DC-GH5

特長多彩な撮影機能
充実した撮影機能が、こだわりの表現を駆り立てる。
フォトスタイル
撮影前に、好みの色味や画質(コントラスト・彩度など)の調整ができるフォトスタイルを搭載。色味は、鮮やかに色を表現するヴィヴィッドや単色で表現できるモノクロームなど、全9種類を用意しています。色味を設定した後に、好みに合わせてコントラストや彩度などの調整もできます。
さらに、モノクロームやL.モノクロームを選択時、黄色・オレンジ・赤・緑のフィルター効果を加えることも可能。特定の色をモノトーンで強調し、印象深い写真を撮影することができます。
ハイコントラストでダイナミックに表現しつつ、質感を残して味わい深い「L.モノクロームD」
ハイライトとシャドウをさらに強調させつつ、絶妙にディテールを残した新フォトスタイル「L.モノクロームD」を新搭載。よりハイコントラストでダイナミックなモノクローム写真に仕上げることができます。コントラストは付けつつも、絶妙なディテールと質感は残した、味わい深いモノクロームの効果です。
質感まで鮮鋭に描き出す、階調豊かな「L.モノクローム」搭載
従来のモノクロームに加え、さらに質感描写にこだわった「L.モノクローム」を搭載。モノクロ写真特有の光と影によるシャープな質感表現を追求し、豊かな階調で被写体を描き出すことで、普段見慣れている街の営みをより一層美しく、そして魅力的に描き出します。

アナログライクなフィルムの質感を表現できる「粒状」モード
モノクロフィルム写真の質感を表現する「粒状」モードを、フォトスタイルの画質調整に新搭載。モノクロフィルム写真の質感を忠実に再現した、アナログライクなランダムノイズの表現を追求。モノクローム写真に新たなアクセントを加えることができます。
粒状感の強弱は3段階から選択でき、好みや世界観に合わせたモノクロ写真に仕上げることができます。
●[粒状]の設定は、撮影画面には反映されません。パノラマモード、動画撮影時、4Kフォト撮影時、フォーカスセレクト撮影時には、[粒状]は使えません。

●フォトスタイル一覧











特設ページ「LUMIXの色・ フォトスタイル」にて、各フォトスタイルの作例とインプレッションをご紹介!
ハイライトシャドウを使って、明部と暗部の細かい調整が可能
ハイライトシャドウ機能を使用することで、画面を確認しながら、ハイライトとシャドウのディテールを保持したまま細かい調整を行うことが可能。 プリセットでコントラスト調整済みのモードも搭載しているので、選ぶだけで調整できます。 また、自分好みの調整量を設定できるカスタムモードも搭載。画像調整ソフトを使うことなく、イメージに近い撮影を行うことができます。


多彩なブラケット機能
1回の撮影でバリエーションの異なる複数枚を連続撮影しておき、その中から自分の好みや求める表現に最適な1枚を選べるブラケット機能。フォーカス位置を変えながら撮影するフォーカスブラケット、絞りを変えて異なるボケ味を比較できる絞りブラケット、色温度の数値を段階的に変えながら撮る色温度ブラケットがあり、その表現効果を比べながらより良い1枚を選ぶことができます。
フォーカスブラケットで、マクロ撮影など難しいピント合わせも簡単に
1回の撮影で、フォーカス位置を変えながら連続で撮影し、異なるフォーカス位置で撮影することが可能。フォーカスブラケットを使えば、マクロ撮影時など被写界深度が極端に浅い被写体の撮影時に、シビアなフォーカス調節をすることなく、お気に入りのフォーカス位置の写真を後から選ぶことができます。また、フォーカスブラケット撮影した写真は、1つのグループ画像としてまとめて表示されるので、管理も簡単です。
■ブラケット順序 [0/-/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、前後にピント位置をずらして撮影します。
■ブラケット順序 [0/+]の場合
開始時のピント位置を基準に、遠距離側へピント位置をずらして撮影します。
絞りブラケットで、さまざまなボケ味を吟味し最適な1枚を後から選択可能
美しいボケ味も、写真の魅力のひとつ。さまざまなボケ味の表現を1回の撮影で可能にする「絞りブラケット」を使用すれば、後から気に入ったボケ味の写真を選ぶことができます。絞りを変化させつつも、シャッタースピードは同じ露出となるよう調節されるので、画面の明るさはそのままで被写界深度のみを変化させながら撮影でき、被写体やシーンに合わせたボケ味を後から選ぶことが可能です。

