環境に配慮したパッケージの開発

環境への配慮と使いやすさを両立した新パッケージの開発。 環境への配慮と使いやすさを両立した新パッケージの開発。
GoodPackage受賞ロゴ

環境負荷の低減に貢献できて、使い勝手もいい。
目指したのは、そんな、人にも環境にも配慮されたパッケージ。
素材・設計・デザインをイチから見直し、
包装材の使用量を大幅に削減することに成功しました。

丈夫さも妥協せず、材料を大幅に削減。

電池を多くのお客様へお届けするには、その分多くのパッケージが必要です。環境のためにできることを考える中でたどり着いたのは、そのパッケージをイチから見直すことでした。新たに開発したエシカルパッケージは、従来のブリスターパッケージに比べて、包装材使用を50%※1以上削減。さらに、乾電池を包むシュリンクフィルムを使用しないことで、袋を開けてすぐに電池が使えるようになりました。パッケージを捨てる時には、丸ごと紙ごみとして廃棄可能。また、すぐに使わない電池は袋に入れたまま保管できる便利さも備えています。

※1 包装材使用量当社従来品LR6NJ/4B比62%削減、当社従来品LR03NJ/4B比64.6%削減

従来のブリスターパッケージとエシカルパッケージの比較写真 従来のブリスターパッケージとエシカルパッケージの比較写真

新パッケージ開発にあたっては、電池の自重を支えながら、店頭で吊り下げて陳列されても問題のない耐久性を追求しました。さらに、輸送時の落下や衝撃、買い物袋の中での水濡れ、保管時の気温・湿度変化など、クリアしなければならない要件は変わりません。さまざまな試行錯誤の末に、必要最低限の樹脂を組み合わせることで、コピー用紙並みの薄さでも丈夫な紙のパッケージを開発できました。

イラスト:温度・湿度試験、振動試験、落下試験のイメージ イラスト:温度・湿度試験、振動試験、落下試験のイメージ

見えなくても、中身がわかるデザイン。

一般的に電池は、透明なシュリンクフィルムやプラスチック越しに「中身が見える」状態で販売されています。でも、エシカルパッケージは全面が紙なので、中の商品がいっさい見えません。だからこそ、お客様が目的の電池を迷わず購入できるように、実物のサイズ感と見た目を再現したリアルなパッケージデザインにこだわっています。

写真:パッケージから電池を取り出す様子

小さな積み重ねが、変化につながる。

今回の取り組みによって削減できる包装材使用量は、乾電池と充電池を合わせると、年間およそ27トン。※2エシカルパッケージのラインアップ拡充も含め、パナソニックは、これからも人にも環境にも配慮した取り組みを進めていきます。

写真:担当者 写真:担当者

※2 2021年度の乾電池エボルタNEO・エボルタ/ 充電池エネループ・エボルタ対象商品当社出荷台数から試算

  • イラストはすべてイメージです
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