パナソニックには「戻す」工場があります。
つくるだけでなく、廃家電は資源に戻して活用する。
目指すのは、ごみゼロのリサイクルです。
パナソニックのリサイクル⼯場、パナソニックエコテクノロジーセンター(PETEC)。
この⼯場では⾃社製品に限らず、
ご家庭で役⽬を終えた家電を解体してその約96%※を再資源化。
新しい製品に活用できるよう、再利⽤を進めています。
※ 2024年度時点
これまで※に、2000万台以上の家電をリサイクル
PETECがこれまでにリサイクルしてきた家電は2000万台以上。
そこから回収した資源の量は、
鉄は⾃動⾞45万台、銅は奈良の⼤仏238体、アルミは⾶⾏機282機に相当します。
この⼯場の仕組みや技術を学ぶため、138カ国から約23万⼈が⾒学に訪れています。
※ 2001年から2025年9月末時点まで
高度な技術で資源を回収
PETECに届いた役⽬を終えた家電は、まず⼈の⼿で解体し、⾦属類やプラスチック類など素材ごとに分別。
細かく粉砕した後、3種類のプラスチックを同時選別する近⾚外線識別技術をはじめ、
磁⼒や⾵⼒を使って丁寧に分別を繰り返します。こうした工程により、
分別した資源を、純度の高いきれいな素材※に戻すことを可能にしました。
※ リサイクル可能なものはPETECで鉄・銅・アルミ・プラスチックそれぞれ約95%の純度で回収し、専門業者によってさらに高品位、高純度な資源に戻されます。
※ 家電リサイクル法の対象製品は、消費者での適正な引き渡し、リサイクル料金のご負担が必要です。
「家電4品目※1」の再資源化率は約96%※2
メーカーであることを活かし、⼯場の現場から
リサイクルしやすい製品構造を開発部⾨へフィードバックしています。
その結果、家電4品⽬の再資源化率は約96%を達成。
パナソニックは、再資源化率100%を⽬指して資源循環型モノづくりを進めています。
※1 家電リサイクル法の対象であるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目
※2 2024年度時点