その疲れ「秋バテ」!?秋口に起こる疲れの原因と対処法
秋バテについての監修:佐藤 純(さとう じゅん)
ライター:UP LIFE編集部
2023年10月23日
健康
夏の暑さが過ぎて秋の気配を感じ始めた頃、「体がだるい」「疲れやすい」などの不調を感じたら、それは「秋バテ」の症状かもしれません。この記事では夏から秋の季節の変わり目に感じやすい秋バテの症状と原因や、解消法、秋バテにおすすめのレシピなどを紹介します。
秋バテの症状とは
暑い夏から朝晩が涼しくなる秋口、季節の変わり目に感じる不調は、秋バテの症状かもしれません。
まずは、以下のセルフチェックリストで確認してみましょう。
- 体がだるい
- やる気がでない
- 集中できない
- 胃腸の不調
- 食欲不振
- 胸やけ
- 頭痛やめまい、肩こりがある
- 朝が起きられない
- 疲れやすい
もし、このような症状が複数該当している場合、秋バテになっているかもしれません。
秋バテを引き起こす2つの原因
では、なぜ秋バテになるのでしょうか。秋バテの原因には「気候の変化」と「夏の疲れ」が大きく関係していると考えられています。
【原因1】気候の変化
秋口は、朝晩は涼しくなるため、日中との気温差が大きくなります。また、台風や秋雨前線が日本付近に近づくなど、天気が変わりやすくなります。このような急な気温や気圧の変化は、体に負担となり、体の不調を感じやすくなると考えられています。
【原因2】夏の疲れ(冷え)
夏の間は、冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、冷たい食べ物を摂ったりする機会も多いでしょう。
夏に長時間冷房の効いた部屋で体が冷えてしまう「冷房冷え」は、血液循環が悪くなりやすく、だるさや頭痛、めまい、肩こりといった症状を引き起こす場合があります。この状態で、気温差の大きい秋を迎えると、自律神経のバランスが乱れ、前述したような秋バテの症状が現れやすくなります。
また、夏の冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎによる「内臓冷え」は、胃腸の消化吸収機能を低下させ、秋口に食欲不振や胸やけなどの症状となって現れることがあります。
秋バテの解消法4つのポイント
秋バテを解消するには以下のポイントを押さえて体をケアし、生活リズムを整えることが大切です。
1.じんわり体を温める
秋バテの原因の「冷え」対策には、冷たいものはなるべく避け、体が芯から温まるようにケアすることが大切です。できるだけ、温かい食事や飲み物を摂るようにしましょう。食事では、夏野菜よりも水分が少なく冷え解消効果が期待できる、にんじんやかぶ、ごぼう、大根、れんこん、さつまいもといった根菜類を積極的に摂ると良いでしょう。
根菜類は比較的固いものが多いため、煮込み料理やスープなど、温かい料理にして食べるとさらに体が温まるのでおすすめです。ほかにも秋の朝晩は冷えるため、暖かいパジャマや布団を準備して冷え対策をするのも良いでしょう。
2.たんぱく質やビタミンB群を補給する
食欲がなくても比較的食べやすい、そうめんやそば、うどんなどの麺類は糖質が多く、たんぱく質やビタミンB群、ミネラルなどが不足しがちになります。とくにたんぱく質が不足すると代謝がうまくいかず疲れやすくなります。そのため、肉や魚、大豆、卵などの良質なたんぱく質を意識的に摂ることが大切です。
また、自律神経のバランスを整えるビタミンB群は、たんぱく質の代謝に関わる補酵素の働きもあります。ビタミンB群は豚肉、うなぎ、納豆、ほうれん草などに多く含まれているので、積極的に食事にとり入れましょう。
3.旬の食材で予防と対策を
旬の食材は栄養価が高く、その時期の体に必要な栄養素も多く含まれています。たとえば、秋バテになると「胃腸の不調」や「疲れやすさ」といった体の不調が起こりやすいですが、秋に旬を迎えるやまいもやさつまいもは、東洋医学では、胃腸の調子を整え、疲労回復の助けになるとも言われています。また、かぶやにんじんには、体に潤いを与える働きや消化を助ける働きがあるとされています。さらに秋の味覚の代表格でもある栗は、薬膳では体を温める食材として使われており、秋バテにもおすすめの食材です。このように食養生として旬の食材を摂ることで、秋バテの改善や予防と対策をすることもおすすめです。
4.血行促進で対策する
秋バテで自律神経が乱れると血流が悪くなるため、入浴や運動、マッサージなどで血行促進を促進させることが大切です。入浴はシャワーだけで済まさず、38~40℃のお湯にゆっくり浸かったり、半身浴をしたりして体を温めましょう。また、ウォーキングやストレッチなどの適度な運動は自律神経が整えられ、血流促進にも役立ち、良質な睡眠にもつながります。
秋バテにおすすめ!夏に疲れた胃腸を整える簡単レシピ
前述のように秋バテには旬の野菜を使うことで、夏の暑さで疲れた胃腸を整える働きが期待できます。ここでは旬の野菜とパナソニックの家電を使って作る、秋バテにおすすめの簡単レシピをご紹介します。
- 栗おこわ弁当(オーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aを使用)
栗は食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる食材です。たっぷり栗が入った栗おこわもオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aにまかせれば、材料を耐熱ボウルに入れるだけで簡単に作れます。
