失敗しない電子レンジの選び方!目的別に徹底解説

パナソニックの電子レンジの写真 パナソニックの電子レンジの写真

電子レンジの目的別の選び方や、選ぶ際に気を付けたいポイントについての監修:神原 サリー(かみはら さりー)
ライター:UP LIFE編集部
2026年5月29日
家事・くらし

近年の電子レンジは、様々なタイプがあり、どのように選んで良いのか迷う方は多いのではないでしょうか。購入後に使いにくかったということがないようにするためには、自分にとって必要なタイプを知っておくことが大切です。この記事では、電子レンジの目的別の選び方や、選ぶ際に気を付けたいポイントについて解説します。

【目的別】電子レンジの選び方

電子レンジを選ぶ際は、基本的に目的や日々の困りごとから考えるとスムーズに選ぶことができます。以下は選ぶ際に目安にすると良い3つのポイントです。

1.あたためや解凍ができればOKという方…「単機能レンジ」
2.トーストや焼き物などのグリル機能、ケーキなどのオーブン料理も作りたい方…「オーブンレンジ」
3.蒸し料理など幅広い料理を楽しみたい方…「スチームオーブンレンジ」
ここでは、この3つのポイントについて詳しく解説していきます。

1.あたためや解凍ができればOKなら「単機能レンジ」

電子レンジを操作する様子

あたためや解凍など、電子レンジの基本的な機能を求めている方には「単機能レンジ」がおすすめです。

単機能レンジのメニュー部分の写真

このタイプは、細かい機能が付いておらず、またお手入れも簡単に済むので、難しい操作が苦手な方や楽にお手入れをしたい方に向いています。

2.トーストや焼き物などのグリル機能、ケーキなどのオーブン料理も作りたいなら「オーブンレンジ」

オーブンレンジの写真

揚げ物のあたためや、トーストやハンバーグ、焼き魚などのグリル料理、パンやケーキ、ローストビーフなどオーブン料理にも電子レンジを使いたい方は、「オーブンレンジ」がおすすめです。

オーブンレンジのメニューの写真

このタイプは、グリル機能はもちろん、オーブン機能にも対応しているため、日常的に「焼く」料理を作りたい、時にはケーキやパンも焼いてみたいといった「たくさん機能がついていても結局使わない…」という方に向いている電子レンジです。

3.蒸し料理など幅広い料理を楽しみたいなら「スチームオーブンレンジ」

スチームオーブンレンジの写真

蒸し料理から焼き料理、手の込んだオーブン料理など幅広い料理を作りたいなら「スチームオーブンレンジ」がおすすめです。

このタイプは、自動メニューが豊富で、ハムや温泉卵などが手軽に作れる便利な機能を搭載しているものもあります。
また、その他にも本格的なパンや肉料理にも対応できるものもあるので、様々な料理作りを楽しみたい方に向いている電子レンジです。

スチームオーブンレンジのメニュー部分の写真

電子レンジを選ぶ際に気をつけたい!その他のポイント

レンジを使用しておかずを温めている様子

目的や困りごと別に選ぶ際のポイントを解説しましたが、その他にも日常で快適に電子レンジを利用するために見ておくべき3つのポイントがあります。以下に詳しく解説します。

ポイント1:容量とサイズ

電子レンジを購入した後、容量が足りず作りたい量が作れなかったり、大きすぎて設置できなかったりしたら困りますよね。そうならないためにも、前もって庫内の容量を確認しておきましょう。また、大体のサイズも確認しておくと良いでしょう。

電子レンジの容量については、パナソニックの場合では、25〜26L(1~2人でお住まいの方向き)、30L(3人以上でお住まいの方向き)が目安です。

ただし、一人暮らしや二人暮らしなど、少ない人数での利用は小さい容量で問題ありませんが、たとえば大きなチキンを丸ごとあたためるなど、大きな食材を調理する際は30L以上が必要となる場合がありますので、目的に合わせて容量を確認するようにしましょう。

ポイント2:最大出力

電子レンジのあたため性能は「ワット数(W)」で表され、数値が大きいほど短時間で食品をたためることができます。
一般的には、500~600Wあれば日常使いには十分です。一方で、レンジを冷凍食品の解凍に利用する場合やできるだけ手早く調理を済ませたい場合には、700Wや900W、1,000Wといった高出力モデルが便利です。
電子レンジを使う頻度が高いご家庭や、効率よく調理したい方は、ワット数にも注目してみましょう。

電子レンジのワット数について詳しく知りたい方はこちらもあわせてご確認ください。

ポイント3:搭載センサー

電子レンジには、加熱や解凍のムラを抑えるためのさまざまなセンサーが搭載されたモデルがあります。センサーの有無や種類・精度によって、あたための仕上がりや使い勝手はおおきくかわるため、電子レンジ選びの重要なポイントのひとつです。
電子レンジに搭載される主なセンサーは、赤外線センサー・温度センサー・湿度(蒸気)センサー・
重量センサーの4種類があります。高性能なモデルほど、複数のセンサーを組み合わせて搭載している傾向にあります。

