G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 46mm (35mm換算), 1/60sec, F8.0, ISO100 ©相原正明
広角から望遠まで幅広い領域をカバーする
標準ズーム ライカDGレンズ
デジタル一眼レンズ ファームウェアアップデートのお知らせ(2017年8月7日更新)
ライカの厳しい光学基準をクリアした高性能・高品質レンズ。サブミクロンまで精度を追求した非球面レンズ4枚とEDレンズ2枚を採用し、ライカ基準の高い描写力を実現するよう最適に配置。ズーム全域で優れた描写性能を発揮します。
■レンズ構成図
■MTF曲線
優れた描写力と機動性を兼ね備えた、ライカ「F2.8-4.0ズームレンズ」シリーズ
静止画撮影と動画撮影の両面から、優れた描写力と機動性を実現するハイブリッドライカレンズ。「F2.8-4.0ズームレンズ」シリーズは、広角ズーム・標準ズーム・望遠ズームの3種類のズームレンズを取り揃え、16mm※〜400mm※まで幅広い焦点距離をカバー。広角域での撮影から遠く離れた被写体まで的確に捉えることができ、撮影シーンの幅がさらに広がります。
※ 35mm換算。
F2.8-4.0ズームレンズシリーズのそのほかのレンズはこちらから
大口径F2.8スタートの標準5倍ズームレンズで、広角24mm※から望遠120mm※まで幅広い領域をカバー。撮影スタジオや屋外ロケーションに最適な広角撮影から、美しいボケ味と自然な立体感で被写体の個性を表現するポートレート撮影やマクロ撮影にも対応し、幅広いシーンで活躍します。また、大口径の5倍ズームでありながら小型・軽量で、さまざまな撮影シーンに合わせて気軽に携帯できます。
※ 35mm換算。
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 24mm (35mm換算), 1/1600sec, F7.1, ISO100 ©相原正明
G9PROII, LEICA DG 12-60 F2.8-4.0 / 120mm (35mm換算), 1/640sec, F4.0, ISO100 ©相原正明
手ブレ補正機能「Dual I.S.2」に対応し、カメラのボディ内手ブレ補正(B.I.S.)とレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)をリアルタイムで連動させて、手ブレ補正を制御することが可能。
上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)・回転方向のブレ(Roll)・上下左右の並進ブレ(X/Y)を補正する5軸のボディ内手ブレ補正(B.I.S.)と、上下左右の角度ブレ(Pitch/Yaw)を補正する2軸のレンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を連動させる手ブレ補正方式により、あらゆる撮影シーンで発生する手ブレを強力に補正して排除します。
●技術解説
通常は焦点距離が延びるにつれて、補正角が大幅に減少してきますが、「Dual I.S.」で補正することにより、中望遠域はもちろん、補正効果が難しい望遠域でも手ブレを補正することが可能です。
※補正範囲は一例であり、装着するレンズにより変化します。
光学式手ブレ補正「POWER O.I.S.」を搭載
レンズ筐体内に搭載したジャイロセンサーが、手ブレを検知して補正する「POWER O.I.S.」を搭載。毎秒4000回のブレ検知を行うことで、高周波域(早く小刻みな手ブレ)だけでなく、低周波域(大きくゆっくりとした手ブレ)の手ブレも検知して補正します。 これにより、Dual I.S.非搭載のカメラや他社製カメラに装着した時でも、ズーム撮影や手持ちでの夜景撮影など手ブレしやすい場面でも、手ブレをしっかり抑制してキレイに撮ることが可能です。
高精細な動画撮影に対応した光学設計により、4K動画撮影中のAFサーチ時の微小な画角の変化や、手ブレ補正動作時の周辺画像の歪みを極小に抑制。さらに、フォーカスレンズを非球面レンズ1枚で軽量化しリニアモーターでダイレクトに駆動するインナーフォーカス方式を採用し、高速・高精度AFを実現しています。
絞りマイクロステップ制御による露出変化を低減
輝度変化が大きいシーンでも、F値変化をなめらかに制御することで、露出変化を低減。また、動画撮影中のズームやパンニング時も安定した露出変化制御をサポートします。
ズーム時のAFトラッキング性能向上
ズーム時のオートフォーカス性能がさらなる高速化を実現し、ピントを合わせ続けることが可能。素早い動きの被写体を動画撮影する時などに有効に機能します。
高い解像感やコントラストに加えて、抜けの良いクリアな描写も実現。独自技術のナノサーフェスコーティングが、ゴーストやフレアを大幅に低減し、透明感のある描写に貢献しています。
ナノレベルの微細構造を持つ、超低屈折率の薄膜をレンズ表面に形成することで、可視光域を包括した380nm~780nmの全領域で光線の反射を低減。ゴーストやフレアの発生を抑制しています。
※LUMIXで撮影したものです。画像は効果を表すイメージです。
野外での幅広いシーンに対応できる防塵・防滴仕様※1で、機動力のある撮影が可能。天候に左右されることなく、突然の数少ないシャッターチャンスを捉えることができ、水滴やほこりなどから大切なレンズを守ります。
※1 当社製防塵・防滴対応カメラボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。
マイナス10℃の耐低温設計
雪山やゲレンデなどの寒冷地でも撮影可能な、マイナス10℃の耐低温設計を実現。雪や氷の美しく幻想的な世界も、新たな作品として残せます。
レンズの名門ライカの名に相応しい高品位なデザイン。その実用性・堅牢性とともに、シルエットの美しさや触れる質感が所有する歓びももたらします。
AF/MF切替スイッチ
AF/MF切り替えスイッチを、レンズ左側に搭載。切り替えがスムーズで、その瞬間の感性を引き出す直感的な撮影を可能にします。
O.I.S.スイッチ
AF/MF切り替えスイッチと同じく、O.I.S.スイッチもレンズ左側に搭載。三脚撮影など手ブレ補正が不要な際にO.I.S.スイッチを操作することで、すぐにオフにすることができ、スムーズな移行が可能です。
フードロック機構
フードロック機能を装備し、不意にフードが落ちることがなく安心して使えます。
注意事項
●画像・イラストは、効果を説明するためのイメージです。
●マイクロフォーサーズ™及びマイクロフォーサーズロゴマークは、オリンパス(株)の日本・米国・EU・その他各国の商標または登録商標です。
●LEICA/ライカは、ライカマイクロシステムIR GmbHの登録商標です。
●ELMARIT/エルマリートは、ライカカメラ社の登録商標です。
●LEICA DGレンズは、ライカカメラ社の品質基準に基づき、ライカカメラ社が認定した測定機器と品質保証システムによって生産されています。