

古いお米の炊き方!乾燥が進んだお米でもおいしくする方法
ライター:UP LIFE編集部
2023年1月17日 食・レシピ
お米をまとめ買いしたけれど、使わないまま、気づいたら数か月経っていた…。まだおいしい?もうおいしくない?そもそも食べても大丈夫?とお悩みの方へ。ここでは、古くなったお米をおいしく食べきるための方法をご紹介します。
お米の鮮度は、お米に含まれる水分量に比例する

長期間保存していたお米は、虫やカビが発生していなければ食べても大丈夫。だけど気になるのが、お米の鮮度。実は、お米の鮮度は「新米か古米か」よりも、お米の乾燥度合いに大きく左右されるのです。お米に含まれる水分は、精米した直後から徐々に失われていき、乾燥が進むほどパサつきが増えて味も落ちていきます。
古いお米の炊き方とは?乾燥が進んだお米をおいしくするコツ

乾燥したお米は、普段の炊き方で炊くと芯が硬くなったり、パサつきや臭みが出ることがあります。ですが、あきらめることはありません。乾燥したお米でもおいしく炊けて、おいしくいただける、いくつかの方法があるんです。
加水量を増やし、軟らかく炊く
乾燥して硬くなったお米は、通常より水をやや多めにして炊くと、お米の中まで水分が浸透し、食感が軟らかくなります。
調味料を入れて炊き、風味をよくする
ぬかのような臭みを抑えたいときは、炊く前に一切れの昆布や料理酒、みりん、酢などの少量の調味料を加えてみると、風味や旨みが嫌な臭いをカバーしてくれます。また、はちみつを垂らしてよくかき混ぜて炊くと、風味がよくなり、艶もプラスされます。なお、みりん等の甘み成分を含む調味料の場合には、釜底のごはんに焦げ色がつきやすくなりますので、ご注意ください。
お餅や油を入れて炊き、食感や艶をアップ
パサつきの軽減には、小さく刻んだお餅を少量加えて炊いてみるのもおすすめです。溶けたお餅がごはん全体に絡まってモチモチとした食感になり、餅米のような感覚でおいしくいただけます。また、オリーブオイルやサラダ油、マヨネーズなどを少し加えると艶のあるごはんに変身します。
パサつきが活きる、チャーハンやピラフに積極活用
お米のパサつきを逆手にとって、チャーハンやピラフに積極的に活用すれば、炊き方を工夫しなくてもおいしくいただけます。ほかにも、酢飯やオムライス、カレーライス、リゾット、雑炊、ドリア、パエリアなど、お米の乾燥がメリットになるメニューはたくさんあります。
「鮮度炊き分け」機能※1で乾燥したお米もおいしく炊ける炊飯器

乾燥したお米は炊き方や調理法を工夫すればおいしくいただけますが、忙しい日は、ちょっとした手間だって大きな負担。パナソニックの独自技術による「鮮度炊き分け」機能付き炊飯器なら、ほったらかしで、乾燥したお米をおいしく炊き上げてくれるのでおすすめです。
お米の鮮度を見極めて、炊き方を自動コントロール

「鮮度炊き分け」機能とは、お米の状態を見極めて新米のようなおいしさ※2を引き出す凄いワザ。「鮮度センシング」が釜の中の圧力をリアルタイムで検知し、お米の鮮度に合った圧力とスチーム温度に調整します。新鮮で水分の多いお米は、水分を飛ばしてべたつきを防いで、ハリのあるごはんに。そして水分の少ないお米は、パサつきを抑えて甘みと適度な粘り感のあるごはんに炊き上げます。つまり、どんなお米でも1年中、ハリや甘み、みずみずしいおいしさのごはんが楽しめるのです。
いかがでしたか。とくに気温の高い季節は、お米の鮮度も落ちやすくなります。まとめ買いで余らせてしまったお米は、「鮮度炊き分け」機能付きの炊飯器などを活用して、手間なく、おいしく食べきりましょう。
この記事で紹介した商品
※1全てのコース、銘柄に対応しているわけではありません。当社独自基準評価。お米の量、銘柄、保存状態、水の量などの使用条件によって異なります。
※2ハリや甘み、みずみずしさのこと
2023年1月17日 食・レシピ
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