陶芸家 和田山真央さん|シェーバー事業70周年記念モデル スペシャルインタビュー

陶芸家 和田山真央さん|LAMDASH PALM IN SPECIAL INTERVIEW 70th ANNIVERSARY EDITION 陶芸家 和田山真央さん|LAMDASH PALM IN SPECIAL INTERVIEW 70th ANNIVERSARY EDITION

「剃っていて楽しい。新感覚のひげ剃り」
陶芸家 和田山真央さんが語るラムダッシュパームイン70th ANNIVERSARY EDITIONの魅力

それぞれの道で美を追求するプロフェッショナルたちに、「ラムダッシュパームイン70th ANNIVERSARY EDITION ES-PV70」を体験してもらい感じたことをお話しいただくスペシャルインタビュー。第3弾は、陶芸家の和田山真央さん。日常がちょっと楽しくなる器を作り続ける和田山さんの目には、特別なラムダッシュパームインはどのように映ったでしょうか。

#PR ※弊社から和田山真央さんに依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。

陶芸家 和田山真央さん

陶芸家 和田山真央さん

和歌山の加太に工房を構える陶芸家。米国留学中に日本の芸術に目覚め、陶芸の道へ。受賞多数。独自に研究を重ねた釉薬技法が生み出す鮮やかな青の器はワダヤマブルーと呼ばれ幅広く支持を得ている。

使う人がどう感じるかを徹底的に考えている。

器が並んでいる様子 器が並んでいる様子

和田山さんは、器を作るときにどんなことを大事にしていますか。

和田山:
日本の器って唯一、毎日触る。基本的には触る文化が付いているんですね。洋食器は基本、手に取らないですし、持ちませんが、日本の器はお茶わんでも、ボウルでも基本持ちますので、持ったときの感覚というのは大事にしています。
 
作るときは持ちやすさとか、洗いやすさ、料理がきれいに盛れるとかなど、使う人がどう感じるかをすごく考えて作っていますので、(ES-PV70と)共通する場所はあると思いますね。特に質感などはすごく大事ですから、共通する部分が多いのかなと感じます。
 
お客さまに感じてほしいことは、今日はしんどいなとか、料理作るのが面倒くさいなって思っていても、この器使おうってなったときに料理がちょっと楽しくなるとか、日常が少し明るくなってくれたらいいなと思いながら作っています。
 
また色付けは8割方は計算してやって、その濃淡とか温度差によって表情がどんどん変わっていくようにしています。あとは釉薬っていううわぐすり、つまりかける薬はわざと安定しないように作っています。だから、窯を開けるまでは成功か失敗かは分からない。やっぱり焼くことの意味、そこはしっかり持って仕事したいなと思っていますね。焼くという行為をすごく神聖化しています。陶芸ですから、焼かないと終わらないんですよ。

あえて安定しない作り方を選ぶ理由はなんでしょうか。

和田山:
僕自身ではたどり着けない場所を、たまに作ってくれるからです。100パーセントは作れても、120パーセントは作れないじゃないですか。窯で焼くことによってそれを超えてくるときがたまにあるので、その楽しみというか。アドレナリンも出るし。やっぱりできないことを作るっていうことの方が自分にとっては楽しいことなので、それはめざしていますね。

距離感の近さが、使い心地につながっている。

和田山さんにES-PV70を使用していただいている様子 和田山さんにES-PV70を使用していただいている様子

実際にES-PV70を使っていただき、感想をお願いします。

和田山:
持ち心地がすごくいいです。ひげを剃っているって感じよりも、顔をなでているイメージでひげが剃れていくので、剃っていて気持ちいい。剃っても痛くない、新感覚のひげ剃りというか。普段はカミソリを使っていて、ひげを剃るとすごく顔が痛くなるんです。だから、あんまり剃らないようにしているのですが、これ痛くなくて、やさしい感じがします。ひげを剃るのって結構面倒くさいですが、これなら剃っても楽しいかなって思います。
 
この塗装の方法で手に持ちやすくて落ちにくいっていうのは、本当にすごいことですよね。あと重さがすごくちょうどいいです。これ以上軽いと、逆に使いにくいかも。すごく考えて作られているなという感じがしますね。
 
でも一番感じたのは、距離感の近さかもしれないです。これまでのシェーバーと比べて距離が近いので、顔のフェイスラインに合わせる感じで剃れました。そういう意味では、すごく使い心地がいいというか、どこをどう剃っているかが手で分かるというか、なじむ感じがありました。

毎日使うものだから、探求は終わらない。

ラムダッシュ パームイン ES-PV70 ラムダッシュ パームイン ES-PV70

和田山さんが、器を作り続ける原動力はなんでしょうか。

和田山:
自由になりたいと思ってはじめた仕事なので、ものを作ることで自由になれたらいいなというのと、僕はひとつのことが分かったら次のことをして自分の新しい感覚を引き出したいと思うんです。
 
普段使うとか、毎日使うものを作るのって、すごく大変で、電気シェーバーの開発も、おそらくとても奥が深いものだと思います。何かを変えると何かが変わる。そういう小さなところを探求していくのも楽しいですし、終わりがないというか。時代とか生活リズムとかが変わっていくとまたその感覚も変わっていくので、それに合わせて考えるっていうこともすごく楽しいことだと思います。
 
電気シェーバーをこの形にしようって思ったことって、すごい革命じゃないですか。そういうのを発見する喜びとか、それによって使う人が感じることにつながることもあると思うので、人を探求し続ける、その心があり続ける限りはもうずっと作り続けるんでしょうね。

ラムダッシュ パームイン ES-PV70

シェーバー事業70周年記念モデル。