失敗ユーザーの声を徹底調査!LED電球を選ぶときに注意するべきポイント
LED電球を購入するとき、どれも同じだと思って適当に選んでいませんか? LED電球選びに失敗すると短寿命や日々の不満などにつながることも。LED電球購入後に失敗した・不満を感じたユーザーの声を徹底調査! 失敗する原因と選ぶときに注意するべきポイントを解説します。
【調査概要】LED電球意識調査・対象者:全国の20~69歳男女 100人(LED電球購入後トラブル・失敗・不満の経験者)・調査期間:2022年3月28日(月)~30日(水)・調査手法:インターネット調査・構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
このサイトで紹介する事例は一例です。紹介する対応策などは効果や品質を保証するものではありません。
失敗ユーザーに聞いた! LED電球購入後の声
LED電球の購入に失敗した経験のあるユーザーのなかで「適当に買って後悔した」と感じた人は約60%、また「次はきちんと選んで買おうと思う」は約73%、さらに「LED電球も品質が大切だと思う」と感じた人はなんと約82%にのぼりました。 失敗の原因がLED電球の選び方や品質にあったことがうかがえます。
さらに「LED電球購入で失敗した、不満を感じたところは?」という質問では、「明るさ・光色」と回答した人が約51%ともっとも多くなりました。続いて「寿命・品質」が約43%、「サイズ」が約21%という結果に。では一体どんなところで失敗したのか、具体的に紹介します。
(複数回答)
【1】LED電球の「明るさ・光色」で失敗
有効N=51(複数回答)
「明るさ・光色」で失敗した、不満を感じたところTOP3としては、「1位 思っていたより暗かった」が一番多く約49%と半数近くにのぼりました。続いて「2位 光の広がる角度(配光角)が狭い」が約23%、「3位 思っていた光色と違った」が約21%と続きます。
ユーザーの失敗談
※イラストはイメージです。アンケート回答者の実際の使用場所、器具とは異なる場合があります。
他にこんな失敗も…
- 前より部屋の感じが悪くなった。
- 光の色を間違えた。色が白くて寒く感じた。
- 手元が暗い。
- 料理など色がキレイに見えない。
- 洗面台など、暗くて身支度しづらい、見えづらい。
- 何個か買ったら色がバラついていた。
「明るさ・光色」で失敗する原因と、選ぶときに注意するべきポイント
W(ワット)/形相当
明るさはパッケージの「W(ワット)/形相当」でチェック。「40形・60形・100形」相当などがあります。お使いの白熱電球の明るさ表記と同じLED電球を選びましょう。もし今使っている白熱電球が40形で暗く感じる場合は、LED電球の「60形相当」に替えてみるのもよいでしょう。
今使っている電球、LED電球だとどれと同じ明るさかわからない。
パナソニック製白熱電球では、電球天面に明るさの表記があります。取り替えの場合は、同じ表記があるパッケージを選びましょう。
照明器具の対応ワット数より低ければ、白熱電球40形からLED電球60形相当などに変更が可能です。
明るさの目安
(E26口金・一般電球タイプ)
LED電球 | ▶ | 白熱電球 | 電球形蛍光灯 |
---|---|---|---|
100形相当 (1520 ルーメン) | ▶ | 100形 | 25形 |
60形相当 (810 ルーメン) | ▶ | 60形 | 15形 |
40形相当 (485 ルーメン) | ▶ | 40形 | 10形 |
配光角(光の広がり)
W(ワット)/形相当が合っているのに暗いと感じる方は、光の広がりに問題がある場合も。白熱電球は全方向に光が広がりますが、LED電球は商品によって光の広がる角度(配光角)が異なるので、使う場所や器具によって適切な配光角を選びましょう。白熱電球の光の広がりに近いものがほしい場合は、「空間全体を明るく照らすタイプ(配光角約260° )」がおすすめです。
洗面台をLED電球に替えたら、今まで使っていた電球と同じ60形相当なのに、なんだか手元が暗い。
LED電球は商品によって光の広がる角度(配光角)が異なるので、使う場所や器具によって適切な配光角を選びましょう。
「空間全体を照らすタイプ(約260°)」なら白熱電球に近い光の広がりで全体を明るく照らします。真下を照らすダウンライトの場合は「下方向を照らすタイプ」など使い分けしましょう。
LED電球の配光角とおすすめの使用場所
空間全体を照らすタイプ(約260°)
白熱電球に近い光の広がりで、リビングをはじめさまざまな場所や照明器具におすすめ。
広範囲を照らすタイプ(約180°)
広範囲を明るく均等に照らすので、ダイニングや玄関など四隅まで明るく照らしたい場所におすすめ。
下方向を照らすタイプ(約140°)
廊下やトイレ、洗面所など、手元、足元にあかりが必要な場所におすすめ。
光色
