コリコラン×REJECTeスポーツプレイヤーのボディメンテナンス最前線
長時間にわたるプレーの中で一瞬の判断が勝敗を分ける――。
eスポーツの世界では、日々のトレーニングはもちろん、コンディションのわずかな差が結果に大きく響くこともあります。
今回は、プロeスポーツチームREJECTに所属する格闘ゲーム界のレジェンド・ウメハラ選手と、長年トッププレイヤーとしてシーンを牽引し、現在はストリーマーとして活躍中のハイタニさんが、パナソニックの高周波治療器「コリコランループ」を体験。日頃のボディメンテナンスの考え方や、競技・配信と向き合う中で意識していること、そして長年第一線で活躍し続ける秘訣について語っていただきました。
*コリコランループは肩コリの改善に用いる製品です。コメントは個人の使用感です。使用感には個人差があります。
梅原大吾(ウメハラダイゴ)
1981年、青森県生まれ。日本初のプロゲーマー。「ストリートファイター」シリーズで世界的な活躍を続け、「Beast」の愛称で親しまれる。世界最高峰の格闘ゲーム大会「EVO」をはじめ、数々の国際大会で優勝を果たしてきた格闘ゲーム界のレジェンド。
灰谷達也(ハイタニタツヤ)
1986年、大阪府生まれ。論理的な思考と野生の勘を併せ持つ「ハイタニスタイル」で多くのファンを魅了し、ウメハラと並ぶ「格ゲー五神」の一人として名を馳せる。現在はストリーマーとして活動し、配信や後進の育成などを通じてシーンの発展に力を注いでいる。
トッププレイヤーの日常とコンディション管理
普段はどのような生活リズムで過ごしているのでしょうか?
ハイタニ:毎朝7時頃に起きて、午前中は配信や『ストリートファイター6』の練習にあてています。午後からは配信以外の仕事をしたり、ジムでトレーニングをします。夜は早い時だと子どもと一緒に20時過ぎに寝てしまうこともあります(笑)。
ウメハラ:僕は大体10時ぐらいに起きて、午後からREJECTに移動します。大体5~6時間練習して、帰るのは21時から22時ぐらい。リーグ期間中は練習時間がさらに増えて、密度も濃くなります。
コンディション維持のために意識していることはありますか?
ハイタニ:『ストリートファイター6』で強くなろうと思った時に、若い頃のようにガーッと集中してやっていたら体調が悪くなってしまって。スマートウォッチで睡眠時間を確認したら、3〜4時間睡眠の日が多かったんです。身体がしんどかったのはそのせいかなと思って、運動と睡眠を意識した生活スタイルに変えたら、かなり改善されました。
ウメハラ:僕も睡眠は結構大事にしていて、8時間か9時間くらいは寝るようにしています。
ハイタニ:そんなに寝られていますか?
ウメハラ:さすがに一気には寝られなくて、飛び飛びだけど。一度起きるとなかなか寝付けないこともあるので、そういう時は潔くあきらめてゲームをします。そうすると、そのうちまた眠くなるので、結果的に4時間+4時間で8時間寝られる。少々荒っぽいけど、どうせ眠れないならゲームでもしておこうかな、みたいな(笑)。結構昔の話だけど、数ヶ月カーテンがない生活をしたことがあって。そうすると必然的に、早朝に目が覚める。
ハイタニ:朝日が眩しくて?(笑)。
ウメハラ:そう(笑)。日の出に合わせた生活をしていた時は身体の調子が本当によかった。だけど、ゲームって学生や社会人にも強い人がいて、そういう人たちと練習したいと思うと、どうしても生活が夜型になってしまう。
ハイタニ:そうですよね。僕がもし現役だったら、やっぱり夜型の生活になると思います。
集中の裏で蓄積する、見えない疲労
ゲームのオンライン化で、身体への負担は変わりましたか?
