パルック LED電球は切れにくい ~長寿命を守る3つの熱対策~
「思ったより早く
LED電球が切れた」を
なくしたいから。
パルックは、
長寿命を守る「熱対策」。
※定格寿命は設計値であり、保証値ではありません。
LED電球が思ったより短期間で切れた?
調査によると、LED電球が切れたことがある方のうち、約半数が「5年未満で切れた」と回答されています。
長寿命であるはずのLED電球が、「思ったより早く切れた」とならないようにきちんと選ぶことが大切です。
※器具にあったLED電球を正しく選ぶことも重要です。密閉器具や調光機能付き器具などに対応していないLED電球を使うと短寿命や故障の原因になります。
LED電球はなぜ切れる?
LED電球が短寿命になるのは「熱」が原因かもしれません
LED電球が短寿命になる主な原因は、電球内部で発生した熱です。LED電球内部の電子部品は熱に弱いため、電源回路が故障したり通電不良を引き起こしてしまいます。
特にご家庭で多く使われている密閉器具やダウンライトにおいては熱がこもりやすく注意が必要です。
パルック LED電球が
「切れにくい」理由
パルック LED電球は、LED電球内部が高温になることを防ぐために、3つの熱対策をしています。
パルック LED電球は3つの熱対策
1. 独自の温度調整機能で温度の上昇を抑制 「熱を抑える」
発光面は100℃以上で内部は熱がこもりやすいため、電球本体は小さいサイズのまま、温度上昇を抑えるために温度調整機能を搭載※1。一定温度より上がらないようにしています。
2. 熱伝導率の高いアルミボディで 「熱を逃がす」
熱伝導率の高いアルミボディを採用※2。電球内部の温度が上がりにくい工夫をしています。
3. 熱に弱い部品を発光面からもっとも遠い位置に配置 「熱を避ける」
LED電球の主な熱源はLED素子が載った発光面で、その付近の温度は100℃近くにまでなることがあります。そのため、特に熱に弱い電解コンデンサを発光面から離れた口金内部に配置しています。
さらに「はんだクラック(ひび割れ)による通電不良」を防ぐ工夫も
はんだへのストレスを緩和する部品配置で「熱に合わせる」
はんだクラックは熱膨張と収縮によるヒートサイクルで発生します。パルック LED電球はこのヒートサイクルによるはんだへのストレスを、回路基板の温度設計と部品の配置によって緩和しています。
基板や部品には素材ごとに特性があり、膨張時に「伸びやすい方向」と「伸びにくい方向」があります。これらの伸びやすい方向をバラバラで配置してしまうと負荷が大きくなるため、はんだクラックが起こりやすくなります。
基板の伸びやすい方向と上に載せる個々の部品の伸びやすい方向を合わせて配置することで、はんだに対してのストレスを緩和。ひび割れの発生を抑えています。
※基板の方向による伸びやすさは基板材料によって異なります。
パナソニックなら
「熱がこもりやすい照明器具」にも対応
故障が起こりやすくなる要因として、器具内での温度上昇が考えられます。裸点灯の場合はランプの熱を逃がしやすいですが、器具に入れて点灯する場合は器具の内側で熱がこもってランプの内部温度が上がりやすくなります。
特に熱がこもりやすい照明器具
ダウンライト、密閉器具、スポットライトなどが熱がこもりやすい器具です。
パルック LED電球はこれらの器具にも幅広く対応しています。
天井にはめ込むような構造が多いダウンライト
天井に断熱材が敷かれてることが多く、ランプの熱を外に逃がしにくい。
浴室などのカバーで覆われた密閉器具
カバーで密閉されているため、ランプの熱を外に逃がしにくい。
玄関などにあるカバーで覆われた屋外器具
密閉されていることにより熱を外に逃がしにくく、日光による影響も受けやすい。
スポットライト
器具の内径が狭いため、熱や光が反射してランプの温度が上がりやすい。
• 写真はイメージです。ご使用の環境により、色味や雰囲気は異なります。
安心の5年保証
パルック LED電球は、安心してLED電球を購入、使用できるように、保証制度を導入しています。
製品を購入された日から5年間、不点灯などの故障があった場合は、無料で代替品と交換します。
関連コンテンツ
※1 十分な回路容積を確保した商品については一部非対応です。
※2 一部アルミボディ不使用の商品もあります。
• 使用シーンはイメージです。
• 写真、イラストはすべてイメージです。ご使用の環境により、色味や雰囲気は異なります。
• LED素子にバラツキがあるため、同じ品番の商品でも光色、明るさが異なることがあります。
熱に弱い、電解コンデンサの故障
LED電球内部で特に熱に弱いのが、電源部に使われている電解コンデンサという電子部品です。非常に熱の影響を受けやすく、使用温度が上がるほど寿命が短くなるといわれています(アレニウスの法則*)。
パソコンにファンがついているのと同じように、LED電球も放熱をしないと故障の原因になってしまいます。
*アレニウスの法則…使用温度が10℃上がれば寿命は2分の1になり、10℃下がれば寿命は2倍になるという法則。
はんだクラック(ひび割れ)による通電不良
はんだクラックとは、電源回路基板に接合しているはんだに亀裂(ひび)が入り通電しなくなることです。
物体は熱くなると膨張し、冷えると収縮するという性質があります。電源のオンオフを繰り返すことにより、内部のはんだに熱膨張と冷却による収縮のストレスが加わり、ひびが入ってしまいます。