ドラム式洗濯機の掃除完全ガイド!ニオイや黒カビを防ぐための掃除の手順・頻度を部位別に詳しく解説

ライター:UP LIFE編集部
2026年1月19日
家事・くらし

ドラム式洗濯機は、乾燥機能付きで便利ですが、つい掃除を怠ってしまうことも…。掃除をしないでいると、嫌なニオイがしたり、カビが発生してしまったりすることもあるため、適切な掃除が必要です。この記事では、ドラム式洗濯機の部位ごとに、掃除の頻度や手順を解説。また、掃除をラクにする日常のケア方法などについてもご紹介します。

ドラム式洗濯機を掃除しないとどうなる?

写真:ドラム式洗濯機に洗濯物を入れる様子

ドラム式洗濯機は、本体を掃除することをつい忘れてしまうこともあるかもしれませんが、掃除を怠ると様々なトラブルが起こりやすくなります。

例えば、嫌なニオイや黒カビの発生です。
洗濯槽は湿度が高く、洗剤カスや衣類から出る汚れが残りやすいため、カビが繁殖しやすい環境となります。黒カビが発生すると、洗濯物に黒いカスが付着したり、洗濯槽から不快なニオイがしたりします。

また、乾燥フィルターにホコリがたまると乾燥効率が低下し、乾きムラや時間が長くなる原因になることもあります。
さらに、排水フィルターを掃除しないまま放置すると、排水エラーや排水口の詰まり、ニオイの逆流を引き起こすことも…。

このようなトラブルを引き起こさないように、定期的に掃除をして清潔に保つことが重要です。

ドラム式洗濯機の掃除はどのくらいの頻度でどの部位が必要?

写真:ドラム式洗濯機を掃除する様子

ドラム式洗濯機を清潔に保つには、部位ごとに適切な頻度で掃除することが重要です。ここでは、掃除が必要な頻度と掃除が必要な部位の一例をご紹介します。

【毎回】乾燥フィルター
乾燥フィルターは乾燥機能を使うたびに、糸くずやホコリを取り除きます。

【週1回】排水フィルター・洗濯槽内(湿気対策)
排水フィルターは週に1回、糸くずやゴミを取り除きます。
洗濯槽内の湿気対策には、週に1回、槽乾燥コースで湿気を取ります。

【月1回】洗濯槽内(カビ予防)
洗濯槽内のカビ予防には、月に1回、槽洗浄コースで黒カビやニオイを予防します。

【3カ月に1回】自動投入タンク・洗剤や柔軟剤の投入経路
自動投入タンクと洗剤や柔軟剤の投入経路は3カ月に1回、ぬめりを取り除きます。

【汚れが気になったとき】洗濯機本体・窓パッキング・手動投入口
本体や窓パッキングは汚れが気になったら拭き掃除をします。
手動投入口は汚れが気になったら取り外して水洗いをします。

【掃除頻度・部位別】ドラム式洗濯機の掃除手順

写真:ドラム式洗濯機

ここからは、部位ごとの掃除手順の一例をご紹介します。なお、掃除の際は必ずお持ちのドラム式洗濯機の取扱説明書を確認し、記載された手順や注意事項に従ってください。

*本記事は、ななめドラム洗濯乾燥機NA-LX129ELの場合で説明しています

毎回|乾燥フィルターの掃除方法

乾燥フィルターは、乾燥運転を使用するたびにお手入れが必要です。
フィルターに糸くずやホコリがたまると、乾燥時間が長くなり、乾きムラが起こりやすくなります。また、ホコリを含んだ風が逆流し、故障の原因になります。

≪手順≫

  1. 本体から乾燥フィルターを取り出す
    ※運転中は取り外さないでください。乾燥フィルターを取り外した後、本体側を水洗いしたり、物を入れたりしないでください。
  2. 乾燥フィルターのほこりや糸くずなどのゴミを、絞ったタオルで取り除く(目詰まりしている場合は、ぬるま湯で洗ってよく乾かす)
    ※フィルターが破れるため、フィルターを強く押さえたり、ブラシなどでこすったりしないでください。
  3. 本体の乾燥フィルター部分と乾燥経路のほこりを取り除く
    ※乾燥経路のホコリはおそうじブラシ(別売)の使用がおすすめです。歯ブラシは柄が短く、本体に落とすと故障の原因となるため使わないでください。
  4. 乾燥フィルターを本体に戻す
    ※乾燥フィルターを外したまま運転すると乾燥不十分やホコリが舞い上がる原因になります。乾燥フィルターは奥までしっかりセットしてください。
写真:乾燥フィルターに付いた水滴を拭きとる様子