あたため重視なら赤外線センサー、オーブンやグリルを使うなら温度センサー、蒸し料理には湿度(蒸気)センサー、設定を簡単にしたいなら重量センサーが向いています。
どのセンサーが搭載されているかを確認することで、自分の使い方に合った電子レンジを選びやすくなります。

ポイント4:お手入れのしやすさ

電子レンジを掃除している様子

電子レンジは、家庭によっては頻繁に使用することが多い家電なので、お手入れのしやすさも選ぶ際の重要なポイントのひとつでしょう。

近年の電子レンジには脱臭コースや庫内や天井の汚れを落とすコースなど便利な機能が搭載されています。お手入れのしやすさが気になる方は、これらの機能についても確認しておきましょう。

電子レンジのお手入れについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ポイント5:扉の開き方と設置場所

扉の開き方と設置場所は、電子レンジの使いやすさや使う際の注意に関連する重要なポイントです。

電子レンジの扉の開き方は一般的に「横開き」か「縦開き」の2タイプあります。
この2つの開き方にはそれぞれ下記のような特徴があり、使い勝手に大きく影響するため、設置場所や使い方に合ったタイプを選ぶことが大切です。

【横開き】
設置する高さに関係なく中の食材を取り出しやすいのが特徴です。棚の上など高めの位置に設置する場合でも使いやすい反面、利き手によっては開けにくく感じることもあります。また、扉を横方向に大きく開くため、周囲に十分なスペースが必要です。

【縦開き】
利き手に関係なく開閉しやすく、左右どちらからでも食材の出し入れが楽に行え、調理中の動作がスムーズになります。ただし、高い位置に設置すると、開いた扉が邪魔になり、食材を取り出しにくくなる場合があるため、注意が必要です。

また、電子レンジは大きめの家電なので、スペースを確保することが重要です。
熱を持つので、本体の上部や背面、側面での放熱スペースを確保することや吸気口や排気口の位置を塞がないことも考慮が必要です。
特に、横開きの場合は、壁や柱の位置によってフルオープンできないことも考えられるため、購入前に設置スペースを必ず確認しましょう。

電子レンジの設置場所について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ポイント6:オートメニュー

電子レンジには、食材や料理にあわせて自動で加熱・調理してくれる「オートメニュー」機能を搭載したモデルもあります。メニューを選んでボタンを押すだけで、火加減や加熱時間を自分で調整する必要がなく、牛乳のあたためや食材の解凍、グラタンやハンバーグなどの料理まで自動で仕上げられる機種もあります。
下ごしらえが必要な場合もありますが、調理中に加熱加減を気にしなくてよいため、忙しい方や家事を効率化したい方にピッタリです。なかには100種類以上のオートメニューを搭載したモデルや、インターネット接続でレシピ検索ができるモデルもあり、料理の幅を広げたい方にも向いています。

ポイント7:テーブルの種類

電子レンジの庫内構造には、大きくわけてターンテーブルタイプとフラットタイプの2種類があります。温め方や使い勝手、お手入れのしやすさに違いがあるため、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

【ターンテーブルタイプ】
下皿が回転することで、一定方向から出るマイクロ波を食材全体に当て、加熱ムラを抑える仕組みです。構造はシンプルですが、ターンテーブルの直径より大きな容器は使えないことや、食品が引っかかると回転せず、うまく温まらない場合がある点には、注意が必要です。

【フラットタイプ】
下皿がなく庫内が平らで、マイクロ波を複数方向から拡散して加熱するため、温めムラが少なく、庫内を広く使えるのが特徴です。四角いコンビニ弁当や大き目の器もそのまま置けるほか、汚れてもサッと拭き取れるため、掃除のしやすさを重視する方におすすめです。

タイプで選ぶ!おすすめの電子レンジ3つとその特長を紹介

ここでは、おすすめのパナソニックの電子レンジとその特長について、タイプ別に3つ紹介していきます。

あたためや解凍がより効率的に行える「単機能レンジ NE-FB2D」

単機能レンジ
NE-FB2D

パナソニック最高レベルの高精細・64眼スピードセンサーを搭載し、0.1秒で庫内をセンシングし、食品の温度・分量を瞬時に見分けて※1、ムラをおさえてしっかり温めます。

高精細・64眼スピードセンサー(26L)のイメージ

温度の異なる食品も同時に効率よくあたためられるため、「冷凍ごはんと冷蔵おかず」も同時にあたためられます。
また、独自の3Dアンテナにより、ムラを抑えて解凍することもできるため、冷凍した食材の解凍にも便利です。

