あなたのおうちは大丈夫?「全国防犯意識調査2024」から考える防犯対策
防犯についての監修:佐々木 成三(ささき なるみ)
ライター:UP LIFE編集部
2026年8月18日
防犯
毎月18日は「防犯の日」です。この機会に、ぜひ一度、みなさんの身の回りの防犯対策を振り返ってみませんか?この記事では「全国防犯意識調査2024」の結果から読み解く、昨今の防犯に対する意識や実態と、すぐにできる防犯対策をご紹介します。
都道府県それぞれの防犯意識の違いが浮き彫りに
防犯対策の状況は地域や世代、居住状態によっても異なります。近年では、人口の多い都心部だけでなく、地方で起こる犯罪も増えています。そういった情勢を受けて、パナソニックは、10月の「防犯月間」と10月18日の「防犯の日」に合わせ、全国の20歳~69歳の4,700名の方を対象に「防犯意識」に関する全国調査を実施しました。今回の調査で都道府県別での防犯意識の違いや実施している防犯対策、居住エリアの治安に対する防犯意識の傾向が明らかになりました。
防犯について「しっかり対策をしている」県1位は「奈良県」。また、三大都市圏*は防犯の意識が高い傾向に
「現在、防犯対策はしていますか?」と聞いたところ、「しっかり対策している」「少し対策をしている」を合わせると69.1%で約7割の人が防犯対策をしていることがわかりました。「しっかり対策をしている」と回答した人が一番多かったのは「奈良県」で24.0%。次いで「東京都」が23.0%、「京都府」が22.0%という結果となり、三大都市圏は防犯の意識が高い傾向にあるようです。
中には、防犯対策を「しようと思ったことがない」を選んだ人が多い地域も
続いて「自宅の防犯対策をしようと思ったことがありますか?」という質問に対して、「ある」と回答した人は77.2%、「ない」を選んだ人は22.8%となりました。「ない」を選んだ人を県別でみると、「熊本県」、「沖縄県」、「千葉県」が同率となり、31.0%の人が「防犯対策をしようと思ったことがない」と回答しました。
しかし、「沖縄県」の人口10万人当たりの刑法犯認知件数※1を見ると2023年には約620件発生しています。これは九州・沖縄エリアで福岡県に次いで2番目に多く、防犯対策の必要性が高いエリアであることから、防犯意識と実態のギャップがあることが明らかになりました。
地方に暮らす8割以上の人が「都会に比べて、今住んでいるエリアは治安が良く安心」と感じている一方、実態は…
「都会に比べて今住んでいるエリアは治安が良く安心して暮らせるエリアだと感じますか?」と聞いたところ、「感じる」が34.8%、「少し感じる」が49.3%となり、地方に暮らしている人の8割以上が都会に比べて、今住んでいるエリアの治安が良いと感じていることがわかりました。都会よりも治安が良いと感じている人が最も多いのは「秋田県」で49.0%、次いで「島根県」は44.0%、「宮城県」は43.0%という結果となりました。しかし、「宮城県」の人口10万人当たりの刑法犯認知件数※1は511件発生しており、北海道・東北エリアにおいてトップという現状です。ここでも意識と実態の差が浮き彫りとなる結果となりました。
防犯対策をしない理由として半数以上の人が「どんな対策をしてよいのかわからない」と回答
「防犯対策をしない理由は何ですか?」という質問に対して、半数以上の方が「どんな対策をしてよいのかわからないから」と回答。防犯対策として具体的に何を取り入れたら良いかに悩んでいる人が多いことがうかがえます。
さらに、理由の中には「近所の方の目があるので防犯の必要性を感じていないから」と回答した人が12.7%いました。この回答が1番多かったのは「沖縄県」で26.7%、次いで「広島県」で25.0%、「岩手県」で23.5%という結果に。地方エリアは近隣住民同士の密接な関係性があることから、防犯に対する意識も都心部に比べると低い傾向にあるようです。
2人に1人の割合で不審な電話や詐欺電話がかかってきた経験がある!?
