パナソニックエアコンの室外機に搭載された
「エネチャージシステム」とは?
エオリアには、室外機に「エネチャージシステム」が搭載されているシリーズがあります。
エネチャージには、どのような機能があるのか、そして、エネチャージがなぜ必要なのか、について解説します。
熱エネルギーをチャージするから「エネチャージ」
エアコンのさらなる効率運転に役立つパナソニック独自の技術です
室外機内部のコンプレッサーから出る熱は自然放出、つまり「ムダ」になることが、従来のエアコンの常識でした。 エネチャージシステムは、コンプレッサーを包み込むように蓄熱槽を配置することで、捨てられていた熱を逃がさない構造を作り出した世界初★の技術。 蓄えた熱を有効活用し、暖房・冷房の快適性を効率よく高めることができます。上位シリーズのみに搭載されている、特別な仕様です。
●エネチャージシステムは、LX/Xシリーズに搭載。
●ハイブリッドエネチャージシステムは、UXシリーズに搭載。
★家庭用エアコンにおいて。コンプレッサーの排熱を顕熱蓄熱し、暖房および冷房に再利用する技術。2023年12月1日現在。(当社調べ)
エネチャージシステムがあれば、冷暖房の快適性・省エネ性が変わります
エネチャージ ノンストップ暖房
室温が安定したら、ノンストップ*1で暖かさをキープする
通常のエアコンは、霜を溶かすために一時的に暖房をストップ。エネチャージなら、室外機(コンプレッサー)からの排熱を蓄え、霜取り運転に有効活用。
霜取り中も暖房を止めない*1から、快適な暖かさが続きます。
*1:霜取り運転中は吹き出し温度が下がります。その間の室温の低下度合いは、使用環境(お部屋の断熱・気密性能)、運転条件、温度条件によって異なります。 霜の付着量が多くなる環境では、暖房を止めて霜取り運転を行う場合があります。 24時間以上の連続運転中、一定時間おきにフィルターお掃除運転が働き、その間、暖房などの運転を停止します。
*2:使用環境(お部屋の断熱性・気密性能)、運転条件、温度条件によって、霜取り運転の時間、室温低下の度合いは異なります。
※【試験条件】当社環境試験室(約14畳)、外気温2℃、室内温度23℃、風量・風向自動、室温安定時。
フル暖エオリア(暖房強化モデル)には、
蓄熱×加熱の「ハイブリッドエネチャージ」を搭載
アルミ蓄熱槽で捨てられていた熱を蓄熱
いままで捨てられていたコンプレッサーからの放熱を蓄熱槽へチャージ。この熱を霜取り運転に活用します。
「ヒーター」を使って、さらにパワフルに加熱
蓄熱槽だけでなく、寒さが厳しい時には、ヒーターが自動で霜取りをアシスト。外気温や霜の付き具合を考えて、必要な時だけヒーターをオンします。
快湿制御(エネチャージ)
設定温度になったら、サラッとキープで快適&省エネ
運転時、大気中へ放出していた熱エネルギーをチャージ(蓄熱)。このパワーで設定温度をキープしながら除湿もし続ける、サラッとした快適な湿度の冷房を実現。ムダな電力を使わないから、省エネも実現します。*
2024年モデル LX / Xシリーズなら室温や湿度をキープするので快適
従来のエアコンでは、設定温度に達すると冷房運転が一旦停止し、室温と湿度が上昇することで暑くなり不快に感じることも。また、電源のON / OFFを繰り返すので、消費電力にもムダが。2024年LX / Xシリーズなら、設定温度に達しても室温や湿度をキープするので快適です。さらに、ON / OFFを繰り返さないから省エネ*にもなります。
温度変化の違い(冷房安定時 設定温度25℃の場合)
冷房をつけているはずなのに
運転オン/オフを繰り返して不快な温度に
設定温度をキープ。
運転オン/オフの低減で約10%*1省エネ
しつど変化の違い(冷房安定時)
設定温度に達した後、しつどは緩やかに上がり続け、
蒸し暑く感じることも
設定温度に達しても湿度をキープ
*安定運転時約1時間の積算消費電力量が、当社従来品CS-X400D2=297Whと、新製品CS-LX403D2=269Whとの比較。消費電力量約10%省エネ。※実際の消費電力量は条件により異なります。
※当社環境試験室(約14畳)、外気温35℃、体感温度25℃が得られるように設定、冷房安定時。
関連コンテンツ
霜取り運転中も止まらないエオリア
エネチャージ搭載モデル
ハイブリッドエネチャージ搭載モデル