なお、温水コースで洗濯した場合、カビの発生を防ぐために乾燥フィルターに付いた水滴は必ず拭き取ってください。

週1回|排水フィルターの掃除方法

排水フィルターは、排水時に出た糸くずやゴミがたまるため、お手入れを怠ると目詰まりして水の流れが悪くなります。そのため、週に1回の定期的なお手入れで、快適に排水できるようにしましょう。

≪手順≫
準備:水がこぼれる場合があるため、排水フィルターの下に洗面器などを置く

  1. 「脱水」運転を行い、洗濯機内の水を抜く
    ※排水フィルターは、運転中に取り外さないでください。多量の水やお湯があふれ出るおそれがあります。
  2. 電源を入れて排水フィルターのつまみの先端部を「●」の印までゆっくり回す
    ※ブザーが鳴った場合は、多量の水があふれ出るため、引き出さないでください。
  3. 残水がないことを確認し、排水フィルターを引き出す
  4. ブラシなどで排水フィルターに付着したゴミを取り除く
    ※ゴムパッキングがずれた場合は水漏れの原因となるため、必ず元の位置に戻してください。
  5. 排水フィルターを本体に差し込み、つまみの先端部を「▶」の印まで回す
写真:排水フィルターを掃除する様子
写真:排水フィルターを掃除する様子

週1回(湿気対策)・月1回(カビ予防)|洗濯槽内の掃除方法

洗濯槽内は、洗剤カスや汚れが蓄積しやすく、黒カビが発生しやすい場所です。そのため、週1回の湿気対策と月1回のカビ予防で、洗濯槽内を清潔に保ちましょう。お手入れ方法は、洗浄剤を使用しない方法と使用する方法の2通りがあります。

≪手順≫
【洗浄剤を使わない方法】週1回(湿気対策)・月1回(カビ予防)
湿気対策もカビ予防も、手順は同じです。(2.のコースを変えてください)

準備:洗濯槽を空にして、水栓を開ける。

  1. 電源を入れ、「お手入れ」を選ぶ
  2. コースを選ぶ
    週1回(湿気対策):「槽乾燥」コース、
    月1回(カビ予防):「約60℃槽カビクリーン」コース
  3. 「スタート」ボタンを押す
  4. ブザーが鳴ったら終了

※誤って漂白剤などを入れてしまった場合は、十分に換気をした後、何も入れずに手動投入設定で「おうちクリーニング」コースを運転し、洗い流してください。

【洗浄剤を使う方法】月1回

準備:洗濯槽を空にして、水栓を開ける。必ず十分な換気をし、ゴム手袋を着用する。

  1. 電源を入れ、「お手入れ」を選ぶ
  2. コースを選ぶ(「約30℃槽洗浄」コース、または「槽洗浄」コース)
  3. 「スタート」ボタンを押し、給水する
  4. 給水が終わったら一時停止し、漂白剤や洗濯槽クリーナーなどをドラムに直接投入する
    ・黒カビやニオイの予防の場合は、衣類用塩素系漂白剤約200mLを入れる
    ・黒カビやニオイが発生している場合は、当社洗濯槽クリーナーを全量入れる
    *「約30℃槽洗浄」コースは温水で約3時間、「槽洗浄」コースは約11時間かかります。
  5. ドアを閉め、再度「スタート」ボタンを押す
  6. ブザーが鳴ったら終了

汚れたら|本体・窓パッキングの掃除方法

洗濯機本体や窓パッキングは、汚れが目立ったときに掃除します。特に窓パッキングの裏は糸くずや髪の毛などがたまりやすく、窓パッキング裏の穴部(水抜き穴)にゴミが詰まると、ニオイや水漏れの原因になります。

≪手順≫
【本体】

  1. 本体に水滴や汚れが付いたら、柔らかい布で拭き取る
  2. 汚れがひどいときは、台所用中性洗剤を布にしみ込ませて拭き取る(タッチパネルは除く)

