冷凍ごはんをもっとおいしく食べるには?おすすめの保存方法や炊き方をご紹介
ライター:UP LIFE編集部
2023年4月10日
食・レシピ
残りごはんを冷凍保存しておくと何かと便利ですし、まとめ炊きして冷凍すれば日々の炊飯の手間も減ります。でも、温めなおすとベタついたり、硬さが気になることはありませんか?冷凍ごはんをもっとおいしくしてくれる保存の際のひと手間や炊き方などをご紹介します。
冷凍ごはんは、おいしくないもの?
アンケート調査の結果、日常的にごはんを冷凍保存している人は44.5%にものぼりました。冷凍ごはんは、食卓でメジャーな存在といえそうです。
一方で、保存しておいたごはんが「おいしくない」と感じた人は、「いつも」と「時々」を合わせると、なんと55.1%という結果に。
せっかくの主食なのに「どうせ冷凍だから」と、おいしさをあきらめてしまうのはもったいない。冷凍保存や再加熱の際のちょっとした工夫や炊き方で、冷凍ごはんをもっとおいしくいただきましょう!
冷凍ごはんをおいしくする保存方法や再加熱のコツ
炊きたてを早いうちにラップで包む
ごはんに含まれる水分を逃さない、空気になるべく触れさせない。この2つが、ごはんのおいしさを保つコツ。また、炊飯器で保温する間に風味が損なわれていくので、冷凍保存すると決めたら炊きたてを早いうちに、ラップでピッチリ包みましょう。このとき、ごはんを押しつぶすと粒同士がくっついて、ベタつきの原因になります。包むときは力を入れすぎないように気をつけて。
ごはんを保存用の容器や袋に入れる場合は、押し込まないようにふんわりと入れて、満杯に。ふたとごはんの間に隙間をつくらないようにして、ごはんが空気に触れるのを防ぎましょう。
あら熱が取れたら、すぐに冷凍室へ
ごはんを冷凍室に入れる前には、あら熱取りを忘れずに。熱いまま入れると周りの食品が傷んでしまうので、人肌くらいになるまで冷まします。あら熱が取れた後もそのまま放置しておくと、ごはんが硬くなってしまうので、冷めたらすぐに冷凍室へ移動して、炊きたてのおいしさを閉じ込めましょう。
アルミトレイにのせて、すばやく冷凍
冷凍室に入れた後においしさを保つ秘訣は、すばやく凍らせて、ごはんに含まれる水分を逃さないこと。冷凍室に入れる際は、冷気が伝わりやすいアルミ製のトレイにのせて、できるだけ速いスピードで凍らせるのがおすすめです。
電子レンジでほどよく加熱して、すぐにほぐす
電子レンジで温めなおす際は、温めすぎにご注意を。アツアツになるまで加熱してしまうと、ごはんが硬くなってしまいます。また、温め終わったごはんは、すぐにほぐして蒸気を逃がし、水分のムラをなくします。そうすることで、ごはんのベタつきが防げます。
「冷凍用ごはんコース」で炊くと、もっとおいしい冷凍ごはんに
冷凍ごはんのおいしさは、炊き方でも変わってくることをご存知ですか?パナソニックのジャー炊飯器に搭載している「冷凍用ごはんコース」は、冷凍後にごはんを温めなおすことまで考えて開発されました。このコースで炊いて冷凍すれば、凍った状態から電子レンジで再加熱しても、ほぐれやすく、粒の中までふっくらやわらか、ハリのあるごはんに仕上がります。
「冷凍用ごはんコース」は、ごはんを冷凍保存する目的でまとめ炊きする場合にも便利。炊く手間を省き、電気代を節約するための冷凍ごはんだって、おいしさにとことんこだわれるんです。
「はやうま冷凍」や「うま冷えプレート」を使って、もっとおいしい冷凍ごはんに
業務用レベルの急速冷凍※1「はやうま冷凍」なら、炊きたてのおいしさをそのまま保存
ご飯の水分を保って※3冷凍できる。
保存方法や炊き方をどんなに工夫しても、冷凍室に入れる前のあら熱取りの間に、ごはんのおいしさは損なわれていきます。食感や風味にもっとこだわるなら、食材を熱いまま※2急速冷凍できる、パナソニック冷蔵庫の「はやうま冷凍」を使ってみては?あら熱取りの時間を省いてアツアツの状態※2からすばやく冷凍することで、ごはんの水分を逃さず※3、炊きたてのおいしさがキープできます。
* 当社調べ。運転状況や食品の種類・状態や量によって、効果が異なります。
また、あら熱取りの時短には、より手軽なツール「うま冷えプレート」を使うのもおすすめです。「うま冷えプレート」を冷凍室であらかじめ冷やしておけば、食品を冷ますのに使えます。このプレートの上にごはんをのせると、あら熱取りがすばやくできて、炊きたてのおいしさのまま冷凍室に入れられます。
ごはんをおいしく冷凍保存するコツをご紹介しましたが、いかがでしたか?あたらしい調理家電や便利ツールをくらしに少しずつ取り入れて、日々の献立を手間なく、おいしくしていきたいですね。
【調査概要】
当社インターネット調査、N=800、2021年2月実施。
この記事で紹介した商品
※1 最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を通過する時間:約28分。実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍した場合、外気温25℃、扉開閉なし(当社測定)。
※2 温かい食材を保存するときは、約70℃を目安に入れてください。
※3 実験条件:炊飯後のご飯150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍。凍結後、冷凍室で10日間保存。電子レンジで加熱(当社測定)。
2023年4月10日 食・レシピ
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