【冷蔵庫の設置方法】設置場所と搬入する時の注意点!

キッチンに設置された冷蔵庫の写真 キッチンに設置された冷蔵庫の写真

ライター:UP LIFE編集部
2026年5月29日
家事・くらし

冷蔵庫の買い替えや引越しの時に注意したいのが、設置場所と搬入経路です。設置場所のスペースが十分ではない場合や、搬入経路が狭かったり、障害物があったりすると、設置が難しくなる場合があります。この記事では、冷蔵庫の設置時に注意するべきポイントを解説します。

冷蔵庫を設置する場所までの搬入経路を確認する

冷蔵庫設置するための狭い導線イメージ

冷蔵庫の搬入は、配達業者や引越し業者におまかせするのが一般的ですが、事前に搬入経路や設置スペースの幅、奥行き、高さなどを測ることが大切です。特に搬入経路では、「玄関の広さ」「搬入通路の広さ」「障害物の有無」の3つを必ず事前に確認しておきしましょう。ここからは搬入経路で注意すべき3つの点について、詳しく解説していきます。

1.玄関の広さを確認する

冷蔵庫を設置するために玄関の広さを確認するイメージ

エントランスや玄関、エレベーターなどの入り口は、幅、奥行き、高さに余裕がないことがあります。玄関やエレベーターなどの入り口の幅、奥行き、高さが冷蔵庫本体の寸法よりも広く、搬入に十分なスペースがあるかを確認しましょう。なお、入り口を測る時には、扉の開き具合や手すりなどの位置も確認し、エレベーターでは、冷蔵庫本体と作業する人が一緒に入れるスペースがあるかどうかも忘れずにチェックしましょう。

2.搬入通路の広さを確認する

設置場所までの搬入経路に曲がる箇所や階段があるかなどの確認も必要です。曲がる箇所がある場合には、十分なスペースがないと曲がり切れません。事前に運搬を依頼する業者と確認しておきましょう。

冷蔵庫を設置するための搬入通路の広さを確認するイメージ
コーナーがある場合は、曲がり切れるかを確認する

3.搬入通路に障害物がないか確認する

通路や階段に出っ張りや手すり、ドアノブがあると搬入の妨げになるため、このような障害物があっても十分な幅、奥行き、高さがあることを確認しましょう。また、梁や柱がある、らせん階段を使う、天井が低い、段差がある、階段の踊り場が狭いなど、特殊な住居構造の場合には、搬入できないこともあるため、事前に業者に相談しておくことが大切です。

冷蔵庫を設置するための搬入通路の障害物を確認するイメージ
階段がある場合は、踊り場で向きを変えられるかを確認する

また、玄関の傘立てや玄関マット、壁に貼ってある絵やカレンダーなどが搬入の妨げになる場合があります。玄関から設置場所までの搬入ルートで邪魔になりそうなものはすべて片付け、何もない状態にしておきましょう。

冷蔵庫は自分で設置できる?

家電量販店等で冷蔵庫を購入した場合、無料で設置してくれるサービスもありますが、サイズやエレベーターの有無によっては、設置や搬送が有料になることもあります。そうした費用を、できるだけ抑えたいと考える人もいるでしょう。
冷蔵庫は重量だけを見みると、数人いれば運べそうに感じるかもしれません。しかし、持つ場所が限られているうえに、表面が滑りやすく、実際に運ぶにはコツが必要です。慣れていない人が無理に運ぼうとすると、壁や床にぶつけて傷をつけてしまったり、手を滑らせて、故障やケガにつながったりするおそれもあります。
一人暮らし向けの小型サイズであれば、自分で運べる場合もありますが、安全面を考えると、無理をせず家電量販店や引っ越しの業者等に依頼するのがおすすめです。

冷蔵庫を置く最適な位置は?

ここまでは、主に搬入について解説してきましたが、次に気になるのは「どこに冷蔵庫を設置すると使いやすいのか」という点ではないでしょうか。
ここからは、冷蔵庫の設置場所ごとに、使い勝手のメリット・デメリット整理しながら解説していきます。

“キッチンの入り口”に設置

キッチンの入り口に冷蔵庫を設置したイメージ

ダイニングやリビングに近いキッチン入口付近に冷蔵庫を置くレイアウトは、家族全員が使いやすいのが特徴です。調理中でも、ほかの家族が飲み物を取り出したり、食後に飲料や調味料を片づけたりしやすい点が、大きなメリットと言えます。

一方で、ダイニングやリビングから冷蔵庫が見えやすく、生活感が出やすいという声デメリットもあります。また、片開きタイプの冷蔵庫では、扉の開閉によってキッチンの入口や通路が狭くなり、通りにくくなる場合がある点にも注意が必要です。

