電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚がおいしく焼ける?オーブンレンジで手軽においしく仕上げるコツ

焼きさんまの写真 焼きさんまの写真

電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことについての監修:検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
ライター:UP LIFE編集部
2026年8月31日
食・レシピ

焼き魚は「火加減が難しい」「後片付けが大変」などの理由から、面倒に感じる方が多いのではないでしょうか。この記事では、電子レンジやオーブンレンジを使って、焼き魚を簡単に焼く方法をご紹介します。

電子レンジ(オーブンレンジ)で魚が焼ける?

焼き鮭の切り身の写真

電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことは可能です。詳しくは後述しますが、以下の2つの方法があります。

1. 電子レンジ専用焼き魚調理器を使う方法
電子レンジで焼き魚をつくれる専用の調理器を使い、電子レンジで加熱して焼き魚を焼きます。

2. オーブンレンジを使う方法
オーブンレンジの「焼き魚メニュー」や「グリル機能」を使い、加熱して焼き魚を焼きます。

* 各製品の取扱説明書をご確認のうえ使用してください。

次の章では、電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を作るメリットについて詳しくご紹介します。

電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を作るメリットとは

鯖の切り身の焼き魚の写真

焼き魚というと、「火加減が難しそう」「煙やニオイが気になる」「後片付けが面倒」といったイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。電子レンジ専用焼き魚調理器やオーブンレンジを活用すれば、こうした悩みを軽減しながら、毎日の食卓に焼き魚を取り入れやすくなります。

メリット1.焼き魚が手軽に焼ける

電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼く主なメリットは、その手軽さにあると言えるでしょう。例えばコンロのグリルや焼き網で魚を焼く場合、焦げないように火加減の調整をする必要がありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)で焼く場合は、魚を入れて設定すれば火加減の調整いらずで手軽に焼き上げることが可能です。

また、コンロのグリルのように受け皿に水を入れる必要はありません。調理をまかせておけるので、その時間をほかの調理や別の家事にあてることも可能です。

メリット2.細身の魚が焼き網の隙間に落ちることなく、お手入れもラク

コンロのグリルなどでは、焼き網に魚をのせるため、小さい魚や細身の魚などが網の隙間から受け皿に落ちてしまうことがありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)の場合、電子レンジ専用焼き魚調理器や付属の天板や専用のグリル皿なら、網の隙間から落ちる心配はありません。
また、天板やグリル皿は大きいので、長い魚をカットしなくても焼くことができ、複数枚の切り身も一度で焼けるので便利です。

後片付けは、コンロのグリルの場合、焼き網と受け皿に油や焦げがこびりついてしまうと洗うのが大変になる場合がありますが、電子レンジ(オーブンレンジ)は電子レンジ専用焼き魚調理器や天板もしくはグリル皿を洗うだけなのでお手入れが簡単です。また、庫内が広いので拭き掃除もしやすく、脱臭機能があるオーブンレンジなら、ニオイをとることも可能です。

* 機種により網が必要な場合があるため、取り扱い説明書をご確認ください。

メリット3.調理後のニオイが部屋に広がりにくい

焼き魚を作るときに気になるのが、煙やニオイです。
魚焼きグリルでは高温で焼き上げるため、煙が出たり、調理後もしばらくニオイが残ったりすることがあります。
一方、オーブンレンジは庫内で加熱するため、煙やニオイが広がりにくいのが特長です。さらに、脱臭機能を搭載した機種であれば、調理後の庫内のニオイ対策も手軽に行えます。
焼き魚をもっと気軽に楽しみたい方や、リビング・ダイニングで調理する機会が多いご家庭にも使いやすいでしょう。

メリット4.時短調理につながる

オーブンレンジは、焼き魚を手軽に作れるだけでなく、毎日の調理時間を短縮しやすいのも魅力です。
例えば、魚をセットして加熱を始めたら、加熱中は副菜や汁物を作ったり、食卓の準備を進めたりできます。
また、機種によっては自動メニューによって焼き加減を調整してくれるため、「焼き過ぎてしまった」「まだ火が通っていなかった」といった失敗も起こりにくく、調理のやり直しを減らせます。
忙しい朝食や平日の夕食など、時間を有効に使いたいシーンでも活躍してくれるでしょう。

