自動ジェット式器具洗浄機
メディカル NP-TMM7-M 特長​

洗浄・熱水消毒※1・乾燥までを自動化​

手洗いに変わって、器具の洗浄から乾燥まで全自動で行う​

器具の洗浄、熱水消毒※1、乾燥を、自動ジェット式器具洗浄機1台でまとめて行います。器具をセットして、コースを選ぶだけなので、スタッフの作業負担​を大幅に短縮できます。

器具の洗浄、消毒、乾燥を自動化 器具の洗浄、消毒、乾燥を自動化

高い洗浄・すすぎ力​

医療現場特有のタンパク質汚れを強力水流と適切な水温、専用洗剤で除去※3します。​

適切な水温​

タンパク質汚れの熱変性を防ぎ、洗剤中の酵素が活性化する40~50℃の高温水により、器具の汚れを除去します。​

洗浄工程​

洗浄40~50℃

タンパク質汚れを除去する温度帯で洗浄

すすぎ常温
消毒80℃10分

手洗いでは難しい80℃の熱水で消毒※1

乾燥ヒーター乾燥

滅菌前の乾燥

コース設定(標準+80℃10分+乾燥30分)の場合

自動ジェット式器具洗浄機(標準コース +80 ℃ 10分)と家庭用食洗機の庫内温度変化​

*「80℃10分」を選択しない場合加熱すすぎ(60~70℃)になります。

熱水消毒​※1

80℃10分間の熱水消毒※1。ISO15883-1 Ao値600を確保​

ISO15883-1では、熱水消毒を評価するために、Ao値(Aノート)という概念を導入しています。Ao値とは、高圧蒸気滅菌法の指標に用いるF値を応用したもので、さまざまな熱水消毒の条件を80℃の熱水消毒に換算し、その時の等価消毒時間(秒)であると定義されています。そして、手術器械の消毒には、Ao値600以上を適用することが求められています。​

本機は、熱水により庫内の温度を、80℃の状態で10分間維持することにより、このAo値600を確保しています。​

* ISO 15883-1: 2006, International standard,Washer-disinfectors-Part1: General requirements, terms and disinfections and tests.

強力水流​

3か所のブーメランノズルと背面ノズルから適切な温度の強力水流を噴射し、隅々まできれいに洗います。​

背面ノズル、上段用ブーメランノズル、下段右用ブーメランノズル、下段左用ブーメランノズル

左上・左右の下かご下部の計3か所および背面から洗浄水を立体的に噴射。凹部や重なる部にも水流が届きやすい構造です。

ブーメランノズル部分の写真

ブーメラン形状のノズルが回転しながら洗浄水を広範囲に噴射。さまざまな角度から繰り返し水流を当てることで、洗浄ムラを抑えます。​

洗浄力を動画でチェック​

タンパク質汚れも除去する専用洗剤​

血液等に汚染された医療器具の洗浄に最適な弱アルカリ性酵素洗剤

専用洗剤(酵素洗剤)​
N-WE01

  • 酸素と弱アルカリの相乗効果により、血液成分の分解力の高い洗浄力を発揮​。

  • 酵素本来の力を活かせるよう酵素安定性を向上​。

  • 医療器具の腐食を抑制​。

  • アルミニウム・銅・真鍮にも使用可能​。

専用洗剤(酵素洗剤) N-WE01

ヘパリン添加羊血液と1%硫酸プロタミン水溶液の疑似汚染物(医療現場における滅菌保証のガイドライン2015準拠)を塗布し室温で4時間乾燥後、酵素洗剤を使用し洗浄したところ、全コースで、洗浄後の残留たんぱく質量100μg以下を実現。

*「洗浄評価判定ガイドライン」(一般社団法人日本医療機器学会 滅菌技士認定委員会 洗浄評価判定の指針を調査・作成するための検討WG)にて定められた洗浄後残留たんぱく質量の目標値。

