白熱電球からLED電球へ交換するポイント!違いと注意点を詳しく解説
ライター:UP LIFE編集部
2023年11月10日
家事・くらし
白熱電球からLED電球へ交換する際、知っておくべきポイントがあります。LED電球が取付けられなかった、取付けられたが想像していた明るさでなかった、色が違った、ということがないように交換する前にしっかり確認することが大切です。この記事では白熱電球とLED電球の違いや白熱電球からLED電球へ交換する際のポイントについて解説します。
LED電球と白熱電球との違い
電球は、大きく分けるとLED電球と白熱電球の2種類があります。それぞれの特徴と違いについて解説します。
LED電球とは
LED電球は、電気を流すと発光する半導体「発光ダイオード(LEDチップ)」を利用した電球のことです。LED電球の特徴は、消費電力が低いにもかかわらず明るく省エネ性に優れている点、長寿命である点です。また、さまざまな色を表現できる、本体が熱くなりにくい、虫が寄りつきにくいなどのメリットもあります。
白熱電球とは
白熱電球はガラスで作られた発光管の内部にフィラメントを設置し、電流を流し発熱させることで発光する電球のことです。一般的に使われていた電球ですが、安価で暖かみのある光色が特徴です。
LED電球と白熱電球の比較!寿命、電気代、価格の違い
電球を購入、使用する際に気になるのが、寿命、電気代、本体価格の3つではないでしょうか。これらの点について違いを解説します。
【寿命の違い】LED電球の方が長寿命
白熱電球の寿命が約1,000時間に対し、LED電球の定格寿命は約40,000時間※1と、約40倍の寿命があり、電球の取り替えの手間が減らせます※2。これはLED電球を1日10時間使用したと仮定した場合、約10年使える計算になります。
【電気代の違い】LED電球の方が電気代の節約になる
LED電球は消費電力が低いため、白熱電球を使うよりも電気代の節約になります。たとえば、白熱電球からLED電球に取り替えると年間の電気代が約2,880円※2お得になります。
【価格の違い】LED電球の方が本体価格は高いが交換頻度が少ない
LED電球は、白熱電球に比べて本体価格が高い傾向にあり、導入コストがかかります。しかし、LED電球は長寿命で交換頻度が少なくなるので、結果的にはLED電球を導入した方が節約につながります。
白熱電球からLED電球に交換する際の3つのポイント
このように、LED電球は白熱電球に比べて長寿命でコストパフォーマンスに優れているので、LED電球に交換しようと考える方も多いのではないでしょうか。ただし、LED電球に交換する際にはいくつか確認しておきたいポイントがあります。ここからは、白熱電球からLED電球へ交換する際の3つのポイントを解説します。
1.明るさの基準はルーメンで確認する
明るさは電球選びの中でも大切な要素のひとつです。白熱電球では、消費電力に応じて明るさが変わるため、消費電力の単位である「ワット(W)」で明るさを表していました。
ところが、LED電球では、例えば8W程度の消費電力で60W形の白熱電球並みの明るさになり、ワット数で明るさを判断するのが難しいため、光源から放射されるすべての光の量「ルーメン(lm)」で明るさを表します。
LED電球に交換する際は、まず、白熱電球のワット数を確認しましょう。「40形・60形・100形」相当などの表記があるはずです。次に、LED電球のパッケージを確認し、「W(ワット)/形相当」など同じ表記のものを選びます。
2.使う場所によって、光の広がり(配光角)を確認する
LED電球は光の広がり方(配光角)によって、空間全体を照らす「全方向タイプ」、一定の空間で隅々まで照らせる「広配光タイプ」、明るさが集中する「下方向タイプ」の3タイプがあります。
また、光の広がり方は、使用する場所や器具によって使い分けるのがポイントです。たとえば、リビングのように広い空間のシャンデリア・ペンダントなどなら「全方向タイプ」、玄関やダイニングに設置したブラケット・シーリングなどなら「広配光タイプ」、トイレや廊下、洗面所など、手元や足元にあかりが必要な場所のダウンライト・スポットライトなどなら「下方向タイプ」がおすすめです。
3.光の色(光色)を選ぶ
一般的な白熱電球の光の色(光色)は、一色のみですが、LED電球は光色を選べます。たとえば、リラックスしたい寝室などでは電球に似た暖かみのある「電球色」、リビングなど、団らんする部屋では落ち着いた明るい「温白色」、調理するキッチンや、メイクをする洗面台などでは自然な「昼白色」、勉強や読書の部屋ではさわやかな「昼光色」がおすすめです。
このように、お部屋の雰囲気や使用シーン、目的に合わせて光の色を選びましょう。
交換の際に気を付けたい注意点!