電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を作る時の注意点

電子レンジやオーブンレンジを使えば、焼き魚を手軽に調理できますが、よりおいしく仕上げるためにはいくつか知っておきたいポイントがあります。
あらかじめ確認しておけば、調理の失敗を防ぎ、自分に合った調理方法や機種を選びやすくなるでしょう。

注意点1.単機能電子レンジでは焼けない機種がある

電子レンジとオーブンレンジは、見た目は似ていても搭載している機能が異なります。
一般的な単機能電子レンジは、食品を温めたり解凍したりすることを目的としているため、魚に焼き色を付ける調理には対応していない機種がほとんどです。

焼き魚を作りたい場合は、電子レンジ専用の焼き魚調理器を使用するか、「焼き魚メニュー」や「グリル機能」を搭載したオーブンレンジを選ぶとよいでしょう。

注意点2.魚の大きさによっては入らないことがある

魚を丸ごと焼く場合は、本体や付属皿のサイズも確認しておきたいポイントです。
例えば、サンマやホッケなど全長の長い魚は、小型の調理器では入りきらず、半分に切って調理しなければならないことがあります。

一方で、庫内が広いオーブンレンジであれば、魚をそのまま並べられる機種もあり、見た目よく焼き上げられるだけでなく、一度に複数枚の切り身を調理できる場合もあります。
購入前には、庫内容量や付属のグリル皿・角皿のサイズも確認しておくと安心です。

注意点3.機種によって焼き上がりや使い勝手が異なる

オーブンレンジと一口にいっても、搭載されている機能や加熱方式は機種によって異なります。
例えば、途中で魚を裏返す必要があるものや、手動で焼き時間を調整するものもあれば、自動メニューで焼き加減までコントロールしてくれる機種もあります。

また、加熱方式によっては皮の香ばしさや焼き色の付き方にも違いが出るため、焼き魚をよく作る方は、焼き魚メニューやグリル性能、お手入れのしやすさなどもあわせて確認しておくのがおすすめです。

毎日のように焼き魚を楽しみたい方は、使い勝手まで考慮して選ぶことで、調理の負担をより軽減できるでしょう。

電子レンジ(オーブンレンジ)で焼き魚を作る方法

さばの切り身を焼く様子の写真

1.電子レンジ専用焼き魚調理器を使う

電子レンジ専用焼き魚調理器は、調理器に魚を並べ、電子レンジに入れて取扱説明書の出力(W数)や時間を設定して魚を焼く方法です。ただし、電子レンジ専用焼き魚調理器にはいくつか種類があります。選ぶ際には、素材によっても食感などが変わるので調べておくと良いでしょう。

セラミック製や磁器プレートは遠赤外線効果で焼き目がつき、中身がふっくらと仕上がります。シリコン製は、焼き魚よりは、蒸し魚や煮魚などに適しているでしょう。

また、大きさも重要です。幅20cm以下のものは小さな切り身程度であれば焼けますが、魚の半身や複数枚の切り身を焼きたい場合には、幅25cm以上のものを選びましょう。このとき必ず使用する電子レンジに入る大きさであるかも確認しておきましょう。

* パナソニック製電子レンジの場合:耐熱140℃以上のプラスチック、ラップ、シリコン容器が使えます。あたためるときは、ふた、およびふた付きの容器は使用しないでください。容器にふたをして加熱すると、赤外線センサーが検知できずに、食品が発火や発煙するおそれがあります。

2.オーブンレンジの焼き魚メニューを使う

多くのオーブンレンジには、「焼き魚メニュー」「グリル機能」「焼き魚コース」など、簡単に魚を焼ける機能が備わっています。これらの機能には、調理プログラムが搭載されており、ボタンひとつで最適な焼き加減に導きます。そのため、料理が苦手な方でも簡単においしく魚を焼くことが可能です。