「過去3年間で、自宅や携帯電話に不審な電話や詐欺電話がかかってきたことがありますか?」と聞いたところ、55.3%の人が「ある」と回答し、2人に1人が不審な電話や詐欺電話がかかってきた経験があることが明らかになりました。
特に多かったのは「新潟県」で71.1%、次いで「山梨県」で69.0%、「島根県」で65.0%という結果から、不審な電話や詐欺電話は全国どこでも、誰にでもかかってくる可能性が高いことがうかがえます。
以上の調査結果をふまえ、防犯アドバイザーの佐々木 成三さんにお話を伺いました。
佐々木 成三さん:
近年、住宅に侵入する強盗致傷事件が相次いで発生しています。今回の全国防犯意識調査から、居住エリア別の防犯意識の違いが明らかになりました。地方エリアでは「治安がいいから犯罪とは無縁だ」という認識が根強く、都心部に比べて防犯意識が低い傾向が見受けられます。しかし、「田舎だから大丈夫」という考えは、もはや通用しません。治安がいいために街灯が少なかったり、防犯カメラが設置されていないという環境は、犯罪者にとっては犯行しやすい場所となり得ます。
実際、地方でも方言を巧みに使った詐欺や侵入強盗など、さまざまな犯罪が増加しています。都市部・地方を問わず、日頃から防犯の知識を身につけ、防犯機能付きの機器を活用するなど、「攻める防犯」を行うことが重要です。
大切な家族とその住まいを守る対策を!おすすめの防犯対策家電
調査の結果から、都道府県別で防犯意識の違いや、実施している防犯対策の傾向の違いが浮き彫りになりました。さらに、2人に1人が防犯について「どんな対策をしてよいのかわからない」と感じている結果も判明しました。防犯の対策をした方が良いとわかっていても実際にできていない人も多くいるようです。
また、三大都市圏よりも地方エリアに住む人は近隣の方とも親交が深いため防犯対策を積極的に行っている人が少なく、さらに「田舎だから防犯対策をする必要がない」と感じている人も多い傾向がありました。
2023年の刑法犯認知件数を見ると、全国で約70万件発生しています。発生エリアは三大都市圏や関東エリアが多いものの、47都道府県中29都道府県で年間5,000件以上の刑法犯事件が発生しており、住んでいるエリア関係なく、犯罪や事件は自分の周りでも起こりうる可能性があります。
防犯対策といっても、犯罪者の侵入を防ぐものや特殊詐欺電話を未然に防ぐものなど対策方法も様々です。大切な家族とその住まいを守るために、すぐ取り入れることができる防犯対策家電をご紹介します。
AIが来訪者を顔認証!ワイヤレスモニター付テレビドアホンVL-X70シリーズ
玄関は出入りが多く、一番侵入されやすい場所でもあることから、防犯対策を強化したい場所です。
パナソニックのテレビドアホンは、AIによる顔認証機能を搭載し、事前に登録した来訪者を自動で判別できるのが特長です。来客時には登録された名前を親機が読み上げるため、誰が訪ねてきたのかを瞬時に確認でき、スムーズで安心な応対につながります。さらに、登録されていない来訪者には名前や用件を尋ねる自動応答メッセージを流すことができ、不審者への対応や防犯対策としても有効です。
また、家族の帰宅時には、あらかじめ録音した声で迎える「おかえりメッセージ」にも対応。留守中でも家族に安心感を与えることができます。こうした機能により、来客対応を自動化しながら安全性と利便性を両立。日常の見守りや防犯対策を強化し、より安心で快適な暮らしをサポートします。
●顔情報の登録はスマートフォンアプリ「ドアホンコネクトS」で30件までおこなえます。
代理応答機能搭載!テレビドアホン
代理応答機能※2が搭載されている、約3.5型カラー液晶ディスプレイのベーシックな録画機能付きドアホンです。来訪者や宅配業者の呼び出しの際に、固定メッセージで応対ができる代理応答機能※2を搭載。着信中に「用件確認」または「置き配※3」の操作ボタンを押すことで、相手に用件を確認する応答メッセージを流したり、宅配業者へ「置き配」を依頼する応答メッセージを流したりすることが可能です。
不審な来訪者への対応はもちろん、宅配業者が来た際、荷物を直接受け取りたくない時、さらに、お子様だけでの留守番時に宅配業者の来訪があった際も「置き配」を依頼できるなど、お子様の留守番時の防犯対策としても活用ができます。
迷惑電話を防止!デジタルコードレス電話機
調査でも、2人に1人が不審な電話や詐欺電話がかかってきた経験があるという結果が出ました。不審な電話や詐欺電話がかかってくるのは他人事ではなく、一人ひとりが電話の防犯対策の意識を高めていく必要があると言えます。
「迷惑防止※4」を設定すると呼出音が鳴る前に本機が応答して、相手に通話を録音するというメッセージを流します。着信中は呼出音と注意喚起のアナウンスを交互に繰り返し、電話に出ると通話内容を自動で録音します。さらに録音した通話を第三者との通話中に再生して聞いてもらうことができる「迷惑電話相談」機能も搭載しています。
モニター親機やスマホ※5に音や映像で知らせる屋外センサーカメラ
自宅の外の様子を見守りするには、屋外センサーカメラ「VL-CX800K」が役立ちます。モニター機器がセットになっており、カメラが人を検知すると、モニター親機やスマホ※5へリアルタイムで通知。外出先から映像を確認できるだけでなく、必要に応じてカメラ越しに声をかけることも可能です。また、AIが「人」を判別して検知するため、木の揺れや車のライトなどによる誤検知を抑えられます。
