本家菊屋二十六代目 菊岡洋之さん|シェーバー事業70周年記念モデル スペシャルインタビュー
「時代の変化とともに、恐れることなく冒険している」
本家菊屋二十六代目 菊岡洋之が語る
ラムダッシュパームイン70th ANNIVERSARY EDITIONの魅力
それぞれの道で美を追求するプロフェッショナルたちに、「ラムダッシュパームイン70th ANNIVERSARY EDITION ES-PV70」を体験してもらい感じたことをお話しいただくスペシャルインタビュー。第1弾は、本家菊屋二十六代目 菊岡洋之さん。老舗和菓子司の伝統を守りながら、常に変化に挑み続ける菊岡さんの目には、特別なラムダッシュパームインはどのように映ったでしょうか。
#PR ※弊社から菊岡洋之さんに依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。
本家菊屋二十六代目 菊岡洋之さん
天正13年(1585年)創業、豊臣秀吉公に献上した「御城之口餅」でも有名な老舗和菓子司『本家菊屋』の二十六代目当主。400年を優に超える伝統を守りながら、ECに草創期から取り組むなど新しいチャレンジにも積極的。
日本の風土から生まれた美しさを感じてほしい。
菊岡さんは、和菓子を作るときにどんなことを大事にしていますか。
菊岡:
やはり和菓子の一番の特徴としましては、日本には四季がありますので、四季それぞれの花であったり風であったり、いろいろそういう風なものを表現して変わっていくことだと思います。そこの色合いとかを愛でていただいて、季節感を感じていただいて楽しんでいただきたいですね。
京菓子は、そのものズバリというような表現はせずに、オブラートに包んだような感じで、本当にふぁっと、きんとんに赤でしたり、ピンクを入れて、時期的にちょうど春でしたらそれが桜の花ということになる。それで桜にちなんだ季語とか単語とか、昔詠まれた和歌の中の一部を菓子の銘にしたりするんです。色が違うだけでお菓子の銘が変わるんですよ。おもしろいですよね。
(ES-PV70の)このお色目も、日本の風土からインスピレーションを得たものだそうですが、ここには通じるものを感じますね。
手になじむ重さと大きさが、本当に扱いやすい。
実際にES-PV70を使っていただき、感想をお願いします。
菊岡:
手になじむような感じですね。大きくなくて、本当に扱いやすいと思います。また性能が上がっているのがよく分かります。すごく滑らかですもんね、剃っているこの感じが。きれいに剃れていますよ。滑らか。すごく滑らかです。この大きさなら、ポケットにも入りますよね。車のダッシュボードとかにちょっと入れておいたら、朝の通勤される方には便利かもしれませんね。
重さも、これが軽過ぎても逆に扱いにくいのかなって。これくらいの重量があった方が手になじみやすいというか。こういう風に軽く持って剃れますし、邪魔にならないので、いろんな動きができますね。最初はソフトに当てていましたが、ぎゅっとしっかり押さえ付けて剃っても肌荒れとかもしないだろうなって感じました。
またケースもなかなか。中から宝石出てくるのかなというような、そんなイメージのするケースですね。表面まで手触りが良くて。こういうのでしたら男性だけではなくて、女性が使われてもおしゃれですし、いいんじゃないですかね。
挑戦し続けているから、長く愛されるものになる。
老舗和菓子司として、400年以上も和菓子を作ってこられた理由はなんだと思いますか。
菊岡:
店がここに移ってきたのが、豊臣秀長公が郡山城主で入ってこられた天正13年。西暦でいいますと1585年です。そうすると今年はちょうど440年の年になりますか。
私で二十六代目ですが、それを言うとよく驚かれて、そんな老舗のところで生まれ育って大変やったろうと言われることもあります。しかし長く続けるというのは、時代とともに求められるものに柔軟に、柳の枝のように変化をちょっとずつ続けてきた、その結果なのだと思います。
流行っている店、残っている店、長く続いている店っていうのは、常に変化していって、変化してこられたから生き残った。だから老舗だという。よく老舗っていうのは頑固に、かたくなに、昔ながらのそれを守っていくっていうイメージがあると思いますが、変わってこられたから続けてこられたのだと思います。
こちらの電気シェーバーもしっかりしたベースがありながら、時代の変化とともに怖がることなくひとつ冒険されている。いろいろ盛りたくなるところを、逆に要らないものを削いで削いで。本当にシンプルですよね。そして残った必要最小限の部分を深掘りして、特化している。
大胆な一歩、革新的なものもあるでしょうが、そんなものは数百年に一度あるのかないのかっていうようなレベルだと思います。そうではなく本当ちょっとした、微々たるものの積み重ねといいますか、そこへ一つのエッセンスが加えることができるかで、非常に大きな差が生まれるっていうのを多々見ております。そこらはおもしろさであり、怖さでもあるなっていうのは思っています。