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“推し”を見逃さない!パナソニック「全自動ディーガ」は「一度使うと便利さから抜け出せなくなる」“推し”を見逃さない!パナソニック「全自動ディーガ」は「一度使うと便利さから抜け出せなくなる」

2022年12月6日 草野晃輔

「“推し”が出てた番組を見逃した…」そんながっかりに全自動ディーガで決別!

「推し」のいるエンタメ好きにとって、年末年始は楽しみな時期だ。音楽特番やバラエティ特番、お笑い特番などなど、見逃せない番組がたくさん控えている。しかし、放送時間に合わせて、見たい番組を全部見るのは難しい。テレビにHDDをつないで録画してカバーしている人は少なくないだろう。しかし、「裏番組も録りたいのにどっちかしか録れない」とか、「うっかり録画予約を忘れてしまった」なんてがっかりしたことが誰しもあるはず。

そんな過去のがっかりと決別し、「今年の年末年始こそ推しの出演番組を全部見るぞ!」と意気込む方に全力でオススメしたいアイテムが、パナソニックのブルーレイレコーダー「全自動ディーガ」シリーズである。

全自動ディーガ最新モデルの魅力をチェック

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ネット動画ではカバーできない「推し」の出演番組も見逃さない

パナソニックの全自動ディーガが、エンタメ好きになぜオススメなのか? それは、設定したチャンネルを24時間まるごと録りためておける「全録」ができるからだ。

一般的なレコーダーでは番組ごとに予約するのに対し、全自動ディーガならチャンネルを指定しておくだけ。これで、朝のニュース番組からゴールデンタイムのバラエティ、夜のニュースに深夜のアニメまで、そのチャンネルで放送された番組をまるごと録画してくれる。だから、「録画予約をし忘れる」なんてありえない。

地デジだけでなくBSやCSも全自動録画の対象にすることができる

地デジだけでなくBSやCSも全自動録画の対象にすることができる

最近は特番や映画のプロモーションを兼ね、アイドルや俳優が様々な番組のゲストとして出演するケースが増えている。バラエティ番組のゲストのようにテレビ欄に名前が載っているならまだしも、朝のワイドショーの1コーナーといったケースまであり、事前にすべての出演情報を把握し、録画予約しておくなんて無理に近い。放送後にSNSやネットニュースの記事などで出演を知り「この番組出てたの!」と気づくことあるだろう。

いずれのケースでも全自動ディーガなら、慌てることはない。全録した番組の中から、簡単にチェックすれば済む。

ネット配信にはない、全自動ディーガならではのメリット

ネットにも「見逃し配信」を売りにするサービスはある。しかし、多くは1週間程度しか視聴期限がない。また、音楽番組のように配信されない番組もある。その点、全自動ディーガなら、機種や設定にもよるが例えば4X1002ならハイビジョン放送を最大8ch×28日間の間、内容を問わずに全番組をためておける。それを超えると、古い順に上書きされてしまうが、後から番組を見返すには十分な期間だろう。また、気に入った番組を上書きされないよう「保存」設定することも可能だ。

推しがいる人のなかには、出演するライブや映画などのパッケージメディアを持っているケースは多いはず。全自動ディーガにはDVD/ブルーレイドライブが搭載されており、これらコンテンツをいつでも楽しめるのも嬉しいポイント。

さらに、全録した番組によっては記録用のDVDやブルーレイディスクに残して、コレクションしておくこともできる。つまり、全自動ディーガが1台あれば、推しの出ているテレビ番組もパッケージメディアも存分に楽しめるのだ。

ネット配信されていないお気に入りのBD/DVDを楽しめるのもメリット

ネット配信されていないお気に入りのBD/DVDを楽しめるのもメリット

4K対応の最上位機から入門2K機まで幅広いラインナップ

そんな全自動ディーガは全部で4K対応から2K(フルハイビジョン)対応まで5製品がラインナップされている。違いは大きく「4K対応か否か」「録画できるチャンネル数」「HDD容量」「搭載ドライブの種類」の4項目。上位モデルから簡単に紹介しよう。

