炊飯器の掃除は簡単!内ふたの洗い方など基本のお手入れ方法を解説


ライター:UP LIFE編集部
2025年3月4日
家事・くらし
おいしいごはんを炊くのに欠かせない炊飯器。毎日のようによく炊飯器を使っている方は、こまめに掃除を行う必要があります。今回は炊飯器の正しいお手入れ方法と、お手入れが簡単なパナソニックの炊飯器をご紹介します。
おいしいごはんは炊飯器の掃除から!

どんなに高性能の炊飯器でも、掃除をおろそかにすると期待していた炊き上がりにはなりません。炊飯器でお米を炊く際、炊飯器の中は水分とお米のでんぷん質で満たされ、でんぷん質を含んだ水分は炊飯器のさまざまな部品に付着します。部品を洗わずに放置するとでんぷん質を含んだ水分は汚れとして蓄積され、雑菌が繁殖する原因になります。つまり、おいしいごはんを食べるためには、炊飯器のこまめな掃除が欠かせないのです。
炊飯器の掃除で必要な道具は?

炊飯器を掃除する際は以下の道具を用意しましょう。
- やわらかいスポンジ
- 台所用中性洗剤
- 布やふきん
- 竹串、ようじ
やわらかいスポンジと台所用中性洗剤は炊飯器の部品を洗う際に使用し、布やふきんは洗った部品の水気をふき取る時や水に濡れると故障の原因となる本体などを拭く際に使います。そして、竹串やようじは内ふたの穴の汚れを取り除く際に便利なアイテムです。
なお、炊飯器の掃除道具として避けるべきは、金属たわしやナイロンたわし、スポンジの研磨部分です。理由はこれらの掃除道具で内釜を洗うとフッ素加工が摩耗して、はがれてしまう恐れがあるからです。また、ベンジンやシンナー、磨き粉、漂白剤、除菌アルコール、食器洗い乾燥機、食器乾燥機の使用も避けるようにしてください。※1
炊飯器の部品ごとの掃除方法

炊飯器は部品ごとによって掃除方法が異なります。そこでここからはパナソニックの「IHジャー炊飯器」・「電子ジャー炊飯器(マイコンジャー炊飯器)」の部品ごとの掃除方法を「毎回洗う箇所」と「定期的に洗う箇所」に分けて解説します。
なお、機種により部品の形状や着脱方法は異なるため、掃除をする前に炊飯器の取扱説明書を確認してください。そしてお手入れする際は、必ず電源プラグを抜いて本体が冷めてから行ってください。
毎回洗う箇所:「IHジャー炊飯器」の場合
IHジャー炊飯器の場合、使用後に毎回掃除する箇所は下記の通りです。
- 内釜
- ふた加熱板
なお、パッキンは蒸気漏れなどの原因になるため、取り外さないでください。
内釜、ふた加熱板、しゃもじは、台所用中性洗剤をスポンジにつけて洗い、水容器、蒸気ふたは水洗いします。そして洗い終わった部品はすべて乾いた布で水分をふき取ります。
また、調味料を使った際は、ニオイや腐敗、サビの原因になるため早めにお手入れしてください。
内釜を洗いおけとして使うのはNG!
この際、内釜は内面のフッ素加工がはがれる恐れがあるため、洗いおけ代わりに使わないでください。また、ふた加熱板の穴にごはん粒などが詰まっている場合には、竹串やようじを使って取り除きましょう。

最後に本体を固く絞ったふきんでふき上げます。細部の汚れが気になる場合には綿棒を使って汚れをふき取りましょう。
毎回洗う箇所:「電子ジャー炊飯器(マイコンジャー炊飯器)」の場合

