であれば、カーペットの上をスムーズに動かしやすくなります。
【スティック掃除機】
コンパクトサイズで小回りが利き、掃除機がかけやすいのが特徴です。こまめにカーペット掃除をしたい方に向いています。
また、コードの有無も重要です。
【コード式】
使用範囲が限られますが、コンセントから電源を取る分、強力な吸引力を維持しやすく、時間を気にせず使えると言えるでしょう。
【コードレス】
充電式コードレスは、取り回しがしやすく、ソファーの下や隙間の掃除に適しています。ただし、連続稼働時間に限りがありますので、カーペットの広さ(面積)がある場合など、充電が足りなくならないように、連続稼働時間、充電時間も確認しましょう。
ハイパワーのままだと充電時間も短くなる場合もありますので、手元強弱でコントロールできるかも確認しましょう。
まとめ
カーペットや絨毯、ラグなどは、ゴミや髪の毛が毛足の奥に入りやすいので、掃除機がけに時間や手間がかかることが多いかもしれません。掃除機を選ぶ際は「ヘッド」「集じん方法」「本体の形状とコードの有無」の3つのポイントを確認し、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
掃除機の種類や選び方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
カーペット向き掃除機の選び方についての監修
浦野 清美(うらの きよみ)
NPO法人日本ハウスクリーニング協会講師。
お掃除やお片付けを通じて住み心地の良さを追求している。
2023年10月26日 家事・くらし
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