在宅勤務のいまだからできる!季節の衣替えを効率的に済ませる洗濯術をご紹介

ライター:UP LIFE編集部
2022年4月7日
家事・くらし

この春は、在宅で仕事のかたわら家事をする大変さに、お疲れのパパママも多いのでは?日常の家事だけでも大忙しなのに、加えて衣替えのシーズン到来。
在宅勤務で家にいる時間がたっぷりあるいまこそ、面倒な衣替えを済ませるチャンスです。すっきりと夏を迎えられるように、効率のいい衣替えにトライしてみませんか。

その服、実は家で洗濯できる⁉意外と知らない洗濯表示をマスターしよう

写真:衣類についている洗濯表示を確認しているところ

2016年12月からお洗濯の方法を表す洗濯表示が変更になりましたが、実はよくわかっていないという人もいるのではないでしょうか?まずは、おさらいしてみましょう。

新洗濯表示では、下の参考例のように7種類の図柄がつけられます。

  1. 洗濯図柄
  2. 漂白図柄
  3. タンブル乾燥※1図柄
  4. 自然乾燥(干し方)
  5. アイロン図柄
  6. ドライクリーニング図柄
  7. ウエットクリーニング※2図柄

※1 タンブル乾燥…機械の中で洗濯物を回転させながら温風で乾燥する方式。
※2 ウエットクリーニング…有機溶剤を使わずに、専門家による特殊な技術で行う水洗いのこと。

[家庭で処理する順番]洗濯機(洗濯処理):漂白(漂白処理):タンブル(乾燥方法):干し方(乾燥方法):アイロン(アイロン処理)|[専門店が処理する方法]ドライ(商業用クリーニング処理):ウエットクリーニング(商業用クリーニング処理)

これは処理をする方法と順番を、左から示しています。
勘違いしやすいのが、ドライクリーニング表記は「ドライクリーニング可能」であって、「ドライクリーニングのみ可能」ではないということ。
新しい洗濯表示を紹介している、こちらのページも要チェック!

素材ごとの取り扱い方も重要です。それぞれ特性が異なるうえ、繊維の機能もどんどん進化しているからです。素材の特性と洗濯表示をマスターすることで、面倒くさいと思われがちな季節の衣替えも、ぐんと効率アップ!
代表的な素材の特性については、こちらをチェックしてみて。

ちなみに消費者庁のHPからは、洗濯表示すごろくやかるたを、無料でダウンロードできます。この機会に子どもと一緒に楽しくお洗濯を学んで、お手伝いしてもらうのもいいかもしれませんね。

わかっていても難しい!汗や皮脂などのタンパク質汚れをきれいに落として黄ばみを防止

写真:白いブラウス

衣替えをしてみたら、お気に入りの白ブラウスに黄ばんだシミが…という残念な経験はありませんか?衣類が黄ばむ原因の代表格が、汗に含まれるタンパク質や皮脂汚れが蓄積して酸化してしまうこと。
黄ばみを発生させないために、大切なのは洗剤の効果を最大限に発揮させること。そのためのポイントは以下の4つです。

ポイント1:洗剤をよく泡立てる

洗剤液はよく泡立てることによって、汚れにアタックする面積が広くなります。泡の表面には、汚れを落とす力をもつ「界面活性剤」が密集。繊維の奥まで泡を浸透させることで、汚れを包みこみ、浮かせて落とすことができるのです。

ポイント2:最適な温度で洗う

汗に含まれるタンパク質や皮脂を分解するのは洗剤に含まれる酵素ですが、その酵素がもっとも活性化するのが40度前後。適温の温水で洗うことで、落ちにくい汚れをすっきり落とすことが可能に。

ポイント3:洗剤は適切な量を投入し、きちんと洗い流す

洗剤をたくさん入れても、汚れ落ちはよくなりません。逆にすすぎの際に洗剤を落としきることができず、衣類に残ってしまいます。残った成分は汚れをコーティングする形で衣類に付着するので、結果的に汚れが落ちきらず、黄ばみの原因にもなります。
洗剤には粘度が高いものからサラサラしたものまであり、浸透力や洗浄力もさまざま。ボトルの表示を確認して、最適な分量を投入しましょう。