レシピはこちらからご覧ください。
- じっくり焼きいも(オーブントースター ビストロ NT-D700を使用)
食物繊維豊富なさつまいもは腸内環境を整え、胃腸の調子回復に役立ちます。オーブントースター ビストロ NT-D700はおいしい焼きいもが作れるトースターなので、ねっとり系のさつまいもを低めの温度でじっくり加熱すれば、まるでスイートポテトのような食感と甘みのある焼きいもが楽しめます。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 【ムラヨシマサユキさん監修】メープルさつまいもトースト(オーブントースター ビストロ NT-D700を使用)
ほっくりスイートなデザートパンです。オーブントースター ビストロ NT-D700を使うので、土台となる食パンも絶品です。
レシピはこちらからご覧ください。
- いもまんじゅう(スチームオーブンレンジ NE-UBS10Aを使用)
蒸し器がなくてもスチームオーブンレンジ NE-UBS10Aを使えば、簡単にいもまんじゅうが楽しめます。秋バテしやすい時期のおやつにおすすめです。
レシピはこちらからご覧ください。
- 鶏肉のレモン蒸し(モロッコ風)(スチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aを使用)
たんぱく質豊富な鶏肉と食物繊維たっぷりのさつまいもを耐熱ボウルに入れたら、あとはビストロにおまかせ。レモン汁とカレー粉のさっぱり&スパイシーな味付けで、食欲増進や疲労回復も期待できます。
レシピはこちらからご覧ください。
体を温め、血液の循環をよくするなどして、秋バテ対策をしていきたいですね。次からは、秋バテ対策をより簡単かつ快適に行うために、役立つ家電をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
秋バテ対策にピッタリの食材を簡単に調理できる!スチームオーブンレンジ
秋バテ対策の料理を作るのに役立つのが、レンジ、グリル、スチーム、オーブン機能が1台になったスチームオーブンレンジ ビストロ NE-UBS10Aです。
ハンバーグなどのメニューも裏返さずにすばやく焼き上げる「両面グリル」や、蒸し器なしでもメニューが広がる「蒸し焼きメニュー」、ボウルに材料を入れたらあとはビストロにおまかせできる「ワンボウルメニュー」、パンやお菓子も焼ける「2段コンベクションオーブン」など、食材を簡単に調理できる機能が充実。秋バテ改善を食事の面からサポートします。
絶品さつまいもレシピが簡単に作れる!トースター
オーブントースター ビストロ NT-D700は、秋バテ解消食材の、さつまいもを使った絶品レシピが簡単に作れるオーブントースターです。
とくに焼きいもは、低めの温度でじっくり加熱する「じっくり焼きいも」と、高温でしっかり加熱する「焼きいも」の2つの専用メニューがあり、どちらもビストロにおまかせで、自動で最適に焼き上げます。もちろん、オーブントースターとして、厚切りパンも冷凍パンも、火力や時間設定なしの自動でおいしく焼き上げてくれます。
半身浴などのリラックスタイムが充実する!プライベート・ビエラ
秋バテ対策としてお風呂にゆっくり浸かったり、半身浴をしたりするなら、防水モデルのポータブルテレビ、プライベート・ビエラをお供にしてはいかがでしょうか。水場でも気にせずに使える防水モデルのプライベート・ビエラなら、お風呂で好きな映像を見ながらリラックスタイムが楽しめます。
プライベート・ビエラを、まずは試してみたい方はこちら!
睡眠環境づくりをサポートする!LEDシーリングライト
睡眠の質を高めるには睡眠の環境を整えることが大切です。パナソニックのパルック LEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」は睡眠環境づくりをサポートします。たとえば「ゆらぎモード」は、ろうそくのゆらぎのようなあかりで、就寝前にリビングのあかりを「ゆらぎモード」にしておくことと、リラックス空間で睡眠前環境を整えます。
また、「マインドフルネスモード」では、光と音楽(瞑想曲)、音声ガイドに沿って呼吸することで、マインドフルネス瞑想をサポートします。リラックスしたいときや就寝前におすすめです。
※特許出願中
光と音楽(瞑想曲)・音声ガイドでマインドフルネス瞑想をサポート。複数のフェーズで構成。
まとめ
秋バテは気候の変化や夏の疲れが原因となって現れるさまざまな症状です。できるだけ早く、生活習慣を見直して、予防や対策をすることが大切です。家電を上手にサポートに使っていくのもひとつの方法です。無理なく体調を整えていきましょう。
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秋バテについての監修
佐藤 純(さとう じゅん)
天気痛ドクター、医学博士、日本慢性疼痛学会認定専門医。中部大学大学院教授、愛知医科大学客員教授。
1983年に東海大学医学部を卒業後、名古屋大学大学院で疼痛生理学、環境生理学の研究をスタート。1987年、米ノースカロライナ大学に留学し、慢性疼痛と自律神経系の関係について研究を行う。名古屋大学教授を経て、2005年より愛知医科大学病院・いたみセンターで日本初の「気象病外来・天気痛外来」を開設。気象医学の第一人者。日本疼痛学会理事などを歴任し、メディアにも多数出演。天気痛研究・治療に尽力している。
2023年10月23日 健康
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