Lens Technology

Lens Technology 小型軽量と高画質を支える先進のレンズテクノロジー。 Lens Technology 小型軽量と高画質を支える先進のレンズテクノロジー。 Lens Technology 小型軽量と高画質を支える先進のレンズテクノロジー。

高画質を追求する妥協なきレンズづくり

ルミックス G X レンズ・ Gレンズ/ライカDGレンズはパナソニック自社工場で一貫生産。レンズの加工から、組み立て、検査、そして個別の包装までをクリーンルームで行うという他に類を見ない厳格な環境の下でつくられます。非球面レンズの検査には、自社で独自に開発し、現在では世界中の数多くの光学メーカーの開発・製造に欠かせない測定機として採用されている超高精度3次元測定機「UA3P」を使用。1万分の1mmの精度まで見分けられるこの測定機で客観的な数値評価を実施。さらに、ゴーストやフレアの有無、コーティングの色味、ボケ味に加え、フォーカスリングや絞りリングの操作感、各種モーターの音質のチェックといった独自の基準も設ける徹底した品質管理体制で生産に臨み、世界が評価する高精度と高画質を確立しています。

Lens Technology イメージ Lens Technology イメージ Lens Technology イメージ

非球面レンズ

高画質と小型軽量化を両立させるために、ルミックス G X レンズ・Gレンズ/ライカDGレンズでは複数枚の非球面レンズを採用。球面収差や歪曲収差などの諸収差を効果的に防ぎ、高画質化を実現しています。非球面レンズは1枚で複数枚のレンズと同等の働きをするため、少ないレンズ枚数で高倍率化や小型軽量化が可能な反面、形状に高い精度が必要とされるため加工が非常にむずかしく、使用できる形状・材料に制約がありましたが、パナソニック山形工場ではいち早くモールドレンズの製造に取り組み、現在では通常のガラス材料に加えて、これまで技術的に難しかったED材料の製造をも実現しています。加えて、交換レンズの特徴の一つであるボケ味にも注目、新たに金型加工時の輪線を極限まで低減した技術を開発。これにより、輪線ボケの少ない、美しいボケ味も実現、優れた描写力の非球面レンズの開発と普及を実現しています。

球面レンズ 解説図 / 非球面レンズ 解説図 球面レンズ 解説図 / 非球面レンズ 解説図 球面レンズ 解説図 / 非球面レンズ 解説図

UED (Ultra Extra-Low Dispersion/特殊超低分散)レンズ/
ED (Extra-Low Dispersion/特殊低分散)レンズ

従来の一般的な光学ガラスのみを使用したレンズでは、焦点距離が長くなるほど、あるいは画角が広くなるほど、色収差の補正が困難になり、コントラストの低下や色のにじみが発生してしまいます。この問題を克服するのが、プリズムの色分散作用を抑えるUED/EDレンズで、望遠側の軸上色収差や広角側の倍率色収差を良好に補正します。ルミックス G X レンズ・Gレンズ/ライカDGレンズではおもに望遠ズームレンズや広角ズームレンズで採用されており、画像の隅々まで色にじみがなく、シャープでコントラストの高い描写性能を実現しています。また、UEDレンズ(特殊超低分散レンズ)は、さらに分散性が小さく蛍石に近い性能を持ち、より優れた描写性能を実現しています。

通常のレンズ 解説図 / UED/EDレンズ 解説図 通常のレンズ 解説図 / UED/EDレンズ 解説図 通常のレンズ 解説図 / UED/EDレンズ 解説図

超高屈折率UHRレンズ (Ultra High Refractive Index Lens)

新たに開発した超高屈折率ガラスレンズ、UHR(Ultra High Refractive Index)レンズは、画面中心から周辺まで均一の描写力で高い光学性能と小型軽量化を実現しました。

マルチコーティング

ルミックス G X レンズ・Gレンズ/ライカDGレンズには、ゴースト・フレア耐性が高くヌケ感のある画質とカラーバランスとを両立させるために、コーティングにも細心の注意が払われています。主な波長に対する反射率を細かく規定することに加えて、斜めから入射する光の反射率を抑えるコーティングも実施。超広角レンズや魚眼レンズなどに使われる曲率半径の小さい形状のレンズ部に積極的に採用し、逆光条件における描写性能を大きく向上させています。さらに、接合レンズ部の接合面にも独自のマルチコーティングを行うことによって、さらなる反射防止を実現。クリアでヌケの良い高画質な描写を実現させています。

