フルサイズ一眼カメラ DC-S5FIRMWARE Ver.2.8

機能追加・向上に対応したファームウェアのダウンロードサービス。

DC-S5 ファームウェアアップデートのお知らせ(2024年10月9日公開)

Ver.2.0
動画記録とAFの強化

Cinema4K(4096×2160)動画記録に対応

MOV形式による、以下のCinema4K(4096×2160)動画記録に対応します。

C4K
59.94p 記録, 150Mbps(4:2:0, 8bit LongGOP), LPCM
29.97p 記録, 150Mbps(4:2:2, 10bit LongGOP), LPCM
29.97p 記録, 100Mbps(4:2:0, 8bit LongGOP), LPCM
23.98p 記録, 150Mbps(4:2:2, 10bit LongGOP), LPCM
23.98p 記録, 100Mbps(4:2:0, 8bit LongGOP), LPCM
50.00p 記録, 150Mbps(4:2:0, 8bit LongGOP), LPCM
25.00p 記録, 150Mbps(4:2:2, 10bit LongGOP), LPCM
25.00p 記録, 100Mbps(4:2:0, 8bit LongGOP), LPCM

ATOMOS社製 Ninja V HDR モニター/レコーダー※1※2へ動画RAWデータを出力

ATOMOS社製 Ninja V HDR モニター/レコーダー※1※2へHDMI経由で、5.9K 29.97pや4K 59.94pなどの動画RAWデータの出力が可能になります。ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAWをNinja Vで記録できるので、プロの映像制作ワークフローへ柔軟に応えます。

RAWデータ表とS5

※画像は、はめ込み合成したものです。

動画アシスト機能の拡充

  • ベクトルスコープ表示…色相・彩度を測定し、適切なホワイトバランス設定をサポートします。
  • マスターペデスタル…映像の基準となる黒レベルを設定できます。
  • SS/ゲイン操作…シャッタースピードの「角度表示」、ゲインの「dB表示」に対応します。
  • フリーアングルモニター回転時の画面反転表示の選択

「1点AF」、「1点+補助AF」設定時の自動認識AF※3に対応

AFモードを「1点」、「1点+補助」に設定時も、自動認識(顔・瞳認識AF・人体認識AF・動物認識AF)が有効になるので、認識した被写体に合わせて、ピントの追従精度が向上します

1点AF/1点+補助AF設定時、自動認識に対応 1点AF/1点+補助AF設定時、自動認識に対応

動画撮影時の「AF+MF」に対応

「AF+MF」をONにすると、AF設定時でも動画の撮影中にマニュアルフォーカス操作が可能になります。手前に小さな被写体があるシーンなどで、素早いピント合わせが可能になります。

V-Log撮影時のAF性能向上

新しいフォトスタイルを搭載

  • L.クラシックネオ…カラーフィルム風の、ノスタルジックで優しい色合い
  • L.モノクロームS…ポートレート撮影に適した軟調で柔らかな印象のモノクローム

※1 各モードの記録対応状況は、ATOMOS Ninja Vのバージョンによります。詳細は、ATOMOSにお問合せください。
※2 対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
※3 自動認識AFとして「OFF / 人物 / 人物・動物」を切換え可能

Ver.2.2
カメラの縦位置情報設定・ACアダプター・DCカプラー使用時、エコモードの有効化に対応など

カメラの縦位置情報設定

動画撮影時にカメラの「縦位置情報」を「記録する/記録しない」の設定が選択可能になりました。パソコンやスマートフォン再生時に自動で縦横のカメラの向きを変わらないように設定可能。俯瞰撮影などの縦横のカメラ向きを誤認識しやすいシーンなどで活用できます。

ACアダプター・DCカプラー使用時、エコモードの有効化に対応

電源供給する別売のACアダプター(DMW-AC10)とDCカプラー(DMW-DCC17)使用時、「エコモード」メニューでスリープに設定することが可能です。

●詳しくはダウンロードサイトの更新履歴を参照ください。

Ver.2.3
動画記録性能機能強化

Blackmagic Design社製レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」へのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応し、「Blackmagic RAW」記録が可能

カメラ本体からHDMI経由で、Blackmagic Design社製レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」へ、5.9K、4K、アナモフィック(4:3)3.5Kの12bit動画RAWデータをHDMI出力できるようになりました。これにより5.9Kサイズの「Blackmagic RAW」記録が可能となり、撮影後にBlackmagic Design社製ソフトウェア「DaVinci Resolve Studio」ですぐに編集できるなどポストプロダクションへの対応力を強化し、映像制作のワークフローを強力にサポートします。

※画像は、はめ込み合成したものです。

■動画RAWデータ出力対応モード

エリア解像度フレームレートアスペクトHDMI出力
フルサイズ5.9K(5888×3312)29.97p/25.00p/23.98p16:912bit
ASP-C4K(4128×2176)59.94p/50.00p/29.97p/25.00p/23.98p17:912bit
ASP-C
アナモフィック
3.5K(3536×2656)50.00p/29.97p/25.00p/23.98p4:312bit

*バージョン3.4.3以降のBlackmagic Video Assist 12G HDRをお使いください。
*本機の動画RAWデータの記録は、以下の外部レコーダーで動作確認済みです(2021年6月現在)。Blackmagic Design社製 Blackmagic Video Assist 5” 12G HDR。詳細は、Blackmagic Designにお問い合わせください。
*対応する外部レコーダーが持つ、すべての性能を保証するものではありません。
*Blackmagic RAWデータの再生には、DaVinci Resolve, DaVinci Resolve Studio が必要です。また、 Blackmagic RAWデータの編集には、DaVinci Resolve Studio が必要です。

動画RAWデータ出力時のビューアシスト対応

動画RAWデータ出力中に、DC-S5のモニターやファインダーで映像を確認することができます。V-Log撮影時に相当する映像を確認できるほか、「V-Logビューアシスト」機能を使えば、プリセットのVlog_709のルックアップテーブルを適用した「LUTビューアシスト(モニター)」機能での映像確認ができます。

V-Logビューアシスト

V-Logビューアシスト

その他の特長

注意事項

  • 画面表示は仕様変更により予告なく変更する場合があります。
  • 画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。
  • 「Blackmagic Design」、「Blackmagic RAW」、「DaVinci Resolve」は、 Blackmagic Design Pty. Ltd. の登録商標です。
  • Ninja V / ATOMOSは、ATOMOS Limited の登録商標です。
  • Apple、ProResは、米国Apple Inc.の米国、および各国における商標、または登録商標です。
  • その他の商標および登録商標は、それぞれの所有者の商標および登録商標です。