※クレンザーやシンナー、ベンジン、アルコール、灯油などは使わないでください。また、本体に洗剤や柔軟剤が付いたらすぐに絞ったタオルで拭き取ってください。印字のはがれや金属の腐食、濃縮液体洗剤の場合には樹脂部を傷めるおそれがあります。

【窓パッキング】

  1. 窓パッキングの周囲や窓パッキングをめくった裏側に付着している、糸くずや髪の毛、水滴などを絞ったタオルなどでやさしく拭き取る
  2. 窓パッキングをめくった裏側の穴部にゴミなどが付いていたら取り除く
窓パッキング、穴部、絞ったタオルなど

3カ月に1回|自動投入タンクや洗剤・柔軟剤の投入経路の掃除方法

自動投入タンクや洗剤・柔軟剤、おしゃれ着洗剤や酸素系液体漂白剤、汚れはがし剤などの投入経路は、使い続けると洗剤や柔軟剤の固まりや水あかが付着して、詰まりの原因になります。詰まりを予防するためには、3カ月に1回の定期的なお手入れが大切です。また、自動投入を1カ月以上使わなかったときや、洗剤や柔軟剤の種類を変えたときなども同様のお手入れをしましょう。

≪手順≫
準備:洗濯槽を空にして、水栓を開ける

  1. 手動投入口のケースと自動投入タンクを外す
    ※タンクを傾けると、洗剤や柔軟剤などがこぼれることがあるので注意してください。
  2. タンクとふたをぬめりがなくなるまでしっかり洗う
    ※タンクやふたに残っている古い洗剤は粘度が増していることがあるため、再利用しないでください。
  3. ふたをタンクに取り付け、本体にタンクとケースを戻す
  4. タンクに約40℃のお湯を入れる
    ※クエン酸(小さじ2杯)を溶かしたお湯を入れると効果が高まります。
  5. 「お手入れ」コースを選び、「自動投入お手入れ」を押し、お手入れするタンクを選んだら「スタート」ボタンを押す
  6. 運転が終了したらタンクを取り出し、残水を捨てて水分を拭き取る
    ※クエン酸を使用したときは、タンクを水洗いしてください。
  7. タンクとケースを元の位置に戻す
写真:手動投入口を掃除する様子
写真:手動投入口を掃除する様子

汚れたら|手動投入口の掃除方法

手動投入口は、汚れていたら取り外して水洗いをします。汚れを放置するとカビの原因になり、さらに汚れがたまると洗剤や柔軟剤が流れにくくなり、洗剤ケースに水がたまる原因になります。

≪手順≫

  1. 手動投入口から洗剤ケースを取り出し、本体側の汚れを拭き取る
  2. 洗剤ケースの両側のつまみを押しながらカバーを外し、水洗いをする
  3. カバーを取り付け、ケースを元の位置に戻す
写真:手動投入口を掃除する様子

ドラム式洗濯機の掃除をラクにする日常ケア習慣

写真:ドラム式洗濯乾燥機で洗濯をする様子

ドラム式洗濯機の掃除をラクにするには、日常的なケアが大切です。習慣にすることで、汚れの蓄積を防ぎやすくなり、大掛かりな掃除の頻度を減らせます。

  • 洗剤は適量を守る
    洗剤を多く入れすぎると、洗剤が溶け残りやすくカビの栄養分になります。洗剤は適正な量を守って使用しましょう。
  • 「自動槽洗浄」機能搭載機種は設定をONにしておく
    自動槽洗浄機能は、洗濯のたびに洗濯槽を自動でケアしてくれる便利な機能です。常にONに設定しておくと洗濯槽を洗浄してくれるので、掃除の回数の軽減にも役立ちます。
  • 週に1回、洗濯終了後に乾燥運転を行う
    洗濯後に湿気が残るとカビが発生しやすくなります。洗濯槽内を乾燥させる「槽乾燥」コースを週1回、洗濯終了後に使用すると、洗濯槽内の湿気をとり、清潔にします。

自動で洗濯槽を除菌※1・黒カビを抑制※2するななめドラム洗濯乾燥機

ななめドラム洗濯乾燥機
NA-LX129EL

パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機NA-LX129ELは、自動で洗濯槽の掃除をケアする機能を搭載しており、お手入れの手間を軽減します。ここでは、主な特長について詳しく解説します。