ハイタニ:プレー時間が増えたことで、眼精疲労、首や肩の疲労、あとは腰への負担が大きくなりましたね。これはゲーマーにとっては宿命みたいなもので、ずっとしんどいけど、かといって休むという選択肢もない。「やるしかないからやる」という感じで、気合いでなんとか耐えていました。現役時代はずっとそんな生活でしたね。
ウメハラ:ハイタニも僕も、画面を見る時に前のめりになるタイプなんですよ。長時間プレーしていると、首や肩、腰の疲労からはどうしても逃れられない。一方で、ものすごく集中していたり、気持ちが昂っていたりすると、疲れを忘れて取り組めるんです。今の時代は、みんないつ練習しているかわからないじゃないですか。何時だろうと無限にできてしまうので、常にレースをしているような感覚になる。だから、休むに休めないんですよね。そう考えると、ゲームセンター時代の「閉店」というシステムは素晴らしかったと思います。閉店したらもうできない。その強制終了がありがたかった。お店が閉まっている以上、「休んでいる」「サボっている」という罪悪感もわかないですから(笑)。
ハイタニ:オンライン化によって、家から出る機会が大幅に減りましたよね。昔はゲームセンターやオフラインの体験会に通うのに、2kg近くあるアーケードコントローラーを背負って出かけるのが日常でした。今振り返ると、あの頃の方が健康的だったなと思います。
普段はどんなボディメンテナンスをしていますか?
ハイタニ:自分は結構いろいろ使っていて、スマートウォッチで体調を管理したり、昇降デスクを使って立ちながら配信したりしています。さらに、履くだけで筋肉に刺激を与えてくれるというサンダルを履いて(笑)。
ウメハラ:徹底してるな(笑)。
ハイタニ:配信は本当に全部家でできちゃうので、自主的に運動しないとずっとこもりっぱなしになってしまうんですよね。ちょっと健康オタクにならないとまずいな、みたいな感じ(笑)。でも、自分にとってはゲーム感覚なんですよ。数字を見るのが楽しくて、面白いからやっている部分もあります。
ウメハラ:自分もハマればやるのかもしれないけど、年齢を重ねて思うのは、やっぱりリソースって決まっているんだなということ。時間のリソースというより、心のリソースなのかな。「ゲームに打ち込んで、他のことも一生懸命やる」というのが、自分には無理なんですよね。体力的にはまだいろんなことができるし、物理的には可能なんだけど、精神がもう枯渇しているというか。だから健康に気を遣うことはできても、あれもこれもというのは難しい。ゲームに費やしているエネルギーが多すぎて、手が回らないんですよね。
ゲームをやめれば、いろんなことにリソースを使えると思うんですけど(笑)。
ハイタニ:僕も現役時代は本当にゲーム中心で、それ以外はやっぱり何もできなかったです。今は規則正しい生活を軸にして、そのうえでゲームをやるという感じ。競技者から立場が変わって、優先順位が変わったからできている部分はあると思います。
ウメハラ:今の生活スタイルがいいとは思ってないんだけど、なんかもう、やってしまう。やっちゃうんです。特に今は「がむしゃら期」に入っているので、もう押しっぱなし、みたいな(笑)。もちろんどこかで終わりは来ると思うんですけど。でも、こんなふうに熱狂できている時期って、それはそれで特別だとも思うんです。特にこの歳でそんな体験ができるのは幸せなこと。リスクがあることは理屈ではわかっているけど、止めるのは難しい。いつまで熱狂できるかなぁ、と思うとちょっとさびしいですね。
集中を妨げない、軽さとフィット感
コリコランループの使用目的又は効果:肩の凝りの改善に用いること。一般家庭で使用すること。
コリコランループの着け心地はいかがでしたか?
ウメハラ:全然違和感なく使えますね。着けているのも忘れるくらい軽いし、ゲーム中に着けていても、刺激がないのでまったく気にならないです。REJECTのユニフォームが黒と赤なので、イエローは映えそうですね。昔、自分が好きだったリュウというキャラクターが、黒い道着に黄色い鉢巻きだったので、ぴったりかもしれないです。
ハイタニ:自分は普段から使っているんですけど、かなり自然に着けられるので気に入っています。シャツの中に入れちゃえば目立たないですし、見せて使うこともできる。普段のファッションに自然に取り入れられるのがいいと思います。着け心地がよくて刺激もないので、着けていることを忘れるだけじゃなく、着け忘れたことにも気付かないことがあって、いつの間にか妻が使っていたりして(笑)。家族で取り合いになるくらい、毎日着けたい気持ちで生活しています。
ハイタニ:充電の持ちも※結構いいですよね。そこも便利だと思います。ゲーマーの好きな言葉で言うと、「付け得(つけどく)」ですよね(笑)。
ウメハラ: 僕もそう思いますね。若い世代は実感しにくいかもしれないですけど、格闘ゲームは30代、40代でも続けている人が多いので。その世代になると、こういう身体のケアを意識し始める人も増えてくると思う。そういう人たちには受け入れられそうな気がしますね。
※7時間充電で約17時間、3時間充電で約8時間。
eスポーツ選手のコンディション管理は、今後どのように発展していくと思いますか?
