竃炊きのその先を目指して。 ”炊く”を極めるものづくり

美味しく炊き続けるための、パナソニック品質 美味しく炊き続けるための、パナソニック品質

美味しさやお手入れの不具合はないか?万一故障しても、安全性は完璧か?量産化に向け立ちはだかるのは、560項目のチェック関門。お客様に100%良品をお届けするための、徹底した品質管理に迫る。

お米の対流を何十万台、一定にすること

同じ材料、同じ工程で製造しても、仕上がりにバラつきは生じてしまいます。特に、IHコイルと内釜の位置関係は炊き上がりに大きく影響する部分。その距離を一定にするため「ギャップ調整」という品質管理を行っています。距離が離れていても炊飯自体に支障はありませんが、美味しさを追求する私たちにとって、決して見逃せないポイントなのです。
量産時に、コンピュータで距離のバラつきを計測。設計目標の0.6ミリ以内にするために、7種のキャップによりコンマミリ単位で補正します。「ギャップ調整」することで、釜内のお米の対流を何十万台分、一定にしていく。全てのお客様の味覚にお応えするための配慮を忘れません。

お米の対流を何十万台、一定にすること

[写真]釜の高さ、本体の深さを計測、そのギャップにマッチするキャップを選定し調整する。

髪の毛1本挟まっても、エア漏れを見逃さない

本来あるべきではない部分からの蒸気漏れや、加圧時の圧力漏れがないかなど、気密性を確保するために、私たちは独自のエア漏れ検査を行っています。
一台につき20秒程、パッキン部分を熱風で少し膨張させ、炊飯に近い状況で20キロの空気圧をかけチェックするというもの。通常こういった検査は、水を加熱し目視で確認することが多いのですが、私たちの方法は、パッキンに髪の毛一本でも挟まっていたらNGになる程の検出精度。◯か×かの機械的判定なので精密、かつ確実なのです。

髪の毛1本挟まっても、エア漏れを見逃さない

[写真]目視ではなく、機械を用いて、より厳密な検査を実施。

保証期間の1.5倍クリアが、商品化基準

商品には保証期間が定められていますが、実は、その1.5倍の期間をクリアしたものだけをご提供しています。量産開始時には、通常の炊飯を100回行うほかに、様々なシチュエーションを想定した使い込み耐久テストを実施。製品に油を塗ったり、炊飯中に本体にふきんをかけたり、故意に衝撃を加えたり。蓋の開閉やコンセントの抜き差しも何度も何度も。通称“いじわる試験”を繰り返し、品質を見極めています。

保証期間の1.5倍クリアが、商品化基準

[写真]炊飯中にふきんをかけるなど、あえて厳しい条件をつくり出し、品質をチェック。

一重の安全ではなく、多重安全がモットー

炊飯器にあってはならないのが、発煙発火。そのための安全対策は特に厳しいですね。万一水がかかっても“誘いの溝”で基板の重要部に絶対に水がかからないようにしたり、どこか部品が壊れたら電源が入らないようにしたり。そもそも安全性においては、材質や形状、加工処理など設計基準からハードルは高いのです。でもそれだけに依存せず、多重安全という観点で検証を重ねていく。こうした環境が、パナソニック品質を支えています。

一重の安全ではなく、多重安全がモットー

[写真]水は電化製品の大敵。水が浸透しやすい洗剤水を用いた注水試験で安全性を確認。

竃炊き全工程を徹底解剖した、炊き技
竃炊きの熱を計算し尽くした、内釜づくり
炊く、試食を繰り返しての、美味しさ開発
美味しく炊き続けるための、パナソニック品質