電動歯ブラシの選び方


歯周病の原因となる歯周ポケットや歯間のプラーク※を、効率的に除去できる電動歯ブラシ。
お悩みに合った電動歯ブラシで、毎日のオーラルケアをより上質に。
- プラークとは歯垢のこと。
お口のお悩みや気になることから探せば、よりぴったりな電動歯ブラシと出会える

「磨き残しがある」「歯周ポケットの汚れが気になる」など、オーラルケアのお悩みを抱える人は意外と多いもの。
お悩みに合わせて探せば、ぴったりな電動歯ブラシと出会えます。
質問に答えておすすめ診断
気になるお口のお悩みを選んで、1~6問の簡単な質問に答えると、あなたにおすすめの電動歯ブラシが導き出されます。
短時間で効率的なブラッシングができる電動歯ブラシ
手磨きと比べてブラシが動くスピードは圧倒的。磨き残しも減らせる
電動歯ブラシの一番の特長は、短時間で効率的なブラッシングができること。
手磨きの場合、「1回あたり5分以上」が理想とされていますが、電動歯ブラシは圧倒的なスピードで振動するので、より短い時間で、より高い清掃効率が期待できます。
特に磨き残しが出てしまいがちな箇所は、ブラシの毛先が届きにくい歯間や歯周ポケットなど。
生活者調査では、「どれくらい磨き残しがあると感じているか」を聞いたところ、「3割程度磨き残している」が全体の中で最多の18.8%に。全体の57%が、3割以上の磨き残しを自覚していることが分かっています。
電動歯ブラシなら、ブラシ自体が細かく動くため、ブラシの毛先を適切な部位に当てることだけに集中でき、磨き残しが低減するといわれています。
- 2023年8月 パナソニック調べ。20-69歳男女 回答数2,145

アプリが正しい磨き方を教えてくれる機能も
電動歯ブラシの中には、スマートフォンアプリと連携して磨き残しを教えてくれたり、適度なブラッシング圧をガイドしてくれるものも。アイテムをうまく取り入れることで、毎日のオーラルケアの質を高めることができます。
ブラシを替えれば、一つの本体を家族みんなで使うこともできます。

自分に合ったものを選ぶポイントは「ブラシの動き方」と「電源方式」
電動歯ブラシは、ブラシの動き方によって大きく3つのタイプに分けることができます。
また、電源方式にも種類があります。
自分のお口や、目的に合ったものを選ぶことが大切です。
ブラシの動き方は3タイプ
1. バス・スクラビング方式
歯周ケアに最適といわれる「バス法」や「スクラビング法」の動きを再現した駆動方式。
特に、歯と歯ぐき(歯肉)の境目に対して、斜め45°の角度でブラシを当てることで、歯周ポケット内まで毛先が入り込み、プラーク※をかき出すことができます。
〈特徴〉
- 歯や歯ぐきにやさしく磨ける
- 歯科医師が推奨するヨコ磨きができる

2. ローリング方式
歯の表面に毛先を当て、歯ブラシを首を振るように動かす方式。
毛先を歯肉に軽く押し当てるようにして磨くことで、歯ぐき(歯肉)と歯の表面を同時に清掃できます。
〈特徴〉
- ブラシを上手く当てることが苦手な初心者でも、比較的かんたんに一定レベルまで歯垢除去ができる

3. 回転式
丸型ブラシが高速で回転する駆動方式。
ブラシで歯を1本ずつ包み込むように磨くため、むし歯予防に適しています。
〈特徴〉
- パワフルな磨き心地
- むし歯予防に適している

電源方式は「充電式」と「乾電池式」の2種類
1. 充電式の特徴
充電式の電動歯ブラシは、乾電池式に比べて機能が充実していることが多く、乾電池を交換する手間もかかりません。
一方で、充電が必要だったり、バッテリーを内蔵しているため乾電池式に比べて本体が重いことがあります。
外出先でも使いたい場合は、連続使用時間がどのくらいか・外出先でも充電ができるかをチェックしておきましょう。
〈特徴〉
- 多機能
- 乾電池を交換する手間がない
- サイズが大きめ

2. 乾電池式の特徴
乾電池式の電動歯ブラシは、充電式と比べて軽くて小さいことが多く、持ち運びに便利。
一方で、乾電池を交換する手間がかかります。
また、充電式に比べてパワーが出せないため、「しっかり磨きたい」という方には物足りないかもしれません。
〈特徴〉
- 持ち運びに便利
- 充電式に比べてパワーが弱い

替ブラシのラインアップやランニングコストも要チェック
「歯ぐきにやさしいブラシがいい」「ステインを除去したい」など、目的に合った替ブラシがあるか、ラインアップもチェックしましょう。
また、ブラシの交換は“3か月”が目安です。1年に4回交換するとして、年間のランニングコストを計算してみましょう。



- 写真、イラストは全てイメージです。