生姜は冷凍保存が便利!使い方に合わせて正しい保存方法を解説!
生姜の保存方法についての監修:検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
ライター:UP LIFE編集部
2023年3月13日
食・レシピ
体を温めたり、消化を助けたりなどの効果が期待できる「生姜」は、爽やかな香りと辛味で、さまざまな料理に活用できる野菜です。ところが、保存方法を知らず、あまった生姜が冷蔵庫の奥で干からびていたということも…。そこで今回は生姜の正しい冷蔵・冷凍保存方法や使い方について解説します。
生姜はキッチンペーパーに包み「冷蔵」する
熱帯アジア原産の生姜は、乾燥に弱いとされています。保存の際は、乾燥しないように注意しましょう。
キッチンペーパーで包みポリ袋に入れ野菜室へ
1~2週間で使い切る場合には、キッチンペーパーで包んだ生姜をポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。使用後は切り口をラップでしっかりと覆ってから再度キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。
生姜を保存するには、使い方に合わせて「冷凍」がおすすめ!
生姜をより手軽に長持ちさせたいなら冷凍保存がおすすめです。冷凍保存する場合には、生姜をよく洗い、あらかじめ千切りやみじん切り、薄切りなど用途別にカットします。
カットした生姜の冷凍方法
キッチンペーパーで水気をよく拭き取り、使う量ずつ小分けにしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れます。この際、空気をしっかり抜いて密閉してから冷凍室に入れましょう。保存期間は約1~2カ月。使う際は解凍せずに凍ったまま加熱調理で使用するのがポイントです。
【カットした生姜の使い方】
煮物や鍋料理などに直接入れて使えるので重宝します。
すりおろした生姜の冷凍方法
すりおろした生姜はラップに包み平らにし、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて保存。使うときには、パキッと折って使いたい分だけ使用します。
【すりおろした生姜の使い方】
スープやソースなどに幅広く使えます。
冷凍生姜は調理に使いやすく、生姜の色・香り・辛味もキープできるため、生姜を最後までおいしく使い切ることができます。
生姜の絞り汁を冷凍する方法
生姜の絞り汁は冷凍保存しておくととても便利です。作り方はとても簡単。すりおろした生姜をガーゼに包み、抽出した生姜汁を製氷皿に少量ずつ入れて凍らせます。少量ずつ調理に加えられるので使い勝手もよく、簡単に料理の風味をアップさせることができます。
【生姜の絞り汁の使い方】
みそ汁やスープ、炒め物、酢の物など、さまざまな料理のアクセントになります。
※ 生姜液を作る際は、冷蔵庫の自動製氷用の製氷皿ではなく市販の製氷皿をお使いください。
生姜をパラパラに冷凍&香りもキープできる冷蔵庫
生姜などの食品をよりおいしい状態で保存したいなら、パナソニックの「はやうま冷凍」搭載冷蔵庫がおすすめです。
「はやうま冷凍」は、業務用レベルの急速冷凍※1で食品を素早く凍らせることで、おいしさをキープ*することができます。また、霜つきを抑えて野菜などもパラパラの状態で、色や香りを保ちながら冷凍保存ができるので、生姜の冷凍保存をする際にも役立ちます。
*当社調べ。運転状況や食品の種類・状態や量によって、効果が異なります。
【写真左:通常冷凍の場合】霜がついて、ひと塊になって凍結。
【写真右:「はやうま冷凍」の場合】霜つきが少なく、パラパラに凍結。
また、独立ルームなので、アツアツ※2のものを入れても他の食品への影響を少なく抑えられます。
「はやうま冷凍」について詳しくはこちらで紹介しています。
まとめ
生姜はさまざまな料理に活用できるため常備しておきたい食材ですが、正しく保存しないと干からびたりしやすいので注意が必要です。今回紹介した保存方法を参考に、ぜひ最後までおいしく生姜を使い切ってみましょう。また、簡単においしく冷凍保存できる機能のある冷蔵庫を賢く活用するのもひとつの方法です。生姜をおいしく、使いやすく保存して、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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生姜の保存方法についての監修
検見﨑 聡美(けんみざき さとみ)
料理研究家、管理栄養士。赤堀栄養専門学校卒業後、料理研究家のアシスタントを務める。独立後はテレビや雑誌、書籍等を中心に活躍。体にやさしく初心者でも手軽に作れる料理に定評がある。
※1 最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を通過する時間:約28分。実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍した場合、外気温25℃、扉開閉なし(当社測定)。
※2 温かい食材を保存するときは、約70℃を目安に入れてください。
2023年3月13日 食・レシピ
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