冷房(クーラー)を使い始める前にエアコンの試運転のやり方と、フィルター掃除
夏を迎え、久しぶりにエアコンを使おうとしたとき、急な故障や不具合などに気づくケースがあります。暑さが本格化する前に確認したい、エアコンの試運転とフィルターのお掃除について解説します。
毎年4月10日は
「エアコン試運転の日」
毎年4月10日は、一般社団法人「日本冷凍空調工業会」が制定した「エアコン試運転(しうんてん)の日」です。本格的な冷房(クーラー)シーズンの前に、動作確認することを呼びかけています。
6月以降は問い合わせが混み合うため、4~5月の冷房(クーラー)を使い始める前の試運転を推奨しています。
エアコンの試運転の方法
エアコンの試運転を行う際は、マスクをして窓を開け、換気をしながら行いましょう。しばらく使っていなかったエアコンを久しぶりに稼働させると、内部にたまったカビやホコリが、エアコンの風に乗って放出される恐れがあります。
①運転前にブレーカーや
コンセントを確認
エアコンのブレーカーが「入」になっていて、電源プラグやコンセント周りにホコリがたまっていないことを確認してから電源を入れてください。このホコリが原因で発火につながる場合があります。
②室内温度より3℃以上低くして冷房運転を開始
エアコンがしっかり動くまで、30分以上運転してください。気温が20°Cに到達した日が、試運転を行う目安です。
③冷たい風が出ているかを確認
冷たい風が出ればOKです。あわせて、 水漏れしていないか、異臭・異音がしないかなど、エアコンに不具合がないか確認しましょう。
よくある不具合ケースと対策法
冷たい風が出ない、 すぐ止まる
リモコンの「本体リセット」 ボタンを押し、 本体電源をリセットしてください。
該当ボタンがない場合は、電源プラグを抜く、 またはエアコンのブレーカーを落としてみましょう。 冷たい風が出てこない、風がすぐに止まってしまう場合は、設定温度を下げて再度お試しください。
冷房チェック運転の手順
運転中または停止中に、リモコンの本体リセットボタンを、先の細い物で約5秒間押し続けてください。本体から「ピッ」と音が鳴るまでが目安です。
冷房チェック運転は、約10分~13分かかります。冷房チェック運転中は本体の運転ランプが点滅します。
チェック結果の確認
本体の運転ランプの点滅が終わると、お知らせ音でチェック結果をお知らせします。
お知らせ音がしない:冷房チェック運転では、冷房機能の異常が確認できませんでした。
お知らせ音「ピッピッピッピッピッ」:冷媒ガスの不足で、冷房が正常に運転できていない可能性があります。点検・修理が必要です。お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
お知らせ音「ピーピーピー」:エアフィルターが目詰まりし、冷房が正常に運転できていない可能性があります。エアフィルターのお手入れをしてください。
風がにおう
エアコンに付着した室内のチリやホコリ、 生活臭やカビがニオイの原因です。エアフィルターのお手入れをお試しください。
リモコンの液晶画面が見えにくい、 エアコンが動作しない
電池が消耗している可能性があります。 新しい電池に交換しても改善しない場合は、電池を抜いた状態でリモコンのボタンどれか1つを10秒以上押し続けたあと電池をいれる、リモコンのリセットをお試しください。
エアコン本体から水漏れ
吹出口から水漏れしている場合は、室外機側にあるドレンホースから排水されているか確認してください。ドレンホースの先端が上向きになっていたり、 砂埃が詰まっていると、正しく排水されず水漏れの原因になります。
それ以外の場所から水漏れしている場合は、お買い上げの販売店、またはメーカーの相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
吹出口に水滴がついて落ちる
お部屋を冷やしている最中に換気を行ったり、設定温度が19℃以下に設定されていたりすると、結露が発生しやすい環境になっている可能性があります。
設定温度を20℃以上にして、風向を上向きまたは自動に設定してみましょう。
吹出口から「ボタボタ」と水漏れしている
かなりの量で水漏れ(水が垂れる、水が飛ぶなど)している場合は、ドレンホースに水が通りにくい状態になっていたり、エアフィルターやエアコン本体内部が汚れていたりで、結露水がうまく排出できていない可能性があります。
背面から水漏れしている
室内機の設置やドレンホースのトラブル、本体の故障などによる水漏れが考えられます。
本体の設置状況、状態確認が必要なため、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。修理料金の目安も確認できます。
水漏れの箇所や状態によって原因と対処方法が異なります。詳しくはこちらをご覧ください。
異音がする
「ポコポコ(ボコボコ)」「ブシュッ」「ピシッ」という音は運転や環境により生じる音で、故障ではありません。
タイマーランプの点滅
故障の可能性が高いです。 リモコンの 「お知らせボタン」、またはエアコンの前面パネルを開いた時に本体内部の右側に表示される診断コードを確認してください。 診断コード詳細は取扱説明書をご参照ください。
使い始める前に、フィルターをお掃除
フィルターの汚れは、能力の低下や消費電力の増加に加え、本体の寿命を縮めることにつながります。冷房のシーズンを迎える前に、試運転と同じタイミングで、フィルターの汚れもチェックしておきましょう。
掃除の前にはマスクを用意し、窓を開けて換気をしましょう。久しぶりのお掃除の際は、フィルターがひどく汚れていることがあります。ホコリやカビを吸い込まないよう準備をしてから、前面パネルを開けましょう。
自動おそうじ機能なしの場合
フィルターを取り外し、掃除機でホコリを取り除きましょう。カビが生えている場合は、胞子をまき散らさないようにそっと浴室などに運び、丁寧に洗い落としてください。
油汚れやたばこのヤニ汚れ、ニオイが気になるときは、柔らかい布やスポンジで軽く拭くように水洗いを。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤でつけ置き洗いをしましょう。
洗った後は直射日光やドライヤーの温風に当てることは避け、広げた新聞紙の上にフィルターを立てかけて陰干しし、十分に乾かします。
自動おそうじ機能ありの場合
パナソニックの
フィルターお掃除ロボット
フィルターに付いたホコリを、ブラシでかき取ってダストボックスに吸引。自動排出方式なら、集めたホコリは自動で*屋外へ排出。さらに、ブラシについたホコリを回収するブラシクリーナーも搭載。
フィルターもブラシも常にキレイに保ちます。
*累積24時間以上運転後に自動で掃除します。フィルターの掃除は自動で行いますが、ホコリや油汚れが多い環境等でご使用になる時は、取り外して水洗いをする等をおすすめします。