「落下ゼロ」を目指した、誤施工・落下を防ぐ自社設計。
パルックLED シーリングライト

点灯するのは、正しい取り付けができた証。
安心して使えるあかりを目指して。

ケガなど重大な事故につながる、天井照明の落下。
こうした落下が起きる原因は、照明器具の構造や耐久性の問題のほか、
取り付けが完全にはできていなかったという場合も。
だからこそパナソニックのパルックLED シーリングライトは、
誰もが簡単に正しい取り付けができる設計を追求。
正しい設置状態になってはじめて点灯する仕組みで、
お客様が安心して使えるあかりをお届けします。

落下防止の要は、取り付けアダプタ。
自社設計の「カチット」。

天井とシーリングライト本体をつなぎ、電気を供給するアダプタ。
ただの付属品と思われがちなこの小さな部品こそ、私たちの落下防止技術の結晶。
取り付けた時に「カチッ」と音がすることから名づけられた、その名も「カチット」です。
自社設計で改良を重ね続け、取り付け作業の簡単さと安全性を両立しながら、
「落下させない」構造を追求しています。

図と写真:配線器具、本体・取り付け用部品・アダプタ(カチット)、シーリングライト本体 図と写真:配線器具、本体・取り付け用部品・アダプタ(カチット)、シーリングライト本体

ヘンな形には意味がある。
小さなボディに満載の独自技術。

カチットは、一見すると少し変わった見た目をしています。
そのパーツひとつひとつには、考え抜かれた独自の技術が。
落下や電気火災を未然に防ぐ設計思想が、そのままカタチになっています。

写真:ロックボタン

天井への中途半端な装着を阻止。
次の手順に進ませないロックボタン。

カチットを天井の引掛シーリングにはめ込む際は、「カチッ」と音が鳴るまで回転させるのが正しい装着方法です。回転不足の時は、ロックボタンが作動。次の手順である、本体の取り付けができない形状に変化し、不安定な取り付け状態のまま使われ始めることを阻止します。また、取り付け後の逆回転戻りも防止します。

写真:羽根のガード

コネクタの破損によるショートを防止。
羽根のガードで通電部を守る。

本体に給電を行うコードのコネクタには、両サイドが羽根のように出っ張った形を採用。万が一、力技で無理やり誤った手順での取り付けが行われ、コネクタに強い負荷がかかった時も、羽根部分が中心にある通電部をガードして絶縁状態を維持し電気ショートを防ぎます。上下左右対称の形状なので、向きも気にせず差し込めます。

写真:樹脂形状

長い期間、重い本体を吊るせる強度を。
割れにくい独自の樹脂形状。

スピーカー付きタイプなど、最近では重量が5 kg 近くなる本体も珍しくありません。カチットの樹脂部分は、単純な円柱型ではない独自の形状。長い期間、重い本体をしっかり支えられるよう、 樹脂パーツが割れにくい強度設計をしています。

確かな品質を支える、高い基準の耐久試験。

さまざまな環境下で長く安心してお使いいただくために、
カチットの安全性や耐久性を厳しくチェック。
公的規格に加え、独自の高い基準で品質試験を実施しています。

1.揺れにくい 2.燃えにくい 3.割れにくい 1.揺れにくい 2.燃えにくい 3.割れにくい

耐地震性試験:水平方向・垂直方向(動画は水平方向)

震度6 強(計測震度6.0 ~ 6.4)レベルの負荷で実験。阪神淡路大震災クラスの地震を想定した安全基準の試験です。

ニードルフレーム試験

製品にトラブルが発生した際、発火するおそれのある部位の周辺に使用される絶縁材料に対して、耐炎性を確認する試験です。

写真:グローワイヤ試験

グローワイヤ試験

製品にトラブルが発生した際、異常過熱するおそれのある部位の周辺に使用される絶縁材料に対し、650℃のグローワイヤを押し当てて耐着火性を確認する試験です。

写真:耐荷重試験

耐荷重試験

本体の重量や取り付け・取り外し時の機械的ストレスによって破損などの異常がないかを、上下に引っ張り合い確認する試験です。

写真:耐荷重寿命促進試験

耐荷重寿命促進試験

長期的な継続荷重に対する耐久性を、高温の過酷な環境によって確認する試験です。

間違った取り付け・危ない取り外しを防ぐ工夫。

カチットが性能を発揮するためには、正しい取り付けが必要不可欠。
誰でも正しい取り付け・取り外しができるよう、
手のひらサイズのボディに、多くの当社独自技術を駆使しています(特許出願済)。

誤った取り付け方では差し込めず、点灯しない。
形状が変化する、電源コネクタの差し込み口。

カチットには、本体から伸びる電源コードを差すための差し込み口があります。実はこの差し込み口は、本体がカチットに正しく取り付けられた状態になってはじめてコードが差せる形状になる仕組み。コードが差さらないと点灯しないので、中途半端なはまり方のまま照明として使用されるリスクを防ぎます。 

※映像は特別なスケルトンモデルで、本体を取り付けない状態で撮影

片手だけの危うい取り外し作業を回避。
両手を使う安定した姿勢へ導くパーツ配置。

カチットは、取り外しの際の安全にも配慮しています。天井に取り付けられているカチットから本体を取り外す時に、取り外し用のレバーを内側から外側に開くように押す仕組みにすることで、両手で支える安定した姿勢に自然となるように設計しています。

カチッと、簡単でより安全に配慮した取り付けへ。

① 引掛けシーリングに付属のアダプタ(カチット)をはめ込む

① 引掛けシーリングに付属のアダプタ(カチット)をはめ込む

②アダプタ(カチット)に本体の穴をあわせて押し上げる

②アダプタ(カチット)に本体の穴をあわせて押し上げる

③電源コードを差し込む

③電源コードを差し込む

④カバーを取り付ける

④カバーを取り付ける

天井の配線器具や取り付けの詳細は下記をご確認ください。

取り付けがさらに手軽で、光が均一。
新たに開発したカチットTも。

カチットT は、取り付けの手軽さと、均一な光を追求。
パルックLED シーリングライトコンパクトシリーズに採用されています。

取り付けている様子

わずか2ステップで
取り付けできる手軽さ。

取り付け手順は、天井にカチットTをはめて、そこに本体を押し上げるだけ。従来の取り付け手順より、さらに簡単になりました。

シーリングライト

本体中央にもLEDを配置
できるから、光が均一。

カチットT は、本体に穴を開けない接続方法を採用。穴がないので本体の中央部分にもLED 素子を配置でき、均一な光で部屋を照らします。

  • 2025 年4月時点の内容です。仕様は予告なく変更になる場合があります。
  • このページのカチットの仕様・写真は、2025 年4月時点のものです。