さらに、途中で魚を裏返す必要がないオーブンレンジであればおまかせで調理ができ、時間を有効活用できるのでおすすめです。

電子レンジで焼き魚をおいしく仕上げる5つのコツ

電子レンジ専用焼き魚調理器やオーブンレンジを使っても、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、焼き上がりは大きく変わります。
ここでは、焼き魚をふっくらおいしく仕上げるためのコツをご紹介します。

切り身と丸ごとでは加熱時間の目安が異なる

魚は種類だけでなく、大きさや厚みによって火の通り方が変わります。
例えば、鮭やサバなどの切り身は比較的均一に火が入りやすい一方、サンマやアジなど丸ごとの魚は中心まで熱が伝わるのに時間がかかります。

加熱しすぎると身がかたくなったり、水分が抜けてパサついたりする原因になるため、まずは機種の自動メニューや取扱説明書に記載された時間を目安に調理し、足りない場合は様子を見ながら追加加熱すると失敗が少なくなります。

下味は加熱する20~30分前につけるのがおすすめ

塩焼きをおいしく仕上げるには、下味を付けるタイミングも大切です。
魚に塩を振ると余分な水分や臭みが表面に出てくるため、加熱する20〜30分前を目安に塩を振り、出てきた水分をキッチンペーパーで軽く拭き取ってから調理すると、臭みを抑えながら身が締まり、うま味を感じやすくなります。

時間がない場合でも、加熱直前に軽く塩を振るだけで味がなじみやすくなります。魚の種類や大きさに合わせて塩加減を調整し、ひと手間加えることで、焼き魚のおいしさをより引き出せるでしょう。

酒を少量ふりかけると、ふっくら仕上がりやすい

魚の身をふっくらと仕上げたいときは、加熱前に酒を少量ふりかけるのがおすすめです。
酒の水分が加熱中の乾燥を抑え、身がしっとりと仕上がりやすくなります。また、魚特有の臭みをやわらげる効果も期待できます。

塩焼きの場合は、塩を振って少し置いたあとに余分な水分を拭き取り、酒を軽くふってから加熱すると、よりおいしく仕上がります。

より香ばしく仕上げたいときはグリル機能を活用

焼き魚は、皮の香ばしさもおいしさのひとつです。
電子レンジ専用焼き魚調理器でも焼き目は付きますが、より香ばしく仕上げたい場合は、グリル機能を搭載したオーブンレンジがおすすめです。
機種によっては、表面にこんがりと焼き色を付けながら、中までふっくら焼き上げられるため、魚本来の風味をより楽しめます。
焼き色や食感にこだわりたい方は、グリル機能や焼き魚メニューを活用するとよいでしょう。

サンマ・サバ・鮭・鯛など魚の種類に合わせて加熱方法を工夫する

魚は種類によって脂の量や身質が異なるため、適した焼き方も変わります。
例えば、サンマやサバのように脂が多い魚は、焼くことで余分な脂が落ち、香ばしさが引き立ちます。一方、鮭やタイなど比較的脂が少ない魚は、加熱しすぎると身が締まりやすいため、焼きすぎないよう注意しましょう。

また、丸ごとの魚を調理する場合は、皮に数か所切り込みを入れておくと熱が伝わりやすくなり、破裂防止にもつながります。
魚の特徴に合わせて加熱時間や調理方法を工夫すると、よりおいしい焼き魚を楽しめます。

魚焼きグリルと電子レンジ(オーブンレンジ)はどっちがおすすめ?

焼き魚を作る方法には、魚焼きグリルと電子レンジ(オーブンレンジ)のそれぞれに特長があります。
「より香ばしく焼き上げたい」「毎日の調理をもっと手軽にしたい」など、重視するポイントによって使いやすい調理方法は異なります。
以下の表を参考に、ご自身のライフスタイルに合った方法を選んでみましょう。

魚焼きグリルとオーブンレンジの焼き魚の違い

魚焼きグリルは、高温で一気に焼き上げるため、皮を香ばしくパリッと仕上げやすいのが魅力です。一方で、火加減の調整や途中で焼き具合を確認する手間がかかるほか、使用後は焼き網や受け皿のお手入れが必要になります。

オーブンレンジは、焼き魚メニューやグリル機能を使えば、火加減を気にせず調理できる機種も多く、調理中はほかの家事や料理を進められます。また、機種によっては魚を裏返さずに焼けるため、忙しい日の調理にも便利です。
「本格的な焼き上がりを楽しみたい日は魚焼きグリル」「毎日の食事づくりでは手軽なオーブンレンジ」というように、シーンに合わせて使い分けるのもおすすめです。

オーブンレンジなら、旬の焼き魚をもっと手軽に楽しめる!