ウメハラ:科学的なことや医学的なことが明らかになって、「こうした方がいい」というトレーニング方法やコンディション管理の考え方が確立されていけば、競技レベルも上がるし、いいことだと思います。ただ、僕は未開拓なものが好きなので、そうした領域が減っていくことに少しさびしさもあるんですよね。だから個人的には、ずっと何かしら未開拓の要素が残っていてほしいなとも思います。一方で、競技レベルが上がっていけば、睡眠や運動、身体のケアといった外側のアプローチに注目が集まるのも自然なことなのかなと思います。
ハイタニ:どうしてもゲームって、「家で座ってずっとやるもの」というイメージがあって、不健康な印象を持たれがちですよね。だから、ゲームと健康についての知見がもっと増えていけば、年齢を重ねても続けやすくなるし、新しく始める人の間口も広がっていくんじゃないかなと期待しています。
ウメハラ:ただ、プロの世界で言うと、「長く競技を続けることが正解」みたいな空気になるのも違う気がするんですよね。ゲームが好きで競技を始めても、年齢を重ねる中で配信をやりたくなる人もいるだろうし、別の道に進みたくなる人もいると思う。みんなが同じ道を進む必要はないんです。そういう意味では、ハイタニはかなり早い段階で別の道を確立した存在ですよね。そういう選択肢が増えるのはすごくいいことだと思います。
格闘ゲームを続ける理由
ウメハラさんが今も競技を続けるモチベーションは何ですか?
ウメハラ:競技へのモチベーションは、その時々で結構変化してきましたね。プロ1年目の頃は、ようやく好きなことで生きていけるということで、エネルギーが爆発して、がむしゃらにやっていました。その後は、「この業界を発展させたい」という気持ちと、「自分の本業だから」という気持ちが半々くらい。年齢的に上の世代になってからは、「eスポーツは若い人のもの」という一般常識の中で、自分は何歳までやれるんだろうということがモチベーションでもあり、ある種の責任でもありました。それが、2026年春に開催した対戦イベント『獣道』以降、大きく変化しました。数ヶ月に渡る取り組みを経て、責任とか義務とかじゃなくて、純粋な気持ちでゲームに向き合えている。心の汚れが落ちた感じというか(笑)。こういうワクワクを感じるのは、本当に十数年ぶりです。自分が毎日上達しているのをひしひしと感じる。昔は業界をこうしたいという気持ちが強かったんですけど、今は逆に「自分がこうなりたい」に戻ってきていますね。業界が大きくなったからこそ、また自分自身に目が向くようになったのかもしれません。だから今は、できるだけ長く競技を続けたいと思っています。
お二人にとって、格闘ゲームの魅力とは何でしょうか?
ハイタニ:自分は、どれだけやっても知識と技術が増えていくところですね。途中で離れたとしても、それまで積み上げたものはなくならないし、いつからでもその続きができる。死ぬまでにどこまで自分の技術や知識を伸ばせるんだろうっていうのが楽しいんです。一プレイヤーとして対戦を楽しみながら、ずっと成長し続けられるのが魅力だと思います。
ウメハラ:好きだから続けているというのはもちろんですけど、ずっといた世界なので、仲のいい人もいますし、楽しいことをしようと思ったら、結局ここに戻ってくるんですよ。この世界に僕の人生がある。若い頃は、感情的なことや状況的なことで、ゲームを第一優先にできない時期もありました。でも、いろんなことが落ち着いてくると、結局また好きなものに戻ってくる。その繰り返しなのかもしれないですね。
ハイタニ:そうですね。環境によって優先するものは変わるけど、最終的にはまた格闘ゲームに戻ってくる。僕もずっとそんな感じです。
最後に、REJECTやお二人を応援しているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
ハイタニ:配信の仕事をしていると、ファンのみなさんがいるからこそ、より楽しく活動できるということを実感します。見てくれたり、コメントしてくれたり、一緒に盛り上がったりしてくれるから、自分も楽しめる。本当にいつも支えられています。ありがとうございます。
ウメハラ:「REJECTをよろしくお願いします」、これに尽きますね。こういうチームを維持して発展させていくのは本当に大変なことですし、それはファンのみなさんがいてこそ成り立つものです。自分自身も含めて、本当にいつも支えられているなと思っています。ゲームをやるだけでは生きていけないので、ファンの方の存在は大前提。そこへの感謝はずっと変わらないですね。