青梅の季節が来た!「梅仕事」と人気レシピをご紹介
ライター:UP LIFE編集部
2020年6月11日
食・レシピ
青梅のシーズンは6月がピーク。「梅仕事」ができるのはこの時期だけです。今年こそチャレンジしたい方に向けて、梅仕事の基本と、梅シロップや梅酒などの人気レシピや、それらを使ったアレンジメニューを紹介します。
「梅仕事」って?いつ何をすればいいの?
「梅仕事」とは、その年に収穫した梅の実を使って、梅酒や梅シロップ、梅干しなどを作ること。旬の梅を扱うことで、季節と自然の恵みを感じることができそうです。
おいしく梅をいただくには、買ってきた青梅をただ漬ければいいというわけではありません。下ごしらえやそろえるものを知っておきましょう。
梅仕事を始める前に梅の下ごしらえと用具をそろえよう
【梅の下ごしらえの工程】
① 梅を流水で、傷つけないように1粒ずつていねいに汚れを落とす。
② 硬く青い梅は4時間程度水につけてアク抜きをする。
③ ざるなどに広げ、水気を切って自然に乾かす。
④ 梅に残った水気をキッチンペーパーなどできれいに拭き取る。
⑤ へたの部分を竹串などでていねいに取り除く。
ドリンクを入れる保存容器も忘れずに!
- 保存容器は酸に強いガラス製・ホーロー製などを選ぶ。
- 熱湯消毒・アルコール消毒をして殺菌する。
子どもとチャレンジしたい!梅シロップで梅ジュース作り
下ごしらえが済んだら、さっそく梅仕事を始めましょう。ここでは子どもがおいしく飲める「梅シロップ」と大人のための「梅酒」の作り方を紹介します。どちらも簡単で、ていねいに作れば長く保存でき、おいしく味が変化していくのも醍醐味です。
夏の健康づくりに!さっぱり梅シロップ
できあがった梅シロップは、水やソーダ水で割って梅ジュースとして飲むのがおすすめです。爽やかな味わいは、これからの暑い季節にぴったりです。
梅シロップのきほん
① 消毒済みの瓶に、下ごしらえをした梅と氷砂糖を交互に入れていく。梅と砂糖は1:1が目安。
② しっかりふたをして冷暗所で保管し、1日2~3回かき混ぜる。
③ 1~2週間後、砂糖が解けたら梅を取り出しできあがり。
作り慣れてきたら、自分好みにアレンジもできる梅酒
梅酒は梅シロップに比べ、飲みごろまで少し時間がかかりますが、その分梅のエキスがお酒になじみます。慣れてきたら、ラム酒やブランデーで漬けるなど自分好みにアレンジしても!
梅酒のきほん
① 消毒済みの瓶に、下ごしらえをした梅と氷砂糖を交互に入れていく。梅と氷砂糖は1:1が目安。
② ①にホワイトリカーを注ぎ入れる。
③ しっかりふたをして冷暗所で3カ月程度を目安に保存する。
④ 氷砂糖がすべて解けて、琥珀色になれば飲みごろ。
手軽に楽しむ梅レシピ
生ハムと梅干しの冷やし茶づけ
意外な組み合わせなのに、箸が進みます。暑さで食欲がないときもおいしく栄養チャージできるお茶漬け。
梅酒ゼリー
型入らずでできる梅酒を使った大人のデザート。パーシャル室を使えば30分で冷やし固まります。
豚の梅黒酢焼き
やわらかな豚のかたまり肉を梅の酸味でさっぱりいただきます。基本的に下準備をしたら焼くだけのほったらかしレシピ。
まとめ
シロップの他に梅干しや梅ジャム、甘露煮も自家製できます。季節イベントとして梅仕事を楽しんでみてください。
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2020年6月11日 食・レシピ
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