在宅勤務や受験勉強で頭がぼーっとしない。集中できる空気環境のつくり方
在宅勤務だとうまく集中できないという悩みを持つ人が増えているようです。おうちでの仕事や勉強にもっと集中できるように、室内の空気環境について考えてみましょう。
家だとなんだか仕事がはかどらない…集中するためのコツは?
在宅勤務だと会社とは環境が違うからか、なかなか仕事に集中できないな~。あと、寒いときは暖房をつけるけど、顔がほてって頭がぼーっとしちゃうし…。 しかもずっとつけていると電気代も気になる。
最近は家で仕事をする人も増えたと思うけど、みんなはどう思ってるんだろう?
電気代を気にして、エアコンをつけない人が約半数
パナソニックにて、首都圏にお住いの男女551人を対象に「暖房の稼働状況」の調査※を実施!
在宅勤務や外出自粛によって自宅で過ごす時間が増える中、おうちにエアコンがある方のうち、なんとおよそ半数の方が『できるだけ稼働させたくない』と答える結果に。
また「暖房活用時の気になること」については、『電気代』『乾燥』『足元が温まらない』といった回答が上位となりました。
Q1:エアコンの暖房、つける?つけない?
Q2:エアコンをつけている間、気になることは?
やっぱりみんなも電気代を気にしてるんだな~。足元だけ冷えちゃうのも、乾燥が気になるのもわかる! エアコンって、どうしても部屋の上の方だけ暖まるイメージがあるんだよね。
暖房をつけないと寒いし、つけたらつけたで上半身は暑くても足元は冷えてたり。それも原因で集中できていない気がするなあ…。
どうやって集中できる環境をつくったらいいのか、教えてほしい!
集中できる最適な空気環境をつくるポイント
調査結果からも分かるように、冬に暖房をつけて過ごしているとき、「乾燥する」「足元が冷える」「頭がぼーっとする」といったことが原因で、仕事や勉強に身が入らない原因になっているようです。
足元から暖められる設定にしよう
最近のエアコンは機能性の向上により、直接頭に温風があたらない構造になっている機種が多く、足元から部屋中に暖かさが広がるようになっています。(例:写真はパナソニックのエアコン「エオリア」)
もしそういった機種ではない場合も、風向を下に設定して足元に風が来るように調整しましょう。
普段より室温を「1度下げて」みよう
“さぁ、仕事しよう“と意識すると、体温が上昇(脳の血流がUP)するため、暖房のしすぎは集中を妨げることも。パナソニックと京都大学が共同で実施した実験によると、室温を1.5度下げた環境で集中力は10.8%上昇し、3度下げた環境の方では11.3%上昇したという結果が出ています。室温を3度下げると寒い場合があるので、1~1.5度下げるだけでも十分効果があると言えます。
そうなんだ! 頭がのぼせないように、足元を暖めるようにすればいいんだね。仕事中とか、特に集中したいときには、寒くならない程度に少し低めの温度で設定してみよう!
エアコンを効率的に使って、かしこく節電!
エアコンは「ヒートポンプ」という仕組みで大気中から集めた熱を活用し、少ない電気エネルギーを何倍にも増幅させて暖冷房熱を生み出します。元々暖め効率のよいエアコンですが、さらにかしこく活用するためのポイントをご紹介します!
換気中もエアコンは「つけっぱなし」が節電のコツ
エアコンは一定の室温をキープしているときよりも、設定温度との温度差がある状態で暖める方が、より多くの消費電力を必要とします。換気中はエアコンを消さず、つけたままにしている方が節電につながるのです。
換気とエアコン暖房を両立させるためのポイント
エアコンはつけっぱなしで
室温が下がりすぎるのを防ぐために、換気中にはエアコンを止めないことをおすすめします。運転/停止を繰り返し行うと、電気代が上がることにつながります。
エアコンから遠い窓を開ける
外からの冷たい空気が、できるだけエアコン本体に当たらないように気をつけて! 窓とエアコンが近い場合も、エアコンと反対側の窓を開けるなどして工夫しましょう。
窓開け時間は短く、こまめに換気
一般的に、換気は「1時間に5分を2回」と言われていますが、冬場は部屋の温度の低下を防ぐために、「1時間に2~3分を4回」を目安にしましょう。
湿度を上げて、体感温度アップ!設定温度を抑えられて節電に
「湿度」の増減は体感温度に大きく影響します。冬は加湿、夏は除湿を行うと、設定温度およそ1℃分の節約に。
私たちが快適に感じる湿度は40~60%と言われています。暖房時にはエアコンと一緒に加湿機を使うなどして、部屋の湿度を上げてみましょう。
加湿空気清浄機・加湿機を置く場所のチェックポイント
加湿機能付き空気清浄機の場合
エアコンの風とぶつかってしまうと、お部屋の空気の循環の妨げとなってしまうため、対面や対角線の壁に置くと効果的!
加湿機の場合
加湿機から吹き出す加湿された空気を、エアコンの風に乗せて部屋中に行きわたらせましょう。
その他の気をつけるべきポイント
窓の近くには置かない
結露の原因になるだけでなく、湿度センサーが正しく作動しなくなるおそれもあるため、窓際への設置は避けましょう。
精密機器を近くに置かない
例えばテレビやラジオを近くに置いてしまうと、映像の乱れや雑音の原因になることも。1m以上離して設置しましょう。
周りの水濡れに注意
超音波式やスチーム式は水の粒子が大きいため、濡れても困らない物の上に。
床置きしたい場合、水の粒子が小さな「気化式」がおすすめです。
●超音波式など水滴を飛ばす加湿方式に関しては、水滴やカルキがエアコン内部に付着する可能性があるため、エアコン付近への設置はお避け下さい。
●湿度センサーの誤認を避けるために、加湿する機器本体に直接エアコンの風があたることがないように設置しましょう。
加湿もできる!パナソニックの「エオリア」
エオリアのLXシリーズは暖房しながらスピーディーに加湿運転ができます。外気の水分を取り込み室内へ送ることができるので、給水不要で加湿ができます。
パナソニックの空気清浄機でパワフル加湿
感想が気になる時期にも活躍する、最大1時間に930mL※に本格加湿。
さらに独自の加湿フィルターでたっぷり水を吸い上げます。
※:F-VXV90の場合。加湿量は(一社)日本電機工業会規格(JEM1426)に基づく、室温20℃ 湿度30%の場合。自己調湿機能により、高湿になると加湿量は減少します。