電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚がおいしく焼ける?サンマの塩焼きも簡単に焼けるオーブンレンジ


電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことについての監修:検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
ライター:UP LIFE編集部
2025年5月13日
食・レシピ
焼き魚は「火加減が難しい」「後片付けが大変」などの理由から、面倒に感じる方が多いのではないでしょうか。この記事では、電子レンジやオーブンレンジを使って、焼き魚を簡単に焼く方法をご紹介します。
電子レンジ(オーブンレンジ)で魚が焼ける?

電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことは可能です。詳しくは後述しますが、以下の2つの方法があります。
- 電子レンジ専用焼き魚調理器を使う方法
電子レンジで焼き魚をつくれる専用の調理器を使い、電子レンジで加熱して焼き魚を焼きます。* - オーブンレンジを使う方法
オーブンレンジの「焼き魚メニュー」や「グリル機能」を使い、加熱して焼き魚を焼きます。
電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を焼くメリットとは

家で魚を焼く際、電子レンジ(オーブンレンジ)を使うメリットはどのようなものがあるのでしょうか。以下に解説します。
メリット1.焼き魚が手軽に焼ける
電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼く主なメリットは、その手軽さにあると言えるでしょう。
例えばコンロのグリルや焼き網で魚を焼く場合、焦げないように火加減の調整をする必要がありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)で焼く場合は、魚を入れて設定すれば火加減の調整いらずで手軽に焼き上げることが可能です。
また、コンロのグリルのように受け皿に水を入れる必要はありません。調理をまかせておけるので、その時間をほかの調理や別の家事にあてることも可能です。
メリット2.細身の魚が焼き網の隙間に落ちることなく、お手入れもラク
コンロのグリルなどでは、焼き網に魚をのせるため、小さい魚や細身の魚などが網の隙間から受け皿に落ちてしまうことがありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)の場合、電子レンジ専用焼き魚調理器や付属の天板や専用のグリル皿なら、網の隙間から落ちる心配はありません。**
また、天板やグリル皿は大きいので、長い魚をカットしなくても焼くことができ、複数枚の切り身も一度で焼けるので便利です。
後片付けは、コンロのグリルの場合、焼き網と受け皿に油や焦げがこびりついてしまうと洗うのが大変になる場合がありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)は電子レンジ専用焼き魚調理器や天板もしくはグリル皿を洗うだけなのでお手入れが簡単です。また、庫内が広いので拭き掃除もしやすく、脱臭機能があるオーブンレンジなら、ニオイをとることも可能です。
**機種により網が必要な場合があるため、取り扱い説明書をご確認ください。
電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を焼く2つの方法

前述したように電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼く方法は、2つあります。それぞれの方法についてご紹介します。
1.電子レンジ専用焼き魚調理器を使う
電子レンジ専用焼き魚調理器は、調理器に魚を並べ、電子レンジに入れて取扱説明書の出力(W数)や時間を設定して魚を焼く方法です。ただし、電子レンジ専用焼き魚調理器にはいくつか種類があります。選ぶ際には、素材によっても食感などが変わるので調べておくと良いでしょう。
セラミック製や磁器プレートは遠赤外線効果で焼き目がつき、中身がふっくらと仕上がります。シリコン製は、焼き魚よりは、蒸し魚や煮魚などに適しているでしょう。
また、大きさも重要です。幅20cm以下のものは小さな切り身程度であれば焼けますが、魚の半身や複数枚の切り身を焼きたい場合には、幅25cm以上のものを選びましょう。このとき必ず使用する電子レンジに入る大きさであるかも確認しておきましょう。
*各製品の取扱説明書をご確認のうえ使用してください。
*パナソニック製電子レンジの場合:耐熱140℃以上のプラスチック、ラップ、シリコン容器が使えます。あたためるときは、ふた、およびふた付きの容器は使用しないでください。容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できずに、食品が発火や発煙するおそれがあります。
2.オーブンレンジの焼き魚メニューを使う
多くのオーブンレンジには、「焼き魚メニュー」「グリル機能」「焼き魚コース」など、簡単に魚を焼ける機能が備わっています。これらの機能には、調理プログラムが搭載されており、ボタンひとつで最適な焼き加減に導きます。そのため、料理が苦手な方でも簡単においしく魚を焼くことが可能です。
さらに、途中で魚を裏返す必要がないオーブンレンジであればおまかせで調理ができ、時間を有効活用できるのでおすすめです。
オーブンレンジなら、旬の焼き魚をもっと手軽に楽しめる!

