HC-X20004K60p 10bitの高画質撮影
この画像におけるモニターのはめ込み作例はX2000で撮影されたものです。画像は効果を説明するためのイメージです。
4K60p 10bitの高画質動画撮影を実現
フルHD(1920×1080)の4倍の情報量を誇る4K(3840×2160)解像度で、秒間60コマの撮影を実現しました。フルHDとの比較でより緻密で高精細な映像で撮影が行えます。また、4K30pでの撮影に比べて、フレーム数が2倍となるため、被写体の素早い動きも鮮明でなめらかに記録できます。BSCS4K放送などと同じ4K60pでの撮影ができるため、放送用の素材としても使いやすいなど、活用の幅が広がります。
また、4K60pモードで10bit撮影に対応しています。8bitと比べ色情報が豊かな10bit撮影に対応し、RGB各色の階調が4倍に増えたことで、撮影後の編集耐性を大幅に向上しています。
●4K放送にも対応したHEVC(MOV)10bit 200Mbpsと、民生機器との親和性に優れたHEVC(MP4)10bit 100Mbpsにも適応しています。
POINT 動きの速い映像をスムーズに撮影できる
4K放送は4K60pですから、放送の素材としては4K60p撮影は欠かせません。自転車競技のようなスポーツ撮影は、非常に動きの速い映像になりますが、4K30pと比べてコマ数が2倍ですから、動きの早い被写体を追う撮影でもなめらかな動きで撮れます。また、スキー競技などを離れたところから撮影する場合も、その動きをスムーズに撮影できます。また、ズームやパンの動きもスムーズなので見やすい映像になります。
[4:2:2 10bit記録]
4:2:2 10bit記録において、延べ10億色以上の色彩表現が可能(4K30pで撮影時)。膨大な情報を活かし、合成処理など編集ポストプロダクションにおける柔軟なカラーグレーディングに対応し、高いクオリティの映像制作ができます。
[ALL-Intra /LongGOP]
フルHDで最大200Mbpsの高ビットレートALL-Intra圧縮方式の記録が可能。ALL-Intra記録は、1フレーム単位で圧縮を行うイントラフレーム方式で、カット編集や映像切り出しなどに最適です。LongGOPは、良好な画質と高い圧縮率を両立し、データが軽量で扱いやすく、長時間の収録にも適します。
[ライカディコマーレンズ]
24倍光学ズームレンズは、ライカカメラ社の厳しい品質基準を満たしたライカディコマーレンズを採用。ライカカメラ社ではレンズの光学デザインの評価・検証、レンズ、カメラ全体の評価・検証、生産工程での品質チェック、認証という3段階の厳しいチェックを行っています。HC-X2000のレンズはこの認証をクリアしたもので、ゴースト/フレアの少なさ、優れた解像度(MTF)、歪みの少なさなどの点で高い性能を備えます。
●LEICA DICOMARは、ライカカメラ社が設定した品質基準に基づき、ライカカメラ社が認定した測定機器と品質保証システムによって生産しています。
[1/2.5型高感度MOSセンサー]
イメージセンサーには、約829万画素の1/2.5型高感度MOSセンサーを採用。レンズとの最適な設計により、深い被写界深度を実現しました。複数の被写体を撮影する場合でも、すべての被写体にピントの合った撮影が可能です。
また、画素サイズを今までの約1.7倍※に拡大。よりたくさんの光を集めるので、暗い場所での撮影もざらつきを抑えてより高感度な撮影を可能にします。
※当社従来品HC-X1000比
[ヴィーナスエンジン]
新画像処理エンジンを搭載。4K60pの撮影でも大容量のデータを高速で処理し、高品位な撮影を可能にします。また、さまざまな画質補正機能を備え、より美しい映像の記録やクリエイティブな映像制作をサポートします。また、4K撮影では、HEVCコーデックを使用した10ビット撮影(mov、mp4)や4:2:2 10bit LongGOP(150Mbps)の撮影(mov)に対応。フルHD撮影時では、4:2:2 ALL-Intra(200M/100Mbps)撮影(mov)に対応します。
[16軸独立色補正機能]