“キッチンの奥”に設置

キッチンの奥に冷蔵庫を設置したイメージ

キッチンの奥に冷蔵庫を置くレイアウトは、冷蔵庫がリビング・ダイニングから見えにくく、生活感を抑えながらキッチン空間のデザイン性を高められるのが特徴です。特に、コンロ前に油はね防止用の壁を設ける場合は、その壁が目隠しとなり、扉を開けても中身が見えにくくなります。

一方で、調理中にほかの家族が飲み物などを取り出しにくい点はデメリットです。コンロで料理をしている人に体をよけてもらう必要があったり、冷蔵庫の扉を大きく開けにくかったりする場合があります。刃物や鍋を持った状態ですれ違う可能性もあるため、安全面への配慮も欠かせません。

このレイアウトを採用する場合は、コンロと冷蔵庫の間、または背面の通路幅を広めに確保することが重要です。通路に余裕があれば、冷蔵庫の扉を大きく開けても調理中の人と干渉しにくく、複数人でキッチンを使う場合でも快適さを保ちやすくなります。

“独立した空間”に設置

キッチン別の空間に冷蔵庫を設置したイメージ

食品や日用品のストックを収納するパントリーの中に冷蔵庫を配置するレイアウトは、冷蔵庫を外から完全に隠せるため、キッチン全体をすっきりとした印象に整えやすいのが特徴です。
冷蔵・冷凍・常温の食品を同じ空間にまとめて管理できる点も、使い勝手のよさにつながります。

一方で、キッチンから冷蔵庫までの距離が長くなりやすく、調理中の移動が増えて作業効率が下がると感じる場合があります。また、冷蔵庫を置く分、パントリーの収納スペースが減る点にも注意が必要です。

このレイアウトを取り入れる場合は、パントリーに扉を設けない、もしくは引き戸にして開けたまま使える仕様にするなど、動線をできるだけ短く保つ工夫をすると、使いにくさを軽減しやすくなります。

冷蔵庫を設置する際のチェックポイント

冷蔵庫を設置する際は、サイズやデザインだけでなく、置き場所や使い勝手まで含めて考えておくことが大切です。
事前にポイントを押さえておかないと、「扉が開きにくい」「動線の邪魔になる」といった、設置後の後悔につながることもあります。

ここでは、冷蔵庫を安心して設置するために、購入前・配置変更前に確認しておきたいチェックポイントを紹介します。

冷蔵庫の扉の開閉方法・方向

冷蔵庫の扉の開き方は、メーカーや商品によって異なり、大きく分けて「片開き」と「両開き」の2種類があります。
片開きタイプは、冷蔵庫の横幅分だけ扉が大きく開くため、食材を取り出す動作スペースも含めて、通路幅を広めに確保する必要があります。設置位置によっては、通路をふさぎやすくなる点に注意が必要です。また、開閉方向も重要で、冷蔵庫の横に壁がある場合は、壁に向かって開くタイプを選ぶと、壁が邪魔になりにくくなります。
一方、両開きタイプは、1枚あたりの扉が小さく、通路幅をそれほど広く取らなくても使いやすいのが特徴です。ただし、冷蔵庫の両側にゆとりが必要なため、収納棚などをぴったり設置すると、扉を十分に開けられず、物が取り出しにくくなる場合があります。

冷蔵庫のサイズ

周囲の食器棚やカウンターより冷蔵庫だけが飛び出していると、見た目にも使い勝手にも、どこか残念な印象になってしまいます。

問題は見た目だけではありません。冷蔵庫の飛び出しが1cm程度であれば大きな影響は少ないものの、1cm以上出ている場合は、通路幅が狭くなり、足を引っかけてしまう危険性が高まります。また、隣に並ぶ収納扉が冷蔵庫にぶつかり、全開できずに物の出し入れがしにくくなることもあります。

こうした事態を防ぐためにも、冷蔵庫の購入の際には、サイズや設置位置まで含めて検討することが大切です。あわせて、冷蔵庫の奥や両側をふさがず、冷却性能を保つための放熱スペースとして、少し余裕を持たせておくことも忘れないようにしましょう。

コンセントの位置

冷蔵庫を置きたい位置を変えた結果、近くにコンセントがなく、「いざ設置しようとしたら電源が届かなかった」というケースは少なくありません。購入前に、置きたい場所と既存のコンセントの位置が合っているかを、必ず確認しておきましょう。
もしコンセントの数が足りない、位置が合わないと感じた場合は、増設や移設が必要になることもあります。簡単に動かせるものではないため、冷蔵庫の購入や模様替えのタイミングで、あらかじめ検討しておくことが大切です。