白熱電球からLED電球に交換する際には、取付けられなかったということがないように、適合器具、本体の大きさ、口金サイズを確認することが大切です。
適合器具を確認する
LED電球は白熱電球と異なる原理で発光するため、たとえサイズや形状、口金が同じでも照明器具との組み合わせを誤ると発光効率の低下や器具の破損などにつながるおそれがあります。そのため、照明器具を確認してからLED電球のパッケージの注意表示などを確認して、対応しているLED電球を購入しましょう。
特に調光機能付き器具※3、ダウンライトなどの断熱材施工器具※4、玄関灯などの屋外器具※5、浴室・洗面台などに設置される密閉型器具※6は、電球の短命化や器具の破損につながるおそれがあるため、必ず対応するLED電球を使いましょう。
本体の大きさを確認する
電球本体の大きさも忘れずに確認しましょう。LED電球は白熱電球よりも本体のサイズが大きいことがあるため、本体の大きさを調べずに選ぶと取り付けられない場合があります。
本体の大きさを確認するときは、電球の大きさはもちろん、形状や長さ、取り付ける照明器具のサイズをきちんと測りましょう。
口金サイズを確認する
口金とは電球の根元の金属部分のことで、照明器具のソケットとLED電球の口金のサイズが一致していないと使えません。口金は一般的に「E17」と「E26」が多く使用されており、「17」や「26」といった数字は口金の直径(mm)を示しています。口金は照明器具ごとにサイズが異なるため、必ず照明器具を確認しておき、サイズの合うものにしましょう。
美しい彩りをあざやかに再現するLED電球!長寿命と高い省エネ性で節電も!
白熱電球からLED電球へ交換するなら、パナソニックの「パルック LED電球 プレミアX」がおすすめです。プレミアXは、美しい彩りをあざやかに演出でき、さらに長寿命と高い省エネ性も兼ね備えたLED電球です。ここではプレミアXの主な特長についてご紹介します。
選べる明るさ
60形相当と40形相当の2つの明るさから選べます。勉強や読書をする部屋なら文字がくっきり見やすい60形相当、ゆっくりとくつろげるお部屋にしたいのなら40形相当と、お部屋の雰囲気や目的に合わせて明るさを選びましょう。
選べる4つの光色
光の色も選ぶことができます。電球に似た暖かみのある光色の「電球色」、落ち着いた明るい光色の「温白色」、自然な光色の「昼白色」、すがすがしいさわやかな光色の「昼光色」の4種類があり、お部屋の過ごし方に合わせて選べます。
白熱電球に近い配光角
前述したようにLED電球の配光角は全部で3タイプあります。プレミアXはその中でも白熱電球に近い、約260°の配光角で、全体を明るく照らします。
演色性「Ra90」で自然光と同じ色あざやかさ※7
平均演色評価数(Ra)とは、照明に照らされた物体の色の見え方(演色性)を示す数値で、100に近いほど、自然光の見え方を忠実に再現しています。プレミアXの平均演色評価数は、自然光に近いRa90を実現。空間をあざやかに演出できることで、料理はより艶やかでイキイキとした質感に、また、室内と外での服の色やメイクの見え方の差を最小限に抑えられます。
左:従来品パルック LED電球 プレミア(Ra84)と右:パルック LED電球 プレミアX(Ra90)との比較
長寿命と高い省エネ性で節電
「熱を逃がす」「熱を抑える」「熱を避ける」の3つの熱対策と約120項目の試験をクリアした設計で、高い省エネ性、切れにくさ、長寿命を実現しています。
前述した通り、LED電球の定格寿命は約40,000時間※1と長寿命で、白熱電球の約40倍も長持ちする※2ため、取り替えの手間が減らせるので、長く使うほど電気代が安くなります。
白熱電球(シリカ電球)と同じサイズ※8でいろいろな器具や場所で使える
プレミアXは、白熱電球(シリカ電球)と同サイズ※8のコンパクト設計で、シリカ電球から交換する際に「LED電球が大きくて取り付けられない」という心配がいりません。また、断熱材施工器具※4、屋外器具※5、密閉型器具※6に対応しており、幅広い空間で使えます。