一般的な白熱電球は光の色が一色しかありませんが、LED電球なら光の色(光色)が選べます。どんな部屋や用途で使いたいかで選びましょう。また、複数の電球を使用する器具の場合、買い間違いにも注意しましょう。
電球が切れた順に適当に取り替えていたら、なんだか色がちぐはぐで落ち着かない。雰囲気ももう少し変えたかったな。
LED電球には「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」など光色に種類があるので、お部屋や用途に合った光色を選びましょう。(温白色は近年人気のある光色です。)
意外な落とし穴! 同じ光色でも実は色が違う可能性があります。例えば、公的な規格では上の図すべてが「電球色」という扱いなので同じメーカーでも商品ごとに色が異なることも。パナソニックは電球色と定義する範囲を絞り込んでいます。
LED電球の光色とおすすめの使用場所
電球色
電球に似た暖かみのある光色。食卓や寝室など、くつろいでリラックスするお部屋におすすめ。
温白色(近年人気のある光色)
落ち着いた明るい光色。リビングなど、団らんするお部屋におすすめ。
昼白色
いきいきとした自然な光色。調理するキッチンや、メイクをする洗面台などにおすすめ。
昼光色
すがすがしいさわやかな光色。勉強や読書のお部屋におすすめ。在宅ワークや子どもの学習にも。
演色性
家の中と外でメイクが違った印象で見えたり、紺と黒の服の見分けがつきにくかったりするのは、光の演色性(Ra)が影響していることも。演色性が100に近いほど自然光の見え方を忠実に再現しています。食事や肌などが色あざやかで美しい色に見えると、日々心地よく過ごせるもの。ただ明るいだけでなく演色性が高いLED電球を選びましょう。
• Ra(平均演色評価数):色の見え方(演色性)を示す数値。100に近いほど、本来の自然の色を出せる性質が高くなります。
明るさ・光色で選ぶなら「パルック LED電球 プレミアX」
- 選べる明るさ「40形相当・60形相当」
- 選べる4つの光色「電球色・温白色・昼白色・昼光色」
- 白熱電球に近い配光角「約260°」で空間全体を明るく照らす
- 演色性「Ra90」で自然光と同じ色あざやかさ※1
【2】LED電球の「寿命・品質」で失敗
有効N=43(複数回答)
「寿命・品質」で失敗した、不満を感じたところTOP3の1位は「思ったより短期間で切れた」が圧倒的に多く約65%にのぼりました。続いて2位は「器具が点灯しなくなった、壊れた」「すぐ切れたのに保証がついていない」が約14%となりました。
ユーザーの失敗談
チカチカついたり消えたりしている。(30代/男性)
すぐに点灯しなくなった。(50代/男性)
浴室で使っていたら器具が溶けた。(50代/男性)
※イラストはイメージです。アンケート回答者の実際の使用場所、器具とは異なる場合があります。
他にこんな失敗も…
- 密閉型器具に対応していなかった。
- 器具や電球が落ちてきた。
- 使っていたら電球が割れた、ヒビが入った。
- 電球、器具から煙が出た。
「寿命・品質」で失敗する原因と、選ぶときに注意するべきポイント
適合器具
定格寿命約40,000時間*のLED電球、長持ちすると思って取り替えたのに意外と短い期間で切れてしまう場合、ご使用の器具に適合していない可能性があります。特に玄関の屋外器具・浴室の密閉型器具・廊下のダウンライトなど、熱のこもりやすい器具は要注意。LED電球は精密機械なので、知らないで取り替えると短寿命の原因になるだけでなく、器具の故障につながることも。また、調光機能付きの器具はさらに注意が必要です。
*定格寿命は設計値であり、保証値ではありません。
長持ちすると思ってLED電球に替えたのに、すぐに切れてしまった。
LED電球の敵は「熱」。LED電球は熱くならないと思われていますが、中身は精密機械なので、熱がこもりやすい環境だとLED電球の内部が100℃以上になることもあり、不具合や短寿命の原因となってしまうことも。熱対策がしっかりと施されたLED電球を選びましょう。
ご家庭の器具の約6割は「熱がこもりやすい」
実は、家庭で使われている器具のうち、約6割は熱がこもりやすいダウンライト(断熱材施工器具など)やブラケット(密閉型器具など)、スポットライト、外玄関灯(屋外器具)です。これらは器具に対応したLED電球を選ばないと、短寿命の原因になる場合があるので注意が必要です。
パナソニック調べ 2017年7月 電球(白熱・LED電球)の使用器具実態調査 N=1030
注意するべき場所と適合器具
玄関の屋外器具・浴室の密閉型器具・廊下などのダウンライトで使う場合は、器具に適合しているLED電球を選びましょう。パッケージのマークでも確認できます。
調光機能のついた器具では「調光器対応タイプ」を使用
光を明るくしたり暗くしたりする調光機能がついた器具でLED電球を使う場合は、必ず調光器対応タイプをお選びください。調光器対応でないLED電球を使用すると、極端な短寿命になったり器具破損の原因となります。