選べるコース​

器具の汚れや目的に応じて、コースを選択​できます。

操作部

操作部の写真 操作部の写真

(1) 予洗

洗浄前に常温の水で下洗いできます(運転時間:約5分)。

(2) 乾燥選択

乾燥時間などを変えられます。

(3) コース選択

6パターンの洗浄コースと、「お手入れ」「乾燥のみ」が選べます。

  • 洗浄コース:「標準」、「標準+ 80℃10分」、「念入り」 、「念入り+ 80℃10分」、 「スピーディー」、 「スピーディー+ 80℃10分」

コースの選び方

器具の汚れや目的に応じて、コースを選択してください。

こんなときコース
使用後すぐ洗浄するとき標準+80℃10分
使用後、長時間放置した後や、汚れが多い器具を洗浄するとき念入り+80℃10分
軽い汚れの器具や、薬液や液体の凝固防止剤などで前処理されている器具を洗浄するときスピーディー+80℃10分
庫内のお手入れをするときお手入れ
「洗い~乾燥」後、器具の乾きが不十分なとき乾燥のみ

運転時間の目安​

給水温度20℃の場合(水圧0.3MPa、室温20℃)

コース別の運転時間の目安 コース別の運転時間の目安

*合計時間にはドライキープの時間は含みません。

ご注意

  •  給湯の場合、終了時間が短くなります。​
  •  80℃10分を選択していない場合は、すすぎの最後が加熱すすぎになります。​
    (「標準」「念入り」コースは約70℃、「スピーディー」「お手入れ」コースは約60℃)​
  •  冬期など水温が低い場合、洗い~すすぎの時間が約10~20分長くなります。​
  •  室温が10℃以下の場合、乾燥時間が約10~20分長くなります。​
  •  ドライキープの運転時間(約120分)は含まれていません。​
  •  乾燥時間は変更できます。

作業負担を軽減​※2

作業の標準化と危険の除去も​

洗浄からすすぎ、乾燥までを自動化でき、スタッフは器具を専用かごにセットするだけ。高い洗浄力により予洗いの手間も削減できます。器具に合わせた専用かごで、複数の器具を効率よく整理・洗浄でき、器具洗浄業務の負担を軽減。診療準備や患者対応など本来の業務に時間を活用できます。


また、洗浄工程を機械化することで作業のばらつきを抑え、洗浄業務の標準化をサポートします。
加えて、汚染器材への接触機会を減らすことで、針刺し事故などの感染リスク低減も期待でき、限られた人員で運営する診療所やクリニックの業務効率向上に貢献します。

器具の手洗い洗浄イメージ

後付けできるコンパクト設計​

コンパクトサイズの据置き・卓上型タイプで、シンク周りの限られたスペースに後付け設置可能​​

奥行34.4 cm 幅55 cm 高さ59.2 cm

底面積約34.4×55cmだから、シンクの横に設置できます。​

ドアを開けても高さが変わらない前開きドアだから、吊り戸棚の下にも置けます。

ドアを開けても高さが変わらない前開きドアだから、吊り戸棚の下にも置けます。​

ドアを開けても、奥行60 cm幅の棚に収まり、通路にはみ出しません。

ドアを開けても、奥行60cmの棚に収まり、通路にはみ出しません。​

  • 本体と壁の間に4.5cm以上の空間が必要です。
    (上記の寸法には4.5cmのあきを含んでいます。)

ドア開放時、蛇口にあたらないことをご確認ください(背面から60cm以上必要です)。​

イラスト:蛇口にドアが当たっているイメージ

設置脚がついているから、シンクにせり出して設置できます。

イラスト:横置き、縦置き イラスト:横置き、縦置き
  • 本体と壁の間に4.5cm以上の空間が必要です。
    (上記の寸法には4.5cmのあきを含んでいます。)

専用部材を使えば、こんな置き方もできます​

専用の置台を使えば、シンク横の狭いスペースに置ける​。

専用の置き台を使えば、シンク横の狭いスペースにも置ける。

専用の置き台と高さ調節脚を使えば、カウンタ―の上のスペースを使って置ける​。

専用の置台と高さ調節脚を使えば、カウンタ―の上のスペースを使って置ける​
  • 画像中の商品は卓上型食洗機(NP-TZ500)、高さ調節脚はN-SL19です。​