直射日光・熱源からの距離

冷蔵庫は、直射日光やガスコンロなどの熱源、湿気の多い場所を避けて設置することも重要です。
直射日光や熱の影響を受けると冷却効率が下がり、電気代が増える原因になります。
そのため、風通しがよく、直射日光や熱源から離れた場所を選ぶようにしましょう。

冷蔵庫を検討するならサイズを考えて選ぼう

キッチン冷蔵庫を設置したイメージ

新しく冷蔵庫を購入して設置する場合は、家族の人数やライフスタイル、設置場所を考慮して選ぶのがポイントです。

我が家にピッタリの冷蔵庫を選ぶ

冷蔵庫は家族の人数や自分のライフスタイルに合った十分な容量のものを選ぶことが大切です。家族の人数に合った容量の目安は、次の式で計算できます。

冷蔵庫の容量=(70L×家族の人数)+120L〜170L(常備品容量)+100L(予備スペース)

自分にぴったりの冷蔵庫の選び方を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。

冷蔵庫を設置する際の注意点

冷蔵庫を設置する際には、いくつか注意点があります。

【床の状態を確認する】
まずは床の状態が丈夫で水平な床面であるかを確認しましょう。じゅうたんやたたみ、塩化ビニール製などの床が不安定な傾いた場所の場合は、冷蔵庫の重量や熱による変形、変色のおそれがあるため、床材の上に補強用の板を敷いてください。

【アースを確認する】
一般的なご家庭の台所に設置する場合、冷蔵庫に直接水がかかることは少ないですが、感電防止のためアース線は取り付けていただくことをおすすめします。

※パナソニックの冷蔵庫の場合、アース線は同梱しておりません。アース線は電気店やホームセンターなどでご購入いただけます。その際は、直径1.6mmの銅線をお買い求めください。

もし、水気や湿気の多い場所に設置する家電には、漏電防止のためにアースの設置が義務付けられています。感電を防ぐためにも、冷蔵庫と電源コンセントのアース端子をアース線で接続しておきましょう。もし、電源コンセントにアース端子がない場合には、アース端子の設置工事が必要になるので、販売店に相談しましょう。

冷蔵庫の背面のアース設置個所について

設置後の隙間は十分にあるか

冷蔵庫を設置する時は、壁や天井にピッタリとくっつけないように注意しましょう。壁や天井が近すぎると放熱がうまくいかず、冷蔵庫に余計な負担がかかって消費電力が増えたり、故障の原因になったりする場合があります。また、壁との間に隙間がないと冷蔵庫の扉が十分に開かない場合があり、使いにくくなります。

取扱説明書に従って側面に1~10cm、天井に5~10cmなど、隙間(放熱スペース)をつくるように設置し、冷蔵庫設置後にきちんと決められた隙間ができているか確認しましょう。

家電を買い替える時や引越しの時の「設置スペース」についてはこちらの記事もご参考ください。

くらしに合わせて選べる冷蔵庫

冷蔵庫の購入を検討しているなら、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。ポイントになるのが、「サイズ感」や「使いやすさ」。「サイズ感」とは主に横幅や奥行のこと指します。たとえば、冷蔵庫を置きたい場所の横幅が足りず、そもそも設置できなかったり、キッチンのカウンターや収納と奥行きが合わず、冷蔵庫だけが出っ張って見えてしまっやりするケースがあります。また、「使いやすさ」とは、使いやすい冷蔵庫の中段が自分にとって便利な仕様になっているかということです。例たとえば食品を取り出しやすい冷蔵庫の真ん中が「冷凍室」のタイプか、「野菜室」のタイプか、どちらを選ぶかで使い勝手が変わってきます。

パナソニックの冷蔵庫には、「JSタイプ」などの奥行が60cmの「薄型」デザインの冷蔵庫や、「HYタイプ」などの冷凍室が真ん中の冷蔵庫、野菜室が真ん中の冷蔵庫「BRタイプ」があります。ここからはそれぞれのメリットについてご紹介しますので、自分にとって使いやすい冷蔵庫選びの参考にしてください。

ちょうどいいサイズと使いやすさのJSタイプ

冷凍冷蔵庫
NR-C33JS2

JSタイプは301~400Lクラスで業界トップクラス*の奥行薄型60cm**

*2025年8月21日時点。2025年10月中旬発売。日本電機工業会基準による国内家庭用冷凍冷蔵庫において
**本体幅60cm、高さ169.5cm
業界トップクラスの奥行薄型60cmの冷蔵庫 NR-C33JS2の画像