洗剤には性質の異なる、中性洗剤、弱アルカリ洗剤の2種類があります。
素材や目的に合わせて、適切な洗剤をチョイスすることも重要ですね。

ポイント4:きちんと乾かす

日光を当てる外干しも気持ちが良いものですが、衣類にダニや花粉などが付着するリスクも。長期保管する衣類は、洗濯機の機能を駆使してしっかり洗濯&乾燥を行うのがおすすめです。また、デリケートなおしゃれ着も、洗濯機で洗えるものがあります。洗濯表示が手洗い可能であれば、洗濯機の「おうちクリーニングコース」で市販の中性洗剤を使用して、手軽にお洗濯できます。温度表示があれば、温水の専用コースでお洗濯することが可能です。

おうちクリーニングについてはこちらのページをチェック!

毛布は洗濯機で洗える⁉冬物寝具を狙うダニをブロックしよう

冬用の毛布やシーツには、保管している間にダニが増殖することも。ダニはアレルゲンの要因といわれているため、特にお子さんのいる家庭では気をつけたいものです。なかでも夏の気温と湿度はダニの大好物。その時期にしまってある冬物寝具は、格好の繁殖地になりがちです。片づける前に、きっちりブロックしておくことが肝心です。
実は、天日干しだけでは、生命力の高いダニは死にません。十分な除去のためには、「熱」と「洗浄」による対策が必要なのです。50度以上の高温加熱を20~30分続けた後に、ダニの死がいやフンを洗濯の水流で洗い流すといいでしょう。

パナソニックの洗濯機には、高温加熱でダニ対策ができる「ダニバスターコース」が搭載されているので、ダニよけ防止効果のある洗剤・柔軟剤で洗えば、ダニが嫌がる「ダニ除け成分」が配合されているので、W効果でダニの発生&繁殖を抑制することができます。

また、毛布などの寝具類を洗濯槽に投入する際のたたみ方、干し方も、汚れ落ちや乾燥時間に影響大。自分流でやってしまいがちな部分に、ダニブロックの秘訣があるのです。以下の図を参考にしてみてください。

ドラム式洗濯機 投入時のたたみ方

1. 2つに折り、次に両側をたたみます。

2. 折り目を上にしてドラム内に入れます。2つ折りにして、はみ出さないように押し込みます。

折り目を上にする 奥まで入れる→2つ折りに→はみ出さないように押し込む 端は奥側に(ドア側にあると、破れる原因) 2枚以上入れるときは、上に重ねる(例)4枚のとき

洗濯後の干し方

外干しの場合は、風がよく通るように2本の物干し竿を使ってM字型に干します。

厚みのある毛布は乾きにくいため、風の通りをよくしたり裏表をひっくり返すなどの工夫が必要です。特に厚手のものだと、2日程度干しておく必要があるかもしれません。そんな重労働はなかなか自宅では…という方は、パナソニック洗濯機の毛布コースをお勧めします。

詳しくはこちらの記事もおすすめです。

便利家電をうまく利用して、在宅勤務期間をポジティブに乗り切りましょう

いかがですか?ここまで紹介した洗濯ノウハウ、取り入れれば衣替えも完璧!と思いながらも、すべて実行するのは大変かもしれません。実はパナソニックの洗濯機にはそれぞれの機能が搭載されています。すでにお使いでも、多彩な機能を活用しきれている人はなかなかいないのでは。洗剤・柔軟剤の投入から乾燥まで全自動の洗濯機や、スマホから操作できるタイプもあり、お仕事しながらの「ながら家事」の強い味方に。

何かとストレスがたまりやすいこの時期ですが、家族の絆を深める絶好の機会として、知恵や工夫を施しながら、ポジティブに過ごしてみませんか。日常生活が戻ってきたときには、いまの経験を生かしたより豊かな毎日が送れるはずです。

この記事で紹介した機能

  • 温水泡洗浄
  • 液体洗剤・柔軟剤自動投入
  • ヒートポンプ乾燥
  • ダニバスターコース
  • おうちクリーニング

2022年4月7日 家事・くらし

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