専用部材(別売品)​

専用ステンレス置き台

専用ステンレス置き台
N-SP3

(幅520×奥行297×高さ10mm)
メーカー希望小売価格 5,280円(税込)

高さ調節脚

高さ調節脚

N-SL12(80~120mm)
N-SL19(120~190mm)
N-SL30(190~300mm)
メーカー希望小売価格 6,050円(税込)

  • 写真はN-SL30

100V&分岐水栓で、簡単設置​

分岐水栓に給水ホースを取り付け、100Vコンセントに接続して設置。​

シンクに穴あけ、給水のための専用配管、200V回路の増設工事など不要です。​
設置方法は、以下のとおりです。

  1. シンクの既存の蛇口に「分岐水栓」※3を取り付け、付属の給水ホースを取り付ける。(分岐水栓があれば、給水ホースの取付のみ)​
  2. 交流100V(50Hz/60Hz共用) のコンセントにそのまま接続。(アース接続は必須です)​
  3. 付属の排水ホースを使い、洗い場のシンクへ直接排水を流す​。
  4. 排水時に熱水がそのまま流れるため、排水管へのダメージが心配な環境であれば、耐熱対策を実施。

※3 適合する分岐水栓

分岐水栓の写真

手洗いより経済的​

水道光熱費を節約し、作業負担を軽減します​※2

自動ジェット器具洗浄機なら、手洗いより少ない水で洗えます。また、洗浄から乾燥までを自動で行うので、スタッフの作業負担も抑えます。​

手洗いと自動ジェット式器具洗浄機の洗い方の違い​

手洗いのイメージ

手洗いは、常に新しい水を流しながら洗うので、大量の水が必要​。

自動ジェット式器具洗浄機で洗うイメージ

自動ジェット式器具洗浄機は、庫内に貯めた少量の水をポンプで効率よく循環させて洗うので、手洗いより少ない水で洗えます。

手洗いと自動ジェット式器具洗浄機の経費比較​

ガーグルベースン10個、容器類33個を洗浄した場合※4

手洗いと自動ジェット式器具洗浄機の水道光熱費の比較 手洗いと自動ジェット式器具洗浄機の水道光熱費の比較

ご注意

※4 算出条件:日本電機工業会「JEMA‐HD 32 電気食器洗い機用食器について」に規定される標準食器より、中鉢をガーグルベースン、コップ類を容器類に置き換えて検証。器具数合計43点、水温20℃、湯温40℃。​

手洗い:

〈水道〉使用水量68L(10Lの水につけ置き、0.1L/秒のお湯で1器具あたり洗浄・すすぎ合計13.5秒×43点)、水道料金目安単価262円/m3( 水道料金137円/m3および下水道使用量125円/m3) 日本電機工業会自主基準より。​
〈ガス〉ガス料金目安単価167円/m3 (当社調べ)。​
〈洗剤〉315mL入り手洗い用洗剤:164円:/315mL(総務省小売物価統計調査より)の洗剤を10.3mL使用。​
〈人件費〉ガーグルベースン、容器類各1点あたり洗浄・すすぎ合計13.5秒、時給2,566円(令和4年賃金構造基本統計調査)。


自動ジェット式器具洗浄機(標準コースの場合):​

〈水道〉標準使用水量11L。​
〈電気〉標準電力量0.9kWh、31円/kWh(家電公取協調べ 2022年7月改定)。​
〈洗剤〉洗剤使用量15mL、専用洗剤6,000円/L。​
【2023年5月現在】

  1. 消毒方式: 熱水噴射式(80 ℃10分間) 熱水消毒を行う場合は80 ℃10分を設定してください。
  2. 食洗機において日本電機工業会で定義されている手洗い時間を器具に置き換えて「時間」を算出。
  3. 日本医療機器学会編「洗浄評価判定ガイドライン2012年8月」記載の洗浄評価判定方法と許容値に則り、各コース運転後の残留タンパク質が100μg以下であることをクリアしている。