庫内はフラットでさっと汚れを落としやすいシンプルな構造。お手入れも楽にできます。

一人〜二人暮らしの方や、シンプルな機能のみ利用したい方におすすめの単機能の電子レンジです。

オーブンなどよく使う機能に限定したいなら「オーブンレンジ NE-FS3D」がおすすめ

オーブンレンジ
NE-FS3D

基本的なあたため機能では、冷めた揚げ物も、外はサクサク、中までしっかりとあたためておいしく仕上げることができます。

冷蔵庫の温度を設定している様子の写真

また、お急ぎあたための「スピード機能」※2では、スピードボタンであたため時間を最大約38%短縮*することができ、朝食などの急ぎの時間帯でもスムーズに利用することが可能です。

*当社比。市販の弁当あたため(レンジ500W/4分30秒)と、スピード機能使用時の加熱時間(2分46秒)との比較。
冷蔵庫の温度を設定している様子の写真

また、マイクロ波を効率的に放射し、解凍のムラを抑制するため、下ごしらえにも便利です。

グリル機能は、「ヒートグリル皿」を使い、ハンバーグや鶏の照り焼きなどを裏返さずに外はこんがり、中はジューシーに仕上げることができます。トーストは2枚まで両面焼き上げが可能で、忙しい朝にも役立ちます。
オーブン機能では、クッキーなどのお菓子作りはもちろん、焼き芋をおまかせで焼くことができます。

NE-FS3Cの自動メニューで焼き芋をつくる様子

自動メニューでは、グリル皿を使ったハンバーグや塩サバのほか、耐熱ガラスボウルを使ってレンジで作る肉じゃがや、かぼちゃの煮物まで28レシピがあり、料理好きな方にも嬉しい、ふだん使いにぴったりの機能が搭載されています。

庫内はフッ素加工がされているので汚れを簡単にふき取ることができ、グリル皿で調理できるので洗い物が少なく、お手入れも簡単。

NE-FS3Cのグリル皿を洗う様子

オーブン、グリルなどの普段使いのメニューを自動で作りたい方、一人〜二人暮らしの方に使いやすい電子レンジです。

蒸し料理など幅広い料理を楽しみたい方なら「スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10D」がおすすめ

スチームオーブンレンジ
NE-UBS10D

レンジ機能、オーブン機能、グリル機能、スチーム機能のある多機能レンジ。
グリル機能は、両面グリルで表面はパリッと焼き上げて、内部はジューシー。予熱いらずで、裏返す手間もなく、スピーディーに仕上がります。

NE-UBS10Dのグリル皿でハンバーグを作る様子

蒸し焼きメニューでは、一度に4人分まで調理可能な麺とごはんメニューを搭載。冷凍うどんも冷凍ぎょうざも解凍の手間なく、材料をヒートグリル皿にのせてビストロにおまかせで完成します。

NE-UBS10Dの蒸し焼きメニューで焼うどんを作る様子

ワンボウルメニューでは、下ごしらえした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れるだけで、あとはビストロにおまかせすれば、手間をかけずに1品作ることができます。パスタからエスニックメニューまでも搭載されており、レシピの幅が広がるでしょう。

NE-UBS10Dのワンボウルメニューの準備をする様子

2段コンベクションオーブンは、低温70℃~高火力300℃※3の幅広い温度帯。熱風を庫内全体にしっかり循環させ、包み込むようにムラを抑えて焼き上げて、じっくり加熱する低温メニューから高火力で焼き上げるメニューまで対応しています。日常はもちろん、特別な1日を彩る料理にもおいしく応えます。

また、冷凍ごはんと冷蔵おかずを同時にあたためることのできる「2品同時あたため」など、多彩な機能を搭載。料理好きの方におすすめの電子レンジです。

NE-UBS10Dのワンボウルメニューの準備をする様子

三人暮らし以上のご家庭や、料理にこだわりたい方にうれしい電子レンジです。

電子レンジを選ぶ際は自分の目的に合わせて優先順位を決めておくことが大切

電子レンジは様々な機能があるため、事前に使い方や目的に合わせて必要な機能を確認しておくと、スムーズに選べるでしょう。また、サイズや設置場所などのポイントもあるので、設置スペースも確認しておくことも大切です。この記事で紹介した3つのタイプを参考に、自分にぴったりの電子レンジを選ぶ手がかりにしてください。


電子レンジの目的別の選び方や、選ぶ際に気を付けたいポイントについての監修

神原 サリーのプロフィール画像

神原 サリー(かみはら さりー)

家電ライフスタイルプロデューサー。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、家電分野を中心に執筆や商品企画、コンサルティングで活躍。数字や難しい言葉を使わずに、くらしの中でどのように役立つかなど、ライフスタイルをトータルで提案することを心がけている。

  1. マイクロ波による食品の温度上昇特性や、面積、温度上昇速度により、食品を分類し見分けます。
  2. 手動レンジ500W/600W、30秒~10分00秒以内のあたためにおいて働きます。連続加熱時など、機能を使えない場合があります。
  3. (一社) 日本電機工業会(JEMA)「表示に関する自主基準(平成19年6月19日制定)」に準ずる。オーブンの240~300℃での運転時間は約5分です。その後は自動的に230℃に切り換わります。

2026年5月29日 食・レシピ

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