焼いたさばの切り身の写真

例えば、春はカレイやタイ、夏はイワシやアジ、秋はサンマやサバ、サケ、冬はブリなど、日本では季節ごとに旬の魚が楽しめます。このような旬の魚は栄養価が高く、漁獲量が増えるため比較的安価に出回り、焼き物にすると素材のうまみを存分に味わえます。調理や後片付けが簡単なオーブンレンジを活用して、おいしい旬の焼き魚をもっと手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

タッチパネルの簡単操作で、焼き魚が裏返さずにこんがり焼ける!スチームオーブンレンジ

スチームオーブンレンジ
NE-UBS10E

魚をオーブンレンジで簡単に焼くなら、スチームオーブンレンジNE-UBS10Eがおすすめです。大火力極め焼きヒーターとヒートグリル皿で、表面はパリッと、中はジューシーな焼き魚がタッチパネルの簡単操作で焼くことができます。ここからは、主な特長についてご紹介します。

ほったらかし調理が可能!手軽に調理できる

火加減の必要がなく、簡単に焼き調理が可能です。食材をヒートグリル皿に並べてボタンを押したら後は出来上がりを待つだけ。ほったらかし調理ができるので、その間はほかの料理に集中でき、食事の支度の効率アップにつながります。専用のグリル皿も大きいので、長いサンマや大きいホッケなどもそのまま並べられて便利です。

裏返さずにこんがり焼ける

加熱途中に魚を裏返さずにこんがり焼ける秘密は、大火力極め焼きヒーターとヒートグリル皿にあります。天井の大火力極め焼きヒーターは立ち上がりが早く、高温維持が可能です。使用するヒートグリル皿は、マイクロ波を吸収して最高230℃までアツアツに発熱します。フライパンのように食材に熱を直接伝えられるので、魚を裏返さなくても底面までしっかり焼き上げられます。

パナソニックの電子レンジ ヒートグリル皿のイメージ図の写真

お手入れが簡単!脱臭オート機能でニオイ対策も

魚を焼いた後の洗い物は、油汚れが簡単に落ちるフッ素加工が施されたヒートグリル皿だけ。後片付けも簡単で、食洗機にも対応しています。また、壁面にもフッ素加工が施されているので、拭き掃除がしやすいです。

さらに、お手入れメニューの脱臭機能(「脱臭」)を使えば、庫内のニオイの原因(汚れなど)を高温で分解して脱臭。いつも気持ちよく使える工夫がされています。

パナソニックのヒートグリル皿を手入れする様子の写真

まとめ

火加減の調整や後片付けの手間が理由で焼き魚メニューを作る機会が少ないなら、電子レンジ(オーブンレンジ)で焼く方法が簡単です。特にオーブンレンジは、火加減不要でほったらかし調理ができ、後片付けも簡単です。また、魚を裏返す必要のないオーブンレンジを探しているなら、タッチパネルの簡単操作で表面はパリッと、中はジューシーな焼き魚が簡単につくれるスチームオーブンレンジNE-UBS10Eがおすすめです。焼き加減は家電にまかせて旬の魚を手軽に楽しみましょう。

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電子レンジ(オーブンレンジ)で魚を焼くことについての監修

検見﨑聡美(けんみざきさとみ)さんの写真

検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)

料理研究家、管理栄養士。赤堀栄養専門学校卒業後、料理研究家のアシスタントを務める。独立後はテレビや雑誌、書籍等を中心に活躍。体にやさしく初心者でも手軽に作れる料理に定評がある。

2026年8月31日 食・レシピ

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