ゆで卵はスチームオーブンレンジで簡単に作れる!?爆発させない作り方
監修:Panasonic Cooking @Lab
ライター:UP LIFE編集部
2022年11月28日
食・レシピ
料理に彩りを添えてくれるゆで卵。ただし、お湯を沸かしたり、割れないように扱ったりするのが手間に感じることがあるかもしれません。実は、ゆで卵はスチームオーブンレンジで作れます。この記事では、スチームオーブンレンジでの簡単なゆで卵の作り方について紹介します。
なぜ電子レンジで卵は爆発するの?
電子レンジは、マイクロ波と呼ばれる電磁波で食品の内部を加熱する仕組みになっています。卵のように外側が殻や膜で包まれているものは、加熱により内部で発生した水蒸気の逃げ場がありません。そのため、食品の内圧が上昇し、限界に達すると爆発してしまうのです。
卵を溶きほぐして作るオムレツなどの料理であれば、問題ありませんが、生卵からゆで卵にするときはもちろん、すでにゆで卵になっているものを温める場合も卵の膜が破裂する危険があります。
卵が電子レンジ内で爆発すると庫内のあちこちに飛び散って掃除が大変ですし、衝撃により庫内底面やヒータが割れたりすることで、けがのおそれもあります。また、電子レンジから取り出した後に爆発することもあり、手や顔にやけどを負う可能性もあり大変危険です。
簡単!スチームオーブンレンジでゆで卵の作り方
一般の電子レンジではゆで卵を作れないことがわかりましたが、スチームオーブンレンジ ビストロ※のように、ゆで卵の調理に対応している製品※もあることをご存知でしょうか。
ここからは、スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aで作るゆで卵のレシピをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
スチームオーブンレンジ ビストロなら「ゆで卵」自動メニューで加熱するだけ!
スチームオーブンレンジ ビストロの特長のひとつは、バリエーション豊かな自動メニュー。火加減や加熱時間が大切な卵料理も、自動でおいしく仕上がります。
冷蔵庫から取り出した殻がついたままの卵を、ヒートグリル皿に載せたら、あとは自動メニューにおまかせ*。スピードスチーム機構により、多量の高温スチームを集中噴射して、短時間で火を通します。火加減を見たり、加熱時間を計ったりする手間はありません。その間に、ほかの料理や家事もできるので時間も有効に使えます。
* 自動メニュー、またはレシピブック・取扱説明書の該当メニューページに記載されている手動スチームのみ対応。
ゆで卵を1個だけ作りたい場合
まず、1個だけゆで卵を作りたい場合の手順を解説します。
【作り方】
- 給水タンクに満水まで水を入れる。
- グリル皿を上段に入れ、中央に卵を1個置く。
- 【料理集】→【番号で選ぶ】→【No.148】→【決定】→【決定】→【スタート】
- 加熱後、必ず冷水につけ、十分に冷めてから殻をむく。
※ 熱いのでやけどに注意。
ゆで卵を2個、3個、4個、5個、10個作りたい場合
次に、ゆで卵を2個、3個、4個、5個、10個作りたい場合の作り方について解説します。
作り方のプロセスは1個の場合と同様です。置き方は、下記の写真をご参考ください。
※ 卵が転がる場合は、ヒートグリル皿の波模様(溝)に沿って卵を並べると転がりにくくなります。
自動メニューでの目安時間は、約15分です。
【1~4個まで】
個数設定せずに加熱できます。
手動で調理するときは、【スチーム:100℃】に設定し、個数やお好みの固さに応じて約14~18分加熱するのがおすすめです。
【5〜10個まで】
仕上がり【やや強】または【強】を選んでください。
最大個数は10個までです。
なお、加熱後すぐに殻をむくのは危険ですから、冷やす時間もとりましょう。
おまかせで、おいしい火加減!スチームオーブンレンジ ビストロ
ゆで卵も簡単に作れるスチームオーブンレンジ ビストロですが、IoT対応モデルのNE-UBS10Aの主な特長についてさらにいくつかご紹介します。
火加減いらず!料理に合わせてスチームを調整
ゆで卵調理でも使われているスチーム機能は、料理にあわせてスチームの温度や量を変化させ、適切なタイミングで噴射するようになっています。
「温泉卵」※※も自動メニューで簡単!
※※ NE-UBS10A/BS9A/BS8A/BS658も対応可能
ごはんやおかずのあたためも自動ですばやく!
「高精細・64眼スピードセンサー」により、庫内の食品の温度や分量などを瞬時に見分け※1、自動で加熱します。このセンサーを利用して、冷凍と冷蔵など温度の異なる食品の2品同時にあたため(ねらって加熱)※2も実現。独自の3Dアンテナでマイクロ波をコントロールすることで、2品を同時にあたためても、どちらも食べやすい温度に仕上げられます。ご飯とおかずを別々に温める必要がないので時短になります。
あたため以外にも1台でこなせる機能を多数搭載
レンジ、オーブン、グリル、スチームなどの機能を1台で兼ね備えた、オールマイティな調理家電。焼く、煮る、蒸す、揚げるといった基本的な調理方法に対応しています。
今回ご紹介したゆで卵以外にも自動メニューが豊富なので、料理がとてもラクになります。 ワンボウルメニューなら、食材と調味料を耐熱ガラス製ボウルに入れるだけでパスタやカレー、中華やエスニック、煮物まで一気に仕上がります。鍋やフライパンを洗う手間がなく、後片付けもラクになるでしょう。
まとめ
ゆで卵を作る際、一般的な電子レンジを使って卵を加熱すると、破裂するおそれがあり大変危険です。そのため、ゆで卵調理に対応したタイプを選びましょう。スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aなら、スチーム調理ができるため、自動メニューで簡単に1個から10個までゆで卵が作れます。もし、ゆで卵を作れる調理家電の購入を考えている場合は、検討してみてはいかがでしょうか。
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Panasonic Cooking @Lab
Panasonic Cooking @Labとは?
「おいしさを科学し、食卓に笑顔と感動をお届けする」をモットーに、「電子レンジ」「炊飯器」「調理小物」「IHクッキングヒーター」「冷蔵庫」を含むパナソニック調理事業の全カテゴリーの調理ソフト開発メンバーが所属し、設計者と生活者の両視点からお客様へのお役立ち活動を実践する組織です。
調理機器・食に精通するユニークな専門性を有するメンバーの知恵を結集して近年の多様化するライフスタイルや価値観に共感する商品やサービスを産み出し、社会にお役立ちしてまいります。
※1 マイクロ波による食品の温度上昇特性や、面積、温度上昇速度により、食品を分類し見分けます。
※2 食品2品の分量はほぼ同等。ただし汁物、ソース、タレがかかった食品、冷凍カレー、冷凍シチューなどは2品あたために向きません。
2022年11月28日 食・レシピ
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