検知した映像はモニター親機に挿入したmicroSDカード(別売)へ自動録画できるため、人の接近の記録を残したい場合にも役立ちます。有線・無線LANのどちらでも接続でき、設置場所に合わせて柔軟に対応可能です。1台の親機に最大4台まで接続できるため、複数の場所をまとめて見守ることもできます。
あかりのスイッチを自動的に切り替えできる!パルックLEDシーリングライト
すぐにできる防犯対策※6の一つとして、不在に気付かれないよう「夜間や外出時に部屋の電気(あかり)をつける」ことも防犯対策としておすすめです。るすばんタイマー付きの照明はリモコンの「るすばん」ボタンを押すことで、設定時刻になると、あかりのスイッチが自動的にオン・オフします。帰宅時間が夜遅くなるときや、長期不在するときの空き巣対策に。ひとり暮らしの女性には、家族がいる家に帰宅しているかのように装うこともできます。
さらにスマートフォンアプリ※7「あかリモ+(プラス)」を使って、外出先からスマートフォンを使ってオン・オフ操作ができるシーリングライトもあります。
まとめ
調査では、都道府県それぞれの防犯意識の違いがわかりました。防犯意識と実態のギャップもあり、十分な防犯対策が講じられていない場合もあるようです。「どんな対策をしてよいのかわからない」という方は、この記事を参考に、防犯対策を考えてみてはいかがでしょうか。近頃は様々な防犯対策家電があります。便利な家電をうまく取り入れながら、ご自宅の防犯対策をアップデートしてみませんか。
防犯についての監修
佐々木 成三(ささき なるみ)
防犯アドバイザー
元 埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補
一般社団法人スクールポリス 理事
これまで数多くの捜査本部で、被疑者の逮捕・取り調べや捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に従事し、数多くの実績をあげる。発想力、情報収集力、行動力には自信があり、新しい捜査手法、被害者の視点に立った被害者対策を行い、数多くの賞を得ているスゴ腕、人情刑事として活躍していた。現在スクールポリス理事として中高生を対象としたデジタル危機管理の指導を行っている。
・エリア:全国
・調査対象:20代~60代 男女 計4,700人
・調査期間:2024年8月9日~8月13日
・調査方法:インターネット調査
・調査会社:楽天インサイト株式会社
※1 出典:警察庁 刑法犯に関する統計資料 都道府県別人口10万人当たり刑法犯認知件数
令和5年(2023年)のデータを参照
※3 宅配業者様の置き配サービスを利用するには、宅配業者様への会員登録や申込みなどが必要になる場合があります。また、宅配業者様の定める規約やサービス条件などによって、置き配されない場合や置き配場所・配送日時の指定などが必要な場合もあります。置き配サービスの利用可否、条件、その他詳細は宅配業者様にご確認ください。当社は、宅配業者様の置き配サービスに関し、いかなる義務や責任も負わないことにご留意ください。
※4 ナンバー・ディスプレイサービスを利用している場合、親機の電話帳に登録されていない相手からかかってきたときのみ迷惑防止の機能が働きます。
※5 モニター親機をルーター経由でインターネットに接続できる環境および、スマートフォンへの専用アプリケーション「ドアホンコネクトS」のインストールが必要です。スマートフォンを連携させるには、インターネットに接続したルーター(別売品:グローバルIPアドレス[IPv4][IPv6を用いたIPv4]が付与されているインターネットに対応したもの)にモニター親機を接続する必要があります。インターネット環境はグローバルIPアドレスが付与されるものをご用意いただき、「2.4 GHz」の周波数帯域に対応したルーターをご使用ください(5 GHzの周波数帯では使用できません)。ご自宅で使用の場合でもインターネット環境が必要です。ご契約の回線がxDSLなどでインターネット上り回線速度が低いような場合は、宅外接続で画像などが正常に表示できない場合があります。スマートフォン1台あたりインターネット上り帯域で1Mbps以上(4台の場合は4Mbps以上)を推奨。1台のスマーフォンで「ドアホンコネクトS」アプリに登録できるモニター親機は2台までです。
※6 侵入や盗難等を阻止するものではありません。万が一被害に遭われた場合でも、弊社では一切責任を負いかねます。
※7 「あかリモ+(プラス)」アプリのダウンロード(Android™スマートフォンは Google Play"、iPhone は App Store からダウンロード可能)と、サービスのご利用にはログインIDが必要です。「あかリモ+(プラス)」アプリをダウンロードできない機種では、ご利用いただけません。ログインIDはパナソニックの会員サイト「CLUB Panasonic」よりご登録いただけます。
2026年8月18日 防犯
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