炊飯器ってどう選べばいいの?自分にぴったりな炊飯器を見つけるための選び方をご紹介
新しい炊飯器の購入を考えているけど、どう選んだらいいかわからない…そんなあなたのために炊飯器を選ぶときのポイントをご紹介します。機能や種類の違いを理解して、自分にぴったりな炊飯器を見つけましょう。
ポイント1:炊飯容量から選ぶ
家族構成や1日に食べる量、1度に炊きたい量などによって最適なサイズは違ってきます。
普段ごはんを食べる量をきちんと把握して、ライフスタイルに合ったサイズを選びましょう。
炊飯容量の目安
一般的に1~2人暮らしは「~3合炊き」、3~5人家族は「5.5合炊き」、大家族は「1升炊き」が目安と言われています。
実際には、一人一人の食べる量によって必要な炊飯量が変わってきます。0.5合でお茶碗約1杯分を参考にサイズを選んでみましょう。
最も標準的なサイズが5・5.5合炊きの炊飯器です。3~4人家族ならまずはこのサイズを中心に選びましょう。
ひとり暮らしの方には3合炊きサイズがおすすめです。サイズが小さいので、設置スペースが狭い方にも。
5人以上の家族、複数世帯の方は1升(10合)炊ける炊飯器があると安心できるでしょう。
迷ったら5・5.5合炊きがおすすめ
炊飯容量の目安はあくまで家族構成や1日に食べる量をもとにしたものです。結婚や出産、子どもの成長などを考えて、最初から多少余裕のあるサイズを選んでもよいかもしれません。
また、同じ3合を炊く場合でも、5・5.5合炊きで炊いた方が対流を起こしやすく、おいしく炊き上がるためおすすめです。
ポイント2:加熱方式から選ぶ
電気炊飯器の加熱方式は、「IH(圧力IH)」「マイコン」があります。加熱方式によってお米の炊き上がりや価格に大きな違いがあるため、何に重点を置くか考えて選びましょう。
今の主流はIH(圧力IH)方式
IHで内釜を発熱させて加熱する方式です。
圧力機能が備わった機種もあり、加圧することで水の沸点を上昇させ、さらに高い火力でお米を炊き上げます。
シンプルな構造のマイコン方式
内釜の底にあるヒーターで加熱して炊き上げる方式です。
ポイント3:内釜の素材から選ぶ
内釜の素材も、炊飯器選びでは重要なポイントです。
素材によって、発熱性・熱伝導性・蓄熱性が異なるため、ごはんの炊き上がりを大きく左右します。
また、内釜は炊飯器から取り外して扱うことが多い部分なので、丈夫さや使い勝手のよさも忘れずに確認しましょう。
ポイント4:豊富な炊き分け機能やコースから選ぶ
昨今の炊飯器はお米の銘柄にあった炊き方をしたり、その日のメニューにあった食感にできたりと、「炊き分け」技術が進化しています。炊き分け機能を活用することにより、普段の食卓がより豊かになるでしょう。
炊き分け機能
銘柄米の炊き分け
お米の食味や食感は、銘柄によって様々。
お好みの銘柄米がある方は、その銘柄の個性を引き出す炊き分けができるような製品を選びましょう。
好みの食感で炊き分け
かため・やわらかめなど、お好みの食感があれば、食感を指定できる機能があるものがおすすめです。
ごはんメニューに合わせたコースや、
冷凍・早炊きなど便利なコースもチェック
玄米・麦ごはんなどの専用コース
炊込みごはんや玄米、おこわなどをよく食べるなら、それぞれのメニューに特化した炊き方ができるコースがあるか確認してみましょう。
冷凍ごはん用の専用コース
炊いた後のごはんを冷凍することが多いなら、冷凍してもおいしく食べられるコースや機能があるかチェックしましょう。
忙しいときに便利な早炊きコース
疲れて帰ってきたときや、お弁当づくりで忙しい朝でも素早く炊けて便利な早炊き機能。炊飯器が最短何分で炊けるのかも要チェックです。
その日のお米の状態で炊き分ける機能も
同じお米でも、時期や保管状況によって味は変化します。なので、その日のお米の状態に応じて、自動で最適な炊き方ができるものを選ぶと、1年中毎日おいしいごはんが食べられるでしょう。
パナソニックではお米の状態を見極めて炊き方を調整する、「ビストロ匠技AI」という機能があります。
保温機能も選ぶときのポイントに
「よく保温をする」というご家庭であれば、保温機能についても確認しましょう。保温中にごはんの水分が抜けにくい仕組みになっているものを選ぶと、時間が経ってもおいしいごはんを楽しめます。
ポイント5:使いやすさとデザイン
毎日使うものだから、炊飯器は普段使いのしやすさやデザイン性も重要なポイントです。
使いやすさ・お手入れのしやすさ
毎日使うものだからこそ、扱いやすいものがいいですよね。
内釜は、軽いものや洗米できるものを選びましょう。
他にもお手入れでは、毎回洗う必要がある部分はいくつあるか、食洗機を使用できるか、などもおすすめのチェックポイントです。
飽きにくく、操作性にも優れたデザイン
炊飯器はメーカーによって形状や色、質感も様々です。キッチンも一つの空間だからこそ、デザインにもこだわりましょう。
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操作パネルも、デザインを邪魔せず、直感的に操作できるものがおすすめです。