4Kモデルには2機種ある。

最上位の「DMR-4X1002」は11チューナーを内蔵する。HDD容量は10TBで、ハイビジョン放送を8チャンネル×28日間全録できる。さらに、追加チューナーが3チャンネル分あるのだが、構成がちょっと複雑だ。

2チャンネル分は予約して録画する「通常録画」と全録の兼用で、残り一つは通常録画専用。また、兼用の2チャンネルのうちの1チャンネル分と、通常録画専用はハイビジョンと4Kの両方に対応する。兼用の2チャンネルのうち、ハイビジョンなら両チャンネルとも全録が可能。4Kの全録をしたい場合は、もう一方のチューナーは使えなくなる。つまり、ハイビジョンだけなら最大10チャンネルの全録が可能となる。

チューナー説明図チューナー説明図

追加チューナーの利用方法は3パターン。3チャンネルすべてを通常録画に使用するか、そのうち2チャンネルをチャンネル録画に回すか。チャンネル録画に割り振る場合、4K放送もチャンネル録画を行えるがその際はハイビジョン用チューナー1基が使用できなくなる

その下の「DMR-4X602」は7チューナーと6TBのHDDを搭載する。全録できる番組数はハイビジョン放送が最大4チャンネル×24日間。追加チューナーが3チャンネル分あり、構成はDMR-4X1002と同様だ。4Kの全録設定次第でチャンネル数が変わるが、ハイビジョンのみであれば最大6チャンネルを全録できる。

両モデルとも4K対応のUHD BDドライブを備え再生や記録が可能。もちろん、ブルーレイやDVDの再生と記録もサポートする。

背面端子部

背面端子部

2Kモデルだけでも3機種を用意。好みに応じて選択可能

2Kモデルは3機種がそろう。

もっともスペックが高い「DMR-2X602」は11チューナーと6TBのHDDを搭載する。チューナーは8チャンネルが全録用、2チャンネルが全録と通常録画兼用、1チャンネルが通常録画専用だ。つまり、最大で10チャンネルを28日間も全録できる。

中位となる「DMR-2X302」は7チューナーと3TBのHDDの組み合わせ。構成は4チャンネルが全録用、2チャンネルが全録と通常録画兼用、1チャンネルが通常録画用。最大6チャンネルを24日間分全録することが可能だ。

エントリーモデルの「DMR-2X202」も7チューナーを備える。構成は中位のDMR-2X302と同じく4チャンネルが全録用、2チャンネルが全録と通常録画兼用、1チャンネルが通常録画用。搭載HDDは2TBモデルのため、全録できるのは最大で6チャンネルを16日間分となる。

2Kモデルはどれもブルーレイ/DVDドライブを搭載しており、再生や録画に対応する。また、全自動ディーガ共通の仕様として、全機種でドラマまたはアニメは最大90日間まで録りためが可能となっている。

どれを選ぶかは悩ましいが、ここではシンプルに考えたい。もし、使っているテレビが4K画質に対応し、4K放送をよく見るなら4Kモデルに、そうでなければ2Kモデルに絞る。そこから、何チャンネルを全録したいかを考えると自分の用途に合った機種を決めやすい。

今回は、全自動ディーガの中から4K対応で7チューナー内蔵の「DMR-4X602」を使って、使い勝手を試してみた。

膨大なテレビ番組を、サクサクとネット動画感覚で楽しめる

DMR-4X602の接続と設定は、とにかく “カンタン” だった。まずは、本機にアンテナケーブルと4Kテレビを接続する。配線は苦手だという人もいるだろうが、マニュアルのほかに同梱されている「接続ガイド」を参考にすれば難しくない。筆者には中学生の娘がおり、試しに接続をしてもらったところ、ガイドと照らし合わせながら10分かからずに正しくつなぎ終えた。

B-CASカードを2枚挿入

B-CASカードを2枚挿入

電源をオンにすると、「かんたん設置設定」メニューがスタートする。ここでも親切設計が行き届いており、画面の指示に従うだけでチャンネル設定やネットワーク設定が完了する。これも配線からの流れで娘にやってもらったのだが、迷わず進められた。

