【冷蔵庫の設置方法】設置場所と搬入する時の注意点!
ライター:UP LIFE編集部
2023年10月16日
家事・くらし
冷蔵庫の買い替えや引越しの時に注意したいのが、設置場所と搬入経路です。設置場所のスペースが十分ではない場合や、搬入経路が狭かったり、障害物があったりすると、設置が難しくなる場合があります。この記事では、冷蔵庫の設置時に注意するべきポイントを解説します。
冷蔵庫を設置する場所までの搬入経路を確認する
冷蔵庫の搬入は、配達業者や引越し業者におまかせするのが一般的ですが、事前に搬入経路や設置スペースの幅、奥行き、高さなどを測ることが大切です。特に搬入経路では、「玄関の広さ」「搬入通路の広さ」「障害物の有無」の3つを必ず事前に確認しておきしましょう。ここからは搬入経路で注意すべき3つの点について、詳しく解説していきます。
1.玄関の広さを確認する
エントランスや玄関、エレベーターなどの入り口は、幅、奥行き、高さに余裕がないことがあります。玄関やエレベーターなどの入り口の幅、奥行き、高さが冷蔵庫本体の寸法よりも広く、搬入に十分なスペースがあるかを確認しましょう。なお、入り口を測る時には、扉の開き具合や手すりなどの位置も確認し、エレベーターでは、冷蔵庫本体と作業する人が一緒に入れるスペースがあるかどうかも忘れずにチェックしましょう。
2.搬入通路の広さを確認する
設置場所までの搬入経路に曲がる箇所や階段があるかなどの確認も必要です。曲がる箇所がある場合には、十分なスペースがないと曲がり切れません。事前に運搬を依頼する業者と確認しておきましょう。
コーナーがある場合は、曲がり切れるかを確認する
3.搬入通路に障害物がないか確認する
通路や階段に出っ張りや手すり、ドアノブがあると搬入の妨げになるため、このような障害物があっても十分な幅、奥行き、高さがあることを確認しましょう。また、梁や柱がある、らせん階段を使う、天井が低い、段差がある、階段の踊り場が狭いなど、特殊な住居構造の場合には、搬入できないこともあるため、事前に業者に相談しておくことが大切です。
階段がある場合は、踊り場で向きを変えられるかを確認する
また、玄関の傘立てや玄関マット、壁に貼ってある絵やカレンダーなどが搬入の妨げになる場合があります。玄関から設置場所までの搬入ルートで邪魔になりそうなものはすべて片付け、何もない状態にしておきましょう。
冷蔵庫を検討するならサイズを考えて選ぼう
新しく冷蔵庫を購入して設置する場合は、家族の人数やライフスタイル、設置場所を考慮して選ぶのがポイントです。
我が家にピッタリの冷蔵庫を選ぶ
冷蔵庫は家族の人数や自分のライフスタイルに合った十分な容量のものを選ぶことが大切です。家族の人数に合った容量の目安は、次の式で計算できます。
冷蔵庫の容量=(70L×家族の人数)+120L〜170L(常備品容量)+100L(予備スペース)
自分にぴったりの冷蔵庫の選び方を知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
冷蔵庫を設置する際の注意点
冷蔵庫を設置する際には、いくつか注意点があります。
【床の状態を確認する】
まずは床の状態が丈夫で水平な床面であるかを確認しましょう。じゅうたんやたたみ、塩化ビニール製などの床が不安定な傾いた場所の場合は、冷蔵庫の重量や熱による変形、変色のおそれがあるため、床材の上に補強用の板を敷いてください。
【アースを確認する】
一般的なご家庭の台所に設置する場合、冷蔵庫に直接水がかかることは少ないですが、感電防止のためアース線は取り付けていただくことをおすすめします。
※パナソニックの冷蔵庫の場合、アース線は同梱しておりません。アース線は電気店やホームセンターなどでご購入いただけます。その際は、直径1.6mmの銅線をお買い求めください。
もし、水気や湿気の多い場所に設置する家電には、漏電防止のためにアースの設置が義務付けられています。感電を防ぐためにも、冷蔵庫と電源コンセントのアース端子をアース線で接続しておきましょう。もし、電源コンセントにアース端子がない場合には、アース端子の設置工事が必要になるので、販売店に相談しましょう。
設置後の隙間は十分にあるか
冷蔵庫を設置する時は、壁や天井にピッタリとくっつけないように注意しましょう。壁や天井が近すぎると放熱がうまくいかず、冷蔵庫に余計な負担がかかって消費電力が増えたり、故障の原因になったりする場合があります。また、壁との間に隙間がないと冷蔵庫の扉が十分に開かない場合があり、使いにくくなります。
