パナソニック保護犬猫譲渡会2023 開催レポート
273頭の保護犬・保護猫が参加。新たな家族との出会いの場に。
譲渡会のほか、動物保護団体の代表によるトークセッションやチャリティーマーケット、賛同企業ブースなどの新たな試みを加え、昨年に引き続いて写真展、パナソニック製品体験コーナーも同時に開催。大盛況のうちに幕を閉じたイベントのレポートをご紹介します。
NEW パナソニック保護犬猫譲渡会2024を開催しました
今年は「譲渡会コーナー」をこれまでの約2倍に拡大して保護犬猫と飼い主候補者との出会いの場を提供するほか、充実した学びコンテンツも用意しました。譲渡会に行ったことがないという方も、気軽に足を運んでみてください。
日時:2024年4月27(土)-28(日) 場所:パナソニックセンター東京
イベントの様子を動画でご紹介
当日の様子の他にも譲渡会開催に至った経緯や、来場者の皆様の声もお届けします
(再生時間:6分25秒)
昨年に引き続き、保護犬猫譲渡会を開催
保護犬猫を幸せにすること、さらにはすべての犬猫とその家族の幸せを目指すことをコンセプトに掲げた本イベントは、開催2年目を迎えイベント会場面積を昨年の約2倍に拡大し実施しました。
保護犬猫との出会いを探している方だけでなく、今すぐお迎えを検討していない方であっても犬猫を家族に迎える際には保護犬猫の「譲渡」という選択肢があることを知っていただく機会となりました。
開催:
・主催:パナソニック株式会社
・協力:朝日新聞社sippo編集部
・後援:環境省
・賛同企業:エステー株式会社、日本ヒルズ・コルゲート株式会社
実施日時:
2023年4月29日(土)、30日(日)
のべ来場者数:
5,320名
紹介した保護犬・保護猫:
273頭*
譲渡申込数:
115件(重複申込含む)
募金総額:
935,229円
*29日と30日は、それぞれ別の犬猫が参加しました。両日とも獣医師が立ち会い、犬猫の健康状態を見守りながら譲渡会を実施しました。
たくさんの出会いをつなぎました
ご来場アンケートでは7割以上の方が「譲渡会に初めて参加」と回答いただきました。参加団体の方とのコミュニケーションも活発で、なごやかなムードのなか、保護犬・保護猫をお迎えすることについてご検討いただきました。今回から事前予約制を導入し、今すぐのお迎えを希望でない方も会場内を見学いただける見学エリアも設けたことで「今後、団体個別の譲渡会へ行く敷居が下がった」というお声もいただきました。
第1部〈保護犬〉の様子
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第2部〈保護猫〉の様子
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保護犬・保護猫、動物たちと暮らすこと
「さかがみ家」坂上忍さん、「おーあみ避難所」大網直子さん、「ねこかつ」梅田達也さんを交えてトークセッションを実施。そもそも、どうして保護を必要とする犬猫が絶えないのか。実際にさまざまな状況で身寄りをなくした動物たちを保護してきた3人から、リアルな実態が語られました。
「動物保護活動は本当に大変なことしかありません。大網さんも梅田さんも、身を削って私生活を投げ出してやっている。僕らもやれることはなんでもやって動物に還元していきたいと思っている。
どうか皆さん、保護犬・保護猫のかわいさを、ぜひお子さんたちの世代にも伝えていただけると嬉しいです。」
さかがみ家 坂上忍さん
「自分には何もできないとおっしゃる方も多いのですが、今日知ったことをご家族やご友人に話していただくだけでもありがたい。
今回ここにお集まりいただいたみなさんも、動物保護活動の一員として広めていっていただけたら。」
おーあみ避難所 大網直子さん
「行政施設に収容されると、いわゆる『命の期限』は通常1週間。我々のような団体が引き出せる数も限られています。
幸せじゃない犬や猫が、残念ながら世の中にはあふれているので、そういった子たちのことを考えるきっかけにしていただきたい。」
ねこかつ 梅田達也さん
また、朝日新聞sippo編集部とパナソニックが共同で制定した「家族と暮らす動物の幸せを考える日(よいにくきゅうの日)」の制定記念式を行いました。
元保護犬・元保護猫の幸せな姿を写真で掲載
インスタグラムで人気の元保護犬・元保護猫や、著名人の方々に新しい家族として迎えられた元保護犬・元保護猫の現在の幸せな姿を、100枚の写真と愛情あふれるメッセージでご紹介。メッセージを読みながら思わず涙ぐまれる方の姿も。今は保護犬・保護猫を迎えることはできないけれど応援したいという方々にもたくさんご来場いただきました。
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グッズ購入で動物保護団体を応援