録画設定はあとから変更することも可能

録画設定はあとから変更することも可能

かんたん設置設定の終盤、「チャンネル録画設定」からは筆者にバトンタッチ。ここでは、全録用の4チャンネル分と追加の2チャンネル分に放送局を指定する。追加の2チャンネル分は全録と通常録画の兼用だが、今回はいずれも全録とした。最後に「録画日数」を決める。今回はオススメとして表示された5倍録の9日間を選んだ。これで設定は完了だ。テレビ放送に画面が切り替わり、全録がスタートする。

ジャンル別録画モード設定画面
詳細設定画面

番組ジャンルや放送局ごとに録画画質を変えることも可能。しっかり見たいものは高画質で録画し、それほどでもないものは画質を抑えてHDD容量を節約することができる

翌日録画された番組を観てみた。番組はリモコンの「チャンネル録画一覧」か「おすすめ録画一覧」から選んで再生する。「チャンネル録画一覧」は番組表形式。録画した番組が番組表にずらっと並ぶので、観たい番組を選ぶだけ。放送時間や番組名がわかっているなら、こちらから選ぶとスムーズだ。

本機のリモコン

本機のリモコン

自分にピッタリな番組を多彩な方法でおすすめしてくれる

一方の「おすすめ録画一覧」は、録画した膨大な番組を自動で整理した状態で表示してくれる。種類は大きく「おすすめ系」「よくみる系」「お録りおき系」などがあり、サクサクとネット動画感覚で番組を探せる。

「おすすめ系」はその名の通り、本機が録画した番組からユーザーのおすすめをレコメンドしてくれる。特に便利だったのが、本機より新たに搭載された「AIおすすめ」だ。これは、AIが録画された膨大な番組を20種類以上のジャンルに分類し、再生履歴からユーザーの趣味嗜好を分析するもの。分析には、ディモーラの再生ランキングが活用され、再生回数と掛け合わせてオススメの番組を表示してくれる。

リモコンに「おすすめ録画一覧」ボタンを装備

リモコンに「おすすめ録画一覧」ボタンを装備

オススメしてくれるジャンルは「ドラマ」「映画」「アニメ」の3種類。筆者は日頃からアニメをよく見ているが、やはり未視聴の話題作が★5つでレコメンドされていた。往年の名作のリメイク版で、放送前から気になっていたが、初回を見逃してしまったためなんとなく観ないままでいた。それを見事に見透かされてしまったわけだ。「おすすめ系」にはほかに、「あなたへのおすすめ」もある。ディーガ利用者の録画数や再生数をもとに、録画された中から人気の番組を抽出するもので、旬の番組をチェックできる。

「よくみる系」は過去に観た番組が、「ドラマ」や「アニメ/特撮」、「バラエティ」、「映画」といったカテゴリごとに分類、格納される。毎週放送される番組は、番組名ごとのフォルダにまとめられるから、推しが出ていた放送回も探しやすい。

「お録りおき系」は、「ドラマ」と「アニメ」を番組名ごとにフォルダ保存してくれる。それこそ、90日間(1クール分)録りためたドラマやアニメを一気見するのに便利だ。

ほかにも、取り込んだCDのアーティストが出ている番組を自動でカテゴライズする「アーティスト関連」や、任意のキーワードで番組を抽出しておける「お気に入り」などがある。番組をまとめる切り口がいくつも用意されているので、その日の気分でオススメから番組を選んだり、推しが出ている番組をくまなく探したりと、その人にピッタリの使い方が見つかるはずだ。

全自動ディーガは「一度使えば、便利さから抜け出せなくなる」

全自動ディーガにはほかにも、放送中の番組をスマホで観たり、録画した番組をスマホで持ち出して視聴したりできる「どこでもディーガ」や、録画した番組をLAN経由で観たい部屋のテレビに転送できる「お部屋ジャンプリンク」など、推しの出演番組を楽しむ機会を増やす機能が搭載されている。

さらに、Netflixやhuluといったネット動画の視聴にも対応する。それこそ、観られないコンテンツはない。

推しのいるエンタメ好きはもちろん、単にテレビ視聴が好きなエンタメ好きにも全力でオススメできる全自動ディーガ。一度使えば、便利さから抜け出せなくなるはずだ。

(提供:パナソニック)

• 製品の定格およびデザインは改善等のため予告なく変更する場合があります。