取扱説明書に従って側面に1~10cm、天井に5~10cmなど、隙間(放熱スペース)をつくるように設置し、冷蔵庫設置後にきちんと決められた隙間ができているか確認しましょう。
家電を買い替える時や引越しの時の「設置スペース」についてはこちらの記事もご参考ください。
くらしに合わせて選べる2タイプの冷蔵庫
冷蔵庫の購入を検討しているなら、自分にとって使いやすいものを選ぶことが大切です。ポイントのひとつとなるのが、使いやすい冷蔵庫の中段が自分にとって便利な仕様になっているかということです。例えば食品を取り出しやすい冷蔵庫の真ん中が「冷凍室」のタイプか、「野菜室」のタイプか、どちらを選ぶかで使い勝手が変わってきます。
パナソニックの冷蔵庫には、「WPXタイプ」などの冷凍室が真ん中の冷蔵庫と、野菜室が真ん中の冷蔵庫「MEXタイプ」があります。ここからはそれぞれのメリットについてご紹介しますので、自分にとって使いやすい冷蔵庫選びの参考にしてください。
ホームフリージングに便利!冷凍室が真ん中にあるWPXタイプ
WPXタイプは冷凍室が真ん中にあるので、作り置きおかずや冷凍食品などをストックしておきたい方におすすめです。
【「はやうま冷凍」なら、自家製の冷凍カット野菜も簡単!】
「はやうま冷凍」機能搭載のため、自家製の冷凍カット野菜が簡単につくれます。業務用レベルの急速冷凍※1によって霜つきを抑え、パラパラな状態で野菜などを冷凍できるので使いたい分だけ取り出せて、時間をかけずに用意できます。
【「うまもり保存」は、使いかけの冷凍食品やホームフリージングをおいしい状態で保存!】
「うまもりカバー」が保存中の温度変化から食品を守ります。霜つきや乾燥・酸化を抑え※2、使いかけの冷凍食品やホームフリージングをおいしく保存・おいしく食べきれます。
加湿もして野菜をうるおい保存!野菜室が真ん中にあるMEXタイプ
MEXタイプは野菜室が真ん中にあるので、毎日の料理に野菜を多く使う方や野菜料理を楽しみた方、野菜をまとめ買いしたい方におすすめです。野菜室が真ん中なので、かぼちゃやキャベツ、大根などの重い野菜もかがまずに出し入れがしやすく、野菜室の奥まで見渡せるので重宝します。
【「手の届きやすいエリア」を使いやすく、整理しやすいスペースに!】
冷蔵室でよく使う3、4段目とチルドルームとアレンジストッカーのエリアが使いやすい設計になっています。また、パーシャル/はやうま冷凍切替室も手の届くエリアにあり、毎日の食事づくりが無理のない姿勢で行えます。
【「Wシャキシャキ野菜室」で約1週間新鮮保存※3】
加湿もできるフィルターが最適な湿度を保ち、エチレンガスを分解するフィルターが野菜の老化を抑制します。野菜のまとめ買いが多い時でも、約1週間新鮮に保存できます。
まとめ
冷蔵庫を搬入する時は、事前の搬入経路の確認が重要です。また冷蔵庫を設置する時は、適度な隙間(放熱スペース)をつくることなど確認しておきたい注意点がいくつかあります。冷蔵庫を購入する際には、搬入ルートや隙間を考慮しつつ、家族の人数やライフスタイルに合った大きさのものを選びましょう。また、毎日使用することから、使い勝手を考えることも重要です。よく使用する機能が取り出しやすい位置にある冷蔵庫であるかも確認しましょう。もし、冷蔵庫の購入を考えている場合は、よく使う機能を使いやすい場所に配慮した、冷凍室が真ん中にあるWPXタイプ、野菜室が真ん中にあるMEXタイプのあるパナソニックの冷蔵庫を選択肢の一ひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
この記事で紹介した商品
※1 最大氷結晶生成帯(-1℃~-5℃)を通過する時間:約28分。実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをラップ包装。クーリングアシストルーム内のアルミプレートの上に置いて急凍した場合、外気温25℃、扉開閉なし(当社測定)。
※2 当社調べ。うまもりカバー内に効果があります。保存状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。
※3 当社調べ。運転状況や食品の種類・状態や量、保存する前の食品の状況によって、効果が異なります。ボトルコーナーは含みません。野菜の乾燥が気になる場合は、ラップや袋に入れて保存してください。
2023年10月16日 家事・くらし
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