Air Letter -くうきコラム-

「子供の成長にも好影響。愛情がたっぷり伝わるリビングづくり」のメインビジュアルです。 「子供の成長にも好影響。愛情がたっぷり伝わるリビングづくり」のメインビジュアルです。 「子供の成長にも好影響。愛情がたっぷり伝わるリビングづくり」のメインビジュアルです。

子供が小さいうちは、リビングが暮らしの中心。家族と過ごしたり、遊んだり…。
眠る時間以外のほとんどを過ごすからこそ、すこやかな成長を助ける場所にしてあげたいですよね。
では、子育てに適したリビングをつくる方法って? 住宅の専門家に聞きました。

コミュニケーションが取りやすい、子育てに適したリビングとは?

お母さんに見守られながら、リビングで勉強をする子供の画像です。 お母さんに見守られながら、リビングで勉強をする子供の画像です。 お母さんに見守られながら、リビングで勉強をする子供の画像です。

小さな子供がいる家庭には、どのようなリビングがよいのでしょうか? 女性目線で住まいづくりをサポートする井上さんによれば、「快適かつ安全であること」が基本となるそうです。

「長時間、過ごすのだから、快適な場所にしたいもの。ある程度の広さがあり、明るくて風通しがよい空間が理想的です。安全という点では、家具の角にアタマをぶつけたり、ドアに指を挟んだりしないよう、クッションを取り付けるなどの対策が必要。また、花粉やPM2.5、ダニなどのアレル物質が少ないことも大切です」

さらに、「すぐそばにいなくても気配を感じられること」もポイント。たとえばキッチンからリビングを見渡せる間取りなら、食事の準備をしながら子供の様子を見られるので安心だそうです。

「こうした対面キッチンは、今も根強い人気。その先にカウンターをつくり、子供の勉強スペースにする提案も喜ばれます。こうしたスペースは、50cmくらいの板を渡す程度の簡易なものや、大きめのダイニングテーブルを利用する形でも十分。互いにコミュニケーションが取りやすく、目が届きやすくもあるので安心です」

自立心を育むリビングなら、しつけもスムーズにできるかも?

続いて井上さんにうかがったのは、子供が進んでお片付けできるようなリビング。しつけに頭を悩ます親としては、ぜひとも欲しいところですが、果たして実現できるものなのでしょうか?

「先ほどお話ししたようなカウンターを設け、“あなた専用のスペースよ”と決めてあげると、子供も片付けしやすいようです。最近は、ウォールステッカーも充実しているので、子供に好きなものを選ばせて貼ってあげれば、より愛着が湧いて“自分の場所”という意識が高まることでしょう」

また、こうしたスペースで収納家具を使うなら、手が届く高さで出し入れしやすいものを選ぶのがポイントとか。

「最近は、シェルフとカゴを組み合わせたり、突っ張りポールに板を渡したりなど、簡単なDIYでできる収納スペースを設ける家庭も増えています。どこに何を収納するかを決めてあげるのも、子供が片付けしやすくなるのでオススメですね。気を付けたいのは、親自身もきちんと片付けをすること。そうでないと、子供は片付けの大切さを理解できないので、出しっ放し、やりっ放しをしないように心掛けたいですね」

出したものを棚にしまう子供の画像です。

好奇心や想像力が刺激されるリビングのつくり方

さまざまなことに興味をもたせ、独創性を育むことも、子供の成長の助けとなるもの。そんなリビングをつくるには、どのような工夫が必要なのでしょうか? 井上さんによると、「対面キッチンにするのもひとつの方法」だとか。

「リビングやダイニングに向かう対面キッチンは、子供が入りやすいという利点があります。一緒にお菓子を作ったり、食後のお片付けをしたりといった機会が増えるので、自然と食育につながりますよ」

また、リビングに子供が描いた絵や、工作を飾るスペースを設けるのもよいとか。

「自分の作品が飾ってあれば、モチベーションが上がって創作意欲につながるもの。ちょっとした棚などでいいので、ぜひ作ってあげてください」

子供が描いた家族の絵の画像です。

子供がイキイキと過ごすには、リビングの室内環境も大切

リビングで遊ぶ子供と、それを見守る両親の画像です。 リビングで遊ぶ子供と、それを見守る両親の画像です。 リビングで遊ぶ子供と、それを見守る両親の画像です。

リビングづくりを考える際は、室内環境への配慮も大切。先ほど井上さんもお話ししていたように、快適に過ごせる場所とするには欠かせないポイントです。

「健康的で安全な暮らしを実現するには、目に見えない空気も重要な要素。近年は大気汚染も大きな問題となっているため、換気システムの吸気口に高性能フィルターを取り付けるなどの対策も施されています」 

そう語る井上さんは、自宅で使うエアコンにもこだわったとか。

「わが家のエアコンは、空気清浄機能とフィルターの自動おそうじ機能を備えたモデルを選びました。今、思えば、フィルターを自分で掃除していたころより、使う頻度がグンと増えていますね。何もしなくていいのは本当に楽ですし、快適だと思います」

Profile
井上 恵子(いのうえ けいこ)

一級建築士、インテリアプランナー。住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所を主宰。マンション設計に携わった経験が豊富で、性能評価申請に関わったマンションは20棟以上。設計事務所設立後は子育ての経験を生かし、保育園の設計なども行っている。安心・安全な住まいを見極め、女性視点でのサポートが得意。戸建て・マンション購入セミナー講師、新聞へのコラム連載などでも活躍中。

井上恵子さんのプロフィール画像です。
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