アイロンのかけ方入門 -アイテム別お手入れ方法-


アイテムにあわせて、アイロンを上手に使いこなそう
シワを伸ばす
ワイシャツのかけ方
「面積の小さいところから大きいところへ」順番にかける
- まずは手のひらで軽く形を整えてからアイロンかけをスタート。
- 「ソデ・ソデぐち」→「肩」→「右前身ごろ」→「背中(後ろ身ごろ)」→「左前身ごろ」→「エリ」の順番であてます。
- 「エリ」「前立て」「カフス」など、目立つところは念入りにアイロンをかけましょう。


脇の縫い目を基準にソデ山に向かってかける。

内側にアイロンをすべり込ませ、端までかけて、最後は中央に戻してたるみを逃がす。

アイロン台の先端を使って、肩の部分をかける。

右前身ごろをかける。ボタンとボタンの聞にアイロンを差し込むように。

ベース面全体を使ってスイスイかける。

左前身ごろをかける。前立ては空いた手で縫い目を引っ張りながら。

空いた手で引っ張りながら、両端から中央に向ってかけ、熱いうちに形を整えておく。

がんこなシワには「マイクロスプレー」
綿や麻の衣類に。繊維の表面に効果を発揮しやすい細かい水粒子スプレーがシワにビシッとかかります。霧吹き代わりに便利です。
使用シーン写真1~7の商品は2017年発売 NI-WL704です。
パナソニックの「Wヘッドベース」シリーズなら
後ろに動かしてもシワがつきにくい
Wヘッドで左右対称の形。後ろに動かしてもシワがつきにくく、持ち替えずにスイスイかけられます。

広いところも狭いところもすばやく
[ワイドベース]
かけ面が大きくなった※1ワイドベースでスピーディに!
[スリムヘッド]
先端の細いヘッドが狭いボタンまわりにラクラク入り込む!

ワイシャツのかけ方を動画で見る
難しいと思われがちなワイシャツも、Wヘッド&ワイドベースでラクにシワのばし。うまく仕上がるポイントも解説します。
シルエットを整える
パンツのかけ方
全体にスチームを浸透させた後、あて布を引いてアイロンで押す
- まずは「スチーム浮かしがけ」で全体のシワをのばす。
- 当て布を引いて、「すそ」→「折り目」→「胴周り」→の順に「押さえがけ」。


浮かしがけでスチームを浸透させる。熱いうちに繊維を引っ張りシワをとる。

表と裏の縫い目を合わせ、すそがずれないように押さえがけ。

押さえがけで、折り目をつける。

アイロン台の先端を使い、胴回りを押さえがけする。
使用シーン写真1~4の商品は2022年発売NI-WL707です。
パンツのかけ方を動画で見る
キレイに仕上げるには、ちょっとしたコツが欠かせないパンツのかけ方を解説します。
シワを伸ばす
ハンカチのかけ方
糸がのびない方向(タテ糸)と平行にアイロンをすべらせる
- かけやすい真ん中からかけると、正方形がゆがんでしまいがちに。
- キレイな正方形に仕上げるには、まずアイロンをかける前に、糸がのびない方向(タテ糸)を確かめましょう。


ハンカチを引っぱり、糸がのびない方向(タテ糸)を確かめる。

糸がのびない方向に対して、平行にアイロンをかける。
使用シーン写真1・2の商品は2022年発売NI-WL707です。
ハンカチのかけ方を動画で見る
ちょっとしたコツで仕上がりが変わってくるハンカチ。気を使うべきポイントを解説します。
シルエットを整える
プリーツスカートのかけ方
アイロン台にスカートをはかせてプリーツを整えながら押さえがけ
- 筒状のスカートは、アイロン台にはかせる。
- スカートを回してずらしながらアイロンをかけていくと作業がラク。
- プリーツを手で整えながら、アイロンで押さえがけします。


プリーツを整え、すそをアイロンで押さえる。

ウエスト部分を少し引っ張りながら、ウエストに向かってかける。
使用シーン写真1・2の商品は2022年発売NI-WL707です。
パナソニックの「Wヘッドベース」シリーズなら
プリーツの折り目がしっかりつく
通常スチームの約4倍※2の「ハイパワースチーム」で厚手のスカートも、プリーツをキレイに整えます。


