電子レンジでラップはかけるべき?レンチンの時にラップをする意味と使い方

ライター:UP LIFE編集部
2024年4月26日
食・レシピ

電子レンジで食材を加熱するとき、ラップをかけるかかけないかで迷うことがあるのではないでしょうか?この記事では、電子レンジでラップを使用する意味や、悩みがちなラップあり・無しの使い分けについて解説します。

電子レンジ(レンチン)のラップのあり・無しは「食材によって異なる」

結論からお伝えすると、電子レンジで食品をあたためるときにラップをかけるべきか否かはあたためる食材によって異なります。

例えば、冷凍していたごはんや作り置きのおかずをあたためる際にはラップを使ってもOKです。むしろ、ラップを使う方が食品が均一にあたたまりやすくなり、ふっくらとおいしく仕上がります。一方で、焼き物や炒め物などの食品は、ラップを使わずあたためる方がおいしく仕上がります。

電子レンジでラップする意味は?ラップの効果と使い分け

写真:テーブルに並ぶ春巻き

電子レンジを使う時にラップを使うべきかどうかは、あたためる食材によって変わります。
とはいえ、ラップがいる食材といらない食材を一つひとつ覚えるのはキリがありません。
そこで、ラップにどのような効果があるのかを覚えておけば、簡単に使い分けができるようになるでしょう。

【効果】ラップは「水分を逃さない」「食品を蒸らす」効果がある

ラップの効果の一つは「水分を逃さない」ことです。

電子レンジで加熱すると、食材の持つ水分が水蒸気となって食材の外に放出されます。ラップにはこの水蒸気を閉じ込め、水蒸気とともに熱が逃げるのを抑えて温度を上がりやすくし、熱を通りやすくする効果があります。

また、水蒸気がラップ内にたまるので、「食品を蒸らす」効果も。加熱後、しばらくラップをかけたままにしておくと、余熱で蒸らすことができます。

このラップの性質を活かした出来上がりの食感が、ラップをかける・かけないの使い分けの一つの目安になります。具体的な使い分け方についてもみていきましょう。

【ラップあり】冷凍ご飯など「しっとり、ふっくら」させたいときにはラップをかける

写真:電子レンジで加熱した冷凍ご飯

水分を逃さずしっとりさせたい食品はラップをして加熱します。しゅうまいなどの蒸し物、煮魚やたれがかかった食品、冷凍ご飯、ゆで野菜などが該当します。カレーやシチューなどのはじけやすい食品も、ラップをして加熱するのが基本。レシピに合わせて使い分けましょう。

【ラップ無し】焼き魚など「パリッ」とさせたいとき、水分が含まれている食品にはかけない

写真:鯖の塩焼き

水分を逃してパリッとさせたい食品や、十分に水分のある食品などはラップをしないで加熱します。焼き物、炒め物、揚げ物、味噌汁などのスープ類、焼きそば、ハンバーグや焼き魚といった食品が該当します。

このように、ラップをかける・かけないの使い分けの目安は、食材の仕上がりにあります。下記に、ラップをするべき食品としなくて良い食品をまとめましたので、参考にしてください。

ラップをするべき食品ラップをしなくて良い食品
・冷凍ごはん、パン
・蒸し物
・煮物や煮魚
・ゆで野菜
・油分の多い汁物
・焼き魚
・揚げ物
・炒め物
・味噌汁などのスープ類
※油はねを防ぎたい場合はラップをする

ラップは“ふんわり”かけるのがポイント

写真:ラップをふんわりかけた、食材入りのボウル

ラップをかける場合は、ピッチリかぶせるのはNG。加熱中に破裂したり、中華まんなどのようにラップが張り付いてしまう場合があります。ラップは余裕をもたせてふんわりとかぶせましょう。また、ターンテーブルがないフラットなタイプの電子レンジでラップを使用する時は、ラップをできるだけ食品に沿わせるようにしましょう。ラップが浮いているとセンサーが上手く検知できず、上手くあたためることができないことがあります。

イラスト:ターンテーブルがないフラットなタイプの電子レンジでのラップのかけ方。ラップを食品に沿わせるのが○、ラップが食品から浮いているのはNG

「スチームコントロール」付きのビストロはラップをかけなくてもふっくら!

電子レンジ「ビストロ」のスチームコントロール機能は、低温から加熱水蒸気まで、量、噴射タイミングをきめ細かくコントロールしてラップいらずで食品をおいしく温めます。ボイラーで集中的にスチーム噴射することも可能なので、ぎょうざやしゅうまいといった蒸し料理も蒸し器いらずでふんわりおいしく仕上がります。

スチームオーブンレンジ ビストロのスチームコントロール機能は、低温から過熱水蒸気まで、量、噴射タイミングをきめ細かくコントロールしてラップいらずで食品をおいしく温めます。たっぷりの高温スチームを集中的に噴射するので、ぎょうざやしゅうまいといった蒸し料理も蒸し器いらずでふんわりおいしく仕上がります。

写真:ふんわり仕上がった肉まん

ゆで卵・温泉卵もスチームオーブンレンジ ビストロなら自動メニューで簡単に作れる

写真:ビストロに殻のままの生卵を入れて、スチームコントロール機能で自動調理

レンジ機能で、殻のまま生卵を入れてあたためると爆発してしまいますが、ビストロのスチームコントロール機能を使えばゆで卵や温泉卵も自動調理が可能。ゆで時間に悩むこともないので、朝食やもう一品献立が欲しい時に助かります。

ゆで卵の作り方について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

冷凍ごはん・冷蔵おかずを同時にあたためられる!

写真:ビストロで冷凍ごはんと冷蔵おかずを同時にあたためる

ビストロの「高精細・64眼スピードセンサー」はあたため時の食品・大きさを見分けて温度を瞬時に測定※1中央より離して置くことで赤外線センサーで2品と判定し、一度の手間で冷凍と冷蔵の温度の異なる2品を同時にあたためることができます※2

  1. マイクロ波による食品の温度上昇特性や、面積、温度上昇速度により、食品を分類し見分けます。
  2. 食品2品の分量はほぼ同等。ただし汁物、ソース、タレがかかった食品、冷凍カレー、冷凍シチューなどは2品あたために向きません。

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2024年4月26日 食・レシピ

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