洗濯のたびに洗濯槽も自動でケア!手軽に黒カビ対策

洗濯のたびに洗濯槽を自動でケアする「自動槽洗浄※3」機能は、洗い行程とすすぎの間に約2Lの水を追加して槽洗浄を行います。通常のすすぎの約3倍の高速回転で強い水流を発生させ、洗濯槽の外側や外槽の内側まで勢いよく洗浄します。これにより、洗濯槽(外槽)を除菌※2し、黒カビの繁殖を抑制※3します。

外槽、洗濯槽 NA-LX129E(イメージ)

さらに、洗濯終了後も「ナノイーX槽カビ菌除菌」機能で、手軽に黒カビ対策ができるのも便利です。この機能では、洗濯終了後に毎回、48兆のナノイーXを乾燥風の吹き出し口から放出し、槽の黒カビ菌(胞子)を除菌※4します。そのため、黒カビ対策の槽洗浄の手間が省けます※5。その結果、掃除がラクになるのでおすすめです。

洗濯に関する黒カビについてさらに知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

窓パッキング裏の糸くずは、洗濯のたびに自動で洗浄!

窓パッキングの裏側は糸くずや髪の毛がたまりやすく、手動で掃除するには手間がかかりますが、NA-LX129ELは、洗濯のたびに高浸透バブルシャワーの放出と同時に窓パッキング裏の糸くずや髪の毛を洗い流します。さらに、乾燥効率に関係する熱交換器も毎回、微細な糸くずを自動で洗浄するため、乾燥効率の低下を防ぎ、お手入れの負担も減らせます。

写真:窓パッキング

まとめ

ドラム式洗濯機の掃除は、日々のメンテナンスと定期的なクリーニングの両方が大切です。この記事を参考に、大きなメンテナンスが必要にならないように、日頃からお手入れをして、常に清潔に保ちましょう。
このようなお手入れの負担を減らしたい方は、自動でお手入れする機能が充実しているななめドラム洗濯乾燥機NA-LX129ELがおすすめです。定期的な掃除と自動機能を組み合わせることで、清潔さと性能を長く保ち、快適に使い続けられます。

この記事で紹介した商品

  1. 「自動槽洗浄」設定による除菌
    [試験機関](一財)日本食品分析センター [試験成績書発行年月日] 2021年12月3日 [試験成績書発行番号]第2107238001-0101号 [試験方法] 外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定 [除菌方法]「自動槽洗浄」による [対象部分]外槽 [試験結果]菌の減少率99 %以上(自社換算値)
  2. 「自動槽洗浄」設定による黒カビ抑制
    [試験機関](株)エフシージー総合研究所 [試験方法] 外槽に取り付けた培地付着プレートの黒カビ抑制率測定 [黒カビ抑制方法] 「自動槽洗浄」による [対象部分] 外槽[試験結果]黒カビの抑制率99 %以上(自社換算値)
  3. 自動槽洗浄・自動槽乾燥はお買い上げ時オフ設定です。【自動槽洗浄について】一度設定すれば、洗濯または洗濯~乾燥運転ですすぎ2回以上設定時に自動運転します。NA-LX129E:おまかせコース・省エネコース・個別洗濯コース・わが家流プラスコースの「お好み」・「仕上がりアップ」・「しっかりすすぎ」・「省エネ乾燥」のすすぎ回数が「すすぎ自動」または「すすぎ2回」以上のとき。NA-LX127E・LX125E・LX113E:おまかせコース・わたし流(NA-LX127Eはわが家流)コース時。「すすぎ」の途中で水を追加して洗浄するため、使用水量が約2 L増え、運転時間が約3分長くなります
  4. 「ナノイーX槽カビ菌除菌」による除菌
    [試験機関](一財)日本食品分析センター[試験成績書発行年月日]2022年5月30日[試験成績書発行番号]第22038466001-0101号[試験方法] 外槽に取り付けた菌液付着プレートの生菌数測定[除菌方法]「ナノイーX槽カビ菌除菌」による[対象部分]外槽[試験結果菌の減少率99 %以上(自社換算値)
  5. 約3年相当のカビの発生状況(当社加速試験)より。使用条件や環境により効果は異なります。発生した黒カビや洗剤カス、洗濯槽内のニオイは除去できないため、気になる場合は槽洗浄をおすすめします。

2026年1月19日 家事・くらし

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