プリーツスカートのかけ方を動画で見る
生地のテカリを防いで、キレイなプリーツをキープするための使い方を解説します。
シルエットを整える
ブラウスのかけ方
スチームの浮かしがけでシワをのばして、ふんわり仕上げ
- やわらかいシルエットのブラウスは、ハンガーに吊るしたままで。
- スチームを全体にかけて、シワをのばします。


シワが気になる部分にスチームを浸透させる。
熱いうちに、繊維を引っ張りながらシワをのばして整える。
使用シーン写真の商品は2022年発売NI-WL707です。
ふんわりシルエットのブラウスには、「衣類スチーマー」もおすすめ
風合いをもどす
ニットのかけ方
のびたソデぐちはスチームで毛を起こし、手で形を整える
- 形くずれやたたみシワが気になるニットも、スチームの浮かしがけでリフレッシュ。
- 毛を起こしてふっくらさせるには、のびた部分にスチームを浸透させて蒸らし、手で形を整えます。



のびたソデぐちもスチームで元通りに
ニットにおすすめの「ハイパワーショット」。1ショットで通常の20倍量※3のスチームが出ます。
写真はハイパワーショット時。スチーム写真はイメージです。室温が暖かい場合、スチーム/ショットの蒸気が見えにくくなります。
スチームの使い方を動画で見る
スチームやショットを使ったケアの仕方を解説します。
風合いをもどす
ジャケットのかけ方
ハンガーに吊るしたままスチームでサッとお手入れ
- シワに気づいたとき、ハンガーに吊るしたまま「スチームで浮かしがけ」すると、サッとお手入れできて便利。
- ニオイが気になるとき、洗えるスーツを干した後の仕上げにもおすすめです。


背中や、ソデのひじの内側の部分など、シワが気になる部分に浮かしがけでスチームを浸透させる。
繊維を引っ張りながら、シワを伸ばして整える。
写真の商品は2017年発売NI-WL704です。

タバコなど、衣類についたニオイが気になるときは全体にスチームで浮かしがけを。熱と蒸気の勢いで繊維についたニオイの粒子を除去。タバコや汗のニオイ・飲食臭を脱臭※4できます。
立体仕上げや脱臭には、「衣類スチーマー」もおすすめ
風合いをもどす
ネクタイのかけ方
縁にシワをつけないようにスチームで浮かしがけを
くたびれてしまったネクタイを復活させるには、スチームが役立ちます。
アイロンで押しつけると、縁にシワがつくため、スチームで浮かしがけを。
縁をふっくら仕上げましょう。


裏側からかけ、結びジワやたるみを整える。

丸めた新聞紙を通す。

シワをけすように、スチームで浮かしがけをする。
使用シーン写真1~3の商品は2017年発売 NI-WL704です。
こんなものもスチームでケア

ファー小物
寝てしまった毛並みがスチームでよみがえる。

ラグ・カーペット
凹みにスチームを当て固めのブラシで整える。

カーテン
吊るしたまま当てて、シワやニオイ対策に。

スリッパ
スチームで毛を起こし触り心地よく仕上げる。
ファブリックケアには、「衣類スチーマー」もおすすめ
おすすめ商品
お出かけ前、帰宅後のサッとケアには、衣類スチーマー
おすすめコンテンツ
- 当社2013年発売NI-WL702・WL602・WL502・WL402(ベース面積約156 cm²)と当社2021年発売NI-WL706・WL606・WL506・WL406(ベース面積約170 cm²)との比較。
- 当社2021年発売NI-WL706・WL606・WL506の通常スチーム約3g/分、ハイパワースチーム最大約13g/分(11~13g/分)
- 当社2021年発売NI-WL706・WL606・WL506・WL406の1ショットのスチーム量(0.5秒:0.53g)と通常スチームのスチーム量(0.5秒:0.025g)の比較
- タバコ臭・飲食臭について(当社調べ)【試験方法】ニオイをつけた(タバコ臭:約30Lの試験容器内で、タバコ臭を約16分間付着/飲食臭:約90Lの試験容器内で、魚、肉を焼いたニオイを約10分間付着)綿の生地に約10秒間スチームをあて、脱臭効果を6段階臭気強度法にて評価 【試験対象】衣類に付着したタバコ臭・調理臭 【試験結果】タバコ臭:臭気強度1.2以上低下/飲食臭:臭気強度1.5以上低下(脱臭はショット使用時のみ)●脱臭効果の感じ方には個人差があります。●臭気効果は、周囲環境(温度・湿度)、スチームをあてる時間、臭気・繊維の種類によって異なります。