LUMIX S 100-500mm F5-7.1
LUMIX Sシリーズ最長※の焦点距離を実現しながら、
フィールドでの機動力を追求した、
手軽に持ち歩ける超望遠ズームレンズ。
別売のテレコンバーターにも対応。
※ 2025年9月現在。
手軽に持ち歩ける500mm
LUMIX Sシリーズ最長※の超望遠ズーム
LUMIX Sシリーズレンズ最長※となる500mm(5倍ズーム)の超望遠撮影を、驚くほど軽快に実現。姿をひそめる野鳥や近づけない野生動物、三脚の使用が制限される電車や飛行機の撮影でも、高い機動力を活かして貴重なシャッターチャンスを逃さず、優れた描写性能で鮮明に捉えます。さらに、別売の2×テレコンバーター(DMW-STC20)を使用すれば、焦点距離を最大1000mmまで拡張することができます。
©Cozy Ogawa
- 2025年9月現在。
感動を切り取る描写力
遠くのディテールまでくっきり捉える100-500mm超望遠ズームレンズ
ズーム全域で優れた描写性能を実現した本レンズは、画面の隅々まで被写体の細部を忠実に再現します。望遠500mmにおいてもディテールを捉えつつ、望遠ならではの圧縮効果を活かした印象的な表現を楽しめます。緻密な描写が求められる飛行機や鉄道の撮影はもちろん、鳥や動物の繊細な毛並みに至るまで、精緻に描写します。
さらに、ハイブリッドズーム※1を活用すれば、静止画・動画撮影において最大1,562mmの望遠ズーム撮影が可能です※2。
- 光学ズームとクロップズームを組み合わせて、ワイド端の焦点距離を変えずにズームリング操作のみで高倍率のズームができる機能です。
- DC-S1M2、DC-S1M2ES、DC-S5M2、DC-S5M2X、DC-S9使用時。DC-S1RM2使用時は最大2,105mm。カメラ本体機種によって最大焦点距離が変わります。 DC-S5M2はファームウェアVer.3.2、DC-S5M2XはファームウェアVer.2.2へのアップデートが必要です。
テレコンバーター対応
最大1000mmまで焦点距離を
拡張
別売の1.4×テレコンバーター(DMW-STC14)および2×テレコンバーター(DMW-STC20)に対応しています。
1.4×テレコンバーターを装着すると、望遠端の焦点距離が500mmから700mm※1に拡張。さらに、2×テレコンバーターなら最大1000mm※2の超望遠撮影が可能です。コンパクトな機材構成で望遠域を広げることができ、三脚に頼らず手持ちでの撮影も可能。高い機動力を活かしたダイナミックな望遠撮影を実現します。
- 1.4x テレコンバーター(DMW-STC14)装着時はF値が1段分、2x テレコンバーター(DMW-STC20)装着時はF値が2段分暗くなります。
- テレコンバーター装着時は、本レンズの焦点距離が150-500mmに制限されます。
美しいボケがもたらす被写体の存在感
望遠撮影の醍醐味であるボケ表現を追求しました。ピント面からアウトフォーカスへとなめらかに移行することで、自然で立体感のある質感描写を実現。輪線や口径食、二線ボケを抑えた美しいボケ味が、被写体を際立たせ、印象的な一枚を生み出します。
近くの被写体も気軽に撮れる、優れた近接撮影性能
遠くの被写体はもちろん、足元に咲く花や、舞い降りた蝶の美しさまでも。超望遠ズームレンズでありながら、広角端では最短撮影距離0.8m※1、望遠端では最大撮影倍率0.36倍※2を実現。ふと目にとまったささやかな美しさを、思いのままに切り取ることができます。
- 0.8m(焦点距離:100mm)、1.5m(焦点距離:500mm)。
- 0.16倍(焦点距離:100mm)、0.36倍(焦点距離:500mm)。
レンズ構成図
一般的に、焦点距離が長くなるほど色収差が大きくなり、コントラストの低下や色にじみが発生しやすくなります。この課題を克服するために、本レンズではUED(特殊超低分散)レンズ2枚とED(特殊低分散)レンズ2枚を効果的に配置しています。UEDレンズはEDレンズよりもさらに分散性が低く、蛍石に近い性能を持つため、色分散作用を抑えて軸上色収差を良好に補正します。
MTFチャート
ズーム全域で中心から周辺までシャープかつ高い解像性能を発揮し、妥協なき描写力を実現しています。
・歪曲収差補正が可能なレンズに関しては、MTF曲線の横軸は補正を考慮した中心からの距離で表示しています。
Dual I.S.2対応、
望遠側で7段分※の
高い補正効果を発揮
光学式手ブレ「O.I.S.」を搭載。鏡筒内部のジャイロセンサーが毎秒約4000回のブレ検知を行い、高周波の早く小刻みな手ブレから、低周波のゆっくりとした大きな手ブレまで、高精度に検知して補正します。
さらに、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)との連動制御による「Dual I.S.2」に対応し、望遠側で7段分※の補正効果を発揮。通常は焦点距離が延びるにつれて、補正角が大幅に減少してきますが、「Dual I.S.」で補正することにより、補正効果が難しい望遠域でも手ブレを補正することが可能です。