さらに製品を購入された日※9から5年間※10、不点灯などの故障※11があった場合は、無料で代替品※12と交換※13してくれるので、安心して使えます。
まとめ
LED電球は白熱電球と比べると、長寿命で省エネ性も高く、電気代の節約につながります。白熱電球からLED電球へ交換する際は、取付けられなかったということがないように、適合器具、本体の大きさ、口金サイズを確認しましょう。また、明るさや光の広がり方、光の色などを確認して、過ごし方や場所に合わせて選ぶと良いでしょう。この記事を参考に、自分の使い方にぴったりのLED電球を見つけてみてください。もし、料理がおいしく見える演色性や自然光に近い色を探している場合、また色を選びたい場合には、パルック LED電球 プレミアXがおすすめです。くらしを豊かにするあかりの演出を体験してみてはいかがでしょうか。
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この記事で紹介した商品
※1 定格寿命は設計値であり、保証値ではありません。
※2 当社LED電球LDA7L-D-G/S/Z6/F(定格消費電力7.4W、定格寿命40,000時間)とJIS規格一般照明用白熱電球60形(定格消費電力54W、定格寿命1,000時間)との比較。1日5.5時間、年間2,000時間点灯、使用電力料金(目安単価)31円/kWh(税込)[2022年7月改定]で計算。当社調べ。使用条件により変わることがあります。
※3 調光器対応タイプの商品は、調光(明るさが調節できる)機能が付いた器具にご使用いただけます。100%~約10%※の範囲で明るさ(光束)の調整(調光)が可能です。調光機能が付いた器具に調光器対応でない製品を使用すると、極端な短寿命になったり、器具破損の原因となったりしますので、必ず調光器対応タイプのLED電球をご使用ください。※E26口金 一般電球タイプ 広配光タイプ(広範囲を照らすタイプ)(LDA7L-G/D/S/K6、LDA7D-G/D/S/K6)は100%~約5%。
※4 断熱材施工器具とは、(一社)日本照明工業会規格(JIL5002)に適合する、器具内の温度が高温になる環境下でも施工可能な照明器具。断熱材施工器具対応表記の電球は、断熱材による器具加熱を考慮した温度設計がなされている。
※5 屋外器具使用条件●下面開放を除く、防雨型または防湿型・防雨型の器具で使用すること。(水滴・結露による故障の原因)●ランプ周囲温度0℃~40℃の範囲で、点灯時に器具に直射日光があたらない場所で使用すること。(水滴・結露による故障、温度過熱による短寿命の原因)●屋内配線に接続された器具(宅内のブレーカーに接続された器具)で使用すること。(雷などの高電圧による短寿命の原因)
※6 浴室では、必ず防湿型器具でご使用ください。
※7 赤・黄・緑・青の平均的なあざやかさを表す数値が基準光と同じ100です。
※8 E26口金 一般電球タイプ 空間全体を照らすタイプ40形・60形相当において。同じ明るさのシリカ電球(長さ98mm×外径55mm)との比較。
※9 購入日がわからない場合は、製造年月をもって、保証期間の開始日とします。
※10 24時間連続使用など1日20時間以上の長時間使用の場合、保証期間が半分となります。
※11 取り扱い上の注意に従った使用状態以外で故障した場合、使用状況によっては対象とならない場合があります。
※12 生産終了品については、後継機種または同等の製品を代替品とします。
※13 LED電球の取り替え作業は含みません。当社の保証制度は修理対応が基本ですが、LED電球は修理することができないため、本体交換となります。
2023年11月10日 家事・くらし
- 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。