適合器具で選ぶなら「パルック LED電球 プレミアX」
- 屋外器具※3、密閉型器具※4、断熱材施工器具※5に対応
- 安心の5年保証※2
製品を購入された日から5年間、不点灯などの故障があった場合は、無料で代替品と交換します。
• 調光機能付き器具には対応していません。
【3】LED電球の「サイズ」で失敗
有効N=21(複数回答)
「サイズ」で失敗した、不満を感じたところTOP3としては、「1位 口金サイズを間違えて取り付けられなかった」が約57%ともっとも多く、「2位 電球自体のサイズが大きくて器具に入らなかった/きちんとはまらなかった」が次いで約42%、「電球の下の方が膨らんでいて器具に取り付けられなかった」が約19%で3位となりました。
ユーザーの失敗談
※イラストはイメージです。アンケート回答者の実際の使用場所、器具とは異なる場合があります。
他にこんな失敗も…
- 口金のサイズは合っていたが、カバーの中に入らなかった。
- 電球の形状が合わなかった。
「サイズ」で失敗する原因と、選ぶときに注意するべきポイント
口金サイズ
器具に電球を差し込むところを口金(くちがね)と言い、器具によって対応するサイズが異なります。E26口金(直径26 mm)はメインライト、E17口金(直径17 mm)はダウンライトや間接照明として、ご家庭で広く使われている口金サイズです。口金サイズが合っていないと器具に取り付けられません。器具の取り付け口にあったサイズを選びましょう。口金部分の直径を定規で測ればサイズを確認することができます。
- E26口金(直径26 mm)
- E17口金(直径17 mm)
- E12口金(直径12 mm)
- E11口金(直径11 mm)
同じ60形でも大きいものと小さいものがあって違いがわからない。
口金サイズが合っていないと器具に取り付けられません。器具の取り付け口にあったサイズを選びましょう。
口金部分の直径を定規で測ると、お使いの電球の口金サイズを確認できます。
LED電球本体のサイズ
口金サイズは合っていてもLED電球本体のサイズが大きいと、器具の中に入らなかったり、はみ出てしまったりすることも。特に密閉型器具は注意が必要です。LED電球の長さや外径、口金の近くの形状も事前にチェックしておきましょう。
LED電球の本体が思ったより大きくてカバーが閉まらなかった。
長さや外径をチェックしましょう。LED電球は白熱電球よりも本体が大きいことがあるので注意が必要です。
(イラストはE26のイメージです。)
口金の近くが膨らんでいると器具に干渉して取り付けられないことも。口金付近の形状も確認しましょう。
(イラストはE17のイメージです。)
取り替えやすいサイズで選ぶなら「パルック LED電球 プレミアX」
- 選べる口金サイズ「E26・E17」
- シリカ電球(白熱電球)と同等サイズ※6(E26口金)
パッケージで注意するべきポイントを確認
パナソニックのLED電球なら、パッケージをチェックするだけで注意するべきポイントを確認できます。
仕様や品質をしっかりチェックしたLED電球選びを!
明るさはもちろん、サイズや配光角、光色などたくさんの種類があるLED電球。適当に選ぶと思わぬ失敗や不満のもとになってしまうかもしれません。せっかく省エネ&長寿命のLED電球を買うなら、器具に合うのはもちろん、品質や保証もしっかりチェックして選びましょう。
※1 赤・黄・緑・青の平均的なあざやかさを表す数値が基準光と同じ100です。
※2 購入日がわからない場合は、製造年月をもって、保証期間の開始日とします。24時間連続使用など1日20時間以上の長時間使用の場合、保証期間が半分となります。取り扱い上の注意に従った使用状態以外で故障した場合、使用状況によっては対象とならない場合があります。生産終了品については、後継機種または同等の製品を代替品とします。LED電球の取り替え作業は含みません。当社の保証制度は修理対応が基本ですが、LED電球は修理することができないため、本体交換となります。
※3 使用条件:●下面開放を除く、防雨型または防湿型・防雨型の器具で使用すること。(水滴・結露による故障の原因)●ランプ周囲温度0℃~40℃の範囲で、点灯時に器具に直射日光があたらない場所で使用すること。(水滴・結露による故障、温度過熱による短寿命の原因)●屋内配線に接続された器具(宅内のブレーカーに接続された器具)で使用すること。(雷などの高電圧による短寿命の原因)
※4 浴室では、必ず防湿型器具でご使用ください。
※5 断熱材施工器具とは、(一社)日本照明工業会規格(JIL5002)に適合する、器具内の温度が高温になる環境下でも施工可能な照明器具。断熱材施工器具対応表記の電球は、断熱材による器具加熱を考慮した温度設計がなされている。
※6 同じ明るさのシリカ電球(長さ98mm×外径55mm)との比較。
•使用シーンはイメージです。
•写真・イラストはイメージです。ご使用の環境により、色味や雰囲気は異なります。