手持ちでの望遠撮影やスローシャッター表現など、あらゆるシーンで手ブレを気にせず、積極的な撮影を楽しむことができます。
・補正範囲は一例であり、装着するレンズにより変化します。
- CIPA規格準拠(DC-S1RM2使用時、Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=500mm)
フィールドでの機動力を追求した、手軽に持ち歩ける超望遠ズームレンズ
LUMIX Sシリーズ史上最長※の焦点距離を実現しながら、全長約196.1mm、質量約1,285gという優れた携帯性も両立。重いレンズの持ち運びが難しい場所や、三脚の使用が制限されるシーンでも、手持ちで軽快に撮影できます。高い機動力により、貴重なシャッターチャンスを逃さず、決定的な瞬間をしっかりと捉えます。
- 2025年9月現在。
過酷な撮影を支える
操作性と信頼性
瞬時の判断に応える操作性
撮影スタイルに応じて柔軟に対応できる操作性が、撮影現場での機動力を高めます。
快適な望遠撮影を実現するため、手ブレ補正モードの切り替えや、タイトスムースリングによるズームリングの回転トルク調整に対応しました。また、フォーカスリング(コントロールリング)やフォーカスボタン(Fnボタン)には、使用頻度の高い機能を割り当てることができ、必要な操作を瞬時に呼び出せます。マニュアルフォーカス時には、意図に沿った繊細なフォーカス制御が可能で、表現の幅が広がります。
さらに、三脚使用時でも機動力を活かした撮影が可能です。付属の三脚座を使用すれば、三脚の雲台を動かすことなくレンズを回転させることができ、縦位置・横位置の構図切り替えをスムーズに行えます。そのため、被写体の動きにも素早く対応できます。
新たに搭載されたタイトスムースリングにより、ズームリングの回転トルクを調整できます。これにより、ズームの誤動作を防ぎつつ、繊細な操作が求められる場面からスピーディなズーミングまで、快適な操作感を実現します。
フォーカススイッチを搭載。被写体に応じて「FULL/LIMIT」を切り換えることで、より効率的にフォーカスでき、すばやい被写体にも即座に対応することができます。
撮影手法に応じて、O.I.S.モードの切り換えが可能です。MODE1は通常の撮影に適しており、MODE2は流し撮りに適した手ブレ補正モードで、流し撮りの方向を自動で検出して補正します。
フォーカスリングをコントロールリングとして使用し※1、F値や露出補正などの撮影設定を割り当てることができます。
フォーカスリングの回転方向を変更できるため※1、慣れ親しんだリング操作が可能です。
フォーカスボタンに撮影機能を割り当てて、すぐに呼び出すことができます。たとえばハイブリッドズーム※2を割り当てた場合、望遠域をスムーズに拡張することができます。
ズーム時にマニュアルフォーカスでのピント送りが可能になりました。ズーミングしながら別の被写体にピントを合わせるなど、映像表現の幅が広がります。
フォーカスリング操作は「リニア方式」と「ノンリニア方式」で切り換えることができます。ノンリニア方式では、回転速度に応じてピントの移動量が変化するため、俊敏なフォーカシングが可能です。
リニア方式では、回転量に対してピントの移動量が固定となります。撮影シーンに応じて回転量を設定することで、動画撮影時にメカニカル方式のような直感的で精密なフォーカシングを実現できます。
- 対応カメラ:DC-S1M2、DC-S1M2ES、DC-S1RM2。DC-S1RM2は、ファームウェアVer.1.2へのアップデートが必要です。
- 光学ズームとクロップズームを組み合わせて、ワイド端の焦点距離を変えずにズームリング操作のみで高倍率のズームができる機能です。
高速、高精度、静粛な
フォーカシング
デュアルフェイズリニアモータ(Dual phase linear motor)と最新型の光学式エンコーダ搭載により、高速・高精度なAF性能を実現しました。デュアルフェイズリニアモータは、高速、高精度、静粛性等の特長はそのままに、同体積比で従来型リニアモータの約3倍※の推力を実現する新型アクチュエータです。
動画撮影時においては、静粛な駆動によりフォーカス駆動音を気にせず撮影でき、ポストプロダクションの際も作業の短縮化を図ります。
また、ズーム時の像面位相差AFにも対応しており、撮りたい被写体を逃すことなくしっかりと捉えることができます。
・デュアル(Dual)とは
Dual phase drive=2相コイルの通電を切り替えながら切れ目なく駆動。
Dual face magnet=コイルの両側に磁石を配置する当社独自技術。
- S-R100500の場合。当社従来型リニアモータ(ボイスコイルモータ)比。
防塵・防滴仕様※ / 耐低温設計
