風量や湿度など、エアコンの節電方法を解説
風向き・風量の設定から、本体のお手入れまで。エアコンを賢く活用して節電する方法をご紹介します。
最適な風量と風向きで、冷房・暖房効率を上げる
風量で体感温度を調整する
設定温度を下げるよりも、風量を上げる方が電力使用量が少なく済みます。暑く感じる時は、温度を下げる代わりに風量を上げるのがおすすめです。
冷房時は設定温度を1℃上げ、風量を上げることで、年間約10%の節電になると言われています。元々省エネ性の高いハイエンドモデルでも年間約900円以上※節約することができます。
※CS-X406D2、電気代電力料金目安単価 31円/kWh(税込)[2022年7月改定]で算出。
参考情報です。ご注意ください。
電気代は、契約容量、契約する電力会社により料金が大幅に異なります。
●電気代単価 31円/kWh(税込)は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が発表した電気代の目安単価で、主要電力会社10社の平均単価です。(電力料金目安単価31円/kWh(税込)【2022年7月改訂】で計算)
●電気代は、お客様と電力会社との契約内容や、ご利用の環境(室内外の温度、湿度、お部屋の気密・断熱性など)、使用状況(設定温度、運転モード、風量など)により変動します。あくまで目安であり、詳しい電気代はご紹介できません。
風量を「自動」に設定する
エアコンは、設定温度と室温の差が大きいときに多くの電力を消費します。エアコンをつけはじめの段階で風量が「弱」設定だと、快適な室温になるまでの時間が長くなり、結果的に余分な電力を使うことになります。
電気代を気にして風量を「弱」にするよりも、基本的には「自動」に設定するのがおすすめです。
サーキュレーターで温度ムラを無くす
冷たい空気は低い場所にたまるので、冷房時は上向きで風を送ると広範囲を冷やせます。扇風機やサーキュレーターを併用することで、冷気のムラを無くすことができます。
暖かい空気は上へ移動するので、サーキュレーターをエアコンの対角線上に設置して上向きに風を送ると、天井付近にたまった暖気が循環しやすくなります。人に風が当たると体感温度が下がって寒く感じるので、送風する角度も調整しましょう。
湿度を上げる・下げる工夫で、体感温度をコントロール
エアコンの設定温度を変えなくても、湿度の調整によって体感温度に変化が生じます。冷房時は湿度を「下げる」と同じ温度でも涼しく感じ、暖房時は湿度を「上げる」と同じ温度でも暖かく感じます。
冷房の場合
暖房の場合
カーテンを閉めて夏は断熱、冬は保温
室内の熱は、窓からの出入りが最も多いもの。夏は断熱シートや断熱カーテンを利用しましょう。
カーテンは床まで届くタイプにすると、冬に隙間から侵入する冷気を抑えることができます。窓と部屋の間に空気の層をつくるために、カーテンを2枚使ったり、内窓を設置したりするのも効果的です。
室外機の環境を定期的に確認
室外機のまわりに物を置かない
室外機の熱の吹き出し口をふさぐような形で物を置いてしまうと、エアコンの冷房効率が大きく低下することがあります。
風の強い日や台風が過ぎたあとも、ホコリや落ち葉などのごみがたまっていないか確認しましょう。
室外機の周辺温度を下げる
エアコンは外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力量が多くなるため、室外機を直射日光の当たる場所に置くと、冷房時の効率が悪くなります。空気の流れを遮らないよしずなどを立てかけ、影をつくりましょう。
シーズンによって「こまめに消す」と「つけっぱなし」を使い分け
冷房の場合
外気温が35℃以上の猛暑日のような場合は、室温が上昇しやすく再度オンにする時に「強運転」となって消費電力が増えるため、「つけっぱなし」運転がお得です。30℃程度までであれば、室内温度がそこまで上がらないため「こまめに消す」運転の方が電気代の節約につながります。
30分の外出を1日2回、1か月間行った際のエアコン稼働における電気代の差異
●パナソニック調べ。室内温度24℃、冷房温度設定26℃、電気代31円/kWhでのシミュレーション結果
●実際の電気代は、住宅の断熱性能やエアコンの設置環境等の使用条件によって異なります。
暖房の場合
外気温が3℃より低い厳しい寒さの場合は、エアコンを停止後に室温が短時間でも大きく下がりやすく、設定温度に戻すために多くのパワーが必要になります。その分電気代もかかってしまうため、「つけっぱなし」運転がお得です。
30分の外出を1日2回、1か月間行った際のエアコン稼働における電気代の差異
●パナソニック調べ。室内温度24℃、暖房温度設定24℃、電気代31円/kWhでのシミュレーション結果
●実際の電気代は、住宅の断熱性能やエアコンの設置環境等の使用条件によって異なります。
フィルターの掃除を
こまめに実施
フィルター掃除の適切な頻度は、「2週間に1回」。フィルターの汚れは、能力の低下・消費電力の増加・本体の寿命を縮めることにつながります。
フィルターを取り外し、掃除機でホコリを取り除きましょう。カビが生えている場合は、胞子をまき散らさないようにそっと浴室などに運び、丁寧に洗い落としてください。
油汚れやたばこのヤニ汚れ、ニオイが気になるときは、柔らかい布やスポンジで軽く拭くように水洗いを。汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤でつけ置き洗いをしましょう。
洗った後は直射日光やドライヤーの温風に当てることは避け、広げた新聞紙の上にフィルターを立てかけて陰干しし、十分に乾かします。
最新のエアコンで電気代を節約
エアコンを新しくしてしまうという手もあります。技術の進歩により、10年前のエアコンと最新のエアコンでは消費電力に差があり、買い替えることで電気代の節約につながる可能性も。
一般的に、エアコンの寿命はおよそ10年前後と言われています。エアコンの本体に貼ってある製品寿命を明記したシールを確認してみましょう。
下記サイトで、今お使いのエアコンと最新機種との電気代比較ができます。