例えば、春はカレイやタイ、夏はイワシやアジ、秋はサンマやサバ、サケ、冬はブリなど、日本では季節ごとに旬の魚が楽しめます。このような旬の魚は栄養価が高く、漁獲量が増えるため比較的安価に出回り、焼き物にすると素材のうまみを存分に味わえます。
調理や後片付けが簡単なオーブンレンジを活用して、おいしい旬の焼き魚をもっと手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
タッチパネルの簡単操作で、焼き魚が裏返さずにこんがり焼ける!スチームオーブンレンジ
魚をオーブンレンジで簡単に焼くなら、スチームオーブンレンジNE-UBS10Dがおすすめです。
大火力極め焼きヒーターとヒートグリル皿で、表面はパリッと、中はジューシーな焼き魚がタッチパネルの簡単操作で焼くことができます。ここからは、主な特長についてご紹介します。
ほったらかし調理が可能!手軽に調理できる
火加減の必要がなく、簡単に焼き調理が可能です。食材をヒートグリル皿に並べてボタンを押したら後は出来上がりを待つだけ。ほったらかし調理ができるので、その間はほかの料理に集中でき、食事の支度の効率アップにつながります。専用のグリル皿も大きいので、長いサンマや大きいホッケなどもそのまま並べられて便利です。
裏返さずにこんがり焼ける
加熱途中に魚を裏返さずにこんがり焼ける秘密は、大火力極め焼きヒーターとヒートグリル皿にあります。天井の大火力極め焼きヒーターは立ち上がりが早く、高温維持が可能です。使用するヒートグリル皿は、マイクロ波を吸収して最高230℃までアツアツに発熱します。フライパンのように食材に熱を直接伝えられるので、魚を裏返さなくても底面までしっかり焼き上げられます。

お手入れが簡単!脱臭オート機能でニオイ対策も
魚を焼いた後の洗い物は、油汚れが簡単に落ちるフッ素加工が施されたヒートグリル皿だけ。後片付けも簡単で、食洗機にも対応しています。また、壁面にもフッ素加工が施されているので、拭き掃除がしやすいです。
さらに、お手入れメニューの脱臭機能(「脱臭」)を使えば、庫内のニオイの原因(汚れなど)を高温で分解して脱臭。いつも気持ちよく使える工夫がされています。

まとめ
火加減の調整や後片付けの手間が理由で焼き魚メニューを作る機会が少ないなら、電子レンジ(オーブンレンジ)で焼く方法が簡単です。特にオーブンレンジは、火加減不要でほったらかし調理ができ、後片付けも簡単です。また、魚を裏返す必要のないオーブンレンジを探しているなら、タッチパネルの簡単操作で表面はパリッと、中はジューシーな焼き魚が簡単につくれるスチームオーブンレンジNE-UBS10Dがおすすめです。焼き加減は家電にまかせて旬の魚を手軽に楽しみましょう。
この記事で紹介した商品
電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことについての監修

検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
料理研究家、管理栄養士。赤堀栄養専門学校卒業後、料理研究家のアシスタントを務める。独立後はテレビや雑誌、書籍等を中心に活躍。体にやさしく初心者でも手軽に作れる料理に定評がある。
2025年5月13日 食・レシピ
- 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。