色温度ブラケットで、色温度の異なる複数枚の写真撮影が可能
同じ被写体を異なる色調で撮影したい時に、段階的に色温度の数値を変えて複数枚同時に撮影できる「色温度ブラケット」。色温度の幅の調整もできるので、わずかに色調が異なる写真が複数枚撮影でき、撮影後に好みの色調で撮れた1枚を選ぶことができます。特に、室内など光源の判断が難しい場所での撮影に、効果を発揮します。

サイレントモード
静かな会場などで、シャッターや操作に伴う音や光が気になる時には、サイレントモードを使用して、フラッシュやAF補助光の発光禁止、シャッターや操作音の消音等の設定を一括で行うことができます。

可動ヒストグラム/可動ガイドライン
ヒストグラム表示場所を、自由に移動可能。被写体と被らない位置に配置することで、被写体と露出を同時に確認できます。
また、被写体の位置に合わせてガイドラインも移動可能。フレーミングに気を配りたいシーンを撮影する際に便利です。
■ヒストグラム
■ガイドライン
電子水準器
水平線や垂直線にこだわり、安定した構図で撮影したい時に活躍する水準器を本体に内蔵。カメラ本体に内蔵されている加速度センサーが、ロール方向(水平方向)とピッチ方向(あおり方向)の傾きを検知します。画面上に、「水平傾き」と「あおり傾き」の2方向の「傾き」を表示することで、基準線が見えにくいシーンでも安定した構図での撮影が可能です。

アスペクト設定(画像横縦比設定)
被写体や撮影意図に合わせて、写真のアスペクト比(横と縦の長さの比率)を変えて撮影することが可能。
ワイド感を活かした迫力のある写真が撮れる16:9、フィルムカメラと同じ3:2、最大解像度で撮れる4:3、そして、正方形の個性的な構図を楽しめる1:1の4つの中から選べます。
マニュアルフォーカス
MFアシスト
MF撮影時に、ピントの位置をシビアに合わすことができるMFアシストを搭載。
ダイヤルとピンチ操作で約3~10倍、PinP(Picture in Picture)時には画面の一部(フレーミングスクリーン)を拡大表示させ、約3~6倍に拡大・縮小できます。
■全画面時
■PinP時
20倍まで拡大できるよう拡張した「MFアシスト」
従来より搭載されているMF撮影時の撮影アシスト機能である「MFアシスト」の全画面拡大表示の最大倍率を、従来の最大10倍から最大20倍へと拡張させ、より高精度で確実なMFが可能になりました。特に天体撮影時、被写体となる星のような小さな点光源に対しても、モニターやファインダー上で拡大し、確認しながらピント合わせができるため、天体撮影時に多用されるバーティノフマスクに依存することなく、星にピントを合わせやすくなります。
ピーキング(AF時のピーキング対応※)
MF時・AF時※およびAF+MFのMF時に、ピントのピーク位置が色つきで表示されるピーキング機能を搭載。被写体のどの部分にピントが合っているのかひと目で確認でき、細かなピント合わせが求められるマクロ撮影などで活躍します。
ピーキング表示は5種類の色から選択でき、検出レベル別に色を変えることで分かりやすい表示を実現しています。ファンクションボタンに割り付ければ、ライブビューで被写体を確認しながらピーキングレベルを途中で切り換えることができるなど、使いやすさも追求しています。
※この機能の使用には、最新のファームウェアにアップデートが必要です。
ダウンロードはこちらから
●画像は効果を説明するためのイメージです。
AF+MFモード
AFでピントを合わせた後、MFでピントを微調整することが可能。マクロ撮影などで、精度の高いピント合わせが可能になります。
クリエイティブコントロール
撮影時に、好みの色調に合わせた表現が楽しめるクリエイティブコントロールを搭載。選べる効果は、全部で22種類あります。光に包まれた柔らかく懐かしい雰囲気を醸し出す「オールドデイズ」や、粗い粒子でハイコントラストなモノクロ写真ならではの力強さを表現した「ラフモノクローム」、そして、淡い色調で空想の世界のような雰囲気に仕上げる「ファンタジー」などを搭載。モニターで効果を確認しながら、効果の強さや色合いなどを調整して、自分らしい写真表現が演出できます。
●クリエイティブコントロール一覧
露出設定と画像効果(フィルター)の組合せ
GH5では、P/A/S/Mモード選択時でも、「クリエイティブコントロール」と同じ画像効果の適用が可能。
絞り優先AEモードやシャッター優先AEモードでも、タッチパネル操作でフィルターを選択して、画像効果の調整ができます。絞りやシャッタースピードに加えて、一層アーティスティックな画づくりも可能です。
フィルターなし同時記録
絞り・シャッタースピードをしっかり合わせて撮る大切な一瞬、フィルターがより効果的かは撮ってみないと分からないことも多々あります。
そんな時には、フィルター設定した画と設定していない画の2枚を同時に記録して、撮った後に見比べることで、より良い1枚を残すこともできます。
インテリジェントオートプラス(iA+)
カメラが自動でシーンを認識して、そのシーンに最適な撮影モードに自動で切り換え。さらに、「明るさ」「色合い」「ボケ味」を自分で調整できます。カメラまかせの設定にひと手間プラスして、自分らしい表現を演出できます。
おまかせiA
ヴィーナスエンジンの高精度な認識技術により、カメラを向けるだけで、シーンを自動で認識。そのシーンに最適な撮影モードへ自動で切り換わります。




















