フルサイズ一眼カメラ DC-BS1Hマルチカメラでの収録・配信に対応するボックススタイル
S1Hを継承したボックススタイルのカメラ。
マルチカメラ収録に適したボックススタイル
ワンマンや少人数でのスタジオ撮影時に効率の良いマルチカメラ運用をサポートする新しいボックススタイルのフルサイズカメラです。最大12台までの本機を一台のPCから一括で制御したり、タイムコード・Genlockを活用して多数のカメラの同期を取ることが可能です。これらの制御はマイクロフォーサーズシステムのボックスカメラLUMIX BGH1と同一のシステムとなっているため、本機と合わせて最大12台まで混在して使用することが可能です。
また、一般的な映像制作用途においても、小型のボックススタイル形状により、従来のミラーレス一眼の活用が難しかったシーンでも活躍できる一台です。もちろん、リグ・ハンドル・モニター等を装着することで、ハンドヘルドでもお使いいただけます。
S1Hから受け継ぐ動画基本性能
高感度・高画質を両立する高性能センサーとエンジン
S1Hを継承する高感度性能と高画質性能の両立で、優れた描写力・表現力に到達しました。解像性能・高感度性能・色再現性で高い性能を誇る「ヴィーナスエンジン」により高解像度での動画記録時においても、その能力を余すところなく発揮します。
デュアルネイティブISOテクノロジー
パナソニック製シネマカメラ「VARICAM」やS1HおよびBGH1などにも採用している独自の先進技術「デュアルネイティブISOテクノロジー」を搭載。低ISO感度用と低ノイズ・高ISO感度用の2系統の専用回路をイメージセンサーの各画素に装備。これによりISO4000以上を必要とするような低照度環境下でも、繊細で美しい映像を記録することが可能。演出上、照明が自由にならないドキュメンタリーやドローンなどの撮影でも、被写体の暗部まできめ細かに描写。撮影後の色調整や画質調整といった編集作業の効率化にもつながります。
©Viviana Galletta ※この写真はLUMIX S5で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
S1Hを継承するプロフェッショナル動画記録
14+ストップV-Log / V-Gamut
当社のデジタルシネマカメラ「VARICAM」と同⽔準の14+ストップ/広色域という広いダイナミックレンジを持ち、シャドウからハイライトまで豊かな階調表現を実現します。また、V-Log搭載のVARICAMやLUMIX Sシリーズ、V-Log L対応のLUMIX Gシリーズで記録した素材を組み合わせても、統一したガンマ特性とルックで効率よく絵作りを行うことができ、撮影システムの連携にも寄与します。
プロの映像制作ワークフローに応える豊富な動画記録モード
一般的なH.264のLongGOP(IPB)動画記録に加え、圧縮効率に優れたHEVCコーデックや低圧縮で編集時にデコード処理の負荷が少ないAll-Intra記録にも対応。さらに、動画RAWデータのHDMI出力にも対応し、他社製レコーダーと連携してApple ProRes RAWやBlackmagic RAWでの動画記録も可能です。
ライブ配信機能
有線LANケーブルを使用したIPストリーミング(RTP/RTSP、最大4K60p 50Mbps)に対応。専用ソフトウェア「LUMIX Tether」※を使用すれば、IPストリーミング中の各種設定や操作も可能です。
※ カメラとPCを接続するには最新の「LUMIX Tether」が必要です。複数台接続の場合、同時制御となり、個別組み合わせの操作はできません。
長時間撮影と用途に合わせた記録が可能
すべての記録モードで記録時間無制限
緻密な放熱シミュレーションに基づいて設計された高効率な放熱システムとヴィーナスエンジンの省電力化により、すべての動画記録モードにおいて時間制限なしを実現。ドキュメンタリー撮影などで記録時間にとらわれることなく、長時間の連続撮影を続けることができます。
SDカードダブルスロット
LUMIX BGH1やLUMIX S1Hと同様、SDカードダブルスロットを搭載。リレー記録やバックアップ記録など、クリエイターが作品づくりに没頭できる信頼性を確保しデータ管理を強力にサポートします。
撮影中・待機中を確認できるタリーランプをフロント・リアに搭載
カメラボディのフロント(被写体側)とリア(撮影者側)にタリーランプを搭載しました。カメラオペレーターや被写体にカメラ動作を知らせることができます。タリーランプは、フロント・リアのそれぞれを独立でON/OFF選択することが可能です。
その他の特長
注意事項
- 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
- 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。