もやしはレンジ加熱が便利でおいしい!最適な加熱時間とコツ

もやしのレンジ加熱についての監修:検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
ライター:UP LIFE編集部
2025年5月13日
食・レシピ

もやしは、ゆでると水っぽくなっておいしさが感じられない……と思ったことはないでしょうか。実は、もやしはレンジでおいしく加熱するのがおすすめです。この記事では、もやしをレンジ加熱することの3つのメリットや最適な加熱時間について解説。レンジ加熱した後の活用方法についてもご紹介します。

もやしはレンジ加熱するのがおすすめ!3つのメリットを解説

写真:もやし

もやしはゆでると水っぽくなりやすく、おいしさを感じられない場合があるかもしれません。実は、もやしはレンジで加熱するのがおすすめです。レンジで加熱すると水っぽさを防いで、栄養や調理時間などの点でもメリットがあります。ここでは3つのメリットについて詳しく解説します。

メリット1.水っぽくなりにくい

もやしは、さまざまな料理に使える便利な食材です。ただし、水分が多い野菜のため、ゆでるとさらに水っぽくなり、調理の際も水分が出やすいです。炒める場合でも、もやしを他の食材と一緒に炒めると、先に火が通ったもやしから水分が出て、料理が水っぽくなりがちです。

一方、もやしをレンジ加熱すると、水分を飛ばすことができるため、料理でもやしを使っても水っぽくなりにくく、調理しやすくなります。

メリット2.ビタミンCが水に溶け出しにくい

もやしには、ビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養素が含まれています。ただし、ビタミンCなどの栄養素は水に溶けやすいため、ゆでると流出しやすいです。レンジなら水を使わず、短時間で加熱できるため、ビタミンCなどの栄養素が水に溶けるのを防ぎやすくなります。このように、もやしの栄養を多く保ったまま料理に使えるのがうれしいメリットと言えます。

メリット3.時短調理につながる

レンジ加熱したもやしは、そのまま和え物や炒め物、スープなどさまざまな料理に使えます。下ごしらえのためのお湯を沸かす時間、ゆでる時間、鍋などを洗う時間や手間も省けるため、時短調理につながります。

もやしのレンジ加熱に最適な時間

写真:もやし

もやしをレンジで加熱する時間は、パナソニックの電子レンジの場合、もやし100gを600Wで約1分~1分30秒加熱が目安です。一般的に、加熱しすぎると水分が出やすくなるため、様子を見ながら加熱してください。加熱する際の設定方法や時間は、使用する電子レンジの取扱説明書を確認しましょう。

もやしのレンジ加熱のやり方とコツ

写真:もやしを水洗いする様子

まずはもやしを袋から出して水洗いし、水気をしっかりと切ります。
もやしの袋に「電子レンジOK」などと記載がある場合は、水洗いせず袋のまま電子レンジで加熱できます。記載がない場合は、袋のままレンジで加熱すると破裂などの恐れがあるため、袋から出して加熱しましょう。

袋から出したもやしをレンジで加熱する際は、耐熱の平皿に入れ、もやし同士がなるべく重ならないように並べます。次にラップをふんわりとかけ、加熱します。加熱による蒸気の圧力でラップが裂けたり、加熱後に食品が押しつぶされたりするのを防ぐため、ラップは何重にもならないように注意しましょう。

また、加熱は先に「もやしのレンジ加熱に最適な時間」でご紹介したように、もやし100gの場合600Wで約1分~1分30秒を目安として、レンジ内の様子を見ながら行いましょう。ラップを外す際は、蒸気でやけどしないように皿の奥側から外すなどして気をつけましょう。もやしから水分が多く出ている場合は、キッチンペーパーなどでふき取ります。

加熱したもやしは簡単ひと手間で副菜やおつまみにも

写真:レンジで加熱したもやし

レンジで加熱したもやしは、調味料で和えるだけで副菜やおつまみとしておいしく食べられます。冷蔵庫で1〜2日は持つので、料理に幅広く活用しましょう。
もやしに合う調味料は、ポン酢、ごま油、オイスターソース、カレー粉などさまざまです。
例えば、塩とごま油でナムル風に和えたり、かつお節とポン酢で和えたりするだけでもおいしい一品になります。また、納豆と和えたり、めかぶの甘酢など市販のおかずと和えたりしても良いでしょう。

野菜を簡単にゆでることができる!便利なスチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジ
NE-UBS10D

スチームオーブンレンジ NE-UBS10Dは、レンジで簡単に野菜をゆでることができます。ここでは主な特長についてご紹介します。

タッチパネルで「葉果菜」「根菜」を選ぶだけで簡単!迷わずおいしくゆでられる

野菜をゆでる際には、タッチパネルを押すだけで、野菜の種類や仕上がりに適した時間で加熱できます。

写真:タッチパネル

野菜をゆでる方法は簡単です。まず、タッチパネルの「毎日」から「解凍/ゆで野菜」を選びます。次に「ゆで葉果菜」か「ゆで根菜」を選び、スタートボタンを押すと加熱が開始。時間を設定する必要はなく、おまかせでおいしくゆでることができます。仕上がりを変えたいときは「弱」「標準」「強」の3段階から選びます。また、加熱開始後も、約14秒間は仕上がりの変更が可能です。

手動でゆでる場合は、タッチパネルの「毎日」から「レンジ」を選び、時間を設定して加熱ボタンを押します。

もやし以外にも、さまざまな葉果菜や根菜をおいしくゆでることができます。葉果菜は、ほうれんそうや小松菜は100~300g、キャベツ、アスパラガス、カリフラワー、ブロッコリー、なす、かぼちゃは100~500gまで加熱できます。

根菜は、一口大のじゃがいも、さつまいも、さといも、丸ごとの大きさのじゃがいも、さつまいもが100g~1kgまで、にんじん、大根は100~500gまで加熱できます。

まとめ

写真:もやし

もやしは、レンジで加熱すると「水っぽくならない」「栄養素が水に溶けにくい」「時短調理につながる」といったメリットがあります。この記事を参考に、日々の調理に取り入れてみてください。また、ゆで野菜が簡単に作れるレンジを探している場合は、時間設定をする必要のないスチームオーブンレンジNE-UBS10Dが便利でおすすめです。
ゆでる機能以外にも、料理やパン、飲み物のあたため、解凍、グリルなど多彩な機能があります。たとえばグリル機能では、パナソニック独自の「ヒートグリル皿」が最高230℃まで発熱し、フライパン調理のように食材に熱を直接伝えてしっかり焼き上げます。食材を返さずに両面をすばやく焼き上げるので忙しいときにも重宝します。

時短調理の選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

もやし以外に、とうもろこしやオクラ、マカロニなど、レンジの「基本のあたため」機能を使ってできる、簡単でおいしいラク技レシピをご紹介しています。

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もやしのレンジ加熱についての監修

写真:検見﨑 聡美さん

検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)

料理研究家、管理栄養士。赤堀栄養専門学校卒業後、料理研究家のアシスタントを務める。独立後はテレビや雑誌、書籍等を中心に活躍。体にやさしく初心者でも手軽に作れる料理に定評がある。

2025年5月13日 食・レシピ

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