冬に知っておきたい エアコン暖房使用時の上手な換気と加湿方法とは
冬は朝晩の冷え込みがつらいですよね。また、「おうち時間」が増えたことで、部屋の換気や湿度管理の必要性が今まで以上に高まっています。今回は、冬のエアコン暖房を使う時に知っておきたい換気方法や、上手な乾燥対策などをご紹介します。
寒い日に部屋の換気ってやだなあ…
だんだん寒くなってきて、暖房をつける頻度が増えてきたなあ
空気の入れ替えが重要なのはわかってはいるんだけど…
換気で窓を開けたりすると、せっかく暖まった部屋が冷えないかな?
冬場の換気って、みんなしているものなのかな
75%が「冬の換気を控えてしまうことがある」
パナソニックは、20代~60代の男女550名に「冬の換気・加湿」について調査を行いました。換気を控える原因としては、94%の方が「部屋が寒くなる」と回答しています。
他にもこういう悩みありませんか?
換気するときって、エアコンはつけっぱでいいの?消した方がいいのかな?
どちらが電気代は安いんだろう
しっかり換気しすぎても寒いし…
どれくらいの頻度で換気したらいいのかな?
上手に空気の入れ替えをしよう!
冬場の適切な換気方法をご紹介
冬場に部屋を暖めつつ効率的に換気をするにはどうすればよいのでしょうか?冬場の効率的な換気術を伝授します。
暖房はつけたままで換気しよう
暖房時に換気する際、暖房は切らずに窓を開けるのがおすすめです。エアコンは立ち上がりのときが最も負荷がかかるためです。
換気により大幅に下がった室温を元の快適な温度に戻すために、余計に電力を消費してしまうので、暖房はつけたまま換気しましょう。
また、暖房をつける際は暖かい空気は上がっていくため、エアコンの風向きは一番下の足元に向けるのがおすすめです。
窓開け時間は短く、こまめに換気しよう
一般的な換気は、時間や回数、部屋の広さや窓の数など、条件によっても変わるものの、「1時間に5分~10分ほどを2回」が目安と言われています。
冬場は部屋の温度の低下を防ぐために、「1時間に2.5分を4回」など、短時間で回数をあげる方法もあります。
開ける窓の場所で節電に
エアコンは冷たい外気を吸うとお部屋が暖まっていないと感知して暖めるパワーを上げて運転します。
できるだけエアコンから離れた窓をあけ、エアコンに冷たい外気を直接吸い込ませないようにすることで、節電に繋がります。
換気もできる!パナソニックの「エオリア」
エオリア LXシリーズは換気ができるエアコンです。 温度調節をした空気を取り込めるため、寒い冬でも室温を快適に保ちながらお部屋の空気をリフレッシュ。
また、新鮮な空気を取り込むだけでなく、室内のニオイやこもった不快な空気を屋外に排出できる「排気換気」も可能です。
でも換気ばかりじゃ部屋は乾燥してしまうかも…
換気対策はよくわかったけれど、換気だけでは部屋の乾燥が心配…
うちではエアコンと一緒に加湿機を使うようにしてはいるけど、
他の人はどんな乾燥対策を行っているのかな
「加湿機使用で結露が気になる」人は半数以上
空気が乾燥する冬は、暖房器具と一緒に加湿機が活躍する季節。パナソニックは、さらに20歳~60歳以上の男女550名に「冬の乾燥対策」についても消費者調査を行いました。
Q1:乾燥対策にしていることは?(N=550)
Q2:加湿機使用の際に気になることは?(N=246)
※2021年度 パナソニック調べ
「乾燥対策として何をしていますか?」という質問では、約45%が「加湿機を使う」と答えた他、自由回答では「濡れタオルを干す」「お風呂のお湯を捨てないで蒸発させる」など、様々な工夫が見られました。
一方、加湿機の使用に関しては、半数以上の人が「結露することが気になる」と回答。また、6割以上の人が暖房使用時に、「乾燥が気になったことがある」と回答しており、冬場の加湿機や暖房に関する悩みも見られました。
冬場の結露はこれで安心
加湿機の効果的な使い方
調査結果でも出ていた冬にお悩みの人も多い結露。その正体は室内の空気に含まれた水分です。空気は温度が高いほど水分を蓄えることができるので、暖房で暖められた室内の空気が壁や窓ガラスで冷やされ、水分を蓄えることができなくなって水滴に姿を変えます。
ここでは、冬場の暖房運転時にも両立して、効果的に使える加湿機の使い方をご紹介します。
ポイント①:エアコンを風の通り道になる場所に置く
加湿機からの加湿された空気を、エアコンの風に乗せて部屋中に行きわたらせるイメージで、加湿機から吹き出す空気にエアコンの風が当たる場所に置きます。
湿度センサーの誤認を避けるために、加湿する機器本体に直接エアコンの風があたることがないように設置しましょう。
加湿空気清浄機は、エアコンの風とぶつかってしまうとお部屋の空気の循環の妨げとなってしまうため、ぶつからないように対面や対角線の壁に、加湿機の場合はエアコンの下に置くと効果的です*1。
加湿機の場合
加湿空気清浄機の場合
*1: 超音波式など水滴を飛ばす加湿方式に関しては、水滴やカルキがエアコン内部に付着する可能性があるため、エアコン付近への設置はお避け下さい。
ポイント②:超音波式やスチーム式は床に直接置かない
温度センサーを正常に働かそう
低温の空気は下にたまりやすく、また温度が低いと空気中に含める水分の量が下がります。加湿機を低い位置に設置すると、湿度センサーが高い湿度を検知した場合うまく働かないことがあります。
周りの水漏れに注意
水を超音波によって霧状にして噴出する超音波式や、ヒーターで水を加熱し蒸気をだすスチーム式の場合は、水の粒子が大きく、下に落ちてきやすいので、濡れても困らない物の上に。
※ただし、気化式やハイブリッド式はファンを搭載して自ら気流を起こせるので、その限りではありません。製品ごとに適した置き場所は取扱説明書にも記載されているので、設置前に目を通しておきましょう。
ポイント③:結露防止のために窓から離す
加湿された空気が窓に当たると、冷やされて結露になってしまいます。特に、気密性の高い住宅は窓と室内の寒暖差がでやすいため注意が必要です。
このほか、超音波式の場合、家具の近くに置くと、湿気によって傷んだり歪んだり、水道水のカルキが加湿した空気と一緒に放出され、家具などを白く汚すこともあります。
購入の際は、加湿機の方式も合わせて検討しましょう。
加湿もできる!パナソニックの「エオリア」
エオリアのLXシリーズは暖房しながらスピーディーに加湿運転ができます。外気の水分を取り込み室内へ送ることができるので、給水不要で加湿ができます。
パナソニックの「ジアイーノ」で清潔加湿
次亜塩素酸で空気を洗う「ジアイーノ」は、除菌・脱臭、さらに加湿や花粉・ハウスダストの集じんまで、これ一台で空気のさまざまなお悩みに応えます。乾燥した冬にも、加湿量650mL/hで、清潔なうるおいをたっぷりお届け。