電子ジャー炊飯器(マイコンジャー炊飯器)の場合、使用後に毎回掃除する箇所は下記の通りです。
- 内釜
- 蒸気筒
- 熱板
内釜、しゃもじは、台所用中性洗剤をスポンジにつけて洗い、蒸気筒は水洗いします。そして洗い終わった部品はすべて乾いた布で水分をふき取ります。上枠、ふた内面、パッキン、釜底センサー、熱板は固く絞ったふきんで汚れをふき取ります。
注意点はIHジャー炊飯器と同じで、本体についているパッキンは取らず、内釜を洗いおけ代わりに使用しないでください。
また、調味料を使った際は、ニオイや腐敗、サビの原因になるため早めにお手入れしてください。
定期的に掃除する箇所

炊飯器の底面にある吸気口と排気口は見落としがちですが、ホコリやごみがたまりやすい箇所です。そのため、IHジャー炊飯器、電子ジャー炊飯器(マイコンジャー炊飯器)ともに月1回程度を目安に確認して、汚れている時は掃除機や綿棒、ふきんなどを使ってホコリやごみを取り除きましょう。
掃除しても炊飯器のニオイが取れない時は?
日常のお手入れをしても炊飯器のニオイが気になる場合には、炊飯器の「お手入れ機能」を使用したお手入れ方法がおすすめです※1。
- 内釜に水を入れる(水の量は取扱説明書をご確認ください)
- コース選択ボタンで「お手入れ機能」を選び、炊飯ボタン(スタートボタン)を押す
- 約30分後に終了音が鳴るので、取消ボタンを押す
- 内釜と中のお湯が十分に冷めたことを確認し、お湯を捨てる
※やけどには十分ご注意ください - 内釜、ふた加熱板などの部品を水洗いし、十分に水気をふき取る
「お手入れ機能」を搭載!掃除が簡単なパナソニックの炊飯器
毎日の食事に欠かせない炊飯器のお手入れを少しでも簡単に済ませたいなら、パナソニックの「SR-V10BB」がおすすめです。SR-V10BBは、使用後に、内釜とふた加熱板を丸洗いするだけなので、お手入れが非常にしやすいです。ふた加熱板は、ワンタッチで外せ、食洗機対応なのでスムーズにお手入れが可能です。
しかも内釜は軽いので扱いやすく、丈夫なため洗米もできます。
また、本体の天面パネルも凹凸がないデザインのため、汚れに気づいた時にサッと簡単にふき取れます。
さらに、ニオイやふた加熱板の汚れが取れやすくなる「お手入れ機能」を搭載。これにより、ニオイが気になる時やふた加熱板や蒸気口の汚れが落ちにくい時も簡単にお手入れができます※1。
CLUB Panasonicへの商品登録でもっと便利に
パナソニックの会員サイト「CLUB Panasonic」にお持ちの商品を登録しておくと、部品の購入がさらに簡単にできます。ボタン一つでお持ちの家電に対応した消耗品一覧が表示されるので、「対応していない消耗品を買ってしまった!」を防ぐことができ安心。
必要な商品を選んで、画面に従って購入しましょう。サイト上で直接購入ができるので、とても便利です。
CLUB Panasonicについては、以下の記事でも紹介しています。
まとめ

おいしいごはんを食べるために炊飯器の掃除は欠かせません。しかも炊飯器のこまめな掃除は、炊飯器を長く使用するためにもとても重要な作業です。
忙しくて炊飯器の掃除がめんどうなら、部品の着脱が簡単でお手入れしやすいパナソニックの炊飯器 ビストロVシリーズがおすすめです。万が一、部品が壊れてもパナソニックの炊飯器なら壊れた部品だけ購入できるのでコストパフォーマンスもよく、長く愛用できますよ。
この記事で紹介した商品
- パナソニックの炊飯器には、内蓋が食器洗い乾燥機対応のモデルもあります。ご購入の取り扱い説明書をご確認ください。
- ニオイや汚れは完全に取れないことがあります。
2025年3月4日 家事・くらし
- 記事の内容や商品の情報は掲載当時のものです。掲載時のものから情報が異なることがありますのであらかじめご了承ください。