米1合は何グラム？1合の測り方・炊き上がりの量、水加減などプロが徹底解説！

約150gの生米は、炊飯すると約330gのごはんになります。これは、炊飯の過程でお米が水を吸収して膨らむからです。

一般的に、生米は炊飯によって重さが約2.2倍になります。ただし、この数値はあくまで目安であり、お米の種類や状態、水加減、炊飯モード、水の硬度、気温などによって変わります。

中盛りごはん一杯分は約150gです。つまり、米1合を炊けば、普通サイズのお茶碗でおよそ2杯分、2人分程度のごはんができると言えます。

ただし、一食分のごはんの量は、お茶碗の大きさや盛り付け方によって変わります。例えば、小ぶりのお茶碗を使ったり少なめによそったりすると、一杯あたり130g程度になることもあります。逆に、丼物用の器を使ったり多めによそったりすると、一杯あたり約250gになることもあります。

また、ご家庭によっても差があります。食べ盛りの子どもがいるご家庭では、おかわりを考慮すると米1合では足りない場合があるでしょう。逆に、小さなお子さんや小食の方の場合は、米1合で3人分程度になることもあります。そのため、米1合で炊けるごはんの量は、1.5人分から3人分程度を目安に考えておくとよいでしょう。

文部科学省「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」で示されたデータによると、炊飯された精白米は100gあたり156kcalです。この数値を基にすると、米1合分のごはん約330gのカロリーは、およそ515kcalとなります。
茶碗一杯に換算すると、中盛り（150g）は約234kcal、小盛り（130g）は約203kcal、丼ぶり一杯（250g）は約390kcalに相当します。

米1合を測るときは、料理用の計量カップ（200mL）ではなく、米専用の計量カップ（180mL）を使用します。

米1合を正しく測るには、カップにお米を山盛りに入れて平らな場所に置き、盛り上がった部分を箸などで表面を平らにならして「すりきり1杯」にします。このとき、山盛りのお米を手で押さえたり、カップを揺らしたりしてお米を詰めたりすると、お米の量が多くなり正しく測れなくなってしまうため避けましょう。お米が自然にカップに入った状態で、余分なお米だけを取り除くことが正確な計量のコツです。

水は、一般的にお米の状態と量に応じて、炊飯器の内釜に表記されている白米・無洗米・玄米の水位線に合わせて入れます。このとき、最初にお米を平らにならし、平らな台の上で目盛りを確認しながら加えるのがポイントです。

ただし、種類や季節などによってお米の水分量は異なるため、ごはんがかたくなったり、ぱさついたり、べたついたりする場合は、次に炊く際に水位線から上下1〜2mmの範囲で微調整してください。なお、炊飯器によって推奨の水加減は異なるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。

1合前後の少量のごはんを炊く場合、水深が浅くなることで熱の対流が不十分となり、お米に均等に熱が行き渡らず炊きムラができるため、おいしく炊くことが難しいとされています。
しかし、パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器SR-N510Dなら、0.5合から炊飯でき、少量でもふっくらハリのあるごはんを炊くことが可能です。

可変圧力IHジャー炊飯器SR-N510Dは、加圧状態から一気に減圧することで爆発的な沸騰を発生させ、激しい泡の対流を生み出す「おどり炊き」でお米一粒一粒に均一に熱を伝えます。さらに、発熱・蓄熱性を兼ね備えた「ダイヤモンド竈（かまど）釜」でおどり炊きの効果が最大限に活かされ、お米の芯までしっかり加熱されて甘みと粘りが増し、旨み豊かなおいしいごはんに炊き上がります。

また、直感的に操作できるシンプルな設計で使いやすく、お手入れもかんたんなので、忙しい毎日でも手軽に本格的な炊きたてごはんを楽しめます。

無洗米をおいしく炊くには、正確な水加減と浸水が重要です。1合前後などの少量のお米を炊く際には、精白米の場合と同様に炊きムラができやすく、おいしく炊くことは難しいとされます。

パナソニックの自動計量IH炊飯器SR-AX1なら、無洗米と水を自動で計量してくれるため、常に正確で安定した炊飯が可能です。
米タンクに無洗米を補充し、水タンクに水をセットするだけで、計量から炊飯までをすべておまかせできるので、計量の手間や水加減の不安がありません。

さらに、お茶碗約1杯分（0.5合）から2合まで、0.25合単位でお好みのかたさに合わせて炊飯できるため、自分にぴったりのおいしいごはんを楽しめます。また、スマートフォンアプリ^※1と連携することで、炊飯予約やキャンセルもスマホの操作でかんたんにでき、ライフスタイルに合わせた柔軟な炊飯が可能です。

また、内釜はおひつとしてそのまま食卓に並べられ、炊き上がったあともごはんのあたたかさを約1時間キープ   。毎日洗う部品は内釜とふただけで、使いやすさにもこだわったIH炊飯器です。

米1合分の重さ、お茶碗何杯分に相当するか、カロリーなどを知っておくことは、ごはんをおいしく炊いて楽しむための知識として役立ちます。米1合を炊く際は、お米を正しく測り、水加減を適切に調整することが大切です。毎日のごはんをよりおいしく炊くために、この記事を参考にして、正しく測り炊飯しましょう。また、1合前後のお米を炊飯器で簡単においしく炊きたいなら、少量の炊飯でもふっくらとハリのあるごはんが炊けるパナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器SR-N510Dや、少量の無洗米を計量から炊飯までおまかせで炊ける自動計量IH炊飯器SR-AX1がおすすめです。毎日少量ずつごはんを炊きたい方は、これらの炊飯器を検討してみてはいかがでしょうか。