※1 赤ちゃん認識は、個人認識機能において誕生日を設定した際、カメラが自動で月齢/年齢を判断し、3歳未満の場合に有効となります。
※2 顔&夜景認識・夜景認識は、シャッター半押しが必要です。フラッシュオート時、「顔&夜景認識」を判断します。
※3 i手持ち夜景を「ON」に設定した時のみ表示されます。動画撮影中での写真記録では働きません。 一部撮影モードとは併用できません。
※4 標準撮影として、インテリジェントISO感度が働きます。
iHDR
風景を撮影する時に逆光を自動で判別して、白トビや黒つぶれを補正。見たままの印象を残しながら撮影します。
補正が必要な場合に応じ、1回シャッターを切るごとに露出を変えた複数枚の画像を連写。センサーが捉えた階調豊かな画像をグラフィックエンジンが適正に合成して、白トビや黒つぶれを補正することにより、見たままの印象の自然な写真を残すことができます。
●iHDRは、iAモード時のみ使用できます。
●一部撮影モードとは併用できません。
デジタル赤目補正
フラッシュを使用した撮影時に発生する赤目を自動で補正する「デジタル赤目補正」機能を搭載。フラッシュの発光を調節して赤目が発生しにくくするのと同時に、起こってしまった赤目をカメラが検出し、デジタル処理で補正します。撮影後にパソコンなどで修正する手間がかかりません。
●撮影状況により、補正効果が少ない場合があります。また、目以外のものが誤って補正される場合があります。
個人認識
家族などの顔をカメラに登録しておけば、ヴィーナスエンジンの認識機能によりカメラが自動的に人の顔を見つけ出して、ピントと明るさを合わせる「個人認識機能」を搭載しています。
●個人認識機能は登録されている人の顔を複数撮影した場合、名前は3名まで表示されます。表示される名前は、登録順により決まります。
●個人認識機能は、すべての環境下での動作を保証するものではありません。登録した顔に近い顔を見つけますので、表情や環境によっては正しく認識されない場合があります。特に、親子や兄弟姉妹で顔の特徴が似ている場合は、正しく認識されない場合があります。また、画面に対して顔が小さい時、認識されない場合があります。

クリアレタッチ
「クリアレタッチ」を使えば、人物など画像内の不要な部分を消すことが可能。
ピンチアウトで拡大表示することで、小さくて細かい部分も簡単に消去できるので、大切な写真をキレイに残せます。
さらに、元のファイルを残したまま、新規ファイルとして保存することも可能です。
●消去した部分の背景を合成するため、画像が不自然になることがあります。
その他の機能
付属ソフト
- PHOTOfunSTUDIO 10.0 XE
- 撮影した6K PHOTO※1の再生・保存や4K/4:2:2 10bitの再生に対応
注意事項
- ●画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- ●画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。