テレビは部屋の大きさによって、快適に視聴できるサイズがあります。
選び方のポイントをチェックして、最適なテレビサイズを選びましょう。
【1】画面とテレビ本体のサイズ
■画面サイズがアップ
10年前の「ほぼ同じ本体サイズ(スタンドなし)」のテレビと比較
・画面は約5インチ以上アップ
・テレビ台や設置場所の変更が不要
・軽くなり、模様替えや引越しでも楽に運べる


■テレビ本体サイズがコンパクトに
10年前の「同じ画面サイズ」のテレビと比較
・フレーム部分がスマートになり、本体サイズがコンパクト化
・同じ画面サイズのまま、テレビ周りがスッキリ
・軽くなり、模様替えや引越しでも楽に運べる


約10年前のモデルと比較
品番 | 【2007年モデル】TH-50PZ750SK | 【2018年モデル】 TH-55FZ950 |
比較 イメージ |
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画面解像度 | フルHD | 4K |
画面サイズ | 50インチ | 55インチ |
+5インチ | ||
幅・高さ | 幅 126.6cm 高さ 80.2cm |
幅 122.8cm 高さ 77.4cm |
幅 -3.8cm 高さ -2.8cm | ||
質量 | 約47.0kg(スタンドなし) | 約27.5kg(スタンド含む) |
-19.5kg |
品番 | 【2007年モデル】TH-42PZ750SK | 【2019年モデル】TH-49GX850 |
比較 イメージ |
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画面解像度 | フルHD | 4K |
画面サイズ | 42インチ | 49インチ |
+7インチ | ||
幅・高さ | 幅 107.7cm 高さ 68.9cm |
幅 109.9cm 高さ 69.4cm |
幅 +2.2cm 高さ +0.5cm | ||
質量 | 約36.0kg(スタンドなし) | 約20.5kg(スタンド含む) |
-15.5kg |
品番 | 【2007年モデル】TH-37PX70SK | 【2019年モデル】TH-43GX850 |
比較 イメージ |
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画面解像度 | HD 1024×720画素 |
4K |
画面サイズ | 37インチ | 43インチ |
+6インチ | ||
幅・高さ | 幅 97.7cm 高さ 62.9cm |
幅 96.6cm 高さ 61.9cm |
幅 -1.1cm 高さ -1cm | ||
質量 | 約27.0kg(スタンドなし) | 約17.0kg(スタンド含む) |
-10kg |
品番 | 【2007年モデル】TH-26LX75S | 【2018年モデル】TH-32ES500 |
比較 イメージ |
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画面解像度 | HD | HD |
画面サイズ | 26インチ | 32インチ |
+6インチ | ||
幅・高さ | 幅 72.2cm 高さ 51.6cm |
幅 73.9cm 高さ 47.0cm |
幅 +1.7cm 高さ -4.6cm | ||
質量 | 約15.5kg(スタンド含む) | 約7.5kg(スタンド含む) |
-8.0kg |
【2】視聴距離
「視聴距離」とは、テレビをもっともきれいに見られる距離です。
・距離は「画面の高さ」が基準
・4Kの場合 画面の高さ×約1.5倍
・フルハイビジョンの場合 画面の高さ×約3倍
・視聴距離が短いほど視野角が拡がり、迫力の映像が楽しめる
※有機EL・液晶パネル共に、視聴距離の計測方法に違いはありません。


■4KとフルHD、なぜ視聴距離が違うの?
テレビは一つひとつの「点=画素」が集まって映像になります。画素が少ないほど、画素自体が大きくなり、映像は粗く見えてしまいます。
<画素数の違いが大きな差>
・4K=829万画素
・フルHD=207万画素
・HD=104万画素
最適な視聴距離をとることで、画素の粗さが目立たなくなり、きれいな映像が楽しめます。

部屋サイズごとのおすすめ

【4K】
60v型~
視聴距離 約1.1m~

【4K】
49v/55v型~
視聴距離 約0.9/約1.0m~
【フルHD】
49v型
視聴距離 約1.8m~

【4K】
43v型
視聴距離 約0.8m
【フルHD】
43v型
視聴距離 約1.5m
【3】設置時の高さ
椅子や床に座る、寝転ぶなど視聴スタイルは様々。
理想、最適とされるのは、テレビの中心を見たときに少し目線が低くなる高さと言われています。




■高さのあるテレビボードは疲れる?
テレビボードが高くなると、寝転んだ際や子どもの目線では、天井や照明が反射して映り込み、目の疲れの原因になります。

■設置時には地震対策を!
テレビボードへの設置などに関わらず、地震による転倒・落下防止処置を行ってください。

【4】パネルの違い
現在のテレビは、「有機ELパネル」「IPSパネル」「VAパネル」の3つが採用されています。
明るさや視野角に違いはありますが、それぞれの特性を把握することで、視聴スタイルにあったテレビを選ぶことができます。
■有機ELパネル
・完全な「黒」を再現した、美しい映像
・速い動きにも強い
・ラインアップが大型モデルのみ

■IPSパネル
・視野角が広い(178度)
・大人数、寝転んで見る場合に最適
・VAパネルに比べて、少し暗い

■VAパネル
・明るい画面でコントラスト性能が高い
・正面から見る場合に最適
・斜めから見ると色が薄めになる傾向

【5】使い方で選ぶ
現在のテレビは「超解像技術」により、DVD程度の映像はきれいに見られるようになりました。
しかし、昔のビデオデッキや古いゲーム機などを使う場合、大画面になるほど映像が引き伸ばされてしまい、粗くなります。
小型モデルを使用することで、見やすい映像になる場合もあります。


拡大サイズ | ||||
HD 104万画素 |
フルHD 207万画素 |
4K 829万画素 |
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元 の 解 像 度 |
SD 34万画素 |
約3倍 | 約6倍 | 約24倍 |
HD 104万画素 |
― | 約2倍 | 約8倍 | |
フルHD 207万画素 |
― | ― | 約4倍 |
●拡大サイズの数値は映像の解像度によって異なります。
●ビエラの超解像技術「4Kファインリマスターエンジン」で補正された映像は、4K解像度の放送、記録映像と全く同等ではありません。
●画面はハメコミ合成のイメージです。
●シーン写真、機能説明写真はイメージです。
●製品の定格およびデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。