4K映像の撮影では、色の正確な描写も重要になります。新画像処理エンジンでは、色の位相を16軸に分割し、それぞれを独立して補正可能としました。正確なホワイトバランス調整をはじめ、同一光源下における複数カメラでの撮影時の色合わせなど、ハイレベルな映像制作をサポートします。
[マスターディテール]
全体的な映像に対して、輪郭補正の強弱を調整できる機能。自分の好みに合わせた輪郭で、被写体の撮影ができます。
[スキンディテール]
肌の色をソフトにして、キレイに撮影できる機能。人物のアップなどに、効果的な撮影ができます。
[8モードガンマ]
さまざまな番組の制作に対応するため、プロ仕様の画質調整機能を備えます。ガンマ設定は一般的なHD撮影に適した「HD」をはじめとする8モードを用意し、番組や映像表現に合わせて選択できます。特に映画に近い感覚の映像となる「シネライクD/シネライクV」は、VARICAMのノウハウを継承して生まれました。このほかフィルムに近い階調を表現できる「フィルムライク1/2/3」など、多彩な表現に対応します。
放熱設計
撮像素子は、外界の光をレンズで集めて照射されるため、極めて温度が高くなります。その一方で4K60pの高速な信号の読み出しをする時にも、撮像素子の温度が上昇します。こうした高温下でも安定した性能を発揮するため、高効率の放熱設計を採用しました。
広角25mm※
内蔵するレンズは、ワイド端で広角25mm※を実現。ワイドなアングルで周辺の歪みの少ない撮影が可能です。車中や室内といった場所での取材や撮影でもワイドコンバージョンレンズを使用することなく対応できます。
※35mm判換算(動画撮影時)
POINT 室内ロケや密着インタビューでは欠かせない
室内でのインタビューや一般家庭の屋内で撮影する場合、大型のカメラでは取り回しがしづらく、レンズ交換によるロスも避けられません。ズームレンズだけで広角25mm※の撮影ができるのは、非常に使い勝手が良いです。対象の人物の行動を密着して取材するような撮影でも、狭い場所や近い距離で撮ることが増えますので、広角での撮影ができると状況に合わせて自在な撮影ができます。
※35mm判換算(動画撮影時)
光学24倍ズーム
広角25mm※〜望遠600mm※の高倍率な光学ズームレンズを採用。4K撮影時は最大32倍、フルHD撮影時は48倍の超解像iズーム機能も備えます。レンズ交換などをすることなく、広角から望遠まで幅広い条件での撮影に対応します。
※35mm判換算(動画撮影時)
POINT 室内から屋外まで幅広い状況に対応
広角25mm※〜望遠600mm※まで、レンズ交換なしで対応できるので、屋内でのインタビューから、広い舞台での撮影、報道での屋外撮影など、さまざまな状況に1台で対応できるというのは、ディレクター用のカメラとして頼りになります。報道番組の取材などで離れた場所から撮る場合でも、望遠でも映像が鮮明なのも良いですね。
※35mm判換算(動画撮影時)
商品特長
注意事項
●LEICA/ライカはライカマイクロシステムズ IR GmbHの登録商標です。
●DICOMAR/ディコマーはライカカメラ AGの登録商標です。
●Dolby、ドルビー、Dolby Audio及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの商標です。
●Wi-Fi CERTIFIED™ロゴは、Wi-Fi Alliance®の認証マークです。Wi-Fi®は、Wi-Fi Alliance®の登録商標です。
●Wi-Fi Protected Setup™ロゴは、Wi-Fi Alliance®の認証マークです。
●AVCHD、AVCHD Progressive、およびAVCHD Progressiveのロゴはパナソニックホールディングス株式会社とソニー株式会社の商標です。
●HDMI、High-Definition Multimedia Interface、およびHDMIロゴは、米国およびその他の国におけるHDMI Licensing Administrator,Inc.の商標または、登録商標です。
●SDXCロゴはSD-3C,LLCの商標です。
●各機能は、すべての環境下での効果を保証するものではありません。
●画面はハメ込み合成写真です。
●写真・イラストの内容はイメージです。
●製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。