【奥行うす型冷蔵庫】
奥行うす型でフラットなデザインのため、キッチンのカウンターや収納と並べて設置しても出っ張りにくく、すっきりと収まります。また、高さも約170cmと目線に近く、最上段まで無理なく手が届くサイズ感です。庫内のすみずみまで、使いやすさに配慮しています。

【奥まで見えるフルオープン】
「奥まで見えるフルオープン」は、野菜室が100%全開*になり大きく引き出せる設計です。ケースの奥までしっかり見渡せるため、奥にしまった食品も取り出しやすく、整理もしやすくなります。その結果、「ケースの奥にある食材を使い忘れてしまった…」という失敗も防ぎやすくなります。
さらに、ケースは取り外して丸洗いできるため、清潔に保ちやすく、日々のお手入れもラクに行えます。

*冷蔵庫本体からのケース引き出し度合い。

ホームフリージングに便利!大容量の冷凍室が真ん中にあるHYタイプ

冷凍冷蔵庫
NR-F55HY3

HYタイプは大容量の冷凍室が真ん中にあるので、作り置きおかずや冷凍食品などをストックしておきたい方におすすめです。

冷凍室が真ん中だから使いやすい冷蔵庫 NR-F55HY3の画像

【「熱いまま急速冷凍」なら、自家製の冷凍カット野菜も簡単!】
「熱いまま急速冷凍」機能搭載のため、自家製の冷凍カット野菜が簡単につくれます。業務用レベルの急速冷凍※1によって霜つきを抑え*、パラパラな状態で野菜などを冷凍できるので使いたい分だけ取り出せて、時間をかけずに用意できます。

*当社調べ。上段ケースカバー内に効果があります。保存状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。
・冷凍室の位置は機種によって異なります。
霜つき抑制冷凍で冷凍してもパラパラな野菜の画像

【「霜つき抑制冷凍」は、使いかけの冷凍食品やホームフリージングをおいしい状態で保存!】
「上段ケースカバー」が保存中の温度変化から食品を守ります。霜つきや乾燥・酸化を抑え※2、使いかけの冷凍食品やホームフリージングをおいしく保存・おいしく食べきれます。

加湿もして野菜をうるおい保存!野菜室が真ん中にあるBRタイプ

冷凍冷蔵庫
NR-F52BR3

BRタイプは野菜室が真ん中にあるので、毎日の料理に野菜を多く使う方や野菜料理を楽しみた方、野菜をまとめ買いしたい方におすすめです。野菜室が真ん中なので、かぼちゃやキャベツ、大根などの重い野菜もかがまずに出し入れがしやすく、野菜室の奥まで見渡せるので重宝します。

Wシャキシャキ野菜室プラスへの野菜収納例の画像

【「Wシャキシャキ野菜室プラス」で約10日間新鮮保存※3】
BRタイプでは冷蔵室/野菜室と冷凍室にそれぞれ専用の冷却器を搭載。各室に合わせた最適な冷却をおこなうため、冷蔵室と野菜室では水分を含んだ冷気で、乾燥を防ぎ、鮮度も保つことができます。

まとめ

冷蔵庫を搬入する時は、事前の搬入経路の確認が重要です。また冷蔵庫を設置する時は、適度な隙間(放熱スペース)をつくることなど確認しておきたい注意点がいくつかあります。冷蔵庫を購入する際には、搬入ルートや隙間を考慮しつつ、家族の人数やライフスタイルに合った大きさのものを選びましょう。また、毎日使用することから、使い勝手を考えることも重要です。よく使用する機能が取り出しやすい位置にある冷蔵庫であるかも確認しましょう。もし、冷蔵庫の購入を考えている場合は、301~400Lクラスで業界トップクラスの奥行薄型のJSタイプ、よく使う機能を使いやすい場所に配慮した、冷凍室が真ん中にあるHYタイプ、野菜室が真ん中にあるBRタイプのあるパナソニックの冷蔵庫を選択肢の一ひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

この記事で紹介した商品

  1. 最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を通過する時間:約28分。実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍した場合、外気温25℃、扉開閉なし(当社測定)。
  2. 実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをプラスチックパックに入れ、90日間保存。周囲温度25℃、扉開閉なし(当社測定)。うまもりカバー内に効果があります。保存状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。
  3. 実験条件:葉野菜・小物野菜をラップなしで入れ、10日間保存。周囲温度25℃、冷蔵室「中」・冷凍室「中」設定、ドア開閉なし(当社調べ)。運転状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。ボトルコーナーは含みません。野菜の乾燥が気になる場合は、ラップや袋に入れて保存してください。

2026年5月29日 家事・くらし

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