従来のコーティング イメージ / マルチコーティング イメージ 従来のコーティング イメージ / マルチコーティング イメージ 従来のコーティング イメージ / マルチコーティング イメージ

ナノサーフェスコーティング

LUMIX G X レンズや一部のライカDGレンズに採用のナノサーフェスコーティングはパナソニック独自の技術で実現した、かつてない高水準の反射防止コーティング。ナノレベルの微細構造を持つ、超低屈折率の薄膜をレンズ表面に形成することで、可視光域(380nm~780nm)の全領域で光線の反射を飛躍的に低減します。光の乱反射をコーティング内部で収めるので、日中の逆光やレンズに斜めから入る光が原因のゴーストやフレアだけでなく、反射光によるゴースト、フレアまでも極限まで抑制し、ベーリンググレアの少ないヌケ感のあるクリアな写真撮影を実現。カメラ・レンズ業界からの評価も非常に高い、先進のコーティング技術です。

ナノサーフェスコーティング ナノサーフェスコーティング ナノサーフェスコーティング

手ブレ補正(POWER O.I.S. / MEGA O.I.S.)

カメラの小型軽量化が進むほど、撮影に「手ブレ」の問題は無視できません。ルミックス G レンズとライカ DG マクロ エルマリート 45mmレンズには、コンパクトカメラの分野で高い評価を得ている光学式手ブレ補正「MEGA O.I.S.」を採用しました。補正精度を高めるために内蔵された専用LSIが、毎秒4000回のジャイロセンサー出力を高速処理して、わずかなブレも的確に補正。ボディ内蔵タイプの手ブレ補正とは異なり、ライブビューファインダーまたはLCDで補正効果が確認できるので、ライブビュー映像が揺れ動いてわずらわしかったり、撮った画像の構図が変わってしまうこともありません。また、レンズ一本一本の特性に合わせて適正な補正効果を得ることができるので、手ブレしやすい望遠ズームレンズの手持ち撮影などでも大きな効果を発揮します。さらに、一部のルミックス G X レンズ・Gレンズには、手ブレ補正効果をより一層高めた「POWER O.I.S.」を搭載し、高周波域に加え低周波域の手ブレも検知し補正します。手ブレ補正効果は、「MEGA O.I.S.」と比較し最大でシャッタースピード1~2段分※1の改善を実現しました。
※1 当社条件による。

手ブレ補正 イメージ

電動ズーム

従来は手動でズームリングを回していたズーム操作を電動で行う機能です。レンズ筐体横のズームレバーを押すだけの簡単操作で快適性が飛躍的に向上。撮影者自身がズームスピードを調整しながら操作できる多段速ズームの採用により、低速ズームで構図をじっくり細かく調整することも可能。ズーム位置までスムーズに移動できるステップズーム※2も搭載し、液晶モニターで焦点距離を確認しながら、ワンプッシュで目的の焦点距離に移動できます。手動でズームレンズを動かす必要がないので、ズームしながら動画を撮影した場合に起こりがちだった手ブレも大幅に軽減。ブレが少なく快適でスムーズな動画撮影を可能にします。
※2 ボディのファームアップが必要です。詳しくは サポートサイト をご覧ください。

電動ズーム イメージ

空間認識技術(DFDテクノロジー)

パナソニックが新たに独自開発した空間認識技術(DFDテクノロジー)により超高速測距が可能に。微小なフォーカス動作により、モニターに映し出された被写体全ての距離情報がわかるため、狙った被写体に迷うことなく一気に合焦。これまで培ったコントラストAF技術との融合により一瞬のチャンスも逃さない、より速く高精度なAFを実現しています。さらに常に被写体の距離情報を取得・更新しているため、動画撮影においても一度捉えた被写体を外すことなく後ろ抜けやピンボケを防ぎ、スムーズなAF追従を可能にしました。本技術の実現には、高精度かつ高速なレンズ駆動制御技術に加え、各レンズのピント情報を正確に把握する必要があります。当社はこのピント情報をカメラの画像処理LSIに格納することで、デジタルカメラのAFシステムとして、世界で初めて※3LUMIX GH4で商品化を実現しました。従来の高精度なコントラストAFに、空間認識技術(DFDテクノロジー)の超高速性を融合させることで、コントラストAF技術を極限まで進化させています。
※3 2014年4月24日発売。カメラ向けDFD(Depth From Defocus)技術の商用化として。

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