古米の炊き方!パサパサになった古いお米でもおいしくする方法

ライター:UP LIFE編集部
2023年12月6日
食・レシピ

お米をまとめ買いしたけれど、使わないまま、気づいたら数か月経っていた…。まだおいしい?もうおいしくない?そもそも食べても大丈夫?とお悩みの方へ。ここでは、古くなったお米をおいしく食べきるための方法をご紹介します。

お米の鮮度は、お米に含まれる水分量に比例する

両手いっぱいに米粒をすくうイメージ

長期間保存していたお米は、虫やカビが発生していなければ食べても大丈夫。だけど気になるのが、お米の鮮度。実は、お米の鮮度は「新米か古米か」よりも、お米の乾燥度合いに大きく左右されるのです。お米に含まれる水分は、精米した直後から徐々に失われていき、乾燥が進むほどパサつきが増えて味も落ちていきます。

古米をおいしく炊く3つの方法と、おいしく食べる方法

お米に調味料を入れるイメージ

乾燥したお米は、普段の炊き方で炊くと芯が硬くなったり、パサつきや臭みが出ることがあります。ですが、あきらめることはありません。乾燥したお米でもおいしく炊けて、おいしくいただける、いくつかの方法があるんです。

コツ1:加水量を増やし、軟らかく炊く

乾燥して硬くなったお米は、通常より水をやや多めにして炊くと、お米の中まで水分が浸透し、食感が軟らかくなります。

コツ2:調味料を入れて炊き、風味をよくする

ぬかのような臭みを抑えたいときは、炊く前に一切れの昆布や料理酒、みりん、酢などの少量の調味料を加えてみると、風味や旨みが嫌な臭いをカバーしてくれます。また、はちみつを垂らしてよくかき混ぜて炊くと、風味がよくなり、艶もプラスされます。なお、みりん等の甘み成分を含む調味料の場合には、釜底のごはんに焦げ色がつきやすくなりますので、ご注意ください。

コツ3:日本酒やみりんなどを入れて、食感や艶をアップ

炊く時に日本酒やみりんを、米1合につき大さじ1程度を追加すると、ふっくら炊き上がります。パサつきの軽減には、小さく刻んだお餅を少量加えて炊いてみるのもおすすめです。溶けたお餅がごはん全体に絡まってモチモチとした食感になり、餅米のような感覚でおいしくいただけます。また、オリーブオイルやサラダ油、マヨネーズなどを少し加えると艶のあるごはんに変身します。

パサつきを有効活用して、おいしいチャーハンやピラフに!

お米のパサつきを逆手にとって、チャーハンやピラフに積極的に活用すれば、炊き方を工夫しなくてもおいしくいただけます。ほかにも、酢飯やオムライス、カレーライス、リゾット、雑炊、ドリア、パエリアなど、お米の乾燥がメリットになるメニューはたくさんあります。

お米一粒一粒に熱を伝えてふっくら炊き上げる炊飯器

乾燥したお米は炊き方や調理法を工夫すればおいしくいただけますが、忙しい日は、ちょっとした手間だって大きな負担になりがちです。そこでおすすめなのが、「ビストロ匠技AI※1」を搭載した炊飯器「可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ Vシリーズ」。お米の状態に合わせて火や圧力の加減を自動で調整して、理想的に炊き上げます。

お米の状態を見極めて、炊き方を自動コントロール

茶碗によそったご飯のイメージ

「可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ Vシリーズ」は3つのセンサーを搭載しており、お米の含水率や給水速度などのお米の状態をとらえます。そして約9600通り※2の中から、そのお米に最適な火加減と圧力加減を自動で調整して炊飯。古くなって乾燥が進んだお米でも一粒一粒にしっかり熱を伝えるので、粒立ちのよいごはんに炊き上げます。また、「やわらか」「かため」など、13通りの食感に炊き分けられるので、お好みのおいしさを追求することができます。

いかがでしたか。とくに気温の高い季節は、お米の鮮度も落ちやすくなります。まとめ買いで余らせてしまっていたお米は、状態に合わせて自動でおいしく炊き上げる炊飯器などを活用して、手間なく、おいしく食べきりましょう。

この記事で紹介した商品

※1 全てのコース、銘柄に対応しているわけではありません。
※2 ビストロ炊飯コース3合において。

2023年12月6日 食・レシピ

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