ペットのためのアイテムはもちろん、キッチン用品やバッグ、服といった普段使いできるアイテムなど、思わず笑顔になるかわいらしい逸品で会場はいっぱいに。お店の売り上げの一部が動物保護団体に寄付されることもあり、ご来場いただいた方は真剣にお買いものを楽しんでいらっしゃいました。
出店一覧(売り上げの1%を動物保護団体に寄付)
・猫壱(株式会社猫壱)
・Gelletta(合同会社Wisham)
・白黒さんいらっしゃい
・Plusgraph
・香箱
・焼菓子工房BAN&MYU
・DeLoreans(株式会社デロリアンズ)
出店団体
・一般社団法人「さかがみ家」
・NPO法人「猫と人を繋ぐツキネコ北海道」
・認定NPO法人「もりねこ」
・NPO法人「栖」
・一般財団法人「ちよだニャンとなる会」
・NPO法人「一匹でも犬・ねこを救う会」
・NPO法人「しあわせにゃん家」
・一般社団法人「SORA小さな命を救う会」
・NPO法人「アニマルレスキューたんぽぽ」
・一般社団法人「Reef knot」
・認定NPO法人「えひめイヌ・ネコの会」
・NPO法人「犬猫ケアホームきずなの丘」
・NPO法人「咲桃虎」、沖縄野良猫TNRプロジェクト
動物との生活をもっと快適に暮らすための家電を体験
次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」やHDペットカメラ、コードレススティック掃除機の性能、使い方やメンテナンス方法などを紹介しました。
ジアイーノ
脱臭体験ができる体験コーナーも併設。驚異の脱臭力を皆様に体験いただきました。
HDペットカメラ
実際に譲渡会エリアに設置したHDペットカメラの映像をご覧いただきました。
コードレススティック掃除機
毛がほとんどからまない「からまないブラシ」搭載の掃除機を体験いただきました。
SNSで事前に募集した愛犬・愛猫の写真を一部掲載
ヒルズFood&Loveサポートとして2002年から世界中1000ヵ所以上の動物愛護施設にフードを提供。 当日は保護犬・保護猫のための募金活動や愛犬愛猫のための食事相談コーナーを展開されました。
動物保護団体の支援などに取り組む「エステー保護ネコ応援プロジェクト」や、リビングに置いてもニオわない猫用システムトイレ「エステーペット 実感消臭」シリーズのご紹介ブースを展開。
会場内のスタンプを集めた方には、オリジナルサコッシュをプレゼント。
大人も子供も活用できるちょうどいい大きさのサコッシュ。トークセッションの登壇者の方々にも着用いただきました。
来場者の皆様の声
来場者アンケートを実施したところ、譲渡会参加が初めての方が70.6%と、今まで譲渡会に参加したことがなかった方にも多く来場していただけました。
当イベントで「保護犬・保護猫を迎え入れたい」と感じてくださった方が68.5%となりました。また、「迎え入れることはできないが応援したい」という方も31.3%となり、保護犬・保護猫を取り巻く環境を変えたいというたくさんの方にお集りいただくことができました。
こんな声をいただきました
・初めて譲渡会に参加させていただきましたが、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。
・譲渡会に参加したいけど二の足を踏んでいましたが、パナソニック主催なら安心という家族の声に押されて参加しました。
・企業理念に深く感銘を受けました。また来年も続けていってほしいなと思います。
・譲渡会は初めての体験でしたが、写真展や初めてのペットとの暮らしにも役立つ家電のこともいろいろ聞くことができて、本当に来てよかったと思いました。
譲渡レポート
NPO法人「ねこけん」が保護されていた茶白猫「土佐くん」(7カ月)も今回の譲渡会で新しい家族と巡り合うことができました。
ご家族からのコメント
パナソニック保護犬猫譲渡会に参加したきっかけは、我が家の1歳半の先住猫「きぃ」が、1匹では寂しいだろうと思ったからです。譲渡会で出会った時、土佐くんはケージの中でじっとしていました。可愛らしく、また落ち着いた印象で、家族に迎えたいと思いました。我が家に来た当日は、ケージの中で固まっていましたね。1日ぐらいたつとケージの外に出てきて、今では「きぃ」ともすっかり仲良くなりました。毎日一緒にバトルしています。現在の名前は「くぅ」です。家族に迎えることができて、本当によかったです。
新しい家族と出会えた元「土佐くん」。「くぅ」という素敵な名前も付きました。
大阪でも開催しました
「パナソニック保護犬猫譲渡会」を、大阪で初開催。保護犬猫との出会いを探している方だけでなく、今すぐお迎えを検討していない方であっても犬猫を家族に迎える際には保護犬猫の「譲渡」という選択肢があることや、保護犬猫のためにできるアクションを知っていただく機会を目指して開催した当イベントは、来場者数のべ3,603名、参加した保護犬・保護猫はのべ245頭、146件の譲渡申込につながりました。
日時:2023年11月25(土)-26(日)