幅広いシーンにも対応できる防塵・防滴仕様※により、機動力のある撮影が可能。天候に左右されることなく、突然の数少ないシャッターチャンスを捉えることができ、水滴やほこりなどから大切なレンズを守ります。レンズ最前面にはフッ素コーティングを採用しており、レンズ表面に汚れが付着した場合も簡単に取り除くことができます。
さらに、雪山やゲレンデなどの寒冷地でも撮影可能な、マイナス10℃の耐低温設計を実現しました。
- 当社製防塵・防滴対応カメラボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
映像作品制作に最適な
動画性能
高精細な動画撮影に対応した光学設計と、鏡筒内部構造の最適化により、ブリージング(動画撮影中など、フォーカシング時におけるピント位置移動に伴い画角が変化する現象)を抑制します。また、輝度変化が大きいシーンでは、絞りマイクロステップ制御によりF値変化をなめらかに制御することで、急激な露出変化を抑制。動画撮影中のパンニング時も安定した露出制御をサポートします。
環境への配慮と取り組み
LUMIXは、環境配慮の取り組みを進めています。
包装材の部品点数を従来比で11%削減、プラ材料使用量を73%削減しました。さらに、環境負荷を軽減するため、パルプモールドを取り入れています。
Creator’s Work
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/60sec, F13, ISO50 ©Wataru Tamura
撮影協力:フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/2000sec, F7.1, ISO6400 ©Wataru Tamura
撮影協力:フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 202mm, 1/25sec, F9.0, ISO1250 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/1600sec, F7.1, ISO3200 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/2000sec, F7.1, ISO800 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 100mm, 2sec, F22, ISO50 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1, STC20 / 1000mm, 1/640sec, F18, ISO2500 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/500sec, F8.0, ISO640 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/400sec, F18, ISO12800 ©Cozy Ogawa
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 464mm, 1/2500sec, F7.0, ISO640 ©Makoto Mori ©JR九州
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 154mm, 1/2500sec, F6.3, ISO800 ©Makoto Mori ©JR九州
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 625mm, 1/800sec, F13, ISO320 ©Makoto Mori ©JR九州
S1II, S 100-500 F5-7.1 / 500mm, 1/50sec, F7.1, ISO100 ©Makoto Mori ©JR九州
S1RII, S 100-500 F5-7.1 / 409mm, 1/1250sec, F11, ISO100 ©A☆50/Akira Igarashi
S1RII, S 100-500 F5-7.1 / 182mm, 1/800sec, F11, ISO400 ©A☆50/Akira Igarashi
S1RII, S 100-500 F5-7.1, STC20 / 1000mm, 1/1600sec, F16, ISO5000 ©A☆50/Akira Igarashi
S1RII, S 100-500 F5-7.1 / 427mm, 1/1250sec, F9.0, ISO400 ©A☆50/Akira Igarashi
掲載商品の価格には、配送・設置調整費、工事費、使